スケジュールから勉強法まで!語学留学までに準備したい3つのこと
- 2019/02/23
「語学留学の準備や手続きって、いつからスタートすればいいんだろう……」
と悩んでいる方。
語学留学の準備期間は、2〜3カ月ほど必要です。留学時期の6〜9カ月前と早めに準備を始めることで、英語力アップにつながることも少なくありません。
とはいえ、具体的な準備や勉強スケジュールなどは、なかなかわかりにくいですよね。
そこで今回は、
- ・語学留学に必要な準備期間
- ・準備の内容(3カ月前、1カ月前、直前)
- ・英語の勉強スケジュールと内容
などを紹介します。
「いきなり準備に取りかかるのは難しい…」と感じるかもしれませんが、概要をつかむだけならハードルは高くありません。
まずは準備期間について、ざっくりと解説します!
[目次]
留学考えるなら今から準備!
留学の準備は渡航する半年前、余裕を持つなら1年前からの準備がおすすめです!
スクールウィズのLINE相談では、チャット相談やオンラインカウンセリングなど相談方法が選べるので自分のペースで検討が進められます!
自分だけで調べるとわかりづらい費用やおすすめの留学先、準備するものも留学カウンセラーが寄り添いながらサポートするので安心。
ぜひこの機会に留学準備を始めましょう!
語学留学に必要な準備期間は、約2〜3カ月
語学留学の準備は、2〜3カ月の期間でスケジュールを立てましょう。
準備の流れは簡単に言うと、以下の通りです。
- (1)情報収集
- (2)入学手続きや滞在先の手配
- (3)渡航に必要なビザや航空券の手配
- (4)荷造り
- (5)現地生活の確認
最短で2〜3カ月、余裕がある場合は6〜9カ月前からスタートするのがおすすめです。
他の留学方法だと、
・大学、大学院:12カ月前
・専門学校:6〜12カ月前
くらいの時間がかかることも少なくありません。語学留学は渡航スタイルの中でも、少ない時間で準備可能です。
語学留学に向けた情報収集の方法
語学留学に向けて、以下の方法で情報を集めましょう。
インターネット
インターネットでは、留学の情報を発信しているウェブサイトや、留学経験者の個人ブログなどから情報を収集することができます。自分で手続きをすすめたい人におすすめです。
留学エージェント
留学エージェントに依頼することで、語学学校探しや手続きなどを代行してくれます。手数料や仲介料は必要ですが、準備をスムーズに進めることができ、英語学習など他の準備に時間をあてることができます。
ここまで準備期間についてお伝えしました。次は準備内容を具体的にお伝えします。
【ステップ1】語学留学の2〜3カ月前の準備
ここからは期間ごとに必要な準備をお伝えします。
まずは2〜3カ月前の準備として、
- ・留学の目的をイメージ
- ・留学先の国の決定
- ・学校やコースの決定
- ・語学学校の入学手続き
- ・パスポートの作成
- ・ビザの申請
の6つを紹介します。
準備1:留学の目的を考える
留学を考える理由は、人それぞれかと思います。
例えば、
- ・英語の基礎を学び直したい
- ・発音を矯正したい
- ・ワーキングホリデーの前に語学力アップしたい
- ・英語の勉強スケジュールと内容
などです。
なんとなく「留学したい」だけで、英語力はアップしません。留学が終わったあとのゴールを決めることで、このあとの準備も進めやすくなります。
準備2:留学先の国を決める
留学の目的によって、合う国が異なります。例えば、
・英語の基礎力アップ:フィリピン
・ワーキングホリデーでアルバイトをしたい:オーストラリア
などです。
自分の目的を達成できる国を選ぶことで、充実した留学生活を送ることができます。
準備3:学校とコース、滞在先、滞在期間を決める
語学学校には、いくつかのタイプがあります。
- ・大学付属
- ・専門学校付属
- ・私立の語学学校
またコースも
- ・TOEIC / TOEFL / IELTS対策
- ・発音矯正
- ・アクティビティ
- ・エンジニア
など、目的や身につけたいスキルにあわせて選ぶことが欠かせません。またこのときに、滞在方法や留学期間も決定することが多いです。
準備4:語学学校の入学手続きを行う
留学先や学校が決まれば、次は手続きを進めます。学校によって提出する書類は異なるので、手続きは学校の案内に従って行なってください。
準備5:パスポートを作成する
パスポートがないと、航空券もビザも取れません。パスポートは住民票がある都道府県の申請所で作成できますが、戸籍謄本などの書類が必要です。市役所で用意してから申し込みしましょう。
すでにパスポートを持っている人は、有効期限を確認しましょう。期限が近いと入国拒否されることもあるため、有効期間は半年ほどあることを確認してください。
準備6:ビザを申請する
ビザは語学留学の場合、
- ・観光ビザ
- ・学生ビザ
- ・ワーキングホリデービザ
などです。
時間がかかるため、パスポートが届き次第ビザを申請しましょう。
【ステップ2】語学留学の1カ月前の準備
次は1カ月前の準備として、
- ・航空券の購入
- ・海外旅行保険への加入
- ・クレジットカードの作成
- ・必要な持ち物の購入
- ・病院でのチェック
の5つを紹介します。
準備1:航空券を購入する
語学学校の入学日が決まったら、航空券を手配します。
航空券は早ければ早いほど安く、渡航の2〜3カ月前が購入の目安です。到着は入学日の1〜3日前までが一般的なので、スケジュールに合わせて購入してください。
準備2:海外旅行保険に入る
日本の社会保険や国民健康保険は、海外で使用できません。保険に入らずに留学すると、現地での治療費や診察料金は、すべて自分で支払うことになります。
アメリカなど医療費が高額な国では、1回の治療に何十万〜何百万円支払うケースも少なくありません。これらの高額な治療費の請求を、海外旅行保険への加入で免除できます。
保険の費用は留学期間によって異なりますが、1カ月の場合、平均1万5,000〜2万円です。
準備3:クレジットカードやキャッシュカードを作成する
クレジットカードやデビットカード、キャッシュカードを用意しておきましょう。これらのカードで、
・キャッシング(現金の引き出し)
・買い物の決済
などが可能です。
クレジットカードは現金のように、大金を持ち歩く必要がありません。さらには保険が付帯しているものであれば、盗難によって不正利用された金銭の負担を免除できる補償もあります。
クレジットカードは審査が必要なため、発行まで平均2週間です。特に社会人の方は退職前に申請しましょう。無職だと審査が通りにくいため、在職中の作成がおすすめです。
準備4:荷造りのために買い物をする
荷造りのために留学に必要な持ち物を用意し、買い忘れがないかチェックしましょう。
例えば、
- ・シャンプーやリンス
- ・衣服
- ・変換プラグや変圧器
などの日用品から、
- ・ホストファミリーへのお土産
- ・ふりかけやインスタント麵などの日本食
- ・通学用のカバン
などです。
早めに購入して荷造りすることで、買い忘れを防止できます。
準備5:病院や歯医者に行く
持病がある場合や、留学前に体調不良を感じる場合は病院に行っておきましょう。現地では海外旅行保険が利用できますが、日本で治療を受ける方が安心ですよね。
特に歯の治療は、海外旅行保険でカバーできない国がほとんどです。オーストラリアなどは保険の対象外のため、数十万〜数百万円かかるケースも少なくありません。
留学中の時間をムダにしないためにも、事前に病院での治療は済ませておくと安心です。
【ステップ3】語学留学の1週間前から直前の準備
次は1週間前から直前までの準備として、
- ・荷造り
- ・移動手段の確認
- ・学校初日のスケジュール確認
- ・海外転出届けの提出
の4つを紹介します。
準備1:荷造り
準備した留学の持ち物を、スーツケースにつめてみましょう。ただしフライトの際、荷物は、
・機内持ち込み荷物(7〜15kg)
・スーツケースなどの受託手荷物(20〜23kg)
の2種類を用意する必要があります。スーツケースなど23kgを超えると、追加料金の支払いをすることに。早めにパッキングすることで、荷物を厳選し、超過料金の支払いを防ぐことができます。
準備2:滞在先までの移動手段を確認する
語学学校の寮までの移動手段や料金を、前もってチェックしておくことも欠かせません。当日に到着してからだと、慣れない土地で慌てる可能性もあります。日本にいる間に調べておくと安心です。
準備3:学校初日のスケジュールを確認する
到着後、語学学校では初日にオリエンテーションを受講します。
オリエンテーションでは、入学手続きや学校の説明、校内案内、語学力のテストなどを実施。このテスト結果によって、クラスやレベルが決定します。
これらのスケジュールを確認し、スムーズに登校できるようにしましょう。
準備4:社会人の長期留学では、海外転出届けも提出する
社会人が1年以上の長期留学をする場合、「海外転出届け」の手続きが欠かせません。
これは「自分が今どこに住んでいるのか」を証明するもの。海外にいることを手続きで伝えることで、以下の支払いが免除になります。
- ・国民健康保険
- ・住民税
- ・国民年金
これらは企業で働いているときは、あなたの会社が手続きをして支払っています。しかし退職後は、自分で手続きと支払いが必要です。また1年以上の留学となると、税金だけで数十万円の支払いになることも少なくありません。
年金の受給額は減りますが、帰国後にまとめて後払いすることも可能です。留学費用を節約したい人にはおすすめです。
留学が終わったあとは、市役所などで帰国したことを伝えて、書類を記入するだけです。一時帰国の予定や留学中に日本で保険を使う予定がない場合、手続きをしましょう。
ここまで語学留学の準備について、解説しました。続いては、勉強の準備についてお伝えします。
語学留学前におすすめしたい勉強法
語学留学前の勉強は、3〜6カ月前にはスタートしてください。なぜならば、英語学習の効果があらわれはじめる時期が、約3カ月だからです。
早めにスケジュールを立てて勉強することで、現地での英語力アップが期待できます。
ここでは具体的な勉強内容として、
- ・英単語
- ・英文法
- ・オンライン英会話
の3つを紹介します。
勉強方法1:英単語
まずは英単語を暗記しましょう。英単語がわからなければ、相手の言いたいことも理解できず、自分の意見も伝えることができません。目安として、2,500〜3,000語ほどを暗記しましょう。
おすすめの参考書は「DUO3.0」や「ターゲット」など、大学受験で使用されている本です。多くの人が使用したことがあり、昔使っていたものの方が、勉強が進みやすいからです。
ただし語学学校から指定がある場合は、そちらの本を使ってください。
DUO 3.0
英単語ターゲット1900 5訂版
勉強方法2:英文法
英単語を覚えたあとは、中学英語レベルの英文法を復習しましょう。英文法は英会話や長文読解のルールです。これらのルールがわからなければ、文章を組み立てることができません。
おすすめは「中学 英語を もう一度ひとつひとつわかりやすく。」です。イラスト付きで単元ごとに勉強できるため、学習計画が立てやすいです。
勉強方法3:オンライン英会話
英単語と英文法の復習で基礎が身についたら、英会話の練習をしましょう。
おすすめは「オンライン英会話」です。講師はアメリカやイギリスなどのネイティブから、フィリピンなどアジア人までそろっており、自分にあった人を選ぶことができます。
おすすめは、以下の3つです。
事前に会話の練習をしておくことで、現地でのレッスンがスムーズに進みます。
語学留学の準備で気をつけたいこと3つ
最後に、留学の準備で気をつけたいこととして、
- ・早めの準備を心がける
- ・書類のコピーを用意しておく
- ・見落としや提出漏れがないかチェックする
の3つを紹介します。
準備は早めを心がけて
留学準備は早めにスタートしましょう。遅くても3カ月前からの準備が欠かせません。
というのも、ビザや語学学校の入学手続きには、想像以上に時間がかかります。特に社会人は、退職までは仕事をしながらの留学準備になります。慣れない準備に時間がかかって直前に慌てることも。余裕を持って、3〜6カ月前から準備を始めましょう。
パスポートや保険の証明書などはコピーを用意する
準備の際に、手続きによく使われる書類のコピーを用意しておきましょう。
例えば、
- ・パスポート
- ・(パスポートを紛失したときに必要となる)戸籍謄本や住民票
- ・海外旅行保険の証明書
- ・学校の入学許可書
などです。
パスポートの再発行など、現地でコピーが必要となる場面は多いです。用意しておくと手続きがスムーズです。
手続きや書類の提出に漏れがないかチェックする
あなたが自分で留学手続きを進めるならば、書類に不備がないかしっかりとチェックしましょう。提出忘れや記入漏れなどで、留学が延期になるケースも少なくありません。
留学の手続きに不安があるならば、留学エージェントを頼るのもおすすめです。手続きを代行してくれるだけでなく、直前の申し込みにもスケジュールを考えながら対応してくれるため安心です。
エージェントは無料と有料があります。相談だけなら無料の会社も多いため、一度調べてみましょう。
まとめ
今回は、語学留学する前の準備期間や内容をお伝えしました。
おさらいすると、
- 【ステップ1】
- ・留学の目的をイメージ
- ・留学先の国の決定
- ・学校やコースの決定
- ・語学学校の入学手続き
- ・パスポートの作成
- ・ビザの申請
- 【ステップ2】
- ・航空券の購入
- ・海外旅行保険への加入
- ・クレジットカードの作成
- ・必要な持ち物の購入
- ・病院でのチェック
- 【ステップ3】
- ・荷造り
- ・移動手段の確認
- ・学校初日のスケジュール確認
- ・海外転出届けの提出
また英語の勉強として、以下も欠かせません。
- ・英単語
- ・英文法
- ・オンライン英会話
今回の記事を参考に、スムーズに準備を進めましょう。
あなたはどのステップにいる?語学留学実現までの流れ
語学留学を具体的に検討するなら、まずは留学を実現するまでの流れを確認しましょう!留学準備では大まかに5つのステップがあります。
- ステップ1:目星をつける
- ステップ2:相談する
- ステップ3:申し込む
- ステップ4:渡航準備
- ステップ5:出発!
留学を思い立ったら、まずは渡航時期、期間、渡航先の目星をつけてみてください。
いつ、どれほどの期間、どんな国で留学するかイメージが持てると具体的な計画を立てやすくなります。
考えることが多い留学準備には、プロの伴走者を
留学へ行くとなると考えることはたくさんあります。
自分で調べてみたものの、ネット上ではさまざまな意見が発信されていて、何を信じていいかわからないまま、検討途中で止まってしまう留学生は多くいます。その疑問、無理に一人で解決せずに留学カウンセラーに相談してみませんか?
英語力アップに強い留学エージェント「スクールウィズ」
スクールウィズは英語力アップに強い留学エージェントです。
初中級者のための英語学習プログラム「プレ留学」×「カスタム留学プラン」であなたの留学を、経験豊富なカウンセラーが万全の体制でバックアップ致します。
- 【スクールウィズが選ばれる7つの理由】
- 1. 専門家監修!英語学習プログラム「プレ留学」で事前学習もバッチリ
- 2. 充実した英語学習サポート体制!
- 3. 1万通り以上から選べる「カスタム留学プラン」
- 4. 経験豊富なカウンセラーによるベストなプラン提案
- 5. 代理店手数料0円&最低価格保証
- 6. 安心安全、充実の留学サポート体制
- 7. スマホで相談から手続きまで完結!
せっかくの留学を失敗してほしくない想いから、英語力を伸ばす独自のサポート、納得いくプランづくりに力を入れています。
いま英語力に不安があっても、しっかり準備するから大丈夫。留学で、憧れだった「英語を話せる理想の自分」を私たちと一緒に実現させましょう!
留学に対するご質問から、留学プランづくり、事前の英語学習、留学中のサポートまで対応しておりますので、ご相談お待ちしております。