「アメリカ留学って予防接種は必要なのかな…」
と悩んでいる方。
アメリカの大学へ留学する場合、予防接種が義務付けられています。大学が指定するワクチンを接種していることで、病気にかかることなくキャンパスライフを楽しむことができます。
とはいえ、必要な予防接種などは、なかなかわかりにくいですよね。
そこで今回は、
などを紹介します。
まずは予防接種が必要な理由をざっくりと知りましょう!
[目次]
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まずは、
・予防接種が必要なケース
・予防接種が必要な理由
を紹介します。
アメリカ留学前には、予防接種の必要があります。
特に4年制大学やコミュニティカレッジなどへ留学する場合、義務付けられていることが多いです。入学手続きと一緒に予防接種歴を提示し、健康診断書を提出することが欠かせません。
必要な予防接種を受けていない場合「入学できない」「授業が履修できない」などのリスクがあります。特にワクチンによっては数回にわたって接種するものもあるため、アメリカに到着してからでは間に合いません。
アメリカで予防接種が義務付けられている理由は、次で解説しますね。
予防接種が必要な理由は「集団感染を防ぐため」です。
というのも、アメリカの大学生はほとんどが学生寮で生活します。
同じ空間で生活するため、海外からの留学生が疫病を持ち込み、集団感染が起きる可能性も否定はできません。その場合は授業などにも影響を与えます。
疫病の流行を防ぎ、通常通り日常生活や授業を進めるために、予防接種が義務付けられています。
必要な予防接種は、大学やコース、プログラムごとに異なります。
そのため必要な予防接種を、有名大学を例に紹介します。
【コロンビア大学(ニューヨーク州)】
・MMR(麻疹・風疹・おたふく風邪)
・髄膜炎
など
【ハーバード大学(マサチューセッツ州)】
・MMR
・破傷風
・B型肝炎
・ジフテリア
・百日咳
・水ぼうそう
など
【カリフォルニア大学(カリフォルニア州)】
・MMR
・破傷風
・ジフテリア
・百日咳
・水ぼうそう
など
【ワシントン大学(ワシントン州)】
・はしか
【オレゴン大学(オレゴン州)】
・MMR
・破傷風
・ジフテリア
・百日咳
など
変わる可能性もありますので、各大学の情報をチェックしてください。これらがどのような予防接種なのか、次で詳しく解説しますね。
ここからは、必要な予防接種として
など3種類を紹介します。
MMRとは、以下の3つを指しています。
アメリカの大学に留学する場合、この3つの予防接種は欠かせません。過去に接種していても、回数が足りない場合は追加の接種が必要です。
費用は平均1万円です。
破傷風、ジフテリア、百日咳は三種混合ワクチンを打つことで、3つとも予防できます。そして過去10年以内のワクチン接種が必要です。
費用は平均1万円です。
B型肝炎は、3回にわけて予防接種を受けます。1〜2回目は1カ月、2〜3回目は2カ月の間隔をあけるため、早めの接種がおすすめです。
費用は平均7,000円〜1万円です。
近年、髄膜炎の予防接種を提案する学校が増えています。
費用は平均2万円ほどです。
水ぼうそうにかかったことがある場合、抗体検査を受けます。抗体があった場合は、医師に検査の日時や数値を証明書に記入してもらってください。
抗体がない場合は、予防接種をします。
費用は平均1万円、抗体検査は平均5,000円です。
結核にかかっていないことを証明するために、入学から6カ月以内に接種が必要です。
費用は平均2,000〜3,000円、抗体検査は平均4,000円です。
続いては予防接種のスケジュールなどを紹介します。
ここからは
・予防接種のタイミング
・準備や必要書類
を紹介します。
予防接種を受けるタイミングは、留学の6カ月〜8カ月前からがおすすめです。
予防接種によっては、数回にわたって受けるものもあります。その場合は間隔を1カ月ほど開けるワクチンもあり、時間がかかります。
そのため早めに、最低でも6カ月前からワクチン接種のスケジュールを考えてみてください。
多くの人が乳幼児のときに、数々のワクチンを接種しています。
そして受診歴が母子手帳に記録されているため、予防接種を受ける前に母子手帳を確認することが欠かせません。
しかし生まれた年代によって、接種した予防接種は異なります。義務付けられている予防接種は、常に変化しているからです。
そのためまずは母子手帳で、あなたの受診歴と回数を確認してみてください。足りないものはワクチンを接種して、証明書を発行してもらいます。
留学先に以下を提出します。
学校が指定する予防接種の書類を大学のホームページからダウンロードし、医師に記入してもらいます。
すでに幼少期に接種している場合は、母子手帳のコピーに接種の照明を記した英文を添付し、提出します。
また接種のタイミングによって、接種したと認められるかどうかが変わることも。例えば「10年異常前のワクチンは接種し直す必要がある」などです。
準備をスムーズに進めるために、大学に接種のタイミングを確認してから母子手帳を調べてみてください。
ワクチンは日本の病院や予防医療センターで接種できます。ただしアメリカの病院で受けることができる場合もあります。
ここまでアメリカ留学の予防接種について、ざっくりと解説しました。続いては、アメリカ生活で気をつけたいことなどを解説します。
ここからは、気をつけたい病気として、
・風邪
・胃腸炎やノロウイルス
を紹介します。
生活リズムが変わることで、風邪をひきやすくなります。またアメリカは日本と時差があるため、なかなか体がついていかず、体調を崩しやすいです。
食事から胃腸炎やノロウイルスになる可能性もあります。腹痛や嘔吐の症状があらわれると感染拡大の可能性があるため、学校には出席できません。
続いては体調管理として、
について解説します。
アメリカと日本の食文化は大きく異なります。特に和食は栄養バランスが取れており、味付けにもなじみがあります。
しかしアメリカはピザやパスタ、ハンバーガーなど味が濃くてカロリーの高い食事が中心。野菜が少ないため、ビタミンやミネラルなどを意識した食生活を心がけてみてください。
睡眠時間が減ると、免疫力が低下し、風邪をひきやすくなります。7〜8時間は眠って、体力回復に努めましょう。
精神的なストレスも体調不良につながります。英語にストレスを感じたときは、日本語の映画や音楽、日本食などにふれて、ストレス発散をしましょう。
続いては、アメリカで病気になった場合の対処法として
・病院の受診
・保険への加入
を解説します。
まず病院を受診しましょう。アメリカの病院は予約が必要なため、異変を感じたら数日前から予約しておくことをおすすめします。
アメリカの医療費は高額です。救急車を呼ぶだけで数十万円かかることも少なくありません。
これらの費用は海外旅行保険などでカバーできます。数万円の保険料は必要ですが、高額請求を避けることができます。
これら参考に、留学中の病気にそなえてくださいね。
今回はアメリカ留学に必要な予防接種について、解説しました。
おさらいすると、アメリカ留学には以下のワクチン接種が必要です。
留学のスケジュールにあわせて、6〜8カ月前から予防接種の準備をしてみてくださいね。
語学留学を具体的に検討するなら、まずは留学を実現するまでの流れを確認しましょう!留学準備では大まかに5つのステップがあります。
留学を思い立ったら、まずは渡航時期、期間、渡航先の目星をつけてみてください。
いつ、どれほどの期間、どんな国で留学するかイメージが持てると具体的な計画を立てやすくなります。
留学へ行くとなると考えることはたくさんあります。
自分で調べてみたものの、ネット上ではさまざまな意見が発信されていて、何を信じていいかわからないまま、検討途中で止まってしまう留学生は多くいます。その疑問、無理に一人で解決せずに留学カウンセラーに相談してみませんか?
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