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Takeshi FujiyoshiさんのCNS2(シーエヌエス ツー)の口コミ

この口コミは留学終了から7年以上が経過しています。

Analysing CNS-II

  • Takeshi Fujiyoshiさんの口コミ(男性/40代/その他)
  • 2017年04月25日
  • 認証
  • 2校以上経験
  • 2カ国留学

この口コミは Takeshi Fujiyoshi さんが留学された当時の主観的なご意見・ご感想であり、 学校の提供するサービスを客観的に評価するものではありません。 あくまでも学校選定の一つの参考としてご活用ください。 現在と異なる場合がありますので、最新の情報はお問い合わせください。 詳しくは口コミに対する 口コミ運営ポリシーをご覧ください。

3.50
  • 部屋1人部屋
  • 期間20週間(2016年11月〜2017年04月)

※ この口コミの評価は6ヶ月以上前の経験によるものです。

英語
レベル

留学前LEVEL4 よく使う表現はスムーズに使える

TOEIC 870 | TOEFL - | IELTS 6.0

留学後LEVEL4 よく使う表現はスムーズに使える

TOEIC - | TOEFL - | IELTS 6.0

項目別評価 / コメント

  • 授業・カリキュラム
    4.00
  • 講師
    3.50
  • 運営・スタッフ対応
    3.00
  • 食事
    4.00
  • 施設・設備
    3.00
  • インターネット
    2.50
授業・カリキュラム

カリキュラムのバランスは良い。カリスマヘッドティーチャを含む数名の古参講師によって指導方針が大まかに定められているため、講師間で指導力に差があっても指導内容に大きな差が出にくい。学習負荷についてはインディビジュアルクラス1日3コマという量は絶妙。グループクラスの量は各人の負荷に応じて調整できる。毎週末の模擬テストではWritingとSpeakingは本番に近い方法でスコアを算出し問題点も書き出してくれるので参考になる。

講師の質・教え方

前にいた学校に比べると講師の指導力は少し低いと感じる。疑問点に対し納得のいく回答が得られなかったり、授業のやり方や宿題が自分に合っていなかったり、明らかに間違ったことを教えられることが、決して多くはないが時々ある。長期間滞在しそういった不満が積み重なると徐々に講師を信用できなくなってくる。各講師は高々2科目しか担当しないため、特定の科目に対し教え慣れている点は良い。どの講師も雰囲気作りが上手く、楽しくリラックスして授業を受けられる。

学校運営・スタッフ対応

韓国人校長の下に日中韓のインターンの学生マネジャが1人ずついる。他校と比較して、学生から見たマネジメント陣の存在感は薄い。何か事が起きたとき頼れるのかどうか不安になる。校則と罰金が定められているようだが、どこまで運用されているのか疑わしい。改訂したらどうかと思う。

食事

他校に比べると献立の種類が少なかったり飲食時間が30分と短かかったりする。料理の内容に不満はないが、豪華なときとショボいときのギャップが激しく、がっかりな日が度々あり。休日の昼夕は事前予約制で予約したのに食べなかったら罰金とのこと。休日は予約制なのに少し遅れて行くとメインディッシュが品切れで、目玉焼で代用されるか笑って胡麻化される確率が50%くらいだったが、最近は改善されたかな。

施設・設備

教室と自習室のあるフロアは勉強に集中できるよう上手く設計されている。逆にそれ以外の場所は寮を含め机や椅子がなく、勉強できる環境ではない。この点は他校と異なる特徴である。

立地は最悪。排気ガスによる汚い空気、夜中まで止まない交通騒音。ついでに部屋の隣にあるウォータタンクの作動音が超うるさい。近くに店など何でも揃っていて便利とは言ってもどうせ休日しか外に出ないので関係ない。飲食もその辺のローカル食堂で食べるより学校の食事の方が豪華で美味しいので外食の必要性なし。

10m×5mほどの広さのジムにはトレーニングマシンらしきものが何台か置いてあるが、まともに使えるのは2台だけで、他は単なるガラクタ展示場。自分は毎朝30分この部屋の壁と壁の間を往復ランニングすることで健康維持を試みていた。

インターネット

教室と自習室のあるフロアでのみWiFiを使用できる。但し利用者数が多過ぎるのか平日の日中は繋がらないか使いものにならない。講師が退社する17時半から少しずつ使えるようになり、強制自習が終わる22時半を過ぎるとほぼ使えるようになる。夜中はほぼ確実に使えるので、他校に比べると回線状態は安定していると言えなくはない。

総評コメント

【総評コメント】

フィリピン留学3校目。過去にはタルラックのMMBSとバギオのHELP Martin'sを経験している。3校を比較すると、総合的にはCNS2は他人に勧められる学校ではないが、学習面だけに限定すればCNS2が最も良かったといえる。運動不足で健康を害しても勉強しすぎで頭おかしくなっても構わないのでIELTSの勉強だけに没頭したいという人には向いている。

【その他、この学校について特筆すべき点は?】

《学習環境》

この学校が他校に比べて優れているのは学習環境である。

自習室と教室のある3階と3.5階は勉強に集中できるよう上手く環境が作られている。自習室には1人1席デスクが割り当てられ、そこに全ての教材を置いておけるため、いちいち寮の部屋に戻る必要がなく、休み時間など短い空時間にもすぐに勉強に着手できる。校則により平日は就寝時間と朝昼夜の休み時間を除き寮への立ち入りが禁止されているため、殆どの時間を自習室か教室で過すことになる。学校内には他に勉強できるような場所はなく、寮の部屋にも廊下にも勉強に使える机や椅子は置いてない。平日は外出禁止だが、休日も外に出れば車の騒音と排気ガスと人混みであふれている。学校周辺を含め自習室と教室が最も居心地の良い空間となる。ひとたび自習室の席に座れば目の前にあるのは教材と宿題の山。ここでできることはネットか勉強しかないが、平日の日中はネットは使いものにならない。いつでも自然に勉強に取り組める。この学校をデザインした人はセンスが良いと思う。

自習室には50席あるが、実際の学生数は20人前後しかいない。自分がいた期間では最大で23人、最小で9人しかいない時期があった。1人で3席くらい占有しても問題ない。広々として快適。日中はみな授業に出ているし、夜の自習時間も教室で勉強する人が多いため、自習室の人口密度は低く保たれている。些細な問題として、自習室にいてもただ寝ているかスマホいじってるだけの若い韓国人や中国人がごく少数だが紛れている。彼らは寮の部屋で寝てれば良いと思うのだが、校則がそれを許さないから仕方がない。

《カリキュラム、クラス、レベル》

毎日モーニングテストから始まり、日中はインディビジュアルクラス3コマ、グループクラス好きなだけ、夕食後には2時間半の強制自習がある。毎週金曜日はグループクラスがなく、IELTSの模擬テストが行われる。

インディビジュアルクラスの講師の割り当ては基本的に変更されないが、希望すれば変更してもらえる。グループクラスの割り当ては学生の希望に基いてタームごとに決められるが、途中でやめたり他のクラスへの変更もできる。グループクラスでは、タームの途中で卒業する人や離脱する人がいるため、徐々に受講者が減っていき、終いにはグループクラスなのにマンツーマンになることが時々ある。これは果たして得なのか損なのか。

レベル感はどの授業も5.5〜6.0くらいの人に適していると思う。自分の場合、5.0前後のSpeakingは少し厳しい、6.5以上とれるWritingは物足りないと感じた。すでにOverall 6.5以上とっている人が更に上を目指すなら、ここよりもレベルの高い学生が集まっているHELPの方が良いかも知れない。ここの学生の目標スコアは6.0くらいが多い。7.5を取得する韓国人を続々輩出するHELPに比べると、CNS2の学生のレベルは数段低いのが現状である。

以下科目別。

⚫︎Listening
1セクションごとにテストと答え合わせをひたすら繰り返す。答え合わせでは、解答の情報が流れたところで講師がオーディオを止め、誰かが正解を答えると次に進むため、クラスで一番出来る人のペースで授業が進むことになる。試験に慣らすための練習としては良いが、この授業だけでリスニング力を上げるのは難しい。自分は毎日独自にディクテイションとシャドウイングを続けていたが、そういった基礎力強化のための課題があると良かった。なお自習用教材としてCambridge IELTSシリーズのコピーを安価で購入できる。

⚫︎Reading
インディビジュアルクラスとグループクラスの両方ある。インディビジュアルクラスでは、教材としてCambridge IELTSシリーズを使用する。1日1パッセージのペースで進み、予習した上で授業では解答とパッセージの内容について講師と議論する。グループクラスでは、授業毎に適当な教材から1パッセージ分の問題のコピーが配布され、20分でテストを行ったあと、残りの時間で答え合わせをする。1クラスの受講者は最大5人ほど。1日に複数のReadingクラスを受講しても良い。指導方法が講師間で統一されていることと特定のテクニックの使用を強要されない点が他校に比べて良かった。しかし問題を解いて正答を確認して疑問点を解消するだけではリーディング力は上がらない。スキミングなどの基礎力を強化するのため指導が欲かった。

⚫︎Writing
インディビジュアルクラスが1コマのみである。最初の数週間はタスク1、その次の数週間でタスク2、そのあとは両タスクを練習する。自分は余裕があったのでタスク1はAcademicとGeneralの両方を勉強した。学校独自の問題集が用意されているがあまり使用せず、講師がどこかから拾ってきた問題を使用することが多かった。タスク1に関しては今までに使ったことのない表現方法を習得できて有益だったが、タスク2に関しては既に自分のライティングスタイルを確立していたので新しく学ぶことはなく、ただ書く練習だけをしていた。エッセイの添削は、スペルミスなど単純エラーの指摘にとどまり、タスクレスポンスの観点、表現、ボキャブラリの改善につながるものが少なく、全体として物足りなかった。

⚫︎Speaking
インディビジュアルクラスとグループクラスの両方ある。教材として本試験を受けた学生からヒアリングして作成したオリジナル過去問集を使用することが多い。インディビジュアルクラスでは、発音や文法の間違いの修正、解答案の改善を行う。発音の間違いを逐一指摘されたのは初めてで大変有益だったが習得するには至らず。講師によっては毎日レコーディングの宿題があり、授業ではその内容を元に解答を改善していく。このやり方は気の済むまで練習できる点で自分には合っていた。グループクラスでは、各問題について受講者が順に解答したあと、講師がアイデアを整理し、便利なフレーズや慣用表現をレクチャーすることが多い。沢山の慣用表現を教えられたが正直殆ど吸収できなかった。授業スタイルは講師によってばらつきあり、合う合わないあり。1日に2つ以上のSpeakingグループクラスを受講することも可能。

⚫︎Grammar
中級レベルの文法は習得していることが前提。Writingで間違えやすいところと点数稼ぎになりそうなトピックだけを取り上げて勉強する。構文の定義から入り、例文を使って応用範囲を広げていく。上級者向けの内容だと思うが、扱う例文は易しく、講師のレクチャーも上手い。自分は難なく付いていけたが、クラスメイトの半分くらいは付いていって無いように見えた。知らない文法を学ぶことも時々あり有益で満足度は高かった。この授業はWritingのスコアアップを狙ったものだと思われるが、個人的にはReadingで役に立っている。2ターム分のクラスが用意されている。以前はインバージョンなどを含む更に上級のクラスも存在したが、学生のレベルが下がって需要が無くなり、廃止されたらしい。

⚫︎Pronunciation
発音記号ごとに教科書に書かれた単語や文章を読み上げて練習し、講師が受講者ごとに間違いを指摘して直していく。発音を基礎から勉強したのは初めてで有益だった。自分の間違った発音を意識するようにはなったが、それらを自然に正しく発音できるようなるには至らなかった。教科書に載ってる練習用の単語は馴染みのないものが多かった。5ターム分教材がある。自分は3ターム受講した。

⚫︎モーニングテスト
朝食前に行われる全10問の簡易リスニングテスト。5分くらいで終了する。問題用紙は1ターム分まとめて配布されるため、事前に準備できる。スコアは掲示版にて全て公開される。答え合わせはListeningの授業で行われる。何故か知らないがターム末になると出席率が悪化する傾向あり。無断欠席したら罰金100ペソという脅しが入り出席率は改善したが、それでも受けない人は全く受けない。

⚫︎模擬テスト(Weekly Test)
毎週金曜日に実施される。クラススケジュールの関係で試験時間は不連続になる。テストの出題元は不明で有名所の市販教材のものではなさそう。Speakingは本試験を受けた学生からヒアリングして集めたオリジナル過去問集からの出題。Writing Task 1もオリジナルくさい。ListeningとReadingのマテリアルは出所不明だが、回によって難易度に差がありすぎる。Writingのスコアは翌週水曜日、それ以外のスコアは月曜日の授業にて確認できる。スコアは掲示板に公開されることになっているが、実際には滅多に公開されない。自分がいた20週間のうち、1、2、9、10週目のみスコアが公開されていた。

【実りある留学生活を過ごすためのポイントは?】

エージェントが公開してる学校の情報はほぼ正しいが、目標スコア到達までの時間は個人差があるので当てにしないこと。留学しても半年で0.5上がれば良い方だと僕は思うが、人によって意見は異なるだろう。

ライティングとスピーキングは短期間でも上手く対策すればスコアを伸ばせる可能性があるが、リスニングとリーディングは長い期間かけてコツコツと続けるしかない。苦手な人は時間がかかることを覚悟すること。

IELTSは勉強してもなかなか成果が現れない難しいテストだが、英語力は確かに向上する。TOEICなど他の英語テストを並行して受けると英語力の変化を確認できて面白い。

この口コミは9人が参考にしています。 参考になった!

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