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海外留学予備校ってどんなもの？留学前に通うメリットとデメリットを徹底解説

留学方法・時期・期間
- 公開 : 2019/12/13 編集 : 2024/07/11
- Machako

海外留学予備校

海外で留学をする前に、心配なのが英語力ですよね。

「留学でクラスのレベルについていけるかな……。」
「自分で勉強しようと思っているけど、何から勉強すればいいのかわからない……。」

なんて人も多いかと思います。

留学する前にちょっとでも英語が理解できたら、いいスタートが切れそうですよね。

そんな時に知ってほしいのが、海外留学のための予備校があることです。

しかし留学予備校は一般的でない為、あまり情報がありません。せっかく高いお金を払って申し込んだのに、求めていたものとズレていた場合ショックですよね。

そんな結果を避けるため今回は、

・海外留学のための予備校とは？
・海外留学の予備校へ行くメリット・デメリット
・海外留学のおすすめの予備校

を紹介します。

海外へ留学する前に英語力を高めたい人は、ぜひチェックしてみてくださいね。

［目次］

海外留学予備校とはどんなところ？
海外留学予備校の種類
海外留学予備校に行くべき人
海外留学予備校のメリット
海外留学予備校のデメリット
おすすめ海外留学予備校3選
まとめ

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海外留学予備校とはどんなところ？

海外留学予備校

海外留学は聞いたことがあるものの、その予備校はあまり知らない、という方も多いかと思います。

そこで予備校がどんなところなのか、身に付けられるスキルや予備校の種類を紹介します。

海外留学予備校の概要

海外留学の予備校とは、海外の大学入試突破、また留学の事前学習としてのTOEICやIELTSのスコアアップを目標とした学校です。

特に現地の大学やLLM（法律学校）、MBA（経営学修士）に通うには、英語力が必要不可欠です。そういった場合に日本で海外留学予備校に通い、試験突破やスコア獲得のメソッドをプロから教えてもらうことができます。

身につくスキルは？

海外留学予備校の主な目的は「海外の大学・LLMやMBAのような難関専門学校への進学」や「TOEICやIELTS、TOEFLのスコアアップ」を目的としたものです。

よって学べる内容としては大学試験突破やスコア獲得のための攻略法となります。

ですので、英会話能力の向上に集中したいという方は、英会話教室にいくことをおすすめします。

もちろん海外留学予備校で勉強する内容も、全体的な英語力アップには繋がるでしょう。

しかし英語の授業が発展的なレベルであったり、テスト攻略のためのトレーニングが中心となったカリキュラムであったりと、「留学前に英語に慣れておきたい！」という目的の方には合わないかもしれません。

海外留学予備校の種類

海外留学予備校

海外留学の予備校はいくつか種類があり、それぞれ提供している授業の内容や提供形態が異なります。

はじめに、授業内容の違いをご紹介します。

目的によって変わる授業内容

まず海外留学といってもたくさん種類がありますよね。
多くの場合は

・語学学校
・海外大学
・MBA
・LMM
・海外大学院

が一般的かと思います。

それぞれの進学には求められる能力や試験の種類・スコアは異なります。必ず自分の目指す進学先が求めているものを確認しましょう！

下記は大手海外留学予備校のアゴス・ジャパンが挙げているモデルコースです。
一例ではありますが、参考にしてみてください。

語学学校

まず初めに最も留学予定の人が多い、語学留学についてご紹介します。

基本的に語学留学の際に英語力やスコアも求められることはほとんどありません。
しかし、留学前に最低限の英語力やスコアを伸ばしておきたい、という方は多いです。

そのような場合、TOEICやTOEFL、IELTSでのスコアアップを目指すのが良いでしょう。

特にTOEICは比較的優しいレベルで、最も挑戦しやすいテストだといえます。

海外の大学進学

多くの海外の大学への進学に必要なのはTOEFLとSATというテストのスコアです。

その他推薦状やエッセイ、高校時代の成績や課外活動も入試に考慮されることが多いです。
特に難関校の場合はTOEFLで100点以上のスコアを求められることも。

そのため準備期間は1年～1年半と推奨されています。

MBA（経営学博士号）

MBAとは「Master of Business Administration（経営学修士号）」の略で、大学院レベルで経営学を学ぶプログラムです。

この学校に入学するにはTOEFLとGMATというテストを受ける必要があります。また、MBAと呼ばれる人物評価に関するテストで、インタビューやエッセイ提出も行わなければなりません。

LMM

LMMとは「Master of Laws（LLM）」の略で、法学専攻の大学院のことを示します。法律事務所から派遣されて留学してくる方や、企業の法律顧問として就職するために留学する方が多いです。

この学校に入学するにはTOEFL IBTのスコアとエッセイ、レジュメ、推薦状が必要となります。

大学院進学

大学院へ進学する場合、TOEFLとGRE(R)TESTと呼ばれるものが求められます。
　

GRE(R)TESTはネイティブ向けに作られたテストのためレベルは高いです。大学院レベルの読解力や論理的思考力、単語力が求められるのでプロの指導を受けるのが善策かもしれません。

以上5つが主な留学先別の勉強すべき内容です。

もちろん国や希望する学校のレベルにより、項目や基準点は様々です。
ご自身の希望校の入試情報をしっかり調べてみてくださいね。

2パターンの受講方法

次は受講方法についてご紹介します。

海外予備校の受講方法は実際に校舎に通学する方法と、オンラインの2パターンです。どちらタイプがいいのか、自分の目的に合わせて選びましょう。

通学タイプ

予備校塾タイプは、短期集中プログラムや長期タイプなど自分のなりたいレベルによって様々です。最大6名でグループ受講するタイプが多く、他の人の考え方も共有できるので競争心が上がります。

ただこの通学タイプのデメリットとして、授業を提供している学校があるのは主に都市圏が多いということが挙げられます。特に海外大学進学のための予備校に関しては東京・大阪にしか学校がありません。

都市へ出るというのも手ではありますが、地方の方には少しハードルの高い受講方法といえるかもしれません。

オンラインスクールタイプ

地方在住の方や、忙しくて学校に行けない人のためにオンラインスクールという通い方があります。

忙しい方でもwi-fiとパソコン（端末）さえあれば、どこにいても受講することができるのが魅力です。

海外留学予備校に行くべき人

高いお金を払って、海外留学の予備校へ行くべきか悩みますよね。

ここでは、失敗しないためにどんな人が予備校が合っているのか紹介します。

入試に必要な英語力に達していない人

現地の学校へ留学する場合に、IELTSなどの英語を証明するための入学テストがあります。そのレベルに達しなければ入学ができないので、現地での留学は難しく狭き門です。

留学したいのに、英語力が足りない場合や自信がない人は、留学の予備校に行くことでしっかりと学ぶことができます。

プロの講義を受けて、効率よくスコアアップしたい人

予備校へ行けば、プロの講師からテスト攻略のポイント、IELTSなどのテスト対策を学ぶことができます。

確実にスコアを上げたい、留学する上でどんなテストが出るのか対策をしたい人はプロから教わるほうが留学するための近道になりますよ。

1人で勉強ができない人

「お金をかけずに勉強したい！」と独学で勉強すると、どこから勉強すべきか悩んだり、サボりがちになりなかなか成果が出なくなる可能性が高いです。

独学が苦手で挫折しやすい人は、留学予備校に通えばやらざる得ない状況になるので続けることができます。

海外留学予備校のメリット

海外留学の予備校へ行くメリットは4つあります。

・独学が難しい科目を教えてくれる
・勉強に集中する環境を確保できる
・留学情報など情報交換ができる
・同じ目的を持った友達ができる

順番に解説しますね。

メリット（1）独学が難しい科目を教えてくれる

IELTSや大学入試で必須となるのがやスピーキングやエッセイといった科目です。

また海外大学入試にて人物評価のためのレジュメ作成などを求められた場合、英語で自己PRを作る必要があります。

正解のない科目は、独学でスキルアップするのは至難の技です。

そんな科目を攻略するため海外予備校に通うことで、添削や対策練習、攻略ポイント等を学ぶことができるでしょう。

メリット（2）勉強に集中する環境を確保できる

予備校に通うことで、教室はもちろん自習室などの勉強に集中できる環境を確保することができます。

もちろん自宅やカフェで勉強できないわけではありませんが誘惑が多かったり、騒音が気になったりすることもあるかと思います。

誘惑や騒音がなく周りも勉強に集中している自習室を使えることは、英語力向上には非常に大切だといえます。

メリット（3）留学について情報交換ができる

予備校に勤務する日本人スタッフは海外留学の経験がある人も多く、留学についての知識も豊富です。そんな留学の先輩から的確な情報や、体験談も聞けるきっかけがあったり、相談もできるので安心ですよ。

また、外国人の講師がいる場合もあるので、違う国の文化やマナーも教えてもらえます。

メリット（4）同じ目的を持った友達ができる

留学予備校に行くことで同じ目的を持った人や、海外に興味がある人たちと繋がりを作ることができます。

友達ができるきっかけにもなりますし、情報交換やお互い励まし合えるようになるのも嬉しいですよね。

海外留学予備校のデメリット

海外留学予備校

海外留学の予備校はデメリットも少なからずあります。

・費用がかかる
・場所、時間が縛られる

の2つです。それぞれ紹介しますね。

デメリット（1）費用が掛かる

予備校は魅力的ですが、費用がかかります。

留学するのにすでにお金がかかるうえ予備校にもお金を払うことになり、金銭的にも余裕がなくなるデメリットがあります。

予備校の授業料は、どの授業を受講するかによりますが、TOELCやTOEFL、IELTS対策のものであれば月5万〜15万円ほどかかり決して低い金額とはいえません。

デメリット（2）場所、時間が縛られる

留学予備校へ通う場合は通勤に時間がかかったり、勉強する場所に縛られたりします。

そのため入学を決める前に自宅から学校の距離はどれくらいか、学校の雰囲気はは自分の目的に合っているのかなどを確認するためにも体験に行ったほうが確実です。

留学ステップ

留学へ行くとなると考えることはたくさんあります。

「そもそもどんな留学体験ができるんだろう？」

「気になる留学先はあるけど、自分に合っているかわからない」

「結局のところ何から準備を始めたらいいんだろう？」

自分で調べてみたものの、ネット上ではさまざまな意見が発信されていて、何を信じていいかわからないまま、検討途中で止まってしまう留学生は多くいます。その疑問、無理に一人で解決せずに留学カウンセラーに相談してみませんか？

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この留学ブログを書いた人

Machako

フィジー留学、オーストラリアにワーキングホリデーをしていました。海外を旅することが大好きで現在、海外ノマドでフリーライターをしつつ旅をしています。旅の中で好きなことは、人と会うこと、その国の美味しいご飯食べること、文化を知ることです。Twitterで海外ノマド情報や好きなこと、お仕事のことなど呟いてますので良かったらフォローお願いします^ ^