短期間で英語を上達させたい!と思っているならば、海外ボランティアに参加してみるのも一つの方法です。現地の言葉を使ったコミュニケーションの中で、必然的に語学力が磨かれていきます。
海外ボランティアに参加できる国は世界中に多くありますが、ニュージーランドもそのひとつ。豊かな自然と、フレンドリーな国民性で旅行客からも人気の国です。
この記事では、そんなニュージーランドでのボランティアについて解説していきます。
※費用はすべて1ニュージーランドドル(NZD)=80円で計算しています。
[目次]
そもそも海外ボランティアとはどのようなものなのでしょうか。
海外ボランティアは、現地で社会や人に奉仕することを指し、自然・動物の保護や、ストリートチルドレンや孤児院で手助けなどを行います。
奉仕活動なので人の役に立てるだけではなく、旅行で観光地を訪れるだけでは見れない現地の生活を見ることもできます。また、冒頭でも書いたとおり、参加したボランティアを運営している人や、支援する相手などとのコミュニケーションを通じて語学力の向上が可能です。
留学と海外ボランティアを比べると、外国語を使う機会の多さに差があります。留学では語学学校やホームステイ先など生活の中でのみ外国語を使います。海外ボランティアは業務の一貫として参加するので、実践的な外国語を学ぶのであれば海外ボランティアのが良いかもしれません。
またインターンシップ(以下、インターン)やワーキングホリデー(以下、ワーホリ)と海外ボランティアを比べると、参加することに対するハードルの高さに違いがあります。
インターンやワーホリに参加するには、語学力やビザなどの条件があり参加が難しいことも。しかしボランティアはスキルを問わないものが比較的多く、インターンやワーホリと比べて参加しやすいのです。
主にニュージーランドで募集しているボランティア内容は、幼稚園でのチャイルドケア、高齢者のサポート、障害児スクールでの補助などがあります。
また自然が豊かなニュージーランドでは、牧場でのボランティアや自然保護のボランティアなども。そのほか、ニュージーランドでは日本語教育に対しての環境が整っており、日本語学校でのボランティアもあります。
ニュージーランドは貧富の差が激しい地域もありますが、東南アジアやアフリカなどに比べるとその差は小さいと言えるでしょう。そのためストリートチルドレンなど貧しい人に向けた支援のボランティアは募集が少ないです。
学生は長期休みを利用してボランティアに参加するとよいでしょう。社会人になると、なかなか長期の休みを取ることができず、また海外に行く機会も少なくなります。
もし保育や介護、教育の仕事をしたい人であれば、それに合ったボランティアに参加することで就職活動に役立てることもできますよ。
社会人は学生のように、長期の休みはなかなか取れないでしょう。しかしニュージーランドのボランティアでは1週間から参加できるものも。社会人でも連休のタイミングで短期で参加することができます。
社会人は学生と比べて社会経験が長い分、より専門的なボランティアに参加することも可能です。同じ業種でも日本と海外とで認識が違うことがあるので、海外ボランティアで仕事に対する見識を深めることができるでしょう。
ニュージーランドの公用語は英語ですが、高いレベルの英語力がないとボランティアに参加できないということはありません。
多くの募集では中学生レベルの英語が話せれば参加可能です。ですが英語が話せたほうが任せてもらえる業務も増えるので、余裕があれば勉強しておくとよいでしょう。
また英語がまったく話せなくて不安な人や、長期滞在ができてせっかく海外に来たから英語を上達させたいという人は、留学とボランティアがセットになったコースを選択するのもおすすめです。
基本的には英語以外に求められるスキルもなく、未経験でも参加できます。しかし専門性の高いボランティアであれば、ある程度のスキルを求められることも。そのようなボランティアに参加してみたい人は、どの程度のスキルを求められるか事前に確認しましょう。
ニュージーランドでは、3カ月以内の滞在で留学か観光目的の入国であれば、ビザを申請する必要はありません。報酬がないボランティアであればビザなしで入国可能です。
3カ月以上滞在する場合は、長期訪問ビザを取得する必要があります。このビザを取得すれば9カ月までニュージーランド国内に滞在可能です。
報酬が発生する場合は就労ビザを取得する必要がありますが、就労ビザは取得のための条件や制限が多く、ボランティアで就労ビザを取得するのは難しいでしょう。
また学生ビザでもボランティア参加は可能です。
ボランティアへの参加は無料ですが、プログラムによっては参加費を払うものもあります。参加費の中に宿泊費や食費が含まれている場合や、ボランティア団体の活動費として参加費を集めている場合など様々です。
ニュージーランドは治安がいいとされていますが、盗難や犯罪などに巻き込まれるリスクがないわけではありません。日本も世界的に治安がいい国として認知されていますが、犯罪が全く起こってないわけではありませんよね。常にそのようなリスクを意識しましょう。
また、日本と海外は文化が異なります。日本では許されていることが海外では法律違反になる可能性だってあるのです。日本での当たり前が通用すると思わず、その国の文化やルールについて事前に確認しておきましょう。
前の章では、ニュージーランドでボランティアに参加するためのスキルや条件について解説しました。この章では、ニュージーランドのボランティアにかかる費用について見ていきましょう。
ニュージーランドは日本と比べて物価は高いとされています。ボランティアに参加するときは、生活費は大きく見積もって1カ月あたり25万円ほど用意したほうがよいでしょう。
外食をすると高いようで、ランチではおおよそ10〜20NZD(800円〜1,600円)ほど。スーパーで食材を購入して自炊すれば食費を抑えることができます。
航空券は5万円程度、高い時期だと10万円程度必要です。またプログラムによっては参加費が発生したり、宿泊費が含まれる場合など様々なので、どこまで負担してくれるのか確認しましょう。
前の章では、ニュージーランドのボランティアにかかる費用について解説しました。この章では、どうやってニュージーランドでボランティアを見つければよいかを紹介します。
一つ目がボランティアを斡旋しているエージェントや団体から情報を探す方法です。「NGO NICE」などNPOやNGOが運営しているウェブサイトに。情報が載っています。
エージェントや団体から参加すると、ボランティア参加者に対するサポートがしっかりしているのでおすすめです。
ボランティアだけではなく留学も考えている人は、現地の語学学校で探す方法もあります。
英語に自身がある人は英語のサイトから申し込みをしてみるのも手です。現地で運営している「Volunteering New Zealand」や「Seek Volunteer」などにニュージーランドのボランティア情報が載っています。
Volunteering New Zealand
Seek Volunteer
この記事では、ニュージーランドのボランティアについて解説しました。温暖な気候やフレンドリーな人柄が人気なニュージーランドでは、永住希望者も多いです。
治安のいい場所で英語力を伸ばしたり経験を積みたいという人にとってニュージーランドでのボランティアはおすすめです。ぜひ参加してみては。
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