渡航前に知っておきたいイギリスのチップ事情まとめ
イギリスは古くから残る伝統や文化を特長で、日本人にも人気の留学先・旅行先となっています。そんなイギリスで日本人が気になることの一つにチップがあります。
日本ではあまり意識する機会はありませんが、イギリスでは料金の支払いの際に追加でチップを支払う文化があります。
しかしチップ文化を持たない日本人にとっては実際にいくらぐらいチップとして支払えば良いかわかりませんよね。
そこで今回はイギリスのチップ事情について詳しく紹介します。これからイギリスを訪れる予定のある方はぜひ参考にしてみてください。
なお、イギリスの観光情報については下のページでまとめているので、おすすめの観光スポットや人気の料理などを知りたい方はチェックしてみてください。
イギリスのおすすめ観光スポット・イベント・グルメを紹介!
*なおレートは1ポンド=145円で計算しています。
留学考えるなら今から準備!
留学の準備は渡航する半年前、余裕を持つなら1年前からの準備がおすすめです!
スクールウィズのLINE相談では、チャット相談やオンラインカウンセリングなど相談方法が選べるので自分のペースで検討が進められます!
自分だけで調べるとわかりづらい費用やおすすめの留学先、準備するものも留学カウンセラーが寄り添いながらサポートするので安心。
ぜひこの機会に留学準備を始めましょう!
なぜチップを払うのか?
チップの習慣は、17世紀頃イギリスで始まり、欧州から世界に広まっていきました。
当時サービス業に従事する人々は、他の職業の人たちに比べて、低い賃金で雇用されてきました。そんな状況でもサービス業に従事する人々が生活できるように通常の支払いに追加する形でお金を支払ったのが始まりです。
現在では、サービス業に従事する人も生活に十分な支払いを受けている場合も多いので、チップの意味合いは心づけ程度の意味合いに変化しています。
イギリスでチップは必要?
イギリスでのチップの支払いは必ずしも必要ありません。多くのお店ではチップを強制することはなく、あくまで良いサービスを受けたときの心づけとしてチップが支払われます。
特に最近ではイギリスの最低賃金も時給7.83ポンド(1,135円)と日本に比べ高く、サービス業従事者でも十分に生活できることが多いです。そのためイギリス国内でもチップを支払わなくても良いのではという声が増えてきています。
イギリスのチップの支払い方法
カード払い
イギリスでは、現金を持ち歩く人は少なく大抵の支払いにカードが使われています。そのため、チップに関してもカードでの支払いが可能です。
支払う際は、まず相手にカードを見せ、カード払いをする意思を相手に伝えます。すると相手がカードリーダーを持ってきてくれるので、カードを差し込み、暗証番号を入力します。
暗証番号の入力が終わると支払うチップの額を設定する画面が表示されるので、自分の支払いたい額を入力することで、チップの支払いを行うことができます。
現金払い
チップを現金で支払う場合は、請求書と一緒にチップを加算して現金を相手に渡します。ただし支払い方によっては相手がお釣りを用意してしまう場合もあるので、渡す際には「Keep the change.(お釣りはいりません)」などと一声かけると良いでしょう。
またお釣りのうちいくらかをチップとして渡したい場合は、支払いの際に「Give me 〇〇 pounds back, please.(〇〇ポンドお釣りをください。)」などと相手に伝え、お釣りとチップの差額だけもらうようにしましょう。
チップを支払うシチュエーションとその相場
レストランでのチップ
レストランでのチップの相場は、10%〜12%です。チップは強制ではありませんが、心地よいサービスを受けた時には、チップを渡しましょう。
また、高級レストランではチップの文化が強いため、よほどのことがない限りはチップを渡したほうが良いです。
チップを支払う際は、まず請求書をもらい、食べたものの料金と請求書の金額が合っているかを確認します。請求額の中に、「service charge」、または「gratuity」が含まれていればチップ込みの請求額になるので、追加でチップを支払う必要はありません。
もし含まれていない場合は請求額に追加する形でチップを支払うようにしましょう。
タクシーに乗ったときのチップ
タクシーを利用する際は基本的にチップは支払う必要はありませんが、料金の支払いの際に発生した細かいお釣りをチップとして渡す人は多いです。
また荷物が多い場合は心づけとして2、3ポンドを追加で支払っても良いかもしれません。
例外は空港から市街までタクシーを使って移動する場合。特にロンドンのヒースロー空港から市街地まで行く場合はチップを支払った方が良いです。
渡す額は料金の5%〜10%ほど。ポータブル・カードリーダーを搭載しているタクシーも多いのでカードで支払うことも可能です。
チップを支払いたくない方はUber(ウーバー)などの配車アプリを利用してみても良いかもしれません。Uberではあらかじめ料金が確認でき、チップも支払う必要がないので高額な請求をされる心配がありません。
ホテルでのチップ
ホテルでは、ルームサービスや荷物を運んでもらったスタッフに荷物1個につき1ポンドほどを渡しましょう。
国によってはチェックアウトする際に枕元にチップを置く文化もありますが、イギリスでは基本的に必要ありません。部屋をひどく散らかしてしまった時などは心づけとして1、2ポンドほど置いていっても良いかもしれません。
美容室でのチップ
美容室を利用する際は、人によってチップを支払う場合があります。支払額は料金の10%ほどが相場です。
トイレ
イギリスではトイレを利用する際にもチップを支払う場合があります。
具体的にはトイレ掃除の係員がお皿を持っていたり、入り口にチップ用の機械が設置されている場合です。こういった場合は10〜20ペンスほどを支払ってから利用するようにしましょう。
チップを支払わなくていいシチュエーション
ファーストフード店やカフェ、パブなどではチップを支払う必要はありません。そのため利用する際は商品の価格のみ支払いをしましょう。
まとめ
いかがでしたか?
イギリスではチップは強制ではなく、あくまで心づけという意味合いで認識されています。これからイギリスを訪れる方はぜひこの記事を参考にイギリス滞在を楽しんでくださいね。
あなたはどのステップにいる?語学留学実現までの流れ
語学留学を具体的に検討するなら、まずは留学を実現するまでの流れを確認しましょう!留学準備では大まかに5つのステップがあります。
- ステップ1:目星をつける
- ステップ2:相談する
- ステップ3:申し込む
- ステップ4:渡航準備
- ステップ5:出発!
留学を思い立ったら、まずは渡航時期、期間、渡航先の目星をつけてみてください。
いつ、どれほどの期間、どんな国で留学するかイメージが持てると具体的な計画を立てやすくなります。
考えることが多い留学準備には、プロの伴走者を
留学へ行くとなると考えることはたくさんあります。
自分で調べてみたものの、ネット上ではさまざまな意見が発信されていて、何を信じていいかわからないまま、検討途中で止まってしまう留学生は多くいます。その疑問、無理に一人で解決せずに留学カウンセラーに相談してみませんか?
英語力アップに強い留学エージェント「スクールウィズ」
スクールウィズは英語力アップに強い留学エージェントです。
初中級者のための英語学習プログラム「プレ留学」×「カスタム留学プラン」であなたの留学を、経験豊富なカウンセラーが万全の体制でバックアップ致します。
- 【スクールウィズが選ばれる7つの理由】
- 1. 専門家監修!英語学習プログラム「プレ留学」で事前学習もバッチリ
- 2. 充実した英語学習サポート体制!
- 3. 1万通り以上から選べる「カスタム留学プラン」
- 4. 経験豊富なカウンセラーによるベストなプラン提案
- 5. 代理店手数料0円&最低価格保証
- 6. 安心安全、充実の留学サポート体制
- 7. スマホで相談から手続きまで完結!
せっかくの留学を失敗してほしくない想いから、英語力を伸ばす独自のサポート、納得いくプランづくりに力を入れています。
いま英語力に不安があっても、しっかり準備するから大丈夫。留学で、憧れだった「英語を話せる理想の自分」を私たちと一緒に実現させましょう!
留学に対するご質問から、留学プランづくり、事前の英語学習、留学中のサポートまで対応しておりますので、ご相談お待ちしております。