TOEICの成績があがりました。が、衛生面、食事など気になる点もありました。

【総評コメント】
今までに3校のフィリピン留学を経験してきましたが、今までの中では一番、学園生活っぽい感じがしました。初めて、日本人・韓国人以外の学生がいる学校に入ったので、新鮮でした。日本人が一番多いですが、日本人は大人しいので、ベトナム人、台湾人など他の国の生徒たちの勢いに圧倒されました。良い経験だったと思います。初日の説明会が丁寧で、同期生と一緒にいる時間が最初の頃は多いので、すぐに同期生とは仲良くなって、情報交換ができました。生涯の友を得ることもできました。
先生は教え方が非常に上手い先生と、生徒が多くなると臨時で来るような先生もいます。先生をチェンジできる制度がありますが、広いようで狭い敷地内なので、チェンジするとなんとなく気まずかな。
一コマ45分の授業はとても短く感じました。スモールトークをしたら、あっという間です。同じ先生を2コマ取れないのも残念。
先生によっては、問題集のきちんとした解答を持っていなかったり、リスニングの音源があってもスクリプトを持っていないので、先生の勘がリスニングの解答だったりしました。それと、韓国系の学校はほとんどそうなのですが、テキストが質の悪いコピー本で、すごく見づらいです。
すごく教え方は上手い先生に当たりたければ、TOEICやIELTSのコースを取ると、常勤の先生や優秀な先生に当たる確率が高くなります。なんのストラテジーもなく教えている先生も多いです。
欧米人の先生が多くて有名な学校ですが、欧米人の先生よりも教え方の上手いフィリピン人の先生の方が人気がありました。


【その他、この学校について特筆すべき点は？】
今まで行った学校の中で一番、ゴキブリなどの虫が多かったです。ゴキブリもなんだかすごく大きいです。
それと、食事が日によって、おかずが極端に少なかったり、野菜が全くなかったり、人数が増えるとおかずやフルーツがなかったりします。食事は改良の余地があるように思いました。長時間、食事を提供してくれるのはうれしかったですが、反面、衛生面は大丈夫かな？思いました。
週に3，4回、ショッピングモールや郵便局に連れて行ってくれる定期バスや、週末のアクティビティなどあり、大きい学校ならではの快適さはありました。


【実りある留学生活を過ごすためのポイントは？】
同じ国の人同士で固まってしまう傾向がやはりありますが、それでも、他の国の人と接せずに生活するのは難しい環境だったので、EOPではけしてないけれど、話さざるを得ない状況があるのは良かったです。いろんな国の人と積極的に話すと、英語の勉強も楽しくなると思います。
またこの学校を選ぶかと聞かれたら、悩んでしまいますが、良い友人ができたのは確かなので、この学校に行ったこと自体は後悔はしていないです。それと、TOEICのコースで非常に教え方の上手い先生に出会えたので、長い期間、なかなか変化のなかったスコアに変化が出ました。それは本当に感謝しています。