こんにちは!アイルランドはダブリンに滞在中のモモです。
留学先としてはまだまだ馴染みの薄いアイルランド。
日本人もほかの国に比べると当然少ないです。
「日本人が少ない=アイルランドの現地情報も少ない」
私がこちらに留学しに来て最初に思ったことです。特に私が大変だったのが現地でのビザ取得。アイルランドで3ヶ月以上留学する場合は学生ビザを取得する必要があります。
ということで今回は私の経験を生かして、「アイルランドに留学するなら事前に知っておいて損はない、現地で学生ビザを取得する方法」をシェアしていきたいと思います!
今回紹介するのは以下の2点。
それでは順番に確認していきましょう!!
なお、アイルランド留学でのビザの詳細情報は下のページでまとめているので、学生ビザ以外の詳細も知りたい方はチェックしてみてください。
アイルランド留学にビザは必要?ビザの種類から申請方法までを解説
当記事では、2016年6月時点での情報を元に作成された記事となっております。
公開から年月が経ち、情報が古くなっている恐れがございますので、アイルランド渡航後のビザの取得については、最新の情報を「駐日アイルランド大使館公式サイトよりご確認ください。
Bank of Ireland(BOI)。ぱっと見だと分からないかもしれないけど銀行です!ヨーロッパならではの風景だなあと。来てしばらくはここが銀行だと気づきませんでした(笑)
アイルランドで3ヶ月以上留学する場合は、まずは銀行口座の開設が必須です。というのも学生ビザ取得(外国人登録)に現地の銀行口座が必要なんです。到着後すぐに取り掛からなければならないため、留学生にとっては最初の関門です。
なぜ最初の関門なのか?簡単に言うといろいろ大変だからです!多くの日本の銀行では、新しく口座を開設するのに1日、いや数時間あれば十分ですが、ここは日本から遠く約9600km離れたアイルランド。国が違えばお役所事情だって当然異なります。
銀行口座を開設し、ビザ取得に必要な書類をそろえるまでに最低でも数日~数週間ほどかかります。私の場合はラッキーで大きなトラブルもなく手続きを終えられましたが、口座を開くために1か月以上かかっていた友達や、何度も何度も銀行まで足を運んでいる友達もいました。
またこれは私個人の問題かもしれないのですが、アイルランドに到着後すぐに口座を開設する必要があったため、銀行員の方と英語での意思疎通が半端じゃなく難しかったです。留学当初私は全く英語ができず、”yes”と"I think so"のみで生き抜いていたので。。
私はどんなに銀行員の人が説明してくれても、何を言っているのかさっぱりで、私自身何を言えばいいのかも分かりませんでした。2,3人の銀行員を翻弄させた挙句、なんとか口座を開設できたと思って安心してたら、
「オンラインバンキングをオープンするのに電話が必要だ」
と言われその場で半パニックに。あわあわしている私を見て、おそらく私には厳しいと判断した親切な銀行員の方が、代わりに手続きをしてくれました。今となってはいい思い出です(笑)。でもそのおかげで未だに少し銀行が嫌なのは秘密。はっはっは!
さてアイルランドでの口座開設の方法ですが、私が留学した語学学校ではBank of Irelandを使うように言われました。
学校指定の支店に必要書類である、
とともに出向きました。そこで口座開設したい旨を伝え、あとは流れに身を任すのみです。「予約が必要だから今日は予約して、また別な日に来てください。」と言われていた友達もいましたが、私は行ったその日に開設できました。スムーズに口座を開設できるかどうかは、完全に担当者と運にかかっています。
スクールレターは学校で「銀行口座を作りたい」と言えばもらうことができます。
※アイルランドに来る前は、ただ「日本の保険加入証明書」が必要と聞いていましたが、制度が変わったようで”アイルランドの住所が書かれた”保険加入証明書が必要になっていました。もしかしたら学校・銀行によって偏りがあるのかもしれません。万が一の時に備えて、アイルランドからでも保険会社とコンタクトが取れるかどうか、事前に確認しておいたほうがいいかもしれません。
この後、
この3つの封筒がそれぞれ別々に銀行から送られてきます(なぜなのかは聞かない・言わない・考えない)。これらが別々に送られてくるおかげで、全部揃うのに数日~数週間かかります。
オンラインバンキングの開設の仕方としては、BOI(Bank of Ireland)のウェブサイトに行くと電話番号があるのでそこに電話をして、再び流れに身を任せるのみです。
たまに電話がつながらないという話も聞くので、銀行に直接行ってプロに助けを求めるのもありかと思います。というよりも、私はそちらを強くお勧めします。
「この子大丈夫かしら・・・?」と思ってもらえたら、こちらの勝ちです(体験談)。
ビザ取得には3000€の残高証明書(イーステートメント)が必要になります。必要額を先ほど開設した口座に入金後、オンラインバンキングにてステートメントを発行してもらい、学校やら街中やらで印刷します。
私の場合、唯一このイーステートメントの発行に少々時間がかかりました。
「明日には発行されますよ!」
と言われたものの、2,3日待っても発行されず。結局(トラウマになりかけていて行きたくないというのに)再び銀行に行き、再度手続きをしてもらい、無事手に入れることができました。ステートメントを手に入れたら最初の関門は、無事クリアーとなります。
お疲れ様でした!(笑)
GNIB。土曜日に写真を撮ったので閉まっていますが、ここがその要塞。
GNIBはGarda National Immigration Breauの略称で、ダブリンにある入国管理局のこと。3か月以上アイルランドに滞在するために必須な学生ビザ、その取得のために最後にして最大の関門です。ここで外国人登録をすることで、ようやく学生ビザ取得することができます。そのためにはどうしても行かなければなりません。
このGNIBに赴く際に必要なものは以下の5つ。
1つでも忘れるとビザをもらえないので注意です。
GNIBはタラストリート駅のすぐそばにあります。一回行けばもう十分。もう行きたくない笑。
「明日GNIBに行くんだー」
と伝えると、先に事を終えた友達たちは揃いも揃ってにやけ顔。そして、
「Good Luck.」
とだけつぶやき去っていきました・・というのは作り話ではなくて本当の話。
まず私がGNIBに行った2015年11月頭は、学生ビザが1年から8か月に切り替わると言われながらも結局切り替わらなかった時期で、とても混雑している時期でした(2016年現在はすでに1月20日付で切り替わっています)。
そのため、先にGNIBに行った友達からは
「朝5時にはGNIBにいたほうがいい」とか
「私は朝3時に行った」とか
「俺らはもはや日中ではなく夜中の12時にGNIBについた」
とかなんとか信じられない話を多数耳にしました。彼らは9月の混雑度MAXのときに行ったようです。
結局、私は朝3時に起きてホストファミリーが前日までに呼んでおいてくれたタクシーに4時半頃に乗り、朝5時にGNIBに到着しました。本当にそんなに人がいるのだろうかと半信半疑で行ってみると、その時にはすでに長蛇の列。最後尾を探すのに、ぐるっとGNIB周辺を一周しました。
そこから約3時間寒い外で待ち、友達と一緒に行ったのでしゃべりながら時間をつぶし、ようやく整理券をゲット。ちなみにこの時に必要書類がそろっていないと、いくら長時間外で待っても整理券は受け取れないそうです。忘れ物はチェック大事ですね!!
そこからさらに数時間待たなければならなかったので、一度学校に行き、授業を途中まで受けてまたGNIBまで行き、そこからひたすら待ち続けて私の番号が呼ばれたのは午後1時半。その後また待ちます。
結局すべて終わったのは午後5時でした。
前日の彼らの顔の意味がよーくわかったのはこの時でした。
この要塞に赴く際には必要書類の他に、「気力」も必要です(笑)。
つい最近(2016年6月現在)GNIBに行った友達は、朝7時に行って200番台の整理券を手にし、結局次の日の朝6時に再チャレンジしてました。ビザ条件が変更され半年たった今とはいえ、早めに行くことが無難かと思われます。。。
以上がアイルランドで学生ビザを取得するまでの流れです!最後に簡単にまとめますと、
アイルランド長期滞在のための生活立ち上げの第一歩としては、なかなか大変ですね。
あくまで私の体験談なので100%正しいわけではありません。特にビザ関連の情報は随時変わることもあるので”体験談”として捉えていただければと思います!!
今回も最後までありがとうございました!
また次回もよろしくお願いします(^^)
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