これから留学をしようとしている人の中には、現地での滞在方法をどうするか悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
現地への滞在方法の中でも人気なものの1つがホームステイです。ホームステイは現地の家庭に滞在することで、英語力を磨いたり、その土地の文化を知ったりすることができます。
しかし実際のホームステイは、日本でイメージしていたものとは異なる場合があり、知らずに渡航すると様々なトラブルに巻き込まれる恐れがあります。
そこで、今回は各国の中でもイギリスのホームステイを想定して、どのような形での滞在になるのかという点について紹介します。
また、あわせて語学学校の寮で暮らす場合についても紹介するので、それぞれの違いや特徴を把握し、滞在方法を選択する際の参考としていただければと思います。
[目次]
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まずは、改めてホームステイがどのようなものなのか、その基本情報について確認していきましょう。
ホームステイとは留学先の一般家庭に寄宿する形で日常生活を送ることで、その名の通りホーム(家)にステイ(滞在)することです。
簡単に言うと海外の一般家庭の家で暮らすというわけですね。ホームステイ先の家庭のことをホスト、その家族のことをホストファミリーと言います。
現地の一般家庭の中で生活が送れるということで、その国のリアルな生活を体験することができるほか、文化を学ぶことができたり、語学力を磨くことができたりとさまざまなメリットがあります。
多くの方はホームステイというと現地のホストファミリーが大歓迎してくれるというイメージがあるかもしれません。しかし、イギリスのホームステイは空き部屋を貸すというビジネスとしての要素もあるため、ホストファミリーによっては、仕事の一部として割り切っている場合もあります。
もちろん、仕事なので適当な扱いを受けたり、ひどい仕打ちを受けたりするということはないのですが、イメージしていた生活と違うとならないように、覚えておいてください。
また、イギリスにはさまざまなバックグラウンドを持った人たちが暮らしている多民族国家です。イギリス出身のイギリス人はもちろんですがほかの英語圏の国の出身者、さらには非英語圏の国の出身者もいるため、ホストファミリーの中には英語がネイティブでない人もいます。
実際に筆者がイギリスにホームステイした際のホストファミリーはお母さんはイギリスの方でしたが、お父さんはエジプト出身の方でした。お父さんと英語のコミュニケーションは問題なくとることはできるのですが、少し発音に訛りがあったと記憶しています。
そういった多様性を感じることができるのもホームステイの良さの1つだと思うようにしましょう。
ホームステイも一種のビジネスとしての要素があるため、ピーク時には費用が高くなることもありますし、1つのホストファミリーのもとに何人かの留学生が暮らすなど混む時期もあります。
すでにお分かりの方もいるかと思いますが、日本でいう夏休みや冬休みの時期というのは、日本人のみならず世界中から多くの留学生が訪れる時期であるため、費用が高くなる可能性があります。
また、筆者が暮らしていたホストファミリーの家には、夏頃に筆者のほかに中国人の女の子が2人、ボスニア・ヘルツェゴビナ人の男の子が1人やってきて計4人の留学生が暮らしていることもありました。滞在先によってはこのように複数の留学生を受け入れている家庭もあるため、気になる方はあらかじめ受け入れ先に確認して見てください。
ここまで、ホームステイの概要について紹介してきましたが、滞在方法としてはホームステイのほかにも学校の寮に暮らすという選択肢もあります。そこで続いては寮とホームステイの違いについて紹介します。
まずは、寮を選んだ場合のメリットとデメリットについて紹介します。
寮生活のメリットとしては以下のようなことが挙げられます。
・食事が込みの場合もある
・学校への通学にあまり時間がかからない
・友達を作りやすい
・自由度が高い
寮によっては、食事付きのプランの場合は自炊をする必要がないので、勉強に集中することも十分可能です。
そして学生であればありがたいのが語学学校の寮は学校の近くにある場合もあるので、通学に時間がかからない(=ぎりぎりまで寝ていられる)というメリットがあります。
留学生活を送る上で気になることの1つが、友達ができるかどうかということではないかと思います。日本の学生寮でもそうであるように、共同生活を送ることになるため、友達は作りやすい環境であると言えます。
また、寮には各国の留学生が暮らしているので世界中の国々の友達を作ることもできるでしょう。シャワーの時間や洗濯の回数などに制限がないこともあるので、自分のペースで日常生活を送ることができます。
一方でデメリットとしては以下のようなことが挙げられます。
・プライベートがあまりない
・ルームメイトとの相性
・1人部屋だと割高になる
・治安面
語学学校の寮の場合、基本的には2人1組で1部屋を使うことになります。そのため、完全に1人なれるようなプライベート空間を確保するのは難しいかもしれません。
また、ルームメイトがよく喋る人だと部屋で勉強をするのは難しくなりますし、片付けをあまりしない人だとストレスがたまる可能性があるなど、ルームメイトとの相性に留学生活が左右されることもあります。
しかし、だからといって1人部屋の寮に住もうとすると料金が割高になってしまいます。
また、寮とはいえ、盗難などが発生する可能性はゼロではないなど、治安面での不安も多少は残ります。もし寮を選ぶのであれば鍵付きのバッグなどを用意するようにしたほうがいいでしょう。
次にホームステイをする場合のメリットとデメリットについてです。
先ほども少し触れていますがホームステイのメリットとしては以下のようなことが挙げられます。
・現地の文化を知ることができる
・語学力を伸ばすこともできる
・プライベート空間の確保
・いざという時にホストファミリーが助けになる
やはり現地の一般家庭に住むことが出来るということで、実際に現地の人が普段送っている生活を体験することができます。
おしゃれに思える海外の家庭も意外と普通だったりするなど住んでみなければわからない側面も少なからずあります。それは現地の文化を知ることでもあります。
また、ホストファミリーは言ってみれば留学先の家族なので、河合をする機会はたくさんあります。何気ない会話をするだけでも語学力向上のためのトレーニングになるはずです。
さらにホームステイの場合、自分だけの部屋が与えられるので1人になることも可能です。ちなみに、私の友人は自分専用のトイレとシャワーがついている1人部屋を与えられていました。
そしてちょっと体調が悪いなど、困ったことがあったときに身近に相談できる人がいるため、大きな助けとなります。
また、デメリットとしては以下のようなことが挙げられます。
・ルールを守らなければいけない
・ホストファミリーとの相性
・学校から離れている場合も
ホームステイの場合、その家庭で決められているルールを守る必要があります。ルールの代表的な者としては洗濯機の利用回数が挙げられます。
洗濯ができるのは週に何回までといった具合に洗濯の回数が限られていることがあるので注意しなければいけません。また、家によってはシャワーの時間帯が決められていることもあります。
また、残念ながらルールを含めてホストファミリーとの相性が悪いというケースも少なからずあります。
利用している留学業者によってはホームステイ先の変更が可能なこともあるので、合わないな、と感じたらホストを変えるのも1つの選択肢です。先述の通り、ホストファミリー側もお金をもらっているわけですから、合わない時はしっかりとNOを伝えるようにしましょう。
次にこれはしょうがない部分もありますが、家が郊外にあり、学校から離れているケースが非常に多いです。日本で東京の郊外に家を持って、都心に働きに行くのと同じですね。ちなみに私は学校まで1時間ほどかけて通学していました。
ホームステイをするにあたっては当然費用がかかります。ここではどのような費用がかかるのか、その内訳について紹介します。
滞在費は現地で生活をするのに必要な費用です。ホームステイの場合は食事付きの場合もありますが、それでも娯楽費など何かと費用はかかります。
滞在手配手数料とはその名の通り、現地へ滞在する際の各種手配にかかる料金であり、ホームステイを手配している会社や語学学校(語学学校にホームステイ先を手配してもらった場合)に対して支払われる費用です。
ホームステイの場合食事がついていることがありますが、中には昼はついていないケースもあります。そうなると食費も多少なりともかかってきます。また、間食などは自分で用意しなければいけないため、その場合は別途費用が必要になります。
学校に通学するのにバスや電車を使うのであれば費用がかかることになります。また、通学以外でも遊びに行く場合などには交通費が発生します。
このように、ホームステイ自体にかかる費用はもちろんのこと、それ以外の場面でも何かとお金は必要になります。もし出発までまだ時間がある人はできるだけお金を貯めておくようにしましょう。
今回はイギリスでのホームステイを想定してさまざまなことを紹介していますが、ひとえにイギリスといっても地域によってホームステイにかかる費用は異なります。
そこで、続いてはイギリスの4つの地域に4週間ホームステイをした場合を想定して、大まかな費用についてその相場を紹介します。
ロンドンの場合、やはり大都市ということもあって、ホームステイにかかる費用は高くなります。目安としては4週間で大体800ポンド(約11万6,000円)前後となります。ただし、食事の有無や家から学校までの距離によって変動する可能性はあります。
ブライトンはイギリスのイングランド南東部に位置するリゾート地であり、観光都市としても有名です。ホームステイの滞在費に関しては比較的安く4週間で大体640ポンド(約9万3,000円)前後となります。費用を抑えたいということであればロンドンを避けるというのも1つの選択肢です。
イギリスのスコットランドの首都であるエディンバラは中世の街並みが残る観光都市です。こちらの場合ブライトンよりもやや費用が高く、4週間で大体720ポンド(約10万4,000円)前後となります。
オックスフォードはイングランドの南部、ロンドンの西側に位置する都市です。世界的にも有名なオックスフォード大学がある大学都市としても有名ですね。
オックスフォードは都市としては大きくはありませんが、滞在費用は比較的高く、4週間で大体800ポンド(約11万6,000円)前後とロンドンと同水準です。
英語を学ぶにしてもそれぞれの都市に特徴があるため、滞在費用は1つの指標として参考にしてみてください。
ホームステイすることを決めたら、次はホームステイ先を探さなければいけません。どのように探せばいいのか紹介します。
まず、留学する語学学校や大学を経由してホームステイ先を探してもらうという方法です。この場合、学校に登録されているホストの家に滞在することになります。
学校では事前にその家庭がどのような家庭なのか確認を行い、問題ないと判断した場合に限り登録しているので、安心することができます。また、学校に登録されている場合、ホスト側も何度も留学生を受け入れた経験を持っているという特徴もあります。
ただし、家の場所や家族構成などは選択できないこともあるので学校から離れたところで暮らすことになる可能性もゼロではありません。
「自分で探すとなると個人的なつながりがないと難しいのではないか?」と思うかもしれません。しかし、近年ではSNSやインターネットのサービスを利用すれば現地に知り合いがいなくてもホストを探すことができます。
ただし、そのホストがどのような人であるかは現地に行ってみないとわからない部分がありますし、留学生を受け入れた経験が浅い人の可能性もあります。一方で、手配料などがかからないほか、自分が希望する地域に住むことができます。
どちらの方法でもホストを探すことはできますが、個人的には安全面を考慮して多少お金がかかっても学校経由で探してもらう方がいいのではないかと思います。
ホームステイ先を選ぶにあたってはいくつかの点に注意しなければいけません。そこで続いては事前に注意することと滞在中に注意することについて紹介します。
事前に確認しておきたいこととしては以下のようなものが挙げられます。
・ホストファミリーの家族構成
・ホストファミリーのルール
まず、家族構成に関しては、例えば女性がホームステイするのに男性が1人暮らししている家は避ける、アレルギー持ちの人の場合は犬や猫などのペットがいる家を避けるといったことが挙げられます。
また、ルールに関しては先ほど紹介した洗濯やシャワーの回数のほか、喫煙者であれば室内での喫煙の可否、さらには門限の有無などについて確認しておきたいところです。その家庭のルールに従うのが基本ですが、ルールが合わないと留学生活も上手くいかなくなってしまうので注意が必要です。
次に滞在中の注意点ですが、以下のようなものが挙げられます。
・ルールに従って生活すること
・現金など貴重品の管理
先ほども書いているように基本的にはルールを守って生活を送らなければいけません。
家に誰もいないすきに洗濯機を回したり、シャワーを浴びたりすることができるかもしれませんが、バレる可能性も十分あります。もしバレてしまうと家族との関係が悪くなってしまいますし、ルールがより厳しくなる可能性もあります。
次に貴重品の管理ですが、できるだけ鍵がかかるカバンの中などに保管しておくようにしましょう。
また、ホストによっては複数の留学生がいることもあるので、念には念をということでしっかりと管理するようにしましょう。ちなみに、筆者は鍵付きのスーツケースの中に現金やパスポートを保管していました。
先ほどメリットのところでも触れていますが、ホームステイをすることの魅力の1つはホストファミリーとの会話を通して語学力を伸ばすことができる点にあります。そこで、最後にホームステイで語学力を伸ばす際のポイントについて紹介します。
まずは、その日の授業で学んだワードや表現をホストファミリーとの会話の中で実際に使ってみることです。
頭では覚えていても、実際に使うとなるとなかなか言葉が出てこないということも珍しくありません。やはり実際に使うことで知識が定着してくるので、自分の言葉として操れるようになるはずです。
また、その日の復習にもなるため、ぜひ積極的に会話をするように心がけましょう。
学校で習うワードを使うだけでなく、何気ない会話をすることも語学力向上のためには重要です。
そこで、料理や掃除など家事を手伝うようにしましょう。手伝う過程の中で、「これはどうすればいい?」「何か手伝うことはある?」など会話をする機会が生まれるため、自然と会話の経験を積み重ねていくことができます。また、ホストファミリーが話していることを聞くこともリスニングの練習になります。
今回はイギリスにホームステイする際の費用や注意点などについて紹介してきました。
ホームステイはホストファミリーとの相性もありますが、留学中の思い出の1つになるほど大きな意味を持つものです。現地の文化を知り、語学の学習にもなるなどメリットも少なくありません。
もし滞在方法で悩んでいるのであれば、ぜひホームステイを選択してみてはいかがでしょうか。
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