留学と就活、どうバランスを取るべき?交換留学するなら1年余裕を持った留学を

こんにちは、フランスの大学院に留学中のKURIKOです。

突然ですが、皆さんは一度でも「交換留学」することを考えたことはありますか?

交換留学は、大学の提携校同士が互いの学生を留学生として送る制度。希望者全員が留学に行けるわけではなく、基本的に選抜制を取っている大学が多いです。中には奨学金を支給している大学もあるそうです。

最近は日本の大学もどんどんグローバル化していき、海外の大学への留学枠も広がってきています。ですが一方で、金銭的な問題や就職活動の時期変更などの影響で、留学希望者が2004年から減少しているというのも数字で見られる傾向だったりします

そこで今回は、大学生が気になる交換留学と就職活動のバランスをどう取るべきかについて考えていきたいと思います。

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交換留学ってどんな制度?

交換留学は日本の大学に在籍したまま、海外の大学に1年間ほど留学する制度のことです。

一昔前は留学期間が1年間の場合、自動的に休学という形式になり、大学を卒業するのにさらに1年追加される制度が主流でした。

現在の交換留学では、海外に1年以上行ったとしても、日本の学校に籍を置きながら留学先の大学で単位が取れるなどの利点があります。休学をしなくても、1年間無駄にならず留学ができるようになったのは素晴らしいことに思えます。

大学3年生で交換留学をすれば、帰って来てそのまま卒業することもできるでしょう。一方大学4年生から留学をすれば、4年で卒業ではなく5年間在籍という形になりますが、休学をしなくても留学できるというのは1つ選択肢として交換留学の良い点ではないでしょうか。

交換留学の期間は実質7〜9ヶ月ほど

語学留学であれば短期、交換留学であれば長期というイメージを多くの方が持っているかもしれません。しかし最近の傾向としては、交換留学は1年間というよりも7〜9ヶ月ほどの留学になりつつあります。

というのも欧米の大学は、9月から学校が始まり4〜5月頃に期末試験が終わります。大学3年次に交換留学している学生は、翌年の3月くらいから解禁される就職活動の時期に合わせて帰国することがほとんど。

本当は1年近く現地で滞在することができますが、期末試験が終わればすぐ就活で帰国する交換留学生が増えているため、実質的な留学期間が7〜9カ月ほどになってしまう場合が多いです。

就職活動が交換留学の期間を短くさせる

休学をしなくても留学できるのは交換留学の魅力ではありますが、そのために最近では留学中であっても就職活動を優先している学生が多かったりします

留学中の4月くらいから就職活動のエントリーシート(ES)を書き始め、面接に合わせて日本に帰国する学生。1年間の留学期間があるにもかかわらず、期末試験が終われば足早に帰国するのは就活に関係しているからだと思います。ですが、まだ滞在できるにもかかわらず就活が理由で帰国するのは非常に勿体無いと感じます。

大学3年生で交換留学に行ったのであれば、帰国時には大学4年生。遅くなればなるほど就職には不利でしょうし、将来を考えるとやはり4月には日本に帰りたいと思うのは当然かもしれません。

留学はそう何回も行けるものではありませんし、自分の人生における貴重な期間ではないでしょうか。就職活動も大事ですが、やはり今しかできないことに注力するのも1つ考えてみてはいかがなものかと思います。

留学後の学生の進路は?

休学して留学していた学生の進路に関してですが、以前私がイギリスに正規留学していた時に、1年間大学を休学し大学付属の語学学校に留学していた多くの日本人の方がいました。休学していたのは交換留学ではなく語学学校への留学をしていた方が多かったのですが、たとえ休学したとしてもそれが進路に響くかというとそうではなかったように思います。

みなさん留学を1年間終えた後は、問題なく就職や大学院へと進んでいました。ワイン輸入会社に就職した学生、商社に就職してその後フランスに赴任した学生、大学院に進学した学生などなど。

就活で急いで帰国するより、しっかり1年留学するのも選択肢として考えてみては

最近だと、就職活動期間が変更しまだ日が浅いので、私が観てきたのは実際に就職活動のために早めに帰国する留学生の姿だけです。ですので、1年間現地に残り留学をしてきた学生のその後はまだ把握しきれていません。

しかし、例えばですが1年間しっかり留学をした学生は、日本に帰国してもうあと1年大学に残り、インターンシップなどを探しながらしっかりと就職活動に向けて準備をしていたり、もちろん大学院に進む予定をしている学生もいました。

また、他の休学をして1年間留学をしていた学生で大学に復学した男の子は、1年間かけて卒論もしっかりこなし、就職活動もきちんとこなし、一流商社に就職が来まっていました。その後就職も決まった秋には、またヨーロッパやアフリカなどに学生最後の長期旅行にも出かけて、留学先にも再度訪れたりしていました。

急いで就職先を探すよりも、あと1年余裕を見て大学の勉強も就職活動もするほうが、最終的にはきちんと人生設計が立てられるのではないでしょうか

交換留学をまるまる1年間存分に楽しもう

交換留学というと1年間留学できるイメージですが、現在ではほとんどの方が7〜9ヶ月で留学を終えてしまう傾向にあります。

滞在できる留学期間がまだあるにもかかわらず、就職活動があるから早く切り上げて帰国しよう、というのは勿体無い気がしてなりません。

人生一度きり、せっかくの留学なので、授業が終わった後もその国の生活をもっと楽しむというのは大事なことなのではないでしょうか。

あなたはどのステップにいる?語学留学実現までの流れ


語学留学を具体的に検討するなら、まずは留学を実現するまでの流れを確認しましょう!留学準備では大まかに5つのステップがあります。


  1. ステップ1:目星をつける
  2. ステップ2:相談する
  3. ステップ3:申し込む
  4. ステップ4:渡航準備
  5. ステップ5:出発!

留学を思い立ったら、まずは渡航時期、期間、渡航先の目星をつけてみてください。
いつ、どれほどの期間、どんな国で留学するかイメージが持てると具体的な計画を立てやすくなります。

考えることが多い留学準備には、プロの伴走者を

留学へ行くとなると考えることはたくさんあります。

  • 「そもそもどんな留学体験ができるんだろう?」
  • 「気になる留学先はあるけど、自分に合っているかわからない」
  • 「結局のところ何から準備を始めたらいいんだろう?」
  • 自分で調べてみたものの、ネット上ではさまざまな意見が発信されていて、何を信じていいかわからないまま、検討途中で止まってしまう留学生は多くいます。その疑問、無理に一人で解決せずに留学カウンセラーに相談してみませんか?

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    この記事を書いた人

    KURIKO

    イギリス、フランス、イタリアと12歳から留学歴20年。ロンドンの語学学校で日本マーケテイングマネージャーや中高生の語学研修のグループリーダーなどを務め、現在はフランスの大学院で語学学習や留学に関する博士論文を書いています。

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