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英語レベル
LEVEL3簡単な会話ができる
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LEVEL5文法をほぼ理解し、自由に扱える
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入学してはじめの月曜日にクラス分けのテストがあります。それで振り分けられたレベルで1ヶ月間同じタイムスケジュールをこなすことが基本です。ただ2週間に1回、OPT(Optional Placement Test)があり、早くレベルを上げたい場合はこの試験にパスする必要があります。パスしたら、次の週から新しいタイムスケジュール、新しい先生になります。テキストも買い直す必要があり、コストは1200ペソ前後(2500円ほど)です。
ターム(1ヶ月)ごとに、MPT(Mandatory Placement Test)があり、それを受ければ自動的にレベルが上がります。ですので、たとえはじめがレベル2でも、4ヶ月在籍していればレベル5になるというわけです。はじめはグループクラスは同じくらいの英語力の生徒と授業を受けますが、1ヶ月、2ヶ月経つと実力にばらつきが出てくるように感じました。
私がこの学校を選んだのは、レベルが上がる(=目標を持ちやすい)、スパルタの環境(=自然と勉強に向き合える)、バギオの環境(=安全、涼しい、他の観光地から離れているので諦められる(笑))がありました。本気で英語に取り組みたい生徒と、留学を楽しみたい生徒の間にギャップはありましたが、結果的にこの学校にして良かったです。
レベルが6以上になったり、クラスを試験集中のコース(IELTS, TOEIC など)に変更すると上級校のChapis校に移動になります。Main Campusはすぐ近くにセブンイレブンがあったりタクシーをすぐに拾える環境ですが、Chapis Campusは少し不便で、少しでも息抜きがしたい生徒からは実際あまり評判はよくありません。ただ私は、先生がより優秀だし、生徒も一生懸命勉強しているので、Chapisの環境の方が合っていました。逆にMain Campusは、生徒が夜騒がしいときがあったり、writingのグループクラスなのに他の生徒と先生がただ週末の出来事を話すだけで終わってしまったり、ということもありました。
私は12週間の滞在でしたが、留学をするにあたって目標をいかに持つかが大切だなと感じました。「海外で生活した」という経験を得たいのか、「英語を上達させたい」のかで、過ごし方は全く違います。いくらスパルタの学校でEOP重視(English Only Policy)だからと言っても、いくらでもラクをできてしまいます。もちろん人生のいつ行くかで目標も得たいものも変わると思います。みなさんが目標を明確に持って、意義のある留学にできることを応援しています。
この口コミは arisa.ku.lover さんが留学された当時の主観的なご意見・ご感想であり、 学校の提供するサービスを客観的に評価するものではありません。 あくまでも学校選定の一つの参考としてご活用ください。 現在と異なる場合がありますので、最新の情報はお問い合わせください。 詳しくは口コミに対する 口コミ運営ポリシーをご覧ください。
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項目別評価 / コメント
授業・カリキュラム
1ヶ月Speaking Masterを、2ヶ月PowerESLを受講しました。SpeakingMasterは暗記集中で、毎日テストがありました。ひとりで自習する時間が長いので、かなり孤独を感じるコースだと思います。と同時に、忍耐力が身に付きます。覚えるものは大きく分けて4つあり、句動詞、日常の表現、パターン、単語です。ボキャブラリーが少ないと感じる人、暗記が得意な人におすすめです。
私のおすすめはPowerESLです。他の学生の言い回しや勉強に対する姿勢も参考になるので、はじめはグループクラスを多く持つものを選んでもいいと思います。
その後は自分の目標に応じて、テストコースに変える生徒も多くいました。
ESLでは、Reading(早く読んで理解することよりも、何度も声に出して発音を正すことに焦点が置かれる)、Writing(レベルによって変わるが、Essayを書けるようになることを目指す、grammarも含まれる)、Listening(音声ファイルを聴いて理解、ディクテーションをする)、Speaking(先生とディスカッションをする、テキストに沿って自分の意見を言う(例えば友人について、結婚について、ドラッグの使用についてなど様々))、あとは日常的な表現を学ぶクラス、パターン、イディオムを学ぶクラスなどがあります。
料金は、低いものから高いものに変えるときはその差額を払えばいいのですが(現金のみです)、高いものから低いものに変えるときは差額の半分しか返ってきません。なのではじめにプレミアムを選んでいた私の友人は、変更したくても損する気がしてなかなかコースを変えられなかったようです。どうしようか迷ったら、とりあえずPowerESLがいいと思います。
講師の質・教え方
先生はみんな親切で明るいです。ただ先生によっては、発音や表現、文法が間違っていてもあまり指摘しない先生もいます。何をしてほしいのかを先生に明示するといいと思います。
先生は全部で100名を超えます。それでも「先生が足りない」という状況になっています。入れ替わりも激しいので、新しくて経験のない先生もいれば、とても熱心でいい先生もいます。合う合わないもあるので1on1の先生だと変えてもらうこともできます。
食事
私は食事に期待していなかったのですが、期待より全然良かったです。ただ、高地で海から遠いこともあり、魚を食べられないのが少しストレスでした。日本人学生の多くがふりかけや味噌汁などスープを持ってきていました。それだけでも随分変わると思います。小魚の佃煮など、腐りにくいものを持参すると、かなりストレスは減ると思います。
施設・設備
スパルタを選択すれば、夜に自習する部屋が割り当てられます。一人になれる環境なので、勉強の集中も妨げられないです。たまに部屋の電気が暗いことがありますが、スタッフに掛け合ってみるといいと思います。
部屋の近くや教室の近くにウォーターサーバーがあり、それはとても助かりました。
Main校は新しいエアコンが導入されたこともあり、寒く感じることもあります。長袖など防寒具は必須でした。シャワーは水圧が弱いこともあるし、基本的に少しぬるめです。
Capis校は私の部屋はトイレとシャワーが近くにあり、床がびしょびしょになりやすい環境でした。
どちらの校舎も1週間に2回清掃があります。ただフィリピンではトイレに紙を流せないので、ゴミ箱にゴミがどんどんと溜まっていきます。なので、そこに関してはストレスを感じることもありました。
Wifiは時間によっては遅いし、全く繋がらない日もありました。学校だけでなく、バギオ全体が調子が悪いというアナウンスをされたこともあります。私はSIMを変えて4Gも使えるようにしていましたが、こちらも時間帯、場所によっては繋がらなかったりしました。
たまに雨漏れをしたり、対応が遅かったりすることもありますが、逆に言えば、日本の水準はすごいなと感じるきっかけにもなると思います。全てを楽しんで下さい。