はじめまして、留学やワーキングホリデーなど海外でよく生活するMasakoです。
留学や海外へいくときに、どんな虫がいるのか気になりませんか?
「フィリピン留学に行きたいけど虫が多いって本当?」と、虫嫌いな人は発展途上国の虫事情が特に気になりますよね。
フィリピンでは主に蚊、アリ、ダニ、ゴキブリ、ハエの5種類を見かけることが多いです。危害を加えない虫ならまだいいのですが、ウイルスに感染した蚊などは刺されることで病気になる可能性もあるので要注意です。
そこで今回は、フィリピンに留学した友人の体験談を参考にしながらフィリピンの虫事情とその対処法を紹介します。虫除けにおすすめの持ち物なども伝えるので、これを読んで虫対策をしてくださいね。
[目次]
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そんなフィリピン留学でよく耳にするのが虫の存在。温かい国で自然も多いので、日本と比べると虫に遭遇する確率が高く感じるのかもしれませんね。
フィリピンに留学した友人は、滞在する都市や学校、寮によって虫に遭遇する確率は変わると言っていました。自然が多いところに留学するともちろん虫は多いです。また新しい寮だと虫は見かけづらく、年季の入った古い寮だと虫が多いです。
ただし、虫によっては命の危険にさらす種類もいます。事前にどのような虫がいるのか、対処法を知って心の準備をしておきましょう。
フィリピンでよく見かける虫は蚊、アリ、ダニ、ゴキブリ、ハエの5種類です。ここではフィリピンに留学した友人が体験した虫のエピソード、そして対処法も一緒に紹介します。
フィリピン留学で一番気をつけたいのは、間違いなく「蚊」です。東南アジアの蚊に刺されると「デング熱」や「マラリア」にかかる可能性があり、日本のように刺されたら薬を塗るだけで良いものではありません。
脅すつもりはないのですが、生物の中で「蚊」が一番人間を殺しているんです。人よりも蚊が人間を殺しているなんて驚きですよね…。
【出典】mail online「Forget sharks - mosquitoes and SNAILS are the world's deadliest animals」
蚊に刺されたとき、体力のある成人なら入院だけで済む場合もありますが、赤ちゃんや高齢者は抵抗力が落ちているため、死に至るケースもあるんです。
友人によると、フィリピン留学中にマラリアにかかった人は見ていないそうですが、フィリピンではデング熱にかかった人が多いそうです。
しかしフィリピン人がデング熱にかかったとしても「あぁデング熱ね〜」といった対応で済むことがほとんど。現地の人は結構慣れているようですが、十分気をつけないといけません。
蚊の対処法は以下の3つです。
フィリピンに留学するときは虫よけスプレーやムヒ、蚊取り線香を持っていきましょう。現地の虫除けスプレーでも効果はありますが、日本から持ってくるほうが使い方も分かるので安心です。
フィリピンでアリを見かけることは日常茶飯事です。特に学校や寮が古い建物だと、壁のスキマなどから当たり前のようにアリの行列が入ってきます。
アリは蚊と比べると被害は小さいですが、中には噛んでくるアリも。その場合はかゆみや腫れがともなうことがあるので、たちが悪いです。
アリによる大きな被害を防ぐには、以下の4つを試してみてください。
アリが近づく原因は「食べ残した食べ物に寄ってくること」です。食べ物など袋をしばっていなかったら、気づいた瞬間にはもう手遅れ。アリまみれになります。
例えばバナナの皮を置きっぱなしにすると、アリが寄ってくるのでバナナの皮一面が真っ黒になるようです。気持ち悪いですよね…。
食べ物を放置せずに、清潔にしておくことがポイント。甘い果物にも寄ってくるので、カバーをするなど工夫しましょう。
フィリピンでは日本で見慣れている虫が多く、ダニもその1つです。ダニは布団やマットレス、ソファなどに生息し、刺してくることが多いです。ペットがいるホームステイ先も要注意ですよ。
かゆみがあるのに蚊に刺された覚えがない場合は、ダニを疑ったほうがいいかもしれませんね。人によってはダニに刺されると真っ赤に腫れて、強いかゆみもでるので要注意です。
ダニは布団によく生息します。布団を清潔に保つには干したり、掃除機で吸ったりすることが多いかと思います。
さらに効果的な方法は、ランドリーなどで高温乾燥をすること。30分ほど乾燥すると、ほとんどのダニを駆除できます。乾燥後はダニの死骸を掃除機で吸い取りましょう。
ゴキブリはどこの国でも誰からも好かれません。フィリピンは暖かい国なので、ゴキブリもすくすくと大きく育つようです。
ちなみに友人は、フィリピン留学中に部屋や教室では見たことがないらしく、道端で一度見たくらいだそうです。新しい学校やこまめに清掃している寮などは、きれいなぶんゴキブリが少ないのかもしれません。
被害がなさそうなゴキブリなのですが、実は「ゴキブリは噛んでくることもある」のをご存知ですか?しかも噛む力が人間の5倍にもなるようで、実際に噛まれてしまうと腫れる、人によってはアナフィラキシーショックを起こすことがあります。
思ったよりも恐ろしいですが、基本的にゴキブリは動いている人には近づきません。噛まれることは稀なので、すみやかに駆除しましょう。
フィリピンにはゴキブリを見かけたら、踏んで殺そうとする強者もいます(笑)。さすがにそれは厳しいので、スーパーなどで買えるゴキブリ用の殺虫剤を買うのがおすすめです。
特に「Baygon」というゴキブリ退治スプレーが最強です。日本のスプレーよりはるかに強く、すぐにゴキブリを退治できる優れもの。
ただし効果が強すぎるので、人がいないところで使うなど用途には気をつけないといけません。
友人はゴキブリホイホイを持っていって退治しましたが、ゴキブリはあまり獲れなかったようです。それどころかヤモリがたくさん獲れてしまったので、日本のゴキブリ退治グッズは不向きだと思います。
フィリピンで日常的にみかけるのはハエです。まだ発展途上国であるため、衛生面も日本よりは劣ることがほとんど。そのため生息数も多く、市場や家の中にも入ってきます。
ハエは何もしないからまだいいのですが、近くにいるとうっとうしいですよね。そしてご飯を食べているときは食べ物につくこともあって嫌です。また学校にもコバエが多いようで、友人が「授業中は気が散る」と話してくれました。
おすすめのハエ対策は、ハエ取り紙を天井から吊り下げておくこと。
粘着テープになっているので、ハエはよく取れます。わざわざ殺そうとしなくても、罠で勝手にハエが駆除できるので便利です。
見た目は気持ち悪く、誤って自分も引っかかりそうになるので注意してください。
フィリピンではヤモリもよく見かけますが、ヤモリは人間に危害を加えることはないので安心してください。むしろ、先ほど紹介したゴキブリやダニなどの虫を食べてくれるので、ヤモリが家にいた方がラッキーです。
フィリピン人はゴキブリを足で踏んで殺そうとしますが、ヤモリは殺しません。ヤモリは虫を食べてくれる救世主なので、家にいても追い払わないようにしているようです。
ヤモリと共存して生活するのが、虫による被害を最小限になくすコツです。
フィリピンに留学すると決めたら、虫退治に使えるグッズを日本から持っていっておくと安心です。自分の身は自分でしっかりと守りましょう。
おすすめの持ち物を2つ紹介しますね。
フィリピンは年中暖かいですが、半袖半ズボンだと虫に刺される可能性がグンと上がります。ちょっと暑いかも知れませんが、蚊が多い川や山に遊びに行くときは長袖と長ズボンを着用するようにしましょう。
個人的にはユニクロで買えるUVカットのカーディガンがおすすめです。
虫除けスプレーやムヒは持参して絶対に損はしません。海外のムヒは塗った後にベタつくものが多いのですが、日本のムヒは塗った後スーッとして気持ちいいので快適です。
また日本製品で使い慣れている人も多いので、肌荒れする心配がないことも安心できます。
フィリピン留学でよく見かける虫について紹介しましたが、気にしすぎるとどこの国にも留学できません。
虫はフィリピンに限らず、どこでも存在します。危ない蚊などはもちろん注意しないといけませんが、「虫が多そうだから留学したくない!」となると、どこにも渡航できなくなります。
策を練ったら気にしないのが最も良い対策じゃないかと思いますよ。
今回は実際にフィリピンに留学した友人の体験談を踏まえて、フィリピンの虫情報と対策について紹介しました。
フィリピンでよく見かける虫は、以下の5つです。
またフィリピンのヤモリは上記の虫たちを食べてくれるので、間違っても退治しないようにしましょう。
フィリピン留学は、虫とも共存することで帰国後に小さなことで気にしなくなり、そのぶん強くなれます!フィリピン留学を控えている人はあらかじめ対策をして、がんばりましょう。
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