自分に何が必要なのか、どうすればそれをGETできるのかを考えさせられる学校。

【総評コメント】
生徒・先生の質が高く、それがモチベーションにつながりました。授業参加やテストポイントによって付加されるポイント合計により生徒を評価するシステムは独特ながら、時に本来この学校が持っている自由さを掻き消してしまうこともあります。「従順な生徒」ではなく「柔軟な人間」になって、学校全体をフル活用できるととても充実した時間を過ごすことが出来ると思います。
僕の場合テストの点数アップではなく、ほとんどの授業をスピーキングに当てていました。そのため留学前とリーディング力は大きく変わりませんでしたが、リスニングがぐっと伸びたと感じています。


【その他、この学校について特筆すべき点は？】
入学前にある面談テストのおかげもあり、生徒全体のスピーキングレベルがある一定以上に保たれています。そのため、EOP(English Only Policy)が無理なく保たれています。
学校指定の教科書が無く、自分でやりたいことを自由に提案・実行出来るのが面白い。もし自分用のマテリアルが無い場合も、ある程度先生がサポートしてくれます。
スパルタという名目になっていますが、夜12時までなら近くのコンビニに買い出しに行けるので飲み物やお菓子などを買うことが出来ます。もちろん平日は指定区域以外への外出は禁止、週末も土曜は夜12時・日曜は夕方6時までという門限に従う必要があるので、自然と勉強に集中出来る環境が整っています。
ポイントシステムは良くも悪くも自分がどの位置にいるのかを知るきっかけになり、時にモチベーションになり、時にショックを受け、その中でどう勉強を進めて行けば良いのかを考えるきっかけになりました。


【実りある留学生活を過ごすためのポイントは？】
この学校の先生方が提供してくれるプリントは、先生方がプライベートの時間に用意し、それを実費でプリントアウトした物です。僕はそれに気づいた時から、それらを絶対に無駄にしてはいけないと思いました。それは従順に先生の提供してくれる物を受け取るということではなく、もし合わない場合は自分から積極的にこちらのやりたいマテリアル（雑誌やプレゼン）などを提供し、お互いの無駄な時間・お金を省くということです。
先生方の持っている価値観や生活スタイルと僕らのそれは、時に似通っていて時々ものすごく違います。その一つ一つを楽しみ、理解し、共有することで、より良い授業時間を過ごすことが出来ると思います。
また生徒全体の積極性も高く、それぞれ自分の思い描く方法で英語学習にアプローチしています。どうしたら良いのか分からない場合は素直にそれらの方法に従ってみることで、自分なりの学習スタイルを発見・築けると思います。