日常生活で困らないレベルに！

レッスンはマンツーマンを1日4～6時間の間で選べ、その他にグループレッスンが2時間あります。私は6時間を選びましたが、6時間目の授業は集中力がやや無くなっていたので、個人的には5時間で充分だったかなという気がします。
レッスンは発音、シラブル、対話形式での音読練習、単語を使って短い文章や疑問文を頭の中で作ってすぐに言うトレーニングをやりました。
疑問文を作るのが苦手だったので最初の頃は苦戦しましたが、だんだん慣れて、留学後半は短い時間で言えるようになりました。
土・日曜日は授業がありませんが、私は土曜日にオプションで6時間の授業を組み込みました。
英会話は復習が大事だと分かっていながら、独りで復習するのが苦手なので、土曜日のオプション授業は、全て1週間の復習に充てて頂くよう講師にお願いして復習授業をやっていました。脳に定着させる為にはこの復習授業はとても良かったと感じていますので、追加費用が問題なければ土曜日復習授業はお勧めです。

講師は全員が同じ教え方をするようにしっかりトレーニングされています。レッスンは1コマ(50分)ごとに講師が代わりますが、教え方が同じですので、講師ごとに当たりハズレがなく、どの先生が担当になっても戸惑うことが無いのも大きなメリットです。
教え方が同じと言っても、杓子定規な教え方ではなく、生徒のレベルに合わせ柔軟に調整してくれますので、英語初心者の私でも安心して授業を受けることが出来ました。

学校は、講師の対応・食事・設備・清掃等について、生徒に対して定期的にヒアリング・アンケートを取っていました。私が滞在した3か月間の間にも3回ほどヒアリング・アンケートがありました。私自身は何も不満が無かったので特に何も要望は出しませんでしたが、不満や要望があれば出来る限り早急に改善してくれるようです。常に顧客(生徒)目線で学校を改善していこうという姿勢に大変好感が持てました。

学校の食事に関しては何も心配なく、とても美味しくお腹一杯食べていました。ご飯は日本の米ではないですが、水を多めに炊いて、日本のお米の食感に近くなるように炊かれていました。
他の生徒さんが日本から持ってこられたごま塩やふりかけが生徒さんたちの間で人気で、生徒さん同士でシェアしていましたので、お好きな方は日本から持って行くといいかもしれません。
土曜日夜と日曜日終日は学校の食事が出ませんので外食になりますが、安くて美味しいお店がありますので、トライシクルに乗って他の生徒さんや講師と一緒に食事に出かけていました。学校の食事は全く心配ないですが、まれに外食でお腹を壊すこともあるかもしれませんので、念のためお腹のお薬は日本から持って行った方がいいかもしれません。

学校内で寝泊まりする部屋は約4.5畳程度の広さにベッドと机があります。エアコンもありますし扇風機も置いてありますので、暑くて寝られないということは全くありません。道路面に面した部屋はバイクの騒音が気になることがありますので、耳栓はあった方がいいかもしれません。
ダイニングとシャワー、トイレは2部屋ごとに共同で1つあります。シャワーは日本より水圧が弱いのがフィリピンでは普通であることは留学前から解っていましたので、その分、シャワーの時間は日本よりも長くはなりますが、それ以外は不満はありませんでした。トイレは洗浄便座ではありませんが、洗浄ノズル(ホース)が付いていますので、日本から携帯用のおしり洗浄器は持って行かなくても大丈夫です。ただし外出先のトイレには洗浄便座も洗浄ノズルも付いていないことが普通なので、外出先でのトイレが気になる方は携帯用おしり洗浄器を持って行った方がいいかもしれません。
4階の屋根付き屋上には洗濯機があり自由に洗濯して洗濯物を干すことが出来ます。ハンガーや洗濯ばさみは学校の物を自由に使え、数も沢山ありますので、日本から持って行かなくても大丈夫です。洗剤は近くのスーパーにいろいろな種類が売っているのでそこで購入できます。
この屋上はよく風が通る気持ちの良い屋上なので、授業の時間以外はこの屋上でずっと自習をしていました。

インターネット(wifi)は日本と比べれば弱いですが、フィリピンではそれが普通のようです。アクセスポイントは学校内に数か所設置されていますが、そこに近い部屋では比較的繋がりやすいです。ただ、遠い部屋ですと日中は繋がりにくい時間帯もあります(皆が寝ている早朝は遠くてもよく繋がりました)。授業の合間の休憩時間は生徒さんも講師も集中的にスマホを使うため、アクセスポイントに近づいても繋がらないことがありますので、アクセスが集中する時間は諦めた方がいいかと思います。