S.C さん社会人(29歳)
| 学校名 | International House(TECSOLコース)※閉校 |
|---|---|
| 留学期間 | 7週間(2023年10月〜) |
| 留学前の英語力 | Lv.5 日常会話はスムーズにできる |
| 留学後の英語力 | Lv.6 限られた領域ならビジネスで使える |
私は以前ニュージーランドに約3年間滞在し、主に子どもに関わる仕事をしていました。その中で「子ども以外の分野にも挑戦してみたい」という気持ちが芽生え、ニュージーランド生活の中で知った「TECSOL(児童英語教師の資格)」を英語圏で取ろうと思ったのがきっかけです。
ただ、すでにニュージーランドでのワーキングホリデービザは使い終わっていたため、文化的にも近く、ワーホリ制度が利用できるオーストラリアを選択。そこでTECSOLを取得するだけでなく、これまでとは異なる職種にも挑戦し、自分の可能性を広げたいと考えていました。
ニュージーランドでは3年間、豊かな自然に囲まれて暮らし、多くの癒しと学びを得ました。自然の中で過ごす時間はとても心地よく、自分にとって大切な時間だったと思います。
一方で「次はもっと都会的で刺激のある環境で生活してみたい」という気持ちも強くなり、文化や価値観が近いオーストラリアの中で、都市部に住んでみることにしました。さらに、ニュージーランド滞在中に知ったTECSOLを取るなら、教育機関が充実しているメルボルンが良いと考えたのも理由の1つです。
これまでとはまったく違う環境に飛び込むことで、自分の視野や可能性を広げられるのではないかと感じ、オーストラリア留学を決めました!
島で野生カンガルーとパシャり
メルボルン中心部にあり、トラムでも電車でも通える便利な立地が魅力でした。通学の負担が少なく、生活とのバランスが取りやすいと感じましたね。また自分の英語力に合ったコースがあり、安心して学べる環境だったことが決め手です。
住む家と仕事が見つかるかが不安でした。仕事や家探しに時間がかかることも考え、しっかり貯金をしてから出発。繁忙期で仕事が増えるクリスマスホリデー前を狙って到着するように計画しました。
家はニュージーランドにいる間にFacebookやサイトで探し、ビデオ通話でやり取りし、見学してから決定。
仕事はメルボルンに住んでいる友人が、働き手を探している職場を紹介してくれて、本当に助かりました。
LINEで気軽に相談できたことと、担当カウンセラーの方がとても話しやすく信頼できたことです。真摯で丁寧な対応に、安心して任せられると感じ、申込みを決めました!
先生は優しく接してくれる感じで、学校の雰囲気も落ち着いていて、清潔感もあって過ごしやすい学校でした!
最初の5週間は、平日10:00〜14:20で授業を受けていました。座学のあと、生徒を児童役に見立てて、先生が授業の進め方を見せてくれて、それをもとに毎週チームを組み、クラスメートを児童役にして模擬授業を実施。
指導案や教材の準備もチームで協力し、最後は先生からフィードバックをもらいます。最終日にはETYL Cambridge TKTの試験があり、それを受けて修了でした。
その後の2週間は、9:00〜15:00(ランチ休憩1時間)で実際に保育園に入り教育実習。特に細かい指示はなく、自分からできることを見つけて動くようにしていました。
TECSOL対策の授業の様子
放課後は16:00から仕事に行っていました。模擬授業の前は、出勤前に学校に残って準備をしたり、早めに登校して課題に取り組んだりしていましたね。
休日は朝から夜まで働きづめ。休憩時間で課題をこなしたり、試験前は練習問題を復習したりと、とにかく勉強との両立に励んでいました。
留学前は「子ども以外の仕事に挑戦」と決めていたのですが、実際は仕事探しが難航。詐欺のような求人メッセージも多く、常に慎重な判断が求められました。
そんな中で「無理にこだわらず、できることから始めよう」と切り替え、まずはベビーシッターを少しずつ始めました。
その後、都市を移動すると州ごとにルールや手続きが異なり、WWCC(子どもと関わる仕事に必要な証明書)の再取得では住所証明に苦労。さらにビザの残り期間が半年弱と短く、ワーホリ勢も多かったことから仕事探しは一層大変でした。
思うようにいかないことも多かったですが、途中でマインドを切り替えて、ボランティアやバリスタ資格の取得、友人との時間を大切にすることで、有意義な日々にできたと思います!
サンセットが大好きで、メルボルンではビーチの目の前に住んだこともありました。毎日のように眺める夕陽は心の癒しで、最高の贅沢でしたね。
知り合いのお誘いでマーケットに出店し、自分のハンドメイドアクセサリーを販売したり、フェイスペインティングを手伝ったりもしました。ずっとやってみたかったことだったので夢が叶った瞬間でした!
コアラやカンガルー、クオッカなどのオーストラリアならではの動物たちに間近で会えたのも忘れられない経験です。みんな本当に可愛くて、感動しました。
またメルボルンでの保育園実習を終えたとき、園の責任者から「ここで働かない?」と声をかけてもらったのも大きな出来事。すでに都市移動を決めていたためお断りしましたが、自分の働きぶりを認めてもらえたことが嬉しく、自信にもつながりました。
念願のマーケットで出店
IELTS Academic は overall 4.0 でした。
会話は途切れず続けられるものの、連結詞をうまく使えず、話すスピードもゆっくり。語彙力も限られていて、身近なテーマなら話せるけれど、それ以外は中学校レベルの簡単な単語で言い換えて対応していました。
ただもともとニュージーランドにいた際は家も仕事も完全に英語環境だったので、日常的に英語を使いながら生活していました。
TECSOLの授業や教育実習を通して、特に教育分野の英単語や表現を多く学び、語彙力がぐっと伸びました!授業でのディスカッションや実習の経験から、リスニング力も確実にアップしたと感じています。
スピーキングや文法については、ニュージーランド滞在中に培った英語力をキープできた感覚です。
留学を通して英語だけでなく、韓国語・タイ語・スペイン語など、さまざまな国の言葉で簡単な挨拶や単語も覚えました。友人との交流を通じて「言葉が通じる楽しさ」を実感できたのは大きな収穫です。今でも交流が続いている仲間もいて、国は違っても夢や進路について語り合い、励まし合える関係を築けたことは何よりの財産だと思います。
帰国後は発達障害のある子どもたちの放課後デイサービスで、TECSOLで学んだ知識を活かして、自分なりのスタイルで英語を教えています。
担当カウンセラーの方が、とても話しやすく信頼できたことです。学校との連絡や交渉も代わりに行ってくれ、不明点があればすぐに確認を取って、明確な答えをもらえたことが安心でき本当に助かりました。
世界一幸せな動物クオッカとパシャり
留学は語学だけでなく、価値観や人とのつながりを大きく広げてくれる貴重な経験です。出発前にある程度の英語力と資金を準備しておくと、現地での生活も精神的に安心して過ごせます。
私はニュージーランドでオーペアを経験し、オーストラリアでは自力で家と仕事を探す挑戦をしました。英語環境に入りたい人や、生活面の安定を重視したい人にはオーペアがとてもおすすめです。実際、留学を考えている友人にもよく勧めています。
困ったときは勇気を出して人に頼り、一歩踏み出すと、想像以上の成長や出会いが待っていると思います。
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