「アイルランドでインターシップを考えているけど、どうすればいいの?」
と思っている方。
アイルランドは第2のシリコンバレーと呼ばれており、世界的IT企業が集まっています。IT技術を学びたい方や、最先端の企業で働いてみたい方にとってアイルランドはインターンシップ先として最適でしょう。
とはいえ、具体的なインターンシップへの応募方法や必要なビザなど、わからないことも多いですよね。
そこで今回は、アイルランドのインターンシップ事情についてお伝えします。
ちょっぴりハードルが高そうに感じるアイルランドのインターンも、押さえるポイントはそれほど多くありません。
まずはこの記事で、アイルランドへのインターンシップについて知りましょう。
*なお、レートは1ユーロ=130円で計算しています。
[目次]
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海外インターンシップとは、海外の企業や団体で研修生として働く制度です。企業によって無給もしくは有給での勤務となりますが、専門的な職務であればあるほど無給となる傾向があります。
海外インターンシップは近年、学生や社会人の間で参加者が増加しており、
・英語を学べる職場で働きたい
・業界最先端の国で経験を積みたい
・インターンシップを今後の就職活動に活かしたい
・これまでのキャリアをもとに海外でチャレンジしてみたい
など、動機はさまざまです。企業側にとっても学生や社会人をインターンを受け入れることは、職務に対する適性を事前に知ることができるメリットがあるため、徐々にインターンシップを採用する企業は増えています。
EU拡大により、所得水準の低い旧東欧諸国が相次いでEUに加盟したため、それらの国から大勢の人が高い賃金を求めてイギリスやアイルランドなどに流れてきています。
そのため、レストランやパブ、ホテル、建設現場から一般のオフィスに至るまで、ひと昔前には考えられなかったほど多くの外国人労働者がさまざまな形で働いています。
このような背景があるため、EU圏外の国の人間がアイルランドで仕事を見つけることはやや難しいと言わざるを得ません。
ちなみにアイルランドの学生は日本と異なり、卒業後から就活を始めることが多いです。
もちろん在学中にインターンシップをする学生もおり、私の友人の周りでインターンシップに参加した学生は、大学2年生のタイミングで3カ月以上のインターンシップに参加することが多かったようです。
アイルランドでインターンシップに参加するうえでは、コミュニケーションのベースとなる語学力は最低限必要です。また、必要なビザなどについても押さえておきましょう。
アイルランドでは、第一公用語として「アイルランド語」、第二公用語として「英語」が定められています。しかし実際のところ、一部の地域を除き、ほとんどの地域では英語が日常的に使われているのが実態です。
インターンシップでは実際に職場で英語を使うことになるため、英語が話せることは必須です。一般的にビジネスで必要な英語はTOEIC600点以上と言われており、インターンシップに参加するにあたっては同等の英語力を準備しておくことをおすすめします。
TOEIC600点をその他の語学指標に換算すると以下の通りです。
・IELTS:5.5以上
・TOEFL:60以上
・英検:準1級以上
アイルランドは「学生ビザ」を使ってインターンシップに参加できる数少ない国です。学生ビザ以外では、「ワーホリビザ」を使用してインターンシップに参加できます。それぞれのビザを使用したインターンシップ期間は以下の通りです。
・学生ビザ:1カ月間~5カ月間(平均3~4カ月間)
・ワーホリビザ:1カ月間~6カ月間(平均3カ月間)
また各ビザの申請条件をお伝えします。
・現在日本に居住している
・本来の目的として1年など一定期間アイルランドで休暇を過ごすことがある
・申請を受理するときに年齢が18歳以上30歳以下である
・扶養家族である配偶者を同伴しない
・有効なパスポートと帰国用航空券、または帰路の航空券を購入するのに十分な資金を保持している
・アイルランド滞在中の生活に必要な資金として50万円以上の預金があること
・これまでワーキングホリデープログラムでアイルランドに渡航した経験がない
・健康かつ犯罪歴がない
・滞在期間をカバーする医療保険や海外留学保険に加入している
【出典】駐日アイルランド大使館「アイルランド-日本 ワーキングホリデー・プログラム申請のご案内」(参照日:2022-2-8)
アイルランドでインターンシップをする場合、どのような求人があるのでしょうか。ここでは、実際に多く求人が出ている職種・職業についてお伝えします。
職種:レストランスタッフ、ハウスキーパー、受付
滞在都市:リスドンバルナ
業務内容:アイルランドクレア州リスバンドルナエリアにある、アイルランドホテルチェーンでの業務。主に観光客に対するサービスを提供。
給与・勤務時間:時給9.5ユーロ(1,235円)~/実働週15~39時間(シフト制)
期間:3カ月~8カ月
職種:システムエンジニア
滞在都市:ダブリン
業務内容:システムに関するお客様の疑問・質問への対応。トラブルシューティングやニーズのヒアリング、サービス活用のためのコンサルテーション。
給与・勤務時間:時給10ユーロ(1,300円)~/実働週40時間(月曜~金曜、土日休み)
期間:6カ月~12カ月
アイルランドでインターンシップをするメリットは、
・最先端の企業で働くチャンスがある
・多様な価値観を知ることができる
・英語を学びながら働くことができる
の3つです。それぞれ解説しますね。
アイルランドは世界有数のIT企業が軒を連ねる、IT推進国です。首都ダブリンには多くのIT企業がオフィスを構えており、その中で働くことは大きなチャンスといえます。
アイルランドで就職する際は「人脈」が大きなポイントとなるので、直接インターンシップ先として受け入れが無くても、仕事上の付き合いやコネクションから思わぬチャンスが舞い込むこともあるかもしれません。
アイルランドは経済所得が高く、EU圏内でも裕福な国になります。そのため、EU諸国から多くの若者が職を求めてアイルランドを訪れます。
さまざまな国籍の人と触れ合うことで、これまでに無い価値観を知ることができるでしょう。
アイルランドは欧州でも数少ない「英語が公用語」の国です。英語を学びながら働くことができるため、EU諸国の学生にインターンシップ先として人気を集めています。
英語にやや訛りはあるものの、欧州で英語を学びながら働くのであればイギリスと同じくおすすめの国といえます。
ここでは、アイルランドにインターンシップした際の失敗事例についてお伝えします。
Aさんがアイルランドをインターンシップ先に選んだのは、現地で英語を学ぶためでした。しかし、インターンシップ先に行くと同じように日本からやってきていた学生がおり、すぐに意気投合。
初めての海外という不安から、外国の人と英語を話す機会を積極的に設けず、多くの時間を日本の友人と過ごしてしまいます。結果として、当初の目標であった英語力を高めることができませんでした。
アイルランドの重要な文化の1つにパブがあります。パブはお酒や会話を楽しむ大衆の憩いの場。Bさんもインターンシップ先の同僚と一緒にパブを訪れ、同僚からの申し出でお酒を奢ってもらいました。
感謝の気持ちを伝え、その日は何ごともなく別れましたが、次の日その同僚と顔を合わせるとややそっけない態度です。
疑問に思い、別の同僚にたずねると「アイルランドでは奢ったら奢り返すのがマナーだ。君が奢らないのは失礼だよ」と言われました。それを聞いたBさんはすぐに、その同僚をパブに誘って改めて奢り直したとのことです。
ここではアイルランドでインターンシップ先を探す方法をお伝えします。
インターンシップ先を探すうえで代表的な方法は、
・留学先の大学や語学学校に紹介してもらう
・希望する企業へ直接コンタクトを取る
・エージェントに登録する
の3つです。1つずつ見ていきましょう。
通常、大学や語学学校にはインターンの求人が掲示されています。アイルランドの職探しは人脈やコネクションがかなり重要です。語学学校の中には、地域の企業とのつながりがあるところもあるので相談してみましょう。
希望する企業に対して、直接コンタクトを取ることもおすすめです。その際は自身のスキルが記載された日本でいう履歴書にあたるCV(Curriculum Vitae)をしっかりと準備しておきましょう。
また、アイルランドで就職先を探すのであれば
がおすすめです。
インターンシップをする際には、専門のエージェントを利用することが可能です。利用するにあたっては相応の費用がかかりますが、スムーズにインターンシップ先を決めることができます。
自分ひとりで職探しをするのが不安な方、時間を節約したい方におすすめです。
ここでは、アイルランドへのインターンシップで1カ月にかかる費用をざっくりとお伝えします。
【1カ月にかかる費用の目安】
・家賃:500ユーロ(65,000円)
・光熱費:30~50ユーロ(3,900~6,500円)
・インターネット代:15ユーロ(1,950円)
・携帯代:20ユーロ(2,600円)
・食費、交通費、交際費など:170~200ユーロ(22,100~26,000円)
トータルで、1カ月最低10万円は必要といえます。アイルランドはイギリスよりも物価が安いとはいえ、首都ダブリンは家賃も高騰していますし、外食費も高めです。
こだわりがなければ、郊外に住むのも生活費を抑える上では有効でしょう。
アイルランドの物価って実際どれくらい?現地の物価事情を項目別にまとめて解説!
今回はアイルランドのインターンシップについて紹介しました。
おさらいしますと、アイルランドは国をあげてIT企業を誘致したことにより、現在経済的に成長している国です。Facebook、Twitter、Microsoft、Googleなどの名だたるIT企業が首都ダブリンには集まっており、最先端の企業で経験を積むには最適なインターンシップ先といえます。
しかし、EU諸国からも就職やインターンシップを望む若者が多いため、日本人がアイルランドで職に就くことはややハードルが高いです。
アイルランドでインターンシップ先を探すのであれば、
・留学先の大学や語学学校に紹介してもらう
・希望する企業へ直接コンタクトを取る
・エージェントに登録する
の3つの手段から自分に合った方法で準備を進めておきましょう。
アイルランド人は「人が好きでフレンドリー」と言われており、実際にアイルランドを訪れた人の多くはその人柄に魅了されます。また、文化としてパブが根付いており、人と人が打ち解け合う土壌が整っているため、貴重な人間関係を築くチャンスがあふれています。
そんな国で働く機会が得られることは、大きな経験となり今後のキャリアにもきっと役立つはず。まずは、自分の希望するインターンシップ先を絞って情報を集めましょう!
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