【保存版】留学後のレポートの書き方は?押さえるべきポイントを紹介!
- 2019/08/16
こんにちは、フィリピンに留学経験があり、現在はポーランドでワーキングホリデーをしている白根です。
留学をしていた学生の方は、帰国後に「留学に関するレポート」の提出を求められることもあります。しかし、いざレポートを書くとなると、どんな風に書けばいいのか分からないですよね。
そこで今回は留学後のレポートの書き方や、高い評価が得られるコツなどを紹介します。留学のレポートで悩んでいる学生の方は参考にしてみてください。
留学後のレポート提出を求められる理由は?
留学後のレポートは、なぜ提出しなければいけないのでしょうか?どんな理由で提出が求められるのか解説していきます。
自分の体験を振り返るため
レポートの提出は、自分の留学経験を振り返るいいきっかけになります。留学が終わるといつもの日常に戻り、学んだことや体験したことの記憶が薄れてしまいます。レポートに記録しておけば、自分がどんな経験をしたのか思い出すことができます。
また、留学で学んだことをアウトプットすることにより、より深く自分の中に落とし込むことができます。就職活動などの際にも、学んだことや経験をスラスラ話すのに役立つことでしょう。
私も留学の経験をブログなどにアウトプットしていますが、脳に定着しやすいと感じています。自分のためだと思ってレポートは丁寧に書き上げましょう。
得られたことを明確するため
留学で得られたことを文字にすると、頭の中が整理されます。留学の経験は一生の宝になりますが、うまく言語化できていない人もいるのが現実です。
- ・何を得たのか
- ・失敗から何を学んだのか
- ・自分がどう変わったか
これらを明確にしておくと、社会に出てからも役立ちます。
社会人になると、自分の得た学びを活かし、仕事に取り組む場面が多くなります。学んだことをまとめる力がついていれば、社会人になっても仕事がスムーズに進むでしょう。
大学の記録として残すため
留学をした生徒の記録は貴重な資料として残ります。
- ・どんな学校に通ったのか?
- ・生活環境は良かったのか?
- ・授業の質は高かったか?
こういったことを記録しておくことで、学校側は今後留学に行く生徒にアドバイスができます。また、学校間の情報交換として活用されることもあるようです。
よってレポートは面倒臭いと思わずに、今後留学をする後輩のことを思って書くようにしましょう。
留学後のレポート提出で求められる内容は?
留学後のレポートでは、以下のような内容を求められます。もちろん、自分で追加する分には問題ありません。それぞれ詳しくご説明します。
学校や留学期間、費用の詳細
一番重要なのが、学校や費用などの詳細です。
- ・学校名
- ・国名
- ・留学期間
- ・費用
など、留学の情報を細かく記載しなければなりません。この情報がないと、留学のレポートが成り立ちませんので注意してください。
留学をしたきっかけや理由
留学に至った経緯や理由もレポートでは大切です。今後の就職活動だけでなく、これから留学を志す後輩たちの参考資料にもなります。
留学の準備について
留学前の準備や学習も記録しておきましょう。
- ・準備は何ヶ月前からしたのか?
- ・留学前の勉強法
- ・TOEICなどの受験について
留学前の準備は、これから留学をする後輩たちの参考になります。自分自身も先輩の記録や情報を見て留学をしたはずです。後輩のためになるように、失敗したことも含めて書いておくと良いでしょう。
授業の詳細
留学中の授業内容も細かく記録しておきましょう。留学先で履修した科目、時間、形態、履修方法などは、学校にとって最も知りたい項目でもあります。できれば授業ごとの特徴や先生の性格についても触れておくとなお良いです。
大学生活や住居環境
学校の雰囲気や大学以外での生活環境についても記載しましょう。これから留学に行く人の中には、現地での生活に不安を感じている人もいます。
- ・学校の雰囲気が悪かったらどうしよう
- ・現地の治安が心配
- ・交通の便は良いの?
などの不安を解消できるように、現地で生活をした人しか分からないことは積極的にまとめてください。後から留学する人の指南書になるはずです。
留学生活でどんな成長をしたのか
留学生活でどれだけ成長したか具体的に言えるとベストです。
- ・TOEICの点数が600点から900点に上がった
- ・ビジネス英語が問題なく話せるようになった
- ・人前でプレゼンができるようになった
具体的であればあるほど、レポートとして評価されます。就職活動にも役立つ内容ですので、しっかりと細かく記載してください。
留学生活を終えて感じること
留学生活の感想は必ず必要になります。思い出になった出来事や、印象に残った体験など、そこから学べるものは多いです。
留学後のレポートを書くときのポイント
ここからは、留学後のレポートを書くときのポイントや注意点を解説します。
必ず印象的だった体験談を記載する
自分にとって印象的だった体験談は必ず記載をしましょう。そこで自分がどう思ったのか、その体験を将来にどう活かすのかも書いておいてください。
留学前と留学後の自分の変化を書く
留学前と留学後の比較は、レポートにおいて最も重要な項目のひとつです。
- ・TOEICが300点から700点アップした
- ・人前に出るのが苦手だったけど英語でプレゼンができるようになった
など留学前よりも成長したポイントを記載しておくと、レポートの評価も上がるでしょう。就職活動のアピールとしても活用できるので、細かく書いてみてください。
留学の経験をどのように活かしていきたいか紹介する
留学をゴール地点に設定している人も多いですが、スタート地点に過ぎません。留学の活かし方を考えることにより、自分自身を見つめ直すきっかけにもなります。
例えばオーストラリアの大学で観光学を学んだのなら、ホテル業界や航空業界への就職も視野に入れることができます。またスキルではなく、いろんな体験を通じて、こんな生き方がしたいという意見も良いでしょう。
留学のレポート提出で使える構成
それでは留学のレポートを書く上で大切な構成についてご紹介します。僕のフィリピン留学の経験を例文に、わかりやすく解説しますので参考にしてみてください。
結論:留学の経験がどうだったか
レポートはまず結論から書くことが大切です。先に結論を書かないと、何が言いたいレポートなのか分かりづらくなってしまいます。自分が留学で感じたことを先に言い切ってしまいましょう。
例文
私はフィリピン留学で、TOEICの点数を500点から700点に上げることができました。学校も集中できる環境を整えてくれ、英語に打ち込める時間も多かったです。また留学先で出会った講師や仲間には感謝しています。
経験談:現地でどんな経験をしたのか
現地での経験はレポートに厚みが出ます。どんな経験をして、どんなことを学んだのか詳しくまとめてください。
例文
フィリピンのスラム街が見学できるツアーに参加しました。スラム街の人たちは悲しみながら生活をしていると想像していたのですが、実際はとても幸せそうに生活をしていました。その日のご飯すら食べれるか怪しい状況にも関わらず笑顔で生活する人たちを見て、幸せとは何かを考えさせられました。フィリピン人は「日本は幸せのハードルが高すぎる」と話してくれ、幸せの基準は人それぞれ違うのだと初めて感じることができました。
自分の変化:留学を経て自分にどんな変化があったのか
留学前と留学後の変化についても書いてください。留学をした人は心境の変化があったはずです。体験談を踏まえて書くと良いでしょう。
例文
留学を経験したことで大きな自信がつきました。留学前は人前で話すことが苦手で、自分から英語を話すことすらできませんでした。しかし留学生活では人前でスピーチをしたり、レッスンで自分の考えや想いを伝えたりすることで、恥ずかしさがなくなり、自信が持てるようになったのです。
展望:留学経験をどう活かしていきたいのか
留学経験をどう活かすかは自分にとって大切な項目です。またこれから留学する人にとっても参考になりますので、しっかり書くようにしましょう。
例文
私は今回の留学経験を活かして、外資系企業への就職を目指します。TOEIC900点越えとビジネス英語の取得のために現在も学習を続けています。モチベーションを保てているのは、留学中に勉強をする習慣がついたためです。留学に行かなければここまで高い目標は保てませんでした。
まとめ
本記事では、留学後のレポートの書き方について解説しました。留学後のレポートで意識すべきポイントは以下の3つです。
- ・自分の体験談を入れる
- ・これから留学に行く人が参考になることを書く
- ・自分の成長のためだと思って書く
これから留学レポートを書くという人は、今回紹介したポイントを参考にしてみてくださいね。
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