ゴールウェイの気候とオススメの服装を解説！

ゴールウェイに行くにあたって、現地の気候や持っていくべき服装はどのようなものがいいか悩みますよね。

実際ゴールウェイは東京と比べると気温や日照時間、降水量などが異なり、知らずに渡航してしまうと現地で服を一式買い直すなど、不要に出費がかさんでしまう恐れがあります。

そこで今回は、ゴールウェイの気候や季節ごとの雰囲気、服装、ベストシーズンなどをご紹介します。ゴールウェイへの渡航準備を進めている方は、ぜひこの記事を参考に持っていく服装、現地での服の調達イメージを持っていただければと思います。

※本記事ではユーロをEURと表記し、為替レートには2022年3月20日時点での情報を参照し、1EUR＝133円で計算しています。

ゴールウェイの気候帯

まずはそもそもゴールウェイがどの気候帯に属しているかを確認しましょう。ここでは気候学者W.P.ケッペンによって考案された気候区分に従い、気候帯をご紹介します。

メルボルン大学のM. C. Peelらの発表によると、ゴールウェイの気候は西岸海洋性気候（気候区分：Cfb）に属しています（※1）。

西岸海洋性気候は、暖流や偏西風などの影響により、他の温帯に属する気候と比べると年間を通した気温や降水量の変化が穏やかな点が特徴です。

世界の都市では、ドイツのベルリン、オランダのアムステルダム、スイスのジュネーブなどが西岸海洋性気候に属しています。

日本との比較

一方で日本は、北海道や東北などが亜寒帯湿潤気候に、その他地域の大部分は温暖湿潤気候に属しています。

年間を通して気温差が大きい日本と比べると、ゴールウェイの気候は年間を通した寒暖差が少なく、安定した気温の中で生活を送れます。

年間を通して涼しいゴールウェイの気候

上ではゴールウェイの気候帯について簡単にご紹介しましたが、実際の気温などが分からないと生活イメージが湧きづらいですよね。続いては、ゴールウェイの平均気温や降水量などを東京と比べながらご紹介します。

なお、以下で紹介するデータはアメリカに拠点を置くCanty and Associates LLCが運営する気候データベース「Weatherbase」、およびオランダに拠点を置くWorld Wide Travel Organisationが運営する「Weather and Climate」、ノルウェーに拠点を置くTime and Date ASが運営する「timeanddate.com」掲載の情報を参照しています（※2〜6）。

ゴールウェイの平均気温

西岸海洋性気候に属するゴールウェイは、東京と比べ夏の気温が低く、年間を通した気温差は小さいです。

ゴールウェイの平均最高・最低気温

ゴールウェイでは、夏の平均最低気温が15℃前後と、東京と比べ低くなります。最高気温も東京ほどは上がらないため、夏であっても羽織れるものなどの防寒対策は取れるようにしましょう。

ゴールウェイの日照時間、日の出・日の入り時間

東京よりも高緯度に位置するゴールウェイでは、年間を通した日照時間に大きな変動があり、冬の日照時間は夏の1/3ほどになります。

ゴールウェイの降水量

西岸海洋性気候に属するゴールウェイでは、年間を通して降水量の変化が穏やかで、東京と比べると年間降水量はかなり少なくなります。

ゴールウェイの春（3月～5月）

ゴールウェイの春は3月から5月です。平均気温は、10℃ほどと東京と比べかなり低く、夏にかけた気温上昇はあまり緩やかなため、5月でも肌寒さは感じます。

春のおすすめの服装

春はまだ気温が低く、出かける際には長袖のシャツに薄手のコートを羽織る必要があります。

ゴールウェイの夏（6月～8月）

ゴールウェイの夏は平均気温が15℃前後と、東京の春並みの気温となります。最高気温が30℃を超えることはほとんどないため、日本人にとってはかなり涼しい夏に感じられます。

暑くなっても20℃前後なので、日本人にとってはかなり快適に過ごすことができ、日中は基本的に半袖で過ごすことができます。

夏のおすすめの服装

夏は日中であれば半袖シャツ1枚で過ごすことができます。

ただし、朝晩は冷え込むので、羽織れるカーディガンや長袖のシャツは持っていきましょう。帽子やサングラスはもちろん、日焼け止めも忘れずに用意してください。

ゴールウェイの秋（9月～11月）

ゴールウェイでは9月に入るとだんだんと気温が下がり、日中でも肌寒さを感じます。

平均気温は、10℃前後と春と同じ程度の気温まで下がります。

秋のおすすめの服装

ゴールウェイの秋の寒さは東京の冬並みの気温になるので、ダウンや厚手のコートなど、日本の冬に着ていた服装で出掛けるようにしましょう。マフラーや手袋などの防寒具も必要となってきます。

ゴールウェイの冬（12月～2月）

ゴールウェイの冬は東京並みに冷え込み、平均気温は5℃、日によっては0℃近くなることもあります。

冬のおすすめの服装

日本の真冬に着ていた服装に、さらに1枚足す格好が良いでしょう。ヒートテックやセーター、マフラーや手袋、帽子といったアイテムも必需品です。

ゴールウェイのベストシーズンは6月〜8月！

季節ごとの気温を踏まえて、ゴールウェイのベストシーズンは6〜8月です。夏の時期ではありますが、日本のように暑すぎることはないので、汗ばむことは少なく快適に過ごせます。

また、夏の間は日照時間が長く、夜の21時頃まで空が明るいので、夜遅くまで散策を楽しめます。

しかし、ベストシーズンといっても注意が必要なのが「雨」です。1日の中で雨が多い地域なので、折りたたみ傘や雨具を準備しておきましょう。夏だからといっても、雨が降ると気温が下がり寒く感じるので、1枚羽織れる上着を持っていくと便利です。

天気が変わりやすさにはご注意

アイルランドは天気の移り変わりが激しく、1日の中での気温差などが大きくなります。

例え朝晴れていてもお昼、夕方には雨が降るという日も多いため、出かける際には雨具の携帯を忘れないようにしましょう。

また気温差もかなり大きいので、夏での渡航でも防寒具は忘れずに用意してください。

留学では最低1週間分を用意！

留学の場合、ホームステイ、あるいは学生寮での滞在が多く、自分の好きなタイミングで洗濯できるとは限りません。最低でも1週間分の服装を用意するようにしましょう。

ゴールウェイの気候まとめ

今回はゴールウェイの気候について紹介しました。

ゴールウェイの気候の特徴は、天気が移り変わりやすい点です。ぜひ今回ご紹介した内容を元にゴールウェイに持っていく服装の準備を進めて下さいね。

また衣服をはじめ、アイルランド留学に必要な持ち物は下の記事でまとめているので、渡航前に漏れがないかチェックするためにこちらもあわせてご確認ください。
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