ワーキングホリデーの手続きを徹底解説!申し込みから渡航までの6ステップ
- 2019/06/08
「ワーキングホリデーの手続きって、自分ですることはできるのかな…」
と悩んでいる方。
ワーキングホリデーの手続きを自分でするためには、方法や流れを知っていることが欠かせません。その手続きは大まかに、6つのステップにわけることができます。
・情報収集
・ビザの申請
・学校の申し込み
・航空券や保険の手配
・役所での書類提出
・現地での仕事探し
とはいえ、具体的な手続き内容は、なかなかイメージしにくいですよね。
そこで今回は、
・ワーキングホリデーとは
・ワーキングホリデーに必要な手続きと流れ
・手続きで気をつけたいポイント
を紹介します。
まずはワーキングホリデーについて、ざっくりと理解しましょう!
[目次]
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ワーキングホリデーとは、海外で就学や就業ができる制度
ワーキングホリデーとは日本と協定を結んでいる国で、就学や就業ができる制度です。18〜30歳の人が対象で、期間は1〜2年間です。
ワーキングホリデーができる国は、
・オーストラリア
・ニュージーランド
・カナダ
・フランス
・アルゼンチン
・韓国
・台湾
など、2019年5月時点で合計23カ国です。
ワーキングホリデーのおすすめポイント
ワーキングホリデーのおすすめポイントは、以下の3つです。
・アルバイトができる
ワーキングホリデーでは、アルバイトや有給のインターンが可能です。
特に学生ビザでは、アルバイトを禁止する国が少なくありません。そのためワーホリを使って、カフェやホテル、農場などで働いて経験を積み、スキルを身につける人も多いです。
・費用の節約ができる
アルバイトができることで、比較的少なめの費用で渡航可能です。目安の貯金額は、100〜150万円。この金額があれば、数ヶ月学校に通いながら生活できます。
・最大で2年間の海外生活が体験できる
ワーキングホリデーは、基本的に1年間の滞在が許可されています。しかし国によっては、条件を満たして延長の申請をすることで、最大2年間は同じ国に滞在できます。
このように働きながら2年間も滞在できる制度は、ワーキングホリデーのみです。
ワーキングホリデーの手続きに必要な準備期間
ワーキングホリデーの準備には、平均6ヶ月の時間が必要です。
ただし手続きがトラブルなどで遅れることもあるため、余裕を持った準備が欠かせません。自分で手続きする場合、1年から6ヶ月の余裕を持ちましょう。
次はワーキングホリデーの手続きの流れや方法を、順番に解説します。
ワーキングホリデーの手続き1:情報収集
ワーキングホリデーを決断した日から目安として、1年から6ヶ月前までには情報収集を始めましょう。
ここでは
・ワーキングホリデーに必要な情報
・情報を集める方法
を紹介します。
ワーキングホリデーに必要な情報
ワーキングホリデーに必要な情報は、
・滞在する国やエリア
・仕事の探しやすさ
・ビザの申請方法
・語学学校
などです。これらを調べて、ざっくりと出発までの流れを確認しましょう。
情報収集の方法
ワーキングホリデーの情報は、以下の方法で集めることができます。
・ワーキングホリデー協会やエージェントの説明会に参加する
・留学イベントに参加する
・資料請求をする
・ワーキングホリデーの経験者に話を聞く
・個人ブログやWebサイトの体験談を読む
特に留学エージェントに相談することで、スムーズな情報収集が可能です。
ワーキングホリデーの手続き2:ビザ申請
続いては「ビザの申請」です。
ビザは3〜4ヶ月前には申請をしてください。基本的には2〜3ヶ月で発行できますが、国によってはトラブルで遅れることも。早めの準備が安心です。
続いては
・ビザ申請の流れ
・申請の注意点
をお伝えします。
ビザの手続きの流れ
手続きの流れは、以下の通りです。
①申請書類の記入
②ビザ申請料の支払い
③送付
近年は、オンラインから申請を受け付ける国も少なくありません。
ただし書類に不備があると、追加書類を求められる、移民局から連絡がきて英文でやり取りすることも。必要事項や書類は漏れがないように、確認してから申請しましょう。
ビザ申請の注意点
ビザ申請には、パスポートを作成、更新することが欠かせません。パスポートがないとビザは発行できないからです。
2週間ほどで発行できるため、持っていない人はまずパスポートを作ってください。
ワーキングホリデーの手続き3:学校の申し込み
続いては語学学校の申し込みです。目安として、2〜3ヶ月前には入学手続きを進めましょう。
ここでは、
・語学学校を選ぶポイント
・入学手続きの流れ
・滞在先の手配方法
を紹介します。
語学学校を選ぶポイント
語学学校を選ぶポイントは、以下の3つです。
・留学の目的は達成できるか
・学校の規模はどれくらいか
・国や管理団体の認可を受けているか
「安いから」「予算で通えるから」などを理由に選ぶのではなく、金額が少し高くてもあなたの目的や目標にあった学校を選んでください。
ワーキングホリデーの場合、2〜3ヶ月のみの通学という人が少なくありません。期間に限りがあるため、レッスンの質や内容を重視しましょう。
語学学校への入学手続きの流れ
学校を決めたら、以下の流れで手続きを進めましょう。
①入学願書の提出
②授業料など学費の支払い
③入学許可書の受け取り
④必要書類の提出
⑤(必要あれば)空港からの送迎サービスなどの申し込み
提出書類の提出に漏れがないように注意してください。
滞在先を決める
学校が決まったら、一緒に滞在先も決めます。
例えば、
・ホームステイ
・学生寮
・シェアハウス
・アパート
などがあります。
ワーキングホリデーの手続き4:航空券と海外保険の手続き
航空券は2〜3ヶ月前までの購入がおすすめです。なぜならば、航空券は直前になるほど料金が高くなるからです。
そこでここでは、
・航空券の種類
・海外旅行保険の必要性
を紹介します。
ワーキングホリデーで利用する航空券の種類
航空券には、以下の3種類があります。
・FIXチケット
帰国日が決まっている往復航空券。日程の変更はできません。
・オープンチケット
最大で1年間の滞在ができる往復航空券。帰国日を決める必要はありません。
・FIX+オープンチケット
帰国日が決まっている往復航空券ですが、1度だけ日程の変更が可能です。
片道でも渡航はできますが、往復チケットの方が安心です。入国審査などで怪しまれることが少なくなります。
海外旅行保険は長期のものを選ぶ
航空券だけでなく、海外旅行保険にも加入しましょう。
日本の保険は海外で使用できないため、渡航するときには海外旅行用の保険が欠かせません。そしてこのとき、1年間をカバーする保険を選びましょう。費用は高額ですが、カバー範囲や補償金額が高くて安心です。
またクレジットカード付帯の保険は無料ですが、最大90日しかカバーできません。短期留学が対象となるため、ワーキングホリデーでは保険会社のものに加入しましょう。
ワーキングホリデーの手続き5:役所
社会人がワーキングホリデーを活用する場合、役所での手続きも必要です。渡航の2週間前から直前までに準備しましょう。
ここでは、
・役所で必要な手続き
・手続きをするメリット
・帰国後の手続き
を解説します。
役所で必要な手続き
ワーキングホリデー前には、以下の手続きを進めます。
・海外転出届けの提出
・国民健康保険や国民年金の脱退
ただし国民年金は、海外転出届けを出すと老後に満額での需給ができません。
満額で需給したい場合は「年金の任意加入」がおすすめです。海外にいる間も年金に加入しておくことで、海外滞在中の病気やケガによる障害が発生した際に、年金を受給できます。
手続きに必要な持ち物は、
・身分証明書
・印鑑
・マイナンバーカード
などです。
役所で手続きをするメリット
役所で手続きをすることで、以下の支払いが免除になります。
・国民健康保険
・住民税
・国民年金
それぞれ1万円ずつとすると、毎月3万円の支払いが必要です。1年間のワーキングホリデーでは合計36万円の出費と、少ない金額ではありません。これらを届け出ることで、30〜40万円の費用が節約できます。
また年金は受給額が減りますが、納付期限から2年以内であれば納付できます。滞在中は節約し、帰国後に支払うのがおすすめです。
帰国後も役所で手続きを
帰国したら転入手続きをしましょう。
渡航前と同じく、帰ってきたことを報告して、書類を記入するだけです。
持ち物は、
・パスポート
・身分証明書
・印鑑
などです。帰国から14日以内までに手続きを進めてください。
ワーキングホリデーの手続き6:仕事探し
ワーキングホリデーの仕事探しは、1〜2ヶ月前から可能です。もしくは現地に到着してからでも十分間に合います。
次で探し始める時期を、方法別に説明しますね。
ワーキングホリデー中の仕事を探す方法
仕事を探す方法は、以下の3種類です。
・エージェントに依頼して紹介してもらう
・現地で語学学校に紹介してもらう
・自分で現地のお店に履歴書を送って探す
事前に見つけておきたい人は、エージェントに依頼するのがおすすめです。渡航後にしばらく語学学校に通う人は、現地に到着してからでも問題ありません。
ここまでワーキングホリデーの手続きの流れを解説しました。
最後に手続きで気をつけたいポイントをお伝えしますね。
ワーキングホリデーの手続きで気をつけたいポイント
最後に気をつけたいポイントとして、
・ビザの申請条件
・自分での手続きのミス
・アルバイトに必要な英語力
を解説します。
ビザの申請条件は国によって異なる
同じワーキングホリデーという制度でも、国によってビザの申請条件は異なります。
例えば多くの国では、1年間の滞在ができるとお伝えしました。しかしオーストラリアなど特定の国は、指定の条件を満たすことで最大2年間の滞在が可能です。
このように滞在期間や申請の条件、料金などは国によって異なります。希望の国の条件をよく確認しましょう。
エージェントを活用することで手続きの負担は減る
今回は、自分自身でワーキングホリデーを手配する方法について解説しました。しかしこれらの手続きは、留学エージェントに代行してもらうことも可能です。
エージェントでは、
・語学学校への申し込み
・滞在先の手配
・インターン先の紹介
など、複雑な手続きをお願いすることができます。手間を省くことができるため、エージェントを利用する人も少なくありません。
費用は少しかかりますが、私たちはあいた時間を英語学習などに活用できます。「英語初心者で不安」「初めてのワーキングホリデーで手続きがまったくわからない」場合は、エージェントを活用してみてください。
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仕事をするために必要な英語力は「TOEIC600点以上」
ワーキングホリデーで仕事をしたい場合、英語力は「TOEIC600点」のレベルが必要です。
というのも、仕事先のお客さんはネイティブや英語を話せる方ばかりです。注文を聞いたり、案内したり、ある程度の英会話スキルが欠かせません。
TOEIC600点とは、ビジネス英語が少しできるレベルです。ここまで事前にレベルアップしておくことで、現地の語学学校の授業でさらに英語力を伸ばすこともできます。
もしも英語力に不安があるならば、「ワーキングホリデー前の英語留学」がおすすめです。フィリピンであれば、1日8〜10時間の学習時間を取って、英語だけに集中することができます。また物価が安い国のため、高額な費用はかかりません。1ヶ月で平均30万円と、金銭のハードルは低いです。
このように、自分にあった方法でワーキングホリデーを検討してみてくださいね。
まとめ
今回はワーキングホリデーの手続きについて解説しました。
おさらいすると、手続きの流れは以下の通りです。
・情報収集
・ビザの申請
・学校の申し込み
・航空券や保険の手配
・役所での書類提出
・現地での仕事探し
そして、この手続きでの気をつけたいポイントとして、以下の3つをお伝えしました。
・ビザの申請条件は国によって異なる
・留学エージェントに依頼することでミスを防止できる
・アルバイトに必要な英語力はTOEIC600点以上
今回の記事を参考にしながら、自分での手続きにチャレンジしてみましょう。
難しく感じた場合は、留学エージェントを活用してワーキングホリデー前の英語留学も検討してみてくださいね。
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- ステップ1:目星をつける
- ステップ2:相談する
- ステップ3:申し込む
- ステップ4:渡航準備
- ステップ5:出発!
留学を思い立ったら、まずは渡航時期、期間、渡航先の目星をつけてみてください。
いつ、どれほどの期間、どんな国で留学するかイメージが持てると具体的な計画を立てやすくなります。
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