学校のクオリティが急激に低下しています。

【総評コメント】
カリキュラムやノウハウがしっかりしていて、IELTSに特化した学習をする事が出来る。
ただ、その恩恵を受けられるのは残念ながら一部の生徒のみとなっている。
この学校には毎タームごとに番号が振り分けられるのだ、それが学校内での生徒のランキングとなっている。
このランキングはweekly testの結果以外に、在籍期間、ヘッドティーチャーから見た伸びしろ、それとヘッドティーチャーの好みが加味されている。
このランキングの何が問題がというと、番号が若い程質の高い授業が受けられるという事である。
従って、来たばかりのニュースチューデントは（特に生徒が大量発生した時期）まともな先生に当たる事が出来ず、特に何の成長も実感できないまま帰国してしまうケースも見受けられる。
最近、学校のエース級の先生達が次々に離職してしまい新しく採用した講師が増えつつある。
そのため学校の質が急激に低下している。

また、生徒が一度に多量に入学する時期には学校側が頭数合わせのために急遽先生を多数採用する為に、採用基準が下げられている。そのため、質の低い先生が多数発生する。そういった先生はESLを教えた経験はあっても、IELTSを勉強した経験、教えた経験が無い。そういった先生は何も知らない入学したての生徒の担当になる。

最初の１ヶ月は新規採用の先生に当たり、全く伸びなかったが、以後先生を全て変えたらそこそこ伸びた。
良い先生は大抵オールドスチューデントがキープしているので、先生の奪い合いになる。


【その他、この学校について特筆すべき点は？】
施設が不衛生で食事も悲惨だが、勉強する雰囲気だけは整っている。
誘惑も無いのでストイックに勉強する事が出来る。

時期にもよるが、他の学校に比べて目的が明確で意識の高い生徒が多く、生徒の質は高いと感じた。休日もIELTS本番が近い生徒同士で勉強会を開くなど、授業以外の時間でも勉強をする雰囲気がある。
その一方で全く授業に出ない、自由時間外の無断外出、週末の無断外泊等、意味不明な生徒も複数名いた。


【実りある留学生活を過ごすためのポイントは？】
最低3ヶ月は居る事。1ヶ月目に良い先生にあたるかどうかは運次第なのであまり当てにしない方が良い。
2ヶ月目から良い先生にあたれるかどうかは、実力とヘッドチィーチャーから好かれているかどうか、そして生徒の人数による。
これらを満たしていない場合は、良い先生にいつ空きができるか常にチェックし、とにかく交渉する事。
オールドスチューデントからの情報収集も欠かしてはいけない。