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フィリピン、ジプニー電動化本格的に マカティで試験走行開始へ

フィリピン政府はマカティ市で11月20日、電気を動力源とするジプニーの試験走行を本格的に開始した。政府は今回の試験走行に伴って環境保護団体グリーンピース、グリーン・リニューアブル・インデペンデント・パワー・プロデューサー(GRIPP)などと覚書を交わし、大気汚染の解決に政府が率先して取り組む姿勢を示した。以前から複数の会社がフィリピン政府に対しジプニー電動化事業関する提案をしていた。こうした提案を考慮しつつ、フィリピン政府は実験的にジプニーの電動化事業を推進しており、今回の試験走行もその一環である。

ジプニーの電動化事業は前アキノ大統領時から推し進められてきた。車両の老朽化が大気汚染の原因として指摘されるようになり、フィリピン政府は、既存の旧型車両を新型の環境配慮型に入れ替えることでこれを解決しようとした。しかし既存のジプニー業者にとって、新しく環境配慮型のジプニーを購入することは大きな負担で、度々ドライバーが反対デモを行なってきた。

今年に入り、フィリピン国内で東南アジア諸国連合(ASEAN)EV・ハイブリッド車サミットが開かれるなど、ASEAN地域内でのEVへの注目は高まっている。その中で、フィリピン政府としても、率先して国内自動車のEV化を進め、ASEANを牽引する狙いがある。

これを機に一気にフィリピンがEV化し、途上国に紐づいている環境汚染のイメージを払拭できれば、観光やビジネスなどでこれまで以上にフィリピンに人が集まることが見込める。ともあれ今後の動きに注目である。

参考:NNA ASIA

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