留学で価値観は変わる?海外経験を通した変化やメリットとは?

こんにちは、カナダに留学・ワーホリ経験のあるyukiです。

「留学すると価値観が変わる」とよく耳にしますが、「実際はどうなの?」「自分も海外に行けば変われるかな?」と、気になっている人は多いのではないでしょうか?

留学すると多様な文化や考えをもつ人と出会うため、価値観が変わることは多いです。ただし留学したからといって、突然価値観が変化したり、人生が好転したりするわけではありません。

まずは自分の生き方の土台となる価値観を明確にするために、積極的に行動することが大切です。

今回は、私の経験も織り交ぜながら、以下の内容について詳しく紹介します。

・留学で価値観は変わるのか
・体験談から見る留学での変化
・価値観が変わるきっかけになる留学中の行動
・留学をおすすめする人の特徴

現状に不満があり、留学を通して変わりたいと思っている人や、実際に価値観が変わった人の例を知りたい人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

なお、動画でイメージを膨らませたい方は、下の動画をチェックしてみてください!

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留学で価値観は変わるのか

実際のところ、留学すると価値観は変わるのでしょうか?

留学で価値観は変わる?

留学を通して、実際に価値観が変わるかどうかは人それぞれです。

「価値観」とは、「どんなことに価値を見出すか」に関わる考え方のこと。一言で価値観といっても、人生観・恋愛観・仕事観・死生観などがあり、さまざまな観点から語ることができます。

「仕事は辛くても頑張らなければならない」と思っていた人が、留学を経て「仕事は人生を楽しむための手段」「環境が合わなければ辞めればいい」という考えに変わることがあります。

「決められた期限や時間は守るもの」と考えている人が海外に行き、外国人の友達が集合時間に毎回1時間遅れて来るからといって、「集合時間は大幅に遅れて当たり前」という考えには変わらないでしょう。

このように、留学を経験したことで変わる価値観があれば、変わらない価値観もあります。また、人によって価値観の変化の仕方もさまざまです。

留学で価値観が変わるといわれる理由

なぜ「留学すると価値観が変わる」といわれるのでしょうか?

それは、海外には多様な価値観を持った人がいるからです。

日本で生活していると、周りには同じ文化を共有し、似通った価値観を持っている人が多いのではないでしょうか?

一方、留学先では他国から来る留学生や現地の人など、さまざまなバックグラウンドを持った人たちと触れ合います。国や地域によって文化や教育、宗教などはさまざまなので、物事の良し悪しの判断や大切にするものに多様性が生まれます。

彼らとコミュニケーションを取っていく中で、日本で「当たり前」や「常識」とされてきた価値観が、海外では重要視されない瞬間を目にすることもしばしば。

「授業中に当てられて、間違えたら恥ずかしいと思っていた自分をよそ目に、間違いを一切気にせず発言するクラスメイト」「見知らぬ人とは距離を取るものと思っていたけど、バスや電車で気軽に話しかけてくる現地の人」などが例です。

留学中に価値観の違いに触れることは、今までの自分の価値観について考え直すきっかけになります。

日本で生活しているときより、自分の価値観に影響を及ぼす機会が多いため、「留学すると価値観が変わる」といわれているのです。

体験談から見る留学での変化

留学は価値観が変化するきっかけになると述べましたが、過去に留学を経験した人が実際にどのように価値観が変化したのか気になりますよね。

ここでは、5名の体験談を紹介します。

体験談1.留学して実際良かった?10カ月のアメリカ留学生活で得られた成長と変化総まとめ

photo by:Mayukoさん

Mayukoさんはアメリカ・ボストンへの交換留学を経験。

アメリカの「個性を大事にする雰囲気」や「格差社会の現実」を肌で感じたことで、日本の制度や社会規範に対する疑問、両国の政治や国際情勢に興味をもったそうです。

また、アメリカは日本と比べて、何事にも挑戦する精神が強くあります。不可能に感じる夢でも、自信と熱意を持って語る友人の姿を見て、「幸せな人生はこうであるべき」「成功こそが全て」といった固定観念がなくなったといいます。

詳しい体験談は、「留学して実際良かった?10ヶ月のアメリカ留学生活で得られた成長と変化総まとめ ボストン交換留学#12」をご覧ください。

体験談2.カナダと日本の恋愛価値観ってかなり違う!?国際恋愛で心がけておきたい3つのこと

photo by:yurinaさん

カナダのバンクーバーに長期滞在していたyurinaさん。現地での国際恋愛を経験し、日本とカナダの恋愛事情の違いや、Dating文化に戸惑いつつも、たくさんのことを学んだそうです。

生まれ育った環境や文化が違う相手の場合、日本人のように気持ちを察してくれるわけではありません。相手を尊重したうえで「こうしてほしい」「これは直してほしい」など、自分の考えを伝えることが重要です。

yurinaさんは「わがまま」と「伝える」の境界線に難しさを感じながらも、自分の思いをしっかりと伝えることでより深い関係性が築けることを知りました。

また、相手に依存せず、仕事や自分の好きなことに一生懸命になること、精神的に自立することの大切さを感じたそうです。

詳しい体験談は、「カナダと日本の恋愛価値観ってかなり違う!?国際恋愛で心がけておきたい3つのこと」をご覧ください。

体験談3.社会人こそ留学すべき!入社5年目の私が2カ月休職、カナダへ英語語学留学した話【留学経験者インタビュー】

photo by:成松美菜さん

成松さんは、新卒入社した会社を休職してカナダのバンクーバーに語学留学しました。

2ヶ月間の留学がきっかけで、「人を許せるようになった」ことが大きな変化だったと振り返っています。

留学前は誰かがミスしたときなどに、言葉や表情に出さずとも、心のどこかでモヤッとしていることがあったそうです。

ところが留学中、集合時間を守らず、約束を破っても平然としている外国人に出会い、「国や文化が違うから、怒ってもしょうがない」と感じる出来事がありました。

そして、「同じ日本人でも育った環境が違えば、価値観が違うのは当然」という考えに至ったといいます。

詳しい体験談は、「社会人こそ留学すべき!入社5年目の私が2ヶ月休職、カナダへ英語語学留学した話【留学経験者インタビュー】」をご覧ください。

体験談4.モヤモヤを抱え渡ったアメリカで気づいた、日本人としての自分を持つ大切さ

photo by:城戸瑞江さん

城戸さんは高校卒業後、アメリカの大学に進学。舞台照明を学び、卒業後は5年間現地の劇場で舞台照明スタッフとして働きました。

アメリカでの生活を通して、日本を好きになれたことが大きな変化だったといいます。

高校を卒業するまでの城戸さんは、漠然としたモヤモヤを抱え、とにかく日本を出たいと感じていました。その後、実際にアメリカで暮らしてみることで、さまざまな日本の良さに気づいたそうです。

「日本人」であることを自分のアイデンティティの1つとして自覚し、日本人であることの価値を実感できる環境に身を置いたことで、自己を確立できたと話しています。

詳しい体験談は、「モヤモヤを抱え渡ったアメリカで気づいた、日本人としての自分を持つ大切さ」をご覧ください。

体験談5.優等生の自分を切り崩されたニュージーランド留学。ありのままの自分を受け入れる境地とは?

photo by:神藏茉有さん

大学を休学し、ニュージーランドに留学した神藏(かんぞう)さん。日本では中学・高校を首席で卒業し、大学では学業優秀賞を3年間連続受賞などの好成績を収め、優等生としての自己像を持っていました。

ところがニュージーランドに渡り、言語や文化がまったく違う環境に身を置くと、優等生として頼られることはなくなります。

長期間同じ環境で生活していると、無意識のうちに固定観念を持ってしまいがち。一度海外に住み、環境を大きく変えることで、固定されていた自己像から脱却する機会になります。

神藏さんは、ニュージーランドでの生活がきっかけで、ありのままの自分を受け入れ、自己像を再構築する経験をしました。

「自分が築き上げてきた自己像を一旦壊す」ことは、海外だからこそできる経験かもしれませんね。

詳しい体験談は、「優等生の自分を切り崩されたニュージーランド留学。ありのままの自分を受け入れる境地とは?」をご覧ください。

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留学へ行っただけでは自分の価値観は変わらない

5つの体験談を紹介しましたが、留学したからといって誰でも同じように価値観の変化を経験できるわけではありません。

留学しても常に日本人と一緒に過ごし、日本語のみで生活していたら、価値観の変化や成長を感じられることは少ないでしょう。

実は、留学によって自分の価値観が変わるか変わらないかは、さほど重要ではありません。

大切なのは、自分の土台となる価値観を明確にすることです。人は、自分が大切にしたい価値観と行動が合致して初めて、充実感を得られます。

長らく日本で生活していると、今持っている価値観が本当に自分にとって大切なものか、単なる世間一般の価値観なのか、分からなくなってしまうこともありますよね。留学は、多様な価値観を知り、広い視野から自分の価値観を測るいい機会になります。

ただし、留学中にみずから行動し、さまざまな経験をしないことには、自分の価値観を考え直すきっかけは得られません。多くの人と会話したり、新しい景色を見たりする体験が重要です。

「世界を飛び回りながら働くために、グローバルな視点を養いたい」
「固定化された価値観に生きづらさを感じ、多様な考えを持つ人と関わってみたい」
「漠然としたモヤモヤを晴らすために新しい経験をしたい」

など、現時点での留学の目的や挑戦したい経験を明確にしましょう。

目標に向けて積極的に行動することで、自分の価値観を見つけやすくなりますよ。

価値観が変わるきっかけになる留学中の行動

価値観の変化自体は、結果として受動的なことが多いものの、変化をもたらすのは自分の行動があってこそです。留学中は、なるべく多くの人と関わる、新しい環境に飛び込むなど、たくさん挑戦することが大切です。

「挑戦や行動をしろ」といわれても、具体的に何をすればいいのかイメージしづらいですよね。そこで、留学中におすすめの行動を紹介します。

ホームステイを経験してみる

留学中、一度はホームステイを経験してみるのがおすすめです。

滞在先は学生寮やシェアハウスという選択肢もありますが、ホームステイをすることで、ホストファミリーの生活にどっぷり入り込むことができます。

食事を共にしたり、一緒に出かけたりする中で、過去の経験や将来の目標など、深い話をする時間も増えます。お互いの文化や価値観の違いを共有する機会を得られるのがホームステイの魅力です。

私はフィリピン系カナダ人の家庭にホームステイしたので、カナダにいながらフィリピン料理を堪能したり、フィリピンの歴史やについて話を聞くことができました。

ホームステイは、滞在する家庭ごとの特徴が色濃く感じられるのが面白いポイントです。

カフェやバーに行き、店員や他のお客さんと会話する

留学当初、語学学校で出会うのは留学生や先生のみで、案外ローカルの人との関わりは少ないもの。学校と家の往復ばかりの毎日では、次第に退屈してしまいます。

放課後や休日は、クラスメイトと街へ出かける機会を作りましょう。カフェやバーなどに行き、スタッフや他のお客さんに話しかけられたときは積極的にコミュニケーションを図ってみてください。

英語に自信がなくても、伝えようとする姿勢があれば、意見を交わすことは可能です。偶然生まれた小さな会話から新しい発見を得られることも多いですよ。

ボランティアやミートアップに参加する

留学生活に慣れてきたら、ボランティアやミートアップなどにも積極的に参加してみましょう。

学校以外の集まりに参加すると、さまざまな年代や職業の人と出会うことができます。ボランティアやミートアップは、共通の興味関心やテーマのもとに集まるため、仲を深めやすいです。

現地で生まれ育った人たちから、過去に受けた教育や現在の働き方について話を聞けるいい機会になりますよ。

私もカナダで何度かランゲージエクスチェンジに参加しました。日本語に興味を持つ人たちと交流できるため、話が広がりやすく、さまざまな価値観を知るきっかけになりました。

現地で働いてみる

留学する国やビザの種類によりますが、就労が可能な場合は、現地で仕事をしてみるのもおすすめです。

海外で働いてみると、

「定時になったらすぐ帰る」
「決められた仕事以外はしない」
「寝坊や二日酔いで遅刻しても寛容な雰囲気」

など、日本とは労働環境や雰囲気が大きく異なる職場も多いです。

だからといって、無責任な仕事をしても許されることにはなりませんが、「遅刻をしても大目にみてくれる」「上司が仕事中でもサービス残業はせずに帰ろう」と、気楽に考えられるようになるかもしれません。

定期的に振り返りをする

留学中の価値観の変化を感じるには、定期的な振り返りも大切です。

忙しい留学生活を送っていると、グラデーション的に変化していく自分の気持ちや考え方に気づかないこともあります。

日記を書くなど、定期的に振り返りをして自分自身を見つめ直してみましょう。嬉しかったこと・悔しかったこと・腹が立ったことなどを思い出し、どうして自分がそう感じたかを明らかにすることで、自分が大切にしたい価値観が浮き彫りになります。

感情を言語化してみて初めて、自分の価値観に気づくこともありますよ。

「留学中、日記はつける?書き方やおすすめのアプリなど挫折しない方法も伝授!
で日記の書き方やポイントについて紹介しているので、気になる人は読んでみてくださいね。

留学をおすすめする人の特徴

最後に、留学による価値観の変化という観点から、留学をおすすめする人の特徴を紹介します。

【留学はこんな人におすすめ】
・単一的な考え方の環境に窮屈さや生きづらさを感じている人
・多様な文化や考え方に触れ、正解は1つではないことを体感したい人
・広い視野を持ち、フラットな視点で物事を判断できるようになりたい人
・他人の価値観ではなく、自分の気持ちや考えを大切にして生きたい人
・グローバルな視点を養って、キャリアに活かしたい人

いくつか例を挙げましたが、どんな悩みや課題を持っていても「自分が定めた目標に向かって行動できる人」は、海外留学で多くを経験し、視野の広がりや価値観の変化を感じられるはずです。

逆に、「今の自分に不満があり、海外に住めば自動的に変われるだろう」と思っている人は、留学しても大きな変化や成長を感じられずに終わってしまう可能性があります。

とはいえ、海外に行ってみないと分からないことは多いです。少しでも留学に興味がある人は挑戦してみることをおすすめします。

まとめ

今回は、留学での価値観の変化について紹介しました。

留学を通して、価値観が変わるかどうかは人それぞれですが、多様な文化や価値観に触れ、視野を広げる機会になります。

実際のところ、留学で価値観が変わるか変わらないかは、大きな問題ではありません。それよりも「自分にとって本当に大切な価値観」を明確にすることが大切です。

また、留学に行ったからといって、誰でも自動的に価値観の変化や成長を感じられるわけではありません。自分の価値観に気づき、その後の人生に活かすためにも、積極的に行動し、新たな挑戦をすることが重要です。

今回紹介した留学中のおすすめの行動も参考にしながら、いろいろな経験をし、自分なりの価値観を発見してくださいね。

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    この記事を書いた人

    yuki

    広告代理店での企画営業を退職後、カナダ留学・ワーホリ、フランスワーホリを経験。15カ国・40都市の渡航経験があります。現在は、田舎で野菜を育てながら、半農半フリーランスのWebライターとして活動中です。

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