マンチェスターのエリア情報を解説！観光、生活にはどこがおすすめ？

グレーター・マンチェスター (Greater Manchester) は、イギリスの州の1つでイングランドの北西部に位置します。人口は約260万人ほど。ロンドンやバーミンガムにつぐ、イギリスで3番目に大きな人口がいるマンチェスターは、イギリスの内陸部にあり、海に面いていないエリアです。

かつて綿工業、繊維産業が盛んだった地域です。時代の移り変わりとともに産業の中心は変わっていきましたが、各地域に歴史は残っています。郊外地域もあるが、人口密度の高い都市部分が各地区に点在するのがマンチェスターの中心です。

今回はそんなマンチェスターの街を中心都市のマンチェスター、ボルトン、トラフォード、オールダム、ロッチデール、ストックポートの6つの地区を紹介していきます。

なお、マンチェスター留学で人気の語学学校は下のページでまとめているので、希望するエリアにある学校を見ながら検討したい方はチェックしてみてください。
マンチェスターの語学学校ランキング

マンチェスターはどんなエリアに分かれている？

マンチェスターはダウンタウンを中心に、商業地区・観光地区・住宅地区といった様々なエリアに分かれます。今回はメインの10のエリアに分けてご紹介します。
ピカデリーイーストセンター
ビクトリアショッピングエリア
スピニングフィールド・アルバートスクエア
キャッスルフィールド・ピーターフィールド
オックスフォードロードコリドー
ノース
サウス
ソルフォード

それではひとつずつ見ていきましょう。

マンチェスターの中心部「ピカデリーイーストセンター」

イギリスの中央でイングランドの北西に位置するマンチェスター。グレーター・マンチェスターの都市で、イングランドを代表する都市の１つです。人口は約224万人ほどいます。古代ローマ帝国によって作られたのを起源とする長い歴史がある街。

マンチェスターでは綿工業などが盛んで、産業革命では中心的役割を担ってきました。その後20世紀にはいると街の中心事業だった綿工業が衰退していき、それまでの時代をリードしていきた程の街の影響力も失われていきました。

周辺の都市は、リヴァプールまで約50km、リーズまで約60kmほどの距離にあります。イギリスでも有数の広さがあるマンチェスター空港があることから、海外からでもアクセスのしやすいエリアです。観光客も多く訪れるエリアなので、主な観光エリアの一部をご紹介します。

ジョン・ライランズ図書館

マンチェスター大学に所属している図書館。伝統的なゴシップ様式の建造物で、その外観、内装はまるでお城のようにも感じはます。

マンチェスター市庁舎

1877年に完成したイギリスのゴシック様式の建造物。世界でも有数の優れた建造物として知られています。

国立フットボールスタジアム

FIFAなどのサッカーコレクションが14万点以上展示されている巨大なフットボール博物館。サッカーの歴史やイギリス国民との深い関係性が知ることができるサッカーファン必見のスポットです。

エティハド・スタジアム

イギリスのプレミアリーグに所属するもう一つサッカークラブ、マンチェスター・シティの本拠地です。地元ファンも多く、世界でも有数の強豪クラブとして活動しています。

マンチェスターで買い物を楽しむなら「ビクトリアショッピングエリア」

ビクトリアショッピングエリアはピカデリーイーストセンター同様マンチェスターの中心的エリアで、エリア内にはショッピングモールなどが数多くあります。

またレストランやカフェも多いため、買い物がてらエリアを散策してみてもいいかもしれません。

マンチェスターの金融街「スピニングフィールド・アルバートスクエア」

photo by：Iordanis/ Shutterstock.com

スピニングフィールド・アルバートスクエアはマンチェスターの金融街として知られています。一方でバーやレストランなども多く、エリア内には高層ビルと煉瓦造りの建物が混在しています。

都会の休息所「キャッスルフィールド・ピーターフィールド」

キャッスルフィールド・ピーターフィールドはピカデリーイーストセンターから程近い川沿いのエリアです。石畳に煉瓦造りの建物の多いエリア内では、都心にありながら一息つくのに最適な場所です。

観光スポットとしても有名なので、休日には多くの人が訪れます。

テクノロジーで生活を革新する「オックスフォードロードコリドー」

photo by：John B Hewitt/ Shutterstock.com

オックスフォードロードコリドーはテクノロジーを駆使し、生活を革新しようとするベンチャー企業や研究所が多く集まっています。

住宅地が広がる郊外エリア「ノース」「サウス」「ソルフォード」

photo by：John B Hewitt/ Shutterstock.com

ノース、サウス、キース、ソルフォードはマンチェスター郊外にあるエリアで、住宅地が広がっています。

トラフォード

古代ローマ帝国があった痕跡が街の各地の残っている大変歴史のある街です。トラフォードは世界初の工業団地ができたエリアと言われています。現在は、広大な面積をもつショッピングモールのトラフォード・センターがあり、この街の経済の中心を担っています。

シティ（マンチェスター）から離れているものの、週間所得がグレーター・マンチェスター内でイギリスの国内平均を上回っている地区と言われています。

オールド・トラッフォード

世界でも有名なイギリス・プレミアリーグ所属のマンチェスター・ユナイテッドの本拠地。マンチェスター・ユナイテッドは、日本の香川真司選手も所属したりと、日本のファンも多く存在する人気のサッカークラブです。

トラフォードセンター

イギリスで最も大きいショッピングモールの1つです。1998年にオープンし、独特の作りから外観を楽しむことができます。ショッピングはもちろんのこと、アミューズメントや飲食店も充実していて、飽きることなく1日中楽しむことができます。

ボルトン

マンチェスターが綿工業の盛んな地域であったが、ボルトンも産業革命で繊維産業で発展した地区です。産業革命に大きな影響をもたらしたとされるサミュエル・クロンプトンはボルトンの出身です。彼の発明した「ミュール紡績機」は、紡績機の原型になったとされています。第二次世界大戦が起きると、これまでこのボルトンの街を支えてきた繊維産業は衰退をし始めます。

その流れを受けて地域の商業地化を図るため、外部からの企業誘致に力を入れ始めました。その結果大きなショッピングモールや、リーボック・スタジアムが立つなど街の再編が進みました。ボルトンは日本ともスポーツや企業が関わりがあり、ボルトンのサッカークラブに日本人選手が在籍していたり、企業では日立が進出していたりします。

オールダム

マンチェスターシティの北東に位置するオールダムは人口約10万人ほどの地区。オールダムも世界的にも繊維産業で発展してきた代表的な都市です。現在、それら繊維産業の中心となってきた工場はすべて閉鎖されてしまいました。

産業革命当時には、産業が早くから発展したエリアの1つであり、イングランドの綿製品、繊維製品を支える重要な都市の1つでした。さらに、一時は世界で最も生産力のある紡績工場があったとされ、その生産量は他のヨーロッパの国々から群を抜いていました。

ストックポート

ストックポートは、マンチェスターシティから南東に位置した、マージー川に面した町です。16世紀ころは、大麻の繊維やロープ製造や栽培が盛んでした。

イギリスで最初の絹織物工場の一つが町にあったとされています。時代が進むにつれて中心産業も変化していき、マンチェスターで盛んだった綿産業や帽子産業が発展していきました。

マンチェスターの語学学校と滞在先マップ

ここまでマンチェスターの各エリアをご紹介してきました。各エリアについて少しは印象を持てたでしょうか。

ここではマンチェスターで留学を検討している方に向けて、どんなところにある語学学校、滞在先があるかをご紹介します。下のマップに赤いピンで語学学校、青いピンで滞在先を載せてみたので、気になる地域にどんな学校・滞在先があるか見てみましょう。

なお、ホームステイについては申し込みがあってから滞在先を探すようになるため事前に場所が確定できないのでご了承ください。

移動については、シアトルの場合市内を広くバスが通っているため、アクセスに不便さを感じることはあまりないでしょう。シアトルには他にも電車なども通っており時と場合によって幾つかの交通手段を使い分けるとより快適な生活が送れます。

現地に行ってからでも遅くはありませんが、事前にどのような交通事情かを知りたい方は下で詳しく紹介しているので参考にしてみてください。
マンチェスターの交通事情まとめ！利用料金からおすすめの移動手段まで徹底解説

マンチェスターのエリア情報まとめ

観光やサッカーが盛んであり、古代ローマ時代からの長い歴史があるマンチェスター。シティはイギリス国内でも有数の都市になるなど、世界の都市の中でも魅力の多い街の1つです。産業革命当時に発展した郊外の街を含め、マンチェスターには様々な歴史がのこり、特徴があります。

あなたの目的に合った語学学校をご紹介します！

留学先となる国や都市のイメージを持てたら語学学校選びに移りましょう。ただし、国や都市と違い、語学学校選びはより希望を整理しながら進めていく必要があります。

ポイント1. 留学の目的

ポイント2. 生徒規模や雰囲気

ポイント3. 日本人留学生の比率や日本人スタップの有無

ポイント4. 立地

ポイント5. 滞在方法、滞在先の希望

特に生徒規模や雰囲気、日本人留学生の比率や日本人スタッフの有無などは時期によって変わりやすいので、自分で調べた情報だけで決めてしまうと学校選びで失敗してしまう恐れがあります。
より最新の情報をもとに語学学校を決めるなら、留学エージェントに相談してみましょう。

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