【2024年版】カナダワーホリ申請の流れと発給までの期間を徹底解説!

こんにちは、カナダのトロントで1年間ワーキングホリデーをしていたMinaです。今回はワーキングホリデーをする際の最初の難関「ビザの申請」についてご紹介します。

自然が豊かで、文化や国際交流も盛んなカナダでワーキングホリデーをしたい、と考える方も多いかと思います。

しかしワーキングホリデーの経験がない方は、「カナダのワーホリに必要なものは何?」「どのくらいの費用があれば申請できるの?」 といった疑問を、抱くのではないでしょうか。

そこで今回は、これからカナダへのワーキングホリデーを計画する方向けに、実際に申請を進める際の流れや必要な期間などをご説明していきます。

なお、カナダのワーキングホリデーについての全般的な情報は下のページでまとめているので、具体的な検討を進めたい方はチェックしてみてください。
カナダでワーキングホリデーをしたい人必読!費用からおすすめの仕事まで徹底解説

当記事は2024年2月時点での情報を元に作成しています。ワーキングホリーデーに関する情報は日々変化するため、記事内で紹介しているカナダのワーキングホリデーの申請項目については、別途申請前に最新の情報を「Government of Canada「How to get started — International Experience Canada」(英語)」よりご参照ください。なお、記事内に記載の費用はすべて1カナダドル(CAD)=112円(2024年1月23現在のレート)で計算しています(※1)。

カナダのワーホリ申請に必要な書類リストまとめ

カナダのワーホリ申請をするにあたって必要な書類は以下の通りです。準備に時間がかかる書類もあるため、早めに準備を開始することをおすすめします。

書類 説明
パスポート 滞在期間+6ヶ月以上有効なパスポートを用意してください。
顔写真 35mm x 45mmサイズのものを用意してください。
履歴書 名前や現住所、学歴、職歴、資格などを記載したものを用意してください。
家族情報フォーム(IMM5707) 自身の家族情報を下記フォームに入力する形で提出してください。
Canada.ca「FAMILY INFORMATION」
入学許可証 入国時にすでに語学学校への入学が決まっていれば、受け入れ先が発行する入学許可証を用意してください。
健康診断結果 1年以内に特定の国での6ヶ月以上滞在経験がある場合、健康診断結果の提出が求められます。日本は提出の対象国外ですが、直近1年以内に他国への渡航経験がある場合には、下記ページを参照し、提出が必要かご確認ください。
Canada.ca「Find out if you need a medical exam」
犯罪経歴証明書 犯罪歴の申告内容によっては、犯罪経歴証明書の提出が求められます。犯罪経歴証明書は住民票を登録している地域を管轄する警察本部で申請できるので、必要書類、申請方法を確認してから申請しましょう。
居住証明 申請時に日本居住者であることを証明する書類
資金の証明書類 2,500CAD(280,000円)以上の資金を持っていることを、銀行の残高証明などで証明してください。なお、残高証明を使う場合、発行日は渡航1週間以内のものを提出する必要があります。残高証明書の発行には銀行によって1週間ほどかかることもあるので、発行タイミングにはご注意ください。
なお、帰国用の航空券を入国時に保持していない場合には、追加で10〜15万円程度の資金を持っていることが求められます。
保険の加入証明書類 滞在期間をカバーする医療保険に加入していることを証明する書類を用意してください。
滞在先情報 滞在先の住所や連絡先がわかる書類を用意してください。
帰国便のEチケット 帰国用に購入している航空券情報を用意してください。もし入国時に持っていなければ、それを購入できる資金証明が必要となります。
ワーキングホリデービザの申請許可証 申請後届いたワーキングホリデービザの申請許可証を印刷して用意してください。

カナダのワーホリビザの応募要件

まずは、カナダのワーホリビザの概要や特徴についてご説明します。ワーホリについて知るうえでとても大事な部分ですので、しっかりチェックしておきましょう。

カナダワーホリの応募要件

ワーキングホリデービザは、以下の条件を満たしていると申請ができます(※2)

  • ・日本国籍を持つこと
  • ・カナダでの滞在中有効なパスポートを持っていること
  • ・申請時に日本国内に在住していること
  • ・申請時の年齢が18歳以上、30歳以下であること
  • ・最低2,500CAD(280,000円)以上の資金を持っていること
  • ・滞在期間をカバーする保険に加入していること
  • ・帰国用の航空券、あるいはそれを購入できる資金を持っていること
  • ・過去にビザ申請を拒否されたことがないこと
  • ・同伴者がいないこと(同伴者自身が渡航用のビザを取得している場合を除く)
  • ・ビザ申請費を支払えること

申請〜許可がおりるまでの流れは?

ワーキングホリデーの許可が下りるまでには大きく分けて3つの段階があります。

  • 1. IEC(International Experience Canada)申請
  • 2.Work Permit(就労許可)申請
  • 3.個人識別情報(バイオメトリクス)登録

それぞれについて詳しくご紹介します。

流れ1.IEC(International Experience Canada)申請

IECとは、カナダで就労や教育などの経験をし人材交流を図るプロジェクトのことで、カナダ国内ではワーキングホリデーのビザを指します。

ワーキングビザ申請の第一歩として、IECから申請を始めます。IECのエントリー時に入力する情報を元に、承認が下りるかどうかが決まります。

申請はMyCICというアカウントを作成した上でインターネットから行います。

流れ2.Work Permit(就労許可)申請

IECの申請が通ると、次はWork Permitの申請をします。インターネット上で質問への回答や必要書類の申請、費用の支払いなどを行います。

流れ3.個人識別情報(バイオメトリクス)登録

最後は、東京か大阪の「VFS Global」(ビザ申請センター)で指紋の登録を行い完了です。指紋登録は事前の予約が必要なため注意してください。

※2019年度から義務付けられたステップです。

申請料はいくらかかる?

申請料はトータルで346CAD(約38,752円)が必要となります。その内訳は以下の3つです(※3)

  • ・IEC申請料:161CAD(約18,032円)
  • ・Work Permit申請料:100CAD(約11,200円)
  • ・指紋登録料:85CAD(約9,520円)

※2024年1月23日時点での情報です。申請方法・申請料ともに随時改正されますので、申請を予定している方は最新情報を確認してください。

発給までの期間はどのくらいかかる?

ワーホリの申請から許可が下りるまで、トータルで約8週間ほどかかります。ワーホリに行くことが決まったらすぐに申請の準備に取り掛かりましょう。

カナダワーホリ申請STEP1:条件のチェック

まずはカナダのワーキングホリデービザを申請するにあたって、自分が条件を満たしているかを確認しましょう。

細かな条件に関しては「カナダワーホリの応募要件」で解説した通りですので、ここでは割愛します。

カナダワーホリ申請STEP2:IECの申請

ワーホリの条件を確認したら、次はIECの申請を行います。

GCKeyでログイン

カナダ政府ホームページを開いたら、ページ内にある「Sign Up」をクリックして、GCKeyを作成します。登録するユーザーネームとパスワードはログイン時に必要となるため、忘れないようにメモしておきましょう。

GCKey発行時に入力する情報は以下の通りです。

  • ・User name:8~16文字、数字は7文字まで
  • ・Password:大文字、小文字、数字を組み合わせた8〜16文字の文字列。User nameと3文字以上被らないことが条件
  • ・Security Question:上記2つを忘れた際の質問です
  • ・Optional Account Recovery: ユーザーネーム・パスワードを忘れた際、アカウントを復旧するためのメールアドレス。登録は任意。

My CICアカウントの作成

GCKeyの設定が完了したらMy CICの利用規約が表示されるので、そのまま申請を進めていきます。必要となる記入項目は以下の通りです。

  • ・Given Name:下の名前
  • ・Last Name:苗字
  • ・Email Address:メールアドレス
  • ・Preferred language of notification: 英語かフランス語を選択
  • ・Security Question:4つ自分で質問と答えを入力。質問10文字以上、答えは3文字以上

ここまで進んだら、IEC申請のためのアカウント準備は完了です。

IEC申請

My CICログイン後のページから「Apply to come to Canada」をクリックし、IECの申請を行います。その際に聞かれる質問は以下の通りです。

  • the code matches the one on your passport
    →パスポートの発行国を示すコード
  • Country/territory of passport
    →国籍
  • Current country/territory of residence
    →現在いる国
  • date of birth
    →生年月日
  • Do you have a letter proving one of organizations will help you plan your trip or find work in Canada
    →カナダでの旅行や仕事の手配をすでに指定機関で行っているかどうか
  • country/territory of permanent residence
    →永住権がある国
  • Do you plan to do a work placement or internship in Canada as part if your studies?
    →就労経験やインターンシップをする予定があるか(基本Noと答えてください)
  • Do you have a signer letter of offer, contract of employment or internship agreement from an employer in Canada?
    →インターンシップや働き口を証明するレターを持っているか(入国前に仕事が決まっていないのが前提ですので、Noと答えてください)
  • Are you registered at a college or university in your country of citizenship?
    →日本で短大生または大学生かどうか

ここまでで、IECに申請する条件を満たしているかのチェック項目が完了です。

eService

次は、eServiceでさらに細かな情報を入力していきます。

1.Personal Details of applicant

  • ・Name:名前
  • ・Personal description:生年月日、生まれた国、都市、性別
  • ・Marial status:婚姻状況
  • ・ID documents:パスポート情報

2.Contact information

  • ・Language:言語選択
  • ・Email address:メールアドレス

3.Application Details

  • ・申請の同意

上記が完了し、画面上にCompleteの表示が出たら次に進みます。最後に申請への同意をして秘密の質問に回答をしたら、手続きは完了です。

受付が完了すると、アカウント内でレターの確認ができるようになります。

カナダワーホリ申請STEP3:招待レターの対応

IEC申請が通ると「IEC Invitation to Apply Letter」という招待レターが届きます。メールでも連絡が来ますが、申請後は毎日MyCICにログインして申請状況の確認を行うことをおすすめします。

招待レターを受け取ってから10日以内に招待を受けるための受理を行い、受理後20日以内にWork Parmitの申請を完了させる必要があります。

カナダワーホリ申請STEP4:Work Parmitの申請

第二段階では、Work Parmitの申請を行います。

質問への回答

MyCICにログインし、必要項目の記入を行います。こちらは4つの内容に分かれています。

1.Personal Details

  • ・Names:名前
  • ・Personal description :生年月日、生まれた国、都市、性別
  • ・Marial status:婚姻状況
  • ・Language detail:言語情報
  • ・ID documents:パスポート情報
  • ・Immigration History and citizenships:他国での滞在経験、過去のカナダビザ等について

2.Contact Details

  • ・Language:言語選択
  • ・Email address:メールアドレス
  • ・Telephone:電話番号
  • ・address:住所

3.Work and education history
過去10年間の職歴を記載していきます。

4.Application Detail
過去の病歴、犯罪歴についての質問に答えます。

必要書類のアップロード

上記4つの内容に全て回答し終わったら、必要書類のアップロードです。ここで必要な書類は以下の4つです。

  • ・Family Information Form:家族情報フォーム(指定のフォームを使用ください)
  • ・CV/Resume:英語の履歴書
  • ・Passport or travel document:パスポートの顔写真ページ、及びスタンプのある全ページの写し
  • ・Digital Photo:証明写真

クレジットカードで各申請・登録料の支払い

必要書類のアップロードが完了したら、支払いに進みます。ここでは以下3つの支払いを行います。

  • ・IEC申請料:161CAD(約18,032円)
  • ・Work Permit申請料:100CAD(約11,200円)
  • ・指紋登録料:85CAD(約9,520円)

支払いの際は、VISA、MasterCard、American Express、JCBなど日本でもポピュラーなクレジットカードが使用できます。

アカウント上で申請完了のステータスを確認したら、申請完了です。

カナダワーホリ申請STEP5:ビザの発給

Work Parmit申請後、 24時間以内に「Biometrics Instruction Letter」が届きます。

こちらを受け取った後は、「VFS Global」(ビザ申請センター)にて個人識別情報の登録を行います。登録には事前予約が必要です。

個人識別情報登録の事前予約

個人識別情報の登録はWork Parmit申請から30日以内に行う必要があります。こちらを確認し、オンラインまたは電話で事前予約を行ってください。

VFS Globalは東京と大阪の2ヶ所にあります。アクセスしやすいオフィスで申請をしましょう。

VFS Global(ビザ申請センター)のアクセス情報
東京 大阪
住所 〒105-0014 東京都港区芝1-4-3 SANKI 芝金杉橋ビル4F 〒542-0081 大阪府大阪市中央区南船場1-3-5 リプロ南船場ビル10F
営業時間 月曜日-金曜日 09:00 - 15:00 月曜日-金曜日 09:00 - 12:00
休館日(2023年度) 不定休(こちらにてご確認ください) 不定休(こちらにてご確認ください)

VFS Globalにて指紋の登録

VFS Globalに予約をし指紋の登録に行く際は、以下の3点を忘れずに持参しましょう。

  • ・「Biometrics Instruction Letter」の写し
  • ・予約が確認できるもの
  • ・パスポートの原本

手続き完了

上記が完了すればカナダのワーホリ申請はすべて完了となります。

受諾されるとメールでお知らせが来ると同時に、オンライン申請の画面でもWork PermitのステータスがApprovedとなります。

カナダワーホリ申請のQ&A

カナダのワーホリ申請に関するよくある質問を集めました。申請前にチェックして疑問を解消しておきましょう。

Q1:いつ申請するのがベストなの?

ワーキングホリデービザの取得にはおよそ8週間かかります(※5)

ビザは申請が受理されてから1年以内に入国をすれば問題ありません。出発日が明確でなくても、ワーホリへの出発を1年以内に計画しているのであれば、すぐに申請を開始することをおすすめします。

書類を揃えるまでに時間がかかるなどの可能性も踏まえて、最低でも3ヶ月前には申請の準備を始めましょう。

Q2:健康診断は必要?

1年以内に特定の国での6ヶ月以上滞在経験がある場合、健康診断結果の提出が求められます。日本は提出の対象国外ですが、直近1年以内に他国への渡航経験がある場合には、下記ページを参照し、提出が必要かご確認ください。
Canada.ca「Find out if you need a medical exam」

あてはまる可能性がある方は、健康診断の結果が出るまでにかかる期間を逆算して、余裕を持った準備が必要です。

Q3:有効期限はいつからいつまで?

入国の有効期限は、ワーホリビザの申請が下りた日(就労許可通知書発給)から「12ヶ月以内」です。

ビザが下りてから1年以内にカナダに渡航すれば問題ありません。また最長滞在期間は、カナダに渡航した日から1年間です。

Q4:却下される原因や理由は?

ワーホリ申請が却下される原因としては、

  • ・募集人数に達した
  • ・追加で提出した健康診断結果に異常があった
  • ・過去にカナダ滞在の経歴があり問題視された

などがあげられます。しかし6,500人が渡航可能なので申請が受理されないことは稀です(※4)

Q5:本人以外でも申請はできる?

カナダへのワーホリの申請は、本人以外でも可能です。ビザ申請代行サービスを提供している会社も多いため、自分で申請するのに自信がない方は使ってみるのも手です。

Q6:日本にいなくても申請はできる?

原則、日本の居住者であることがカナダのワーホリ申請の条件です。日本の居住者であることの証明を申請時に求められますが、郵送先住所を提供することができれば問題ありません。

また、現地に学生ビザで入国後、ワーキングホリデービザに切り替える方法もあります。その場合、一度カナダ国外に出る必要があります。

Q7:学生ビザとの違いは?

大きな違いは、学校に通う期間と就労できる時間に決まりがあることです。

ワーキングホリデービザでは、6ヶ月以上学校へ通うことができません。それ以上学校へ通いたい場合は学生ビザの取得が必要です。

就労に関しては、ワーホリビザなら自由に働くことができます。一方で学生ビザは、語学留学では不可、大学や大学院に留学している学生は、週最大20時間までという制限があります。

Q8:カナダでワーホリした後に、他の国のワーキングホリデービザを申請できますか?

カナダへのワーホリ後に、他の国のワーホリを申請することも可能です。行きたい国のワーキングホリデー申請の条件を満たしていれば問題ありません。

Q9:年齢制限はありますか。

カナダへのワーホリ申請の条件に、「申請時に満18〜30歳であること」が含まれています。

つまり30歳の誕生日までに申請が完了していれば、渡航する際に31歳を迎えていても問題ありません。

カナダのワーホリ出発前に最低限やっておくべきこと5つ

ワーホリの申請に加えて、ワーホリに行く前に最低限やっておくべきことをご紹介します。

1.学校探し

語学学校に通う予定の人は、日本にいる間に学校探しをしておきましょう。現地に着いてすぐに学校に通い始められます。

また、ワーキングホリデービザの場合は、学校に半年以上通うことができません。限られた期間だからこそ、自分に合う学校選びはとても重要です。

学校選びに迷う方は、留学サポート会社を利用して、じっくり学校を比較し選ぶことをおすすめします。そのために早めに準備を始めましょう。

2.航空券の準備

渡航の日程が決まったら、航空券を手配しましょう。

ワーキングホリデービザの場合、帰りの飛行機代を工面できる証明を提示すれば、入国時に復路の航空券を予約する必要はありません。

しかし、航空券は往復で購入したほうが安い傾向にあります。、航空券代を節約したい場合は復路の日時変更が可能な往復航空券の購入をおすすめします。

3.海外保険

ワーキングホリデーの申請条件にも記載されているように、保険加入は必須です。1年間滞在する方は1年分の支払いが必要になるため保険にかかる費用が高額になります。

しかし現地で病院へ行かなくてはならない可能性はゼロではないため、保険はしっかり加入しましょう。

4.家探し

カナダのワーホリでは、シェアハウスでの生活をおすすめします。費用を最低限に抑えることができるだけでなく、ルームメイトと英語で話す環境を確保できます。

満足いく住まいを探したい方は、現地での生活に慣れてから住む場所を決めるのがおすすめです。現地の生活に慣れるために、まずはホームステイや寮で生活すると良いでしょう。

土地勘もできて行動範囲も決まってきたころ、あらためて満足いく住まいを探してみてください。現地に着いてからは学校に通ったり仕事を探したりと、慣れない環境の中で忙しいですが、1ヶ月あれば家探しは可能かと思います。

5.公的手続き

最後に、日本を出発する前にしておくべき公的手続きや、注意したい税金の支払いについてご紹介します。

住民票

現住所のまま住民票を登録しておくことも可能ですが、海外に長期滞在する場合は「海外転出届」を提出したほうが良いでしょう。

住民票をそのままにしておく場合、日本に居ないにも関わらず健康保険料や年金を支払うことになります。一方、海外転出届を出していれば支払いの義務はありません。

住民税

会社勤めをしている場合、住民税は前年度の所得額に基づいて会社が給料から天引きし支払っています。そのため、退職している場合は、自分で支払う必要があります。

日本で働いていなくても前年の所得額に応じての支払いが必須のため、カナダへ渡っても1年間は支払いの義務があるので注意が必要です。ただし住民票を1月1日時点で抜いていれば、前年度分の税金は請求されません。

現地にいる間に支払いが発生する場合は、家族に対応してもらうか、事前にお住まいの自治体に対応を確認をしておくと安心です。

年金

住民票が日本にある場合は年金の支払いが必要です。しかし、海外転出届を出している場合は、払い続ける必要は必ずしもありません。

払わなかった分だけ受給金額は減りますが、納付期限から2年以内なら過去分の支払いが可能です。

ワーホリ前に押さえておきたい公共手続きや税金・年金に関して、詳しい内容を下記の記事にまとめてあります。渡航前に、ぜひチェックをしておいてください。

留学前にするべき健康保険の手続きって?住民票や国民年金の手続きもあわせて解説
留学中、住民票はどうする?海外転出届が必要なパターン・必要ないパターンを解説!

まとめ

カナダのワーホリ申請について、流れや期間、注意すべきポイントなどをご説明しましたがいかがでしたでしょうか。

東京・大阪から遠方にお住まいの方は、個人識別情報(指紋採取)のステップのため、日程の確保が必要です。予約は希望通りに取れないことがあるため、申請には日数に余裕を持ったスケジュールを組むようにしましょう。

慣れない英語での手続きに戸惑うかもしれませんが、今回ご紹介した申請方法を参考に準備してみてくださいね。みなさんのワーホリが少しでもスムーズに進む手助けになれば嬉しいです。

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    この記事を書いた人

    Mina

    暇さえあれば、海外旅行に行く東京OL。幼少期に観ていた海外ドラマ『フルハウス』をきっかけに海外好きに。これまでに約20カ国を旅しました。東南アジアが好きです。大学時代は、オーストラリアとフィリピンへ短期留学、カナダにワーホリへ。現在は、新卒で入社した会社でマーケティングを担当しています。

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