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テーマは海外進学!「高校生の海外体験を応援するコミュニティ」の第一回オフライン交流会が開催

集合写真

スクールウィズの佐藤です。先日、トビタテ!留学JAPANの荒畦(あらうね)さんが主催する、「高校生の海外体験を応援するコミュニティ」の第一回オフライン交流会が開催されました。今回のテーマは「海外進学」。私も取材を兼ねて、代表の太田と参加させていただきました。

コミュニティについてや、交流会当日の様子についてレポートいたします。

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高校生の海外体験を応援するコミュニティとは?

主催者挨拶

そもそもこのコミュニティはどのような組織で、どのような想いで発足されたのでしょうか。
主催者である荒畦さんは、トビタテ!留学JAPAN事務局で現在も働かれていて、これまで大学生コースの立ち上げや、支援企業連携などの事業に関わってきた経験があります。

トビタテ!留学JAPANで働く中で見えてきた課題であり、かつ個人的にも強い想いがあったのが、「高校生の海外体験支援」についてでした。高校生向けの奨学金等の支援は、大学生に比べると非常に少ない一方で、そのインパクトはたとえ短い期間でも計り知れません。国だけに頼るのではなく、産官学や世代を越えた人達の連携が必要だと荒畦さんは考えていたようです。

そのために、トビタテに集まってくる情報や人的ネットワークを内だけに留めずに繋げることで、高校生の海外体験支援を盛り上げたいという想いから、2017年に荒畦さんが立ち上げたコミュニティとなります。

トビタテ!留学JAPANとは?

「トビタテ!留学JAPAN」は、文部科学省が、意欲と能力ある全ての日本の若者が、海外留学に自ら一歩を踏み出す機運を醸成することを目的として、2013年10月より開始した留学促進キャンペーンです。

政府だけでなく、社会総掛かりで取り組むことにより大きな効果が得られるものと考え、各分野で活躍されている方々や民間企業からの御支援や御寄附などにより、官民協働で「グローバル人材育成コミュティ」を形成し、将来世界で活躍できるグローバル人材を育成しています。
トビタテ!留学JAPANについてはこちら

産学官や世代の壁を越えた参加者たち

交流会の様子

当日の交流会は、高校生、大学生、海外の大学に通う大学生、官公庁、教員、校長先生、留学支援企業、教育系企業、学習塾など教育業界を中心に産学官や世代の壁を越えて、様々なバックグラウンドを持った方々が参加していました。

参加者一人ずつの簡単な自己紹介から始まりました。個性的な自己紹介が多く、和やかなムードでイベントがスタートしました。

大阪府立箕面高校校長の日野田直彦さんによる特別講演

日野田さんの講演

オープニングセッションとして、大阪府立箕面高校校長の日野田直彦さんによる特別講演が行われました。日野田さんは近年、偏差値52の公立高校に着任後、様々な教育改革を行い、3年で海外有名大学の合格者を輩出したとして、各所でその取り組みを取り上げられています。

講演では、教育改革の取り組みの一部についてや、日本の教育に対する考えなど、普段中々聞けないオフレコ満載のお話を聞くことができました。数あるお話の中から、オフレコにはならなかったトピックをいくつか抜粋してご紹介します。

最初に変えたのは先生たちの意識

着任当初は、先生たち同士のコミュニケーションもうまく行かず、チームとしてうまく機能していなかったそうです。しかし、少しずつやりたい人の意見を汲み、チャレンジさせ、やりたいことを共感してくれた人から機会を提供していきました。その結果、徐々に先生たちも自主的に動くようになったとのことです。

フラットに議論しやすい場作り

教室の壁がホワイトボード

議論を活性化させるためには、場作りも重要だと考えており、一部の教室の壁を全面ホワイトボードにしたり、図書館を自由にワークショップできるような空間設計が施されています。その結果様々な価値観、バックグラウンドを持った生徒がフラットに議論がしやすい形になっています。

オンライン英会話を利用し、実践に活きる教育を

近年一般的にも普及してきたオンライン英会話。英語の授業の一部には、オンライン英会話を導入しています。普段英語でコミュニケーションを取る機会が少ない生徒にとって、実践的に活きる英語力を養うことができるという考えから、オンライン英会話を導入されているとのことです。

英語力以外に必要なスキルとは

英語力以外に求められるスキル

2020年の東京オリンピックを一つのターゲットとして、日本社会全体でも英語力の向上が今まで以上に求められるようになってきました。教育業界でも、2020年の教育改革に向けて、各方面で英語教育がより一層強化されています。しかし、英語はもちろんのこと、今後は英語以外のスキルにこそ目を向けて教育していくべきだと、日野田さんは述べられていました。

英語以外の具体的スキルには、次のものが挙げられました。
・クリティカル、デザイン思考
・ブレーンストーミング
・ノートテイキング
・プレゼンテーション

上記のスキルを養うための工夫の一つとして、箕面高校では日々の授業の中で、一方通行の教育ではなく、生徒が教師にフィードバックするなど、インタラクティブな形式で授業を行っています。そのようなことを積み重ねていくことで、物事を他人事ではなく自分事化するマインドセット(オーナーシップ)を養うことができるとのことです。

一緒にワクワクしよう!とりあえずやってみなはれ。

ワクワクするチャレンジを

他にも様々なチャレンジを積極的に行っている箕面高校。日野田さんは、「ワクワク」「チャレンジ」「まずはやってみる」が大事なことだと仰っていました。

白熱!参加者全員でディスカッション

参加者でディスカッション

日野田さんの講演の後は、参加者全員で教育についてディスカッションをしました。1つの議題に関しても、様々な立場から異なる意見が出され、活発的な議論が繰り返されました。

書ききれないほど多くの議論がされたので、議題の一部をご紹介します。
・箕面高校と同じようなことを他校にも展開していくには
・これからの時代で海外経験をする意味とは
・海外研修の意味とその後の活かし方について
・海外に行けない人もいる中で、どう国内でも環境を作っていくべきか
・都市部と地方の教育の違い
・海外の大学に正規留学した人の起業への意識
・どうやって自分にあった企業を見つけていくか
・企業側の求める人材像も変わってきている
・グローバル化を掲げる意味と求められる理由は

壁を越えてのディスカッション

このように自由な場で多様なテーマについて、議論が行われました。その中でも印象に残ったのは、これだけ海外経験豊富な人たちが集まった場にも関わらず、「必ずしも海外が絶対いいとは思わない」という意見が多かったことです。

全員にとって海外に行くことがプラスに転じるのではなく、場合によっては海外に行くことによって潰れてしまう人もいるのが現状です。海外にいるだけで、日本よりいい経験をできるというのは誤認であり、海外での経験を最大限に活かすには、なぜ海外に行くのかという目的意識と覚悟が重要になってくるというのが共通の見解でした。

今後のコミュニティ運営に向けて

最後に、今回初めて開催した交流会の感想と、今後のコミュニティ運営について荒畦さんにお伺いしました。

今後に向けて

<荒畦さんからのメッセージ>

今回は、初の交流会を昨今話題の「海外進学」をテーマに開催し、産官学や世代の壁を越えた方々により新たな集合知を作る事ができました。また、様々な連携のきっかけをいくつも生み出す事もできました。

今後このコミュニティでは、オンラインとオフラインでの交流を通じて、高校生の海外体験を支援できる連携をたくさん生み出し、1人でも多くの高校生の成長を支援していきたいと考えています。興味、関心のある方は、是非、コミュニティにご参加下さい!

▼「高校生の海外体験を応援するコミュニティ」の情報を知りたい方はこちら
公式Facebookページ
Twitter公式アカウント


イベントを通じて、荒畦さんも仰る通り、このような立場を越えた場を設け、フラットに議論し合う環境作りが、まずは重要なのではないかと感じました。そして同時に、これがただの議論で終わらないように行動に変えていく力が求められるのではないかと感じました。

私自身も普段違った組織に属する人で議論することにより、いつもとは違う視点での議論が生まれ、新しい考えや価値観に出会う機会になりました。

集合写真

会場提供:#HiveShibuya by Skyland Ventures

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佐藤 陽俊

佐藤 陽俊

スクールウィズのマーケティング担当。総合旅行業務取扱管理者。留学は懲りずにちょこまかとイギリス、マレーシア、フィリピンへ。最近の関心はアフリカ(特にザンビア)。バナナを脱ぐと実は...

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