これからアメリカへ渡航する人で「アメリカならではのビールを楽しみたい」と思う人もいるでしょう。
アメリカの有名なビールと言えば「バドワイザー」などが知られていますが、これはほんの一部です。定番のビールからクラフトビール、フレーバー系までさまざまな種類があります。
今回は、ビール大国とも言われるアメリカのおすすめのビールを15選紹介していきます。
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アメリカビールは、17世紀にヨーロッパから伝わったのが始まりです。
アメリカ大陸に渡った「ピルクスファーザーズ」たちによりビールが広まり、その後ニューヨークで醸造所ができました。1920年には、禁酒法が制定されアルコール0.5%未満のビールしか製造できなくなりましたが、1932年に禁酒法は排除され、一気にビール大国として成長。
大手ビールメーカーである「バドワイザー」や「ミラー」が業界を牽引しています。
それでは、アメリカにあるビールの種類を紹介していきます。好みなどを考慮しながら、自分に合った種類を見つけてみてください。
ラガービールは、下面発酵で醸造されるビールです。10℃前後の低温で長時間発酵・熟成されます。
名前はドイツ語で貯蔵を意味する「ラガー」からきています。スッキリとした喉越しで、万人に好かれるビールとして幅広い世代に人気。ビール初心者の方は、まずラガービールを飲んでみるといいでしょう。
ペールエールとは、上面発酵で醸造されるビールです。イギリスが発祥で、パブ文化がある国では主流のビールとなっています。
硬度が高い水で作られており、20℃前後で発酵して熟成させます。飲み口は種類によって異なりますが、ライトボディからミディアムボディの間が多いです。
ラガーのようにキンキンに冷やして飲むのではなく、10〜13℃前後が飲み頃とされています。1杯目はラガー、2杯目はペールエールという飲み方を楽しんでみてください。
IPAは「インディアペールエール」として、世界中で親しまれています。ホップを増やして造られるため、ペールエールの中でも特に香りや苦味が強いのが特徴です。
アルコール度数も高く、苦味が際立ちますが、フルーティーな一面もあるため飲みにくいというわけではありません。ライトボディのペールエールが気に入ったら、IPAを試してみてください。
アーバンエールは、ちょっと濃いめのブラウン色が特徴のペールエールです。麦芽を焦がして醸造されているため、苦味強く香ばしい味わいに仕上がっています。
しっかりとした味わいなので、1杯目というよりは、食事後にじっくりと味わうビールとして飲むといいでしょう。
アメリカの人気ビールは、日本でもお馴染みの「バドワイザー」「クアーズ」「ミラー」などです。
しかし、現在ではクラフトビールがトレンドの中心となってきています。
アメリカ国内のクラフトビール生産量は、2013年が約18億リットルだったのに対し、2015年には約29億リットルにまで増えています。クラフトビール専門の醸造所も増え、文化の移り変わりが感じられます。
背景として、
・がぶ飲み時代から味を求める時代に変わってきた
・缶の普及で流通が広まった
・醸造所を開くハードルが下がった
上記の理由がクラフトビール拡大の引き金と言われています。日本でもクラフトビールが流行りつつあるので、時代の変化とともに変わってきているようです。
それでは、アメリカで人気のビールを一挙紹介していきます。
photo by: Jozef Sowa / Shutterstock.com
バドワイザーは、日本人に一番馴染みのあるアメリカビールです。80カ国以上で販売されており、飲みやすさには定評があります。
コクや苦味というよりはスッキリと軽い飲み口が特徴で、トロピカルフルーツを感じさせるような香りが女性にも人気です。クセが少ないため、どんな食事でも合わせやすく、多くの飲食店で取り扱いがあります。
「とりあえずバドワイザー」という位置づけとして、世界一の販売量を誇るビールです。
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ミケロブは、バドワイザーで有名な「アンハイザーブッシュ社」から発売されているペールラガービールです。
1896年に販売が開始して以来、バドワイザーよりも苦味やコクを重視し、味わって飲むビールとして親しまれています。
1杯目はバドワイザーで乾杯して、2杯目はミケロブをゆっくり味わってみてください。
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ブルックリンは、ニューヨークを代表するビールで、ニューヨーカーから絶大な支持を得ています。
キレがある辛口で、後味に甘さとコクがあります。アメリカのビールは軽いものが多いですが、ブルックリンは一味違います。ブルックリン地区では、ドイツ移民が多かったためドイツビールの技術が高く、レベルの高い商品を輩出し続けています。
週末に工場に行けば、工場見学ができるので気になる方は行ってみてください。
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ミラー・ライトは、世界初のカロリーライトビールです。バドワイザーと並んで、アメリカビールを牽引しており、ライトビール人気の火付け役と言われています。
味は薄めでスッキリとした味わいが特徴。「ちょっと薄い?」と感じる方も多いですが、脂っこいアメリカ料理と一緒に飲むのには最適です。
ビールが苦手な人や女性でも気軽に飲めるビールとして人気があります。キンキンに冷やして食事と一緒に楽しんでみてください。
photo by: Steve Cukrov / Shutterstock.com
ボストンラガーは、アメリカ人の「飲みたいビール1位」に輝いた人気のラガービールです。
ボストンの地ビールとして生まれましたが、その人気はとどまることを知らず「アメリカで最も有名な地ビール」の称号も得ています。通常のアメリカビールよりも味が濃く、苦味と香りが芳醇なのが特徴。
一口飲むと、ホップの苦味とモルトの甘みが調和して、絶妙な味わいを醸し出します。コクが深いですが、軽い口当たりで飲みやすく、ビール初心者にもおすすめできます。
非常に上品な味わいなので、アメリカ料理だけでなく、和食と合わせても美味しくいただけます。
photo by: ibWR111 / Shutterstock.com
グースIPAは、シカゴで生まれた「グースアイランド社」のペールエールです。
1988年に小さな醸造所として開業。現在ではアメリが中西部最大のクラフトビールメーカーとして成長しています。
アメリカにクラフトビールと言う文化がない時代からさまざまなビールを作っており、アメリカのクラフトビール業界を牽引する存在です。その人気はシカゴだけにとどまらず、「ワールド・ビア・カップ」で金賞、「グレートアメリカン・ビア・フェスティバル」で金メダルを獲得するほど。
まさに世界から認められたクラフトビールメーカーとして、世界中から支持されています。その中でも特に人気のグースIPAは、ホップの香りが高くフルーティーな味わいです。
後味もしっかりとしているので、ペールエールをゆっくりと味わいたいと言う人にはおすすめのビールです。肉料理や濃いめのチーズと合わせると非常に美味しく頂けます。
photo by: Steve Cukrov / Shutterstock.com
ファットタイヤは、アメリカのアーバンエール売り上げNo.1を誇る人気ビールです。
アメリカのコロラド州フォートコリンズにある、ニュー・ベルギー社の看板商品として知られています。コロラド州やアリゾナ州では人気ですが、日本にはほとんど輸入されていないため、初めて見るという人も多いです。
コロラド州は、ロッキー山脈のミネラル豊富な湧き水が有名です。ビールにも使用され、喉越しが良くクリアな味わいが楽しめると好評。
そして、一番気になるのがラベルの自転車。創業者のジェフ氏がベルギービールの勉強のためにベルギー国内を自転車で回ったことから、このパッケージが生まれました。
肝心の味ですが、甘いビスケットを彷彿させるキャラメルモルトとホップの苦味が調和して、絶妙なバランスの味わいを実現しています。日本ではほとんど流通していないので、アメリカで見かけたら即買いしてもらいたいビールです。
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ラガーロングボードは、ハワイ島に本社を置く「コナビール社」が造るラガービールです。ハワイのビールと言えば「コナビール」と言われるほど有名で、アメリカ全土にも広まり、日本でも販売が拡大されています。
ハワイ島にはいくつか工場直営のパブがあり、工場見学や食事を楽しみながらビールを飲むことができます。
コナビールの看板商品であるラガーロングボードは、南国を思わせるような柑橘系の香りが特徴で、喉越しもスッキリとしています。コクも程よくあり、苦味も感じることができるので幅広い層に人気です。
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ブルームーンは、アメリカのクラフトビール売り上げNo.1を誇る人気ビールです。
コロラド州にあるブルームーン・ブリューイングカンパニーが製造しており、日本でも2013年から流通しています。ブルームーンの大きな特徴は、原材料にバレンシアオレンジの果皮を使用しているところです。
フルーティーさがウリなので、アメリカのお店でブルームーンを注文するとスライスオレンジがグラスに刺さった状態で提供されます。分類としては白ビールで、香りが高いベルギー小麦を使用しほんのりと甘くクリーミーなのが特徴。
ビールが苦手な女性でも「美味しい」と言って何杯もおかわりする人も多いです。ジュース感覚で飲めてしまいますが、アルコール度数は5.5%なので飲み過ぎには注意してください。
ロングハマーIPAは、ワシントン州シアトルにある「Redhook Brewery」が醸造するIPAです。アメリカの地ビールブームを巻き起こしたブリュワリーとして知られ、シアトルだけでなく全米に知れ渡っています。
名前は、航海中にビールの劣化を防ぐために大量のホップを使用したことが由来となっています。そして、レッドフックは特に品質が高いとされている上面発酵のエールのみを使用。
柑橘系の香りとスッキリした口当たりが特徴で、後からくる苦味もいい味を出しています。
photo by: Keith Homan / Shutterstock.com
トゥーハーテッドエールは、ミシガン州にある「ベルズ・ブルワリー」が造るビールです。
アメリカ自家醸造家協会の機関紙「ザイマージー(Zymurgy)」の国内ベストビールでNo.1に輝いたこともあり、「ビール界の王者」とも呼ばれています。
センテニアルホップを100%使用しているため、ホップの香りが良いと評判です。グレープフルーツやパイナップルを彷彿させる香りと、コクのあるカラメル麦芽が絶妙なバランスを醸し出しています。アメリカに来たら必ず飲んでおきたいビールのひとつです。
ブレックファストスタウトは、秋から冬の4カ月しか販売されない限定醸造のビールです。
なんとこのビールは、チョコレートとコーヒー使用して作られています。チョコレートの香りと、コーヒーの苦味がマッチした異色のビールで、コーヒー好きの人やチョコレート好きの人から高いリピート率を誇っています。
わずか4カ月ほどしか販売されないのに対し、売り上げはブリュワリー全体で5位という販売量。秋から冬にアメリカへ行く人は、是非とも飲んでもらいたいビールです。
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ラグニタスIPAは、カルフォルニア州にある「ラグニタス・ブリュワリー」が造るIPAです。ラグニタス・ブリュワリーの100回の醸造を祝う商品として開発されたビールでもあり、アメリカ全土でも非常に人気が高いです。
グレープフルーツやパインを彷彿させる香りと、トロピカルな味わいがビール好きたちを唸らせます。非常にフルーティーなので、女性や初心者でもグイグイ飲めてしまいます。
ウーキージャックは、「ファイアーストーンウォーカー社」が醸造したブラックIPAです。
スパイシーな口当たりが特徴ですが、口に入れた瞬間グレープフルーツやキャラメルなどを彷彿させる複雑な味わいが押し寄せてきます。
ブラックIPAは飲みにくいイメージがありますが、飲んでみると意外といけてしまいます。IPAが好きな方は、ブラックIPAも試してみてください。
ベルジャン・ストロング・エールは、ビール界のグランクリュとも呼ばれる高級ビールです。
製造元であるエールスミスは、サンディエゴを代表するクラフトビールのブリュワリー。アルコール度数は10%と高めですが、飲み口は軽いのが特徴。レーズンプラムのようなコクがあり、肉料理やフレンチなどに最適です。
お値段は1本3,000円以上しますが、世界中に熱狂的なファンが多く、リピートして購入されています。ちょっとお高いですが、記念に購入して飲んでみるのもいいでしょう。
アメリカには魅力的なビールが多いことがわかりました。次は、アメリカでビールを飲む際の注意点をいくつか紹介していきます。
アメリカでは、多くの州で21歳以上からの飲酒となっています。規制が厳しいため、お店で購入をする際は身分証の提示を求められる場合が多いです。
20歳だから飲酒ができると思ってお店でお酒を飲んでいると、注意されたり最悪の場合は警察に捕まることもあります。21歳未満の人は、飲酒をしないように注意してください。
アメリカでは、公共の場所での飲酒は禁止されています。日本では、公園やお花見、花火大会などでお酒が飲めますが、アメリカでは禁止されています。
日本と同じように外でお酒を飲んでいたら、警察が飛んで来ますので絶対に飲まないようにしてください。
ビール大国のアメリカには魅力的なビールが数多くあります。
現地でしか飲めないものもあるため、アメリカへ行った際はいろいろなビールを飲み比べてみてください。もちろん日本でも手に入るものがあるので、好みのものがあればネットなどで購入してみるのもいいでしょう。
それでは、ルールを守って楽しくビールを飲んでくださいね。
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