はじめての留学!カナダの語学学校ってどんなところ? カナダ・ワーホリ連載 #03
みなさんこんにちは!カナダ・モントリオールにワーホリ中のつくしです!
モントリオールでは短い夏がそろそろ終わります。最近は朝の気温は15度くらいなので驚きです。これから秋と紅葉も始まるようで、今からわくわくしています。
連載3回目の今回は、私が現在通っている語学学校「ALI(Académie Linguistique Internationale)」について、詳しく紹介していきたいと思います。
私自身、留学前は観光でしか海外に行ったことがなかったため、学校に留学するのは初めて。どんな生活が待っているのか、期待と不安でゆらゆらしていました。前回の記事では、初日のテスト内容や学校の時間割などを紹介したので、今回はもう少し詳しく、
・学校の授業スケジュールと課題内容
・授業についていくために工夫していること
・生徒の雰囲気と国際比率
などを紹介していきます!
なお、カナダで人気の語学学校一覧は下のページでまとめているので、具体的な学校の検討を進めたい方はチェックしてみてください。
カナダの語学学校ランキング
前回の記事はこちらから ↓
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カナダの語学学校ってどんなところ?
まず、語学学校「ALI」のシステムを簡単にご紹介します。
授業はレベル別に行われ、レベルは1から8まであります。レベル1ではBe動詞や時制って何というところから始まり、レベル8ではカレッジや大学の入学準備を行います。
4週間を1セクションとして扱いで、テストにクリアできれば次のセクションからレベルアップできるというシステムです。
学校は大きなビルの1階と8階のフロアにあります。1階は受付と生徒が談笑できるラウンジがあり、8階は教室があります。どちらもWi-Fiは完備ですが、結構遅くてたまに繋がらなかったりもします。
1階は母国語OKで、受付スタッフには日本語を話せる方もいらっしゃいます。もしも本当に困っていることがあったら、通訳をお願いできるのでありがたいです。
一方で8階は母国語と授業中のスマフォ禁止(辞書のみ可)。とはいえ、これがどのくらい徹底されているのかは先生にもよります。レベルが高いクラスの方がちゃんと守っている印象ですね。
学校での留学生活ってこんな日々
ALIのおおよそのイメージが湧いたところで、1日の流れと授業内容をご紹介していきます。
今回はレベル3〜5で25h/weekの授業を一例にさせていただきます。レベル1〜2のクラスはもっと簡単で宿題も少なく、6〜8はもっと複雑でやることも多いと考えていただければと思います。
8:30-9:30 skillsクラス
ALIではクラスが8:30から開始。そして学校ルールとして、10分以上の遅刻は原則授業を受けられないというものがあります(先生にもよりますが)。そのため生徒は割と時間を守って学校に来ます。
最初の「Skillクラス」では、リーディングや英作文、簡単なプレゼンテーションを習います。だいたい初めの5〜10分くらいで、ざっと内容を読んで、わからない単語などを聞きます。そのあと要約したり、内容について簡単にペアやグループで話し合ったり、教科書のQ&Aに答えたりしていきます。
だいたいここら辺の途中で1時間が終わるので、次の日は続きから作文をしたり、内容を深めていき、最終的には英文を作成、3分くらいのプレゼンテーションを行います。だいたい1つの単元は3〜5日くらいのペースが多いです。
ちなみにALIでは、授業時間が異なる3つのコース(20h/week、25h/week、30h/week)から選べるのですが、20h/weekはこのskillの授業がなくて、30h/weekは14:30-15:30にプラス1時間の授業があります。
私がこのクラスを受けていて感じるところは、自身のリーディング能力の低さとボキャブラリー不足です。毎回新しい文章をざっと読むので、サラサラ読めないとすぐ次の問題にいってしまったりします。
この2つはもう慣れだと思っているので、バスの移動時間などに簡単な英語の本を読んだりして頑張って鍛えています。あとはクラスメイトに聞いたりもします。南米・ヨーロッパ系の留学生は、母国語の語彙が英語と似てるので結構分かるようです。みんな優しいのでちゃんと教えてくれます。
9:30-11:30 Grammarクラス
Grammarクラスでは英文法を習います。大体1日1〜3文法、簡単な例をあげると、should/shouldn’t/have to/don’t have to/must/mustn’tをどうやって使い分けるのかを、2時間で習って練習問題を解いて会話練習も簡単にする、というような内容です。
文法は日本にいるうちに一通り勉強していたので、そんなに難しくはないのですが、実際に会話の中でどう使い分けるかなどを説明されると、知らなかった!というものがたくさん出てきます(笑)。
Skillのクラスとは打って変わって、アジア系の留学生は文法はできるのでクラスメイトになんでこうなのかなど教えたりもします。
南米・ヨーロッパ系の子達はめちゃくちゃ喋れるのに、なぜか文法は全然ダメという子が多く、文法はできるのにうまく喋れない私たちアジア人とは真逆で面白いです。
12:30-14:30 Conversationクラス
Conversationクラスでは、会話表現を中心に話すことを練習します。一例をあげると、パーソナリティーを表す英語や、電話で使う会話表現などです。
あとは前のGrammarの授業で習った文法を、授業のはじめに復習して会話練習を入れたりしてくれるので復習にもなります。
授会話練習ではペアワークやグループワークを行います。学習して、その後実際に使ってみましょう、というような流れですね。
Conversationは会話表現を学ぶので、先生は巡回しながら生徒のことを見ています。文法ミスや、その文脈で使う正しい動詞なども指摘して直してくれるので、正しい英語を正しい発音で話す練習になります。
「こういう言い回しの言葉が知りたい」というようなことを聞くと、先生は汲み取って教えてくれるので楽しいですね。
宿題とテスト事情について
さて、このような形で1日の授業が終わります。で、みなさん気になっているであろう、宿題とテスト事情をお話していきたいと思います。
宿題は30分で終わる!?
まず「宿題」ですが、基本的にGrammarクラスでしか出ません。だいたいテキストの1〜2ページ分くらいで、その日の授業を理解して入れば30分くらいで終わります。その日の記憶を定着させるための復習くらいの扱いなような気がします。
ALIは14:30で授業が終わるのですが、14:30〜15:30までホームワーク補助クラスが開講されています。このクラスは授業を取って入れば誰でも無料で参加できます。先生がクラスルームにいて、わからなかったところを聞けば丁寧に説明してくれるという贅沢な時間です(しかも参加人数が5人以下の日がほとんど)。
私は放課後に予定がない日や、文法で理解できなかったところがあった日に参加するようにしています。基本的に宿題は少しですが、テスト前になるとまた事情が少し変わっていきます。
テストは1ヶ月に11回もある!
気になる「テスト」事情ですが、ALIはテストが多いです。ただし、これも自分の所属するレベルによって内容が多少異なるので、今のセクションで実際に私が受けたテストの種類と回数をご紹介します。
実際受けたテストを早見表にするとこんな感じ↑
Skillsは2週に1回+最終テスト(計3回)
Grammarは週1回(計4回)
Conversationは週1回(計4回)
4weeksで1セクションなので、20日間で11回受けてることになります(笑)。学校規定だと10回だったはずなのですが、プレゼンのテストが一個多かったような気がします。
3週目までは小テストが成績の6〜7割に反映され、最終週のテストが成績の残りを占めることになります。そして、最終の合算した成績が7割を超えてたら、次のセクションからレベルが1つ上がることになります。
テストで見られることは、「今回の授業をちゃんとついてこられたか」、「次のレベルに進んでもついていけなくならないか」などです。だいたい8割の人はパスしてますね。私はまだ落ちたことはありません。
テスト前になるとテスト対策(復習やプレゼンの準備など)で宿題とは別に勉強が必要になります。1・3週目は穏やかで、2・4週目は少し大変といったところでしょうか。
生徒の雰囲気と国際比率など
全体を通して、授業の雰囲気やテストのことをお伝えしていきましたが、最後に私が感じたALIでの生徒の雰囲気と国別比率を、主観で紹介していきたいと思います。
話しやすい雰囲気
まず、生徒の雰囲気はとてもいいです。みんな優しくて、うまく話せなくても嫌な顔をされたこともありません。
私がカナダに渡航してすぐに生徒間で話をしているとき、質問されたことにうまく答えられなくて「難しくて説明できない」と言ったら、「大丈夫!練習してみよ、やってみよう!」と言われたのは、「話せないからって怖気付かなくていいんだ」と、私を勇気づかせてくれた言葉でした。
あとは、放課後にカフェに行ったり、みんなでごはんパーティーをしたりして、基本的にフレンドリーな人が多くて楽しいです。
一番多いのは南米系の留学生
国際比率についてですが、これは正直断言することはできません。というのは、語学学校は、とにかく入れ替わりが激しいところだからです。時期はもちろん、語学学校によっても大きく異なります。
しかし、ALIでは南米系が一番多いというのは間違い無いと思います。おおよそ4割くらいはスペイン語が第一言語の留学生ではないでしょうか。
一方日本人は私の見た限り15〜20人くらいかな、と思います。8月に入ると日本人留学生が少し増えた印象でした。とはいえ、日本人本当に少ないです。春先にきた日本人で、その時は自分しかアジア人がいなかった!というような話も聞いたので、8月は日本人が多いのかもしれません。
また年齢についても簡単に紹介すると、7月は南米系の子達は夏休みだったので、若い高校生くらいの年齢が一番多かったです。一方で8月になったら高校生たちは帰って、20-30代の大人たちが一番多くなってきました。平均年齢が5歳くらい上がった印象です。
まとめ
はい、こんな感じで語学学校「ALI」の授業内容を詳しく紹介していきました。学校の授業など、少しでも雰囲気が伝われば嬉しいです。
さて、次回の記事では、モントリオールの街事情についてもう少し詳しくお話していければと思います。
過去の連載記事は以下から↓↓
# 新卒美大生のカナダ・ワーホリ連載
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