オークランド大学に留学!特徴や費用、留学方法などを解説します

オークランド大学時計台

自然豊かなニュージーランドの主要都市中心に位置するオークランド大学。過ごしやすい気候と大自然のなかで、優秀な学生たちと肩を並べて学びに励むことができる大学です。そんなオークランド大学へ留学したいと考えている人も少なくないはず。

とはいえ、オークランド大学へ留学するにはどの程度の学力レベルが必要なのか、費用はどのくらいかかるのかなど、分からないことがたくさんありますよね。

本記事では、オークランド大学の特徴や留学にかかる費用、入学方法や必要な学力など、全部で4つの項目を紹介します。オークランド大学への留学を検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。

オークランド大学の基本情報

オークランド大学

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まずは、オークランド大学の基本情報から紹介します。

オークランド大学とはニュージーランド最大の名門校

オークランド大学は、1883年に創立されたニュージーランドで最大規模の大学です。QS TOP UniverisitiesのTop Universities in New Zealand 2021では、第1位を獲得しています(※1)

第37代ニュージーランド首相のヘレン・クラークや、ニュージーランド現外務省大臣のウインストン・レイモンド・ピータースなど、多くの著名人を出していることでも有名です。

ニュージーランド国内から人気が高いだけでなく、留学生の受け入れもさかんで国際色が豊かな環境だと言われています。治安や気候のよさからも、非常に留学に適した環境だと言えるでしょう。

学部・学科一覧

オークランド大学には、さまざまな領域での学びができるよう、多くの学部やコースが用意されています。ニュージーランドらしい学部として、マオリ(ニュージーランド先住民)に関して学べる学部もあるのが特徴です。

一例を以下で挙げるので、詳しくは大学公式ホームページを見てみてください。

コミュニケーション学(Communication)
マオリ研究学(Māori Studies)
健康社会学(Health and Society)
犯罪学(Criminology)
国際政治学(Politics and International Relations)
言語学(Linguistics)
太平洋研究学(Pacific Studies)
ジェンダー研究学(Gender Studies)
古典研究学(Classical Studies)
人類学(Anthropology)

学生数・留学生数

オークランド大学には、2020年時点で34,388人の学生がいます。うち約19%ほどは外国籍の学生です(※2)

なかでも中国からの学生が半数ほどを占めており、ほかにもアメリカやインド、マレーシアや韓国、インドネシアやイギリスなどアジアを中心にさまざまな国の学生が集まっています。

場所(住所)

オークランド大学は、オークランドの中心地に位置しています。ニュージーランドの都心部でありながら、周りは島や港が多く、ヨットの数も多いため「帆の町」とも呼ばれているそうです。

中心部から数十分移動するだけでニュージーランドの大自然を楽しむこともできる、非常に魅力的な立地といえます。オークランド大学の住所は以下のとおりです。

Private Bag 92019
Auckland 1142
New Zealand

オークランド大学の特徴

オークランド大学

photo by: EQRoy / Shutterstock.com

ここからは、オークランド大学の特徴について解説します。

特徴1. 初めての留学でも安心感がある環境

前項でも触れたとおり、オークランド大学は留学に非常に適した環境だと言えます。そもそもニュージーランドは世界のなかでも治安がよい方で、移民国家であることから外国人の受け入れに関して非常に寛容かつ理解のある国です。

また、オークランドはニュージーランド最大の都市であり、その中心部にオークランド大学が位置しているため、日頃の買い物や外食などにも困ることがなく便利に暮らすことができます。便利でありながらも、あふれる緑に囲まれてのびのびと暮らすことができる自然と共存した街です。

ほかにも、1年を通して寒暖差が少ないため、毎日過ごしやすい環境のなかで学びに励むことができます。利便性と自然環境、治安のいずれをとっても非常に暮らしやすい環境であるため、初めての留学におすすめできる大学です。

特徴2. 附属語学学校の英語対策コースが充実

オークランド大学には、海外からオークランド大学へ進学したい留学生のために、附属の語学学校を設けています

附属の語学学校では、一般的な英語力を鍛えるコースをはじめ、大学進学のためのコースやビジネス英語コースなど、多彩なコースを用意しているのが魅力(※3)

いきなり正規で海外の大学へ留学するのは難しいことが多いため、附属の語学学校で大学進学コースが受けられるのは非常にうれしいポイントです。

日本人をはじめ、英語力やその他の要件が足りない留学生の多くが、この語学学校を通してオークランド大学へ進学しています。

特徴3. Conjointプログラムで2つの学士号が同時に取得可能

オークランド大学では、2つの学部を同時に受講し、両方の学士号を取得することができるConjointプログラムというものを用意しています。

2つの学部を両方受講するといっても、4〜5年で卒業ができるように設計されているのも魅力です。また、通常の学費よりは高くなるものの決して2倍になるわけではなく、費用負担が大きくならないよう配慮されています(※4)

大学で学びたいことが複数ある人や、キャリアの可能性をできる限り広げたいという人におすすめのプログラムです。

オークランド大学の留学費用

留学費用

以下では、オークランド大学へ1年間留学した場合を例に、費用がどのくらいかかるのかについて解説します。

また、本記事ではオーストラリアドルをNZDと表記し、為替レートには2022年2月18日時点での情報を参照したうえで1AUD=79円にて計算しています。

・学費
学費は、学部によって細かく費用が分けられています。商学部を例に紹介すると、39,789.60〜48,879.60NZD(約314〜386万円)が1年にかかる学費です(※5)。医学など理系になると倍近くになることもあります。

・教材費
正式に大学から出されている教材費の情報はありませんが、ニュージーランドの大学でかかる教材費の目安は、5,000円〜1万円程度と言われています。ただし、受講するコースなどによって大幅にかかることもあるので、詳細が知りたい人は大学へ問い合わせてみてください。

・滞在費
オークランド大学には、Waipārūrū Hallという名前の寮があり、1週間あたり435NZD(約3万4,000円)で滞在が可能です(※6)。1年が52週だと仮定すると約179万円ほどで住むことができます。

・食費
ニュージーランドでの食費は、日本とさほど変わらない価格帯だと言われています。外食は全体的に見てやや高い傾向にあるので、自炊を中心に行えば節約することが可能です。

自炊も取り入れつつ生活すれば、だいたい月に200〜300NZD(約1万5,000〜2万3,000円)あれば問題ないと言えます。

・通信費
オークランドでは、スマートフォンのほかプリペイド携帯電話も使用できます。安くすませたいのであれば、プリペイド携帯電話を使用し、月々20NZD(約1,500円)ほどにおさえることも可能です。

年間でも240NZD(1万9,000円)ほどですむので、節約したい人はなるべく料金プランが安いものを選びましょう。

・交通費
オークランドには、バスや電車、フェリーなどの交通手段があります。メインなのはバスで、AT HOPカードというものを使用して支払いが可能です。AT HOPカードを使えば、通常料金よりも半額近い値段になります。

バスの運賃はゾーンごとに区切られており、どこからどこまでいくかによって料金が異なるため、住む場所によってかかる費用はまちまちです。

仮に1ゾーンだけ乗るとすれば、AT HOPを使用することで2.20NZD(約173円)で利用できます(※7)。大学に近い場所に住み、毎日1年間乗ったと仮定すると、だいたい8万3,000円程度が必要です。

・娯楽費
交際費などの娯楽費は、人によって大きく異なる項目です。全くかからない人もいれば、友人付き合いや趣味などでかなり高額をかける人もいます。

物価はそこまで高いわけではないので、友人と週に一度でかけたりする程度であれば、だいたい月に200NZD(約1万6,000円)程度でおさえることが可能です。

年間だと、19万円ほどを見積もっておくといいでしょう。

・雑費
雑費も自分次第で変動する項目です。消耗品等をそこまで無駄使いせず、ブランドもの等にもこだわらずに選べば月に100NZD(約7,900円)程度におさえることができます。年間だと約9万5,000円ほどです。

・ビザ費
ビザは、日本国内からオンライン申請すれば申請料は無料です。別途税金が35NZD(約2,700円)ほどかかるのみですみます。

ニュージーランドに行ってから申請すると、申請料が310NZD(約2万4,000円)に加えて同じく税金がかかるので、日本からオンライン申請するのがおすすめです。

・渡航費
オークランドへの渡航費は、時期や航空会社によっても差はありますが、だいたい往復10万円程度が平均とされています。

・保険費
ニュージーランド政府では、すべての留学生が滞在中に保険へ加入している状態であることを義務付けています。取り扱う保険会社によって費用は異なりますが、だいたい1年で12万円〜15万円ほどかかると見積もっておきましょう。

これらすべての費用を合計すると、約632万円ほどかかることがわかります。費用の工面が難しい人は、以下で紹介する奨学金の利用を検討してみてください。

活用できる奨学金

オークランド大学では、さまざまな奨学金が用意されています。以下で一例を挙げるので、詳しくは大学ホームページを参考にしてください(※8)

・University of Auckland International Student Excellence Scholarship
留学生向けの奨学金です。授業料に対して10,000NZDが提供されます。

・University of Auckland Foundation Pathway High Achiever Award
同じく留学生向けの奨学金です。ファウンデーションコースで優秀な成績をおさめたうえで進学してきた人に対し、10,000NZDが提供されます。

オークランド大学の入学方法

トリニティ・カレッジ・ダブリン

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次に、オークランド大学へ入学する方法について解説します。

正規留学

オークランド大学へ外国籍として正規留学するには、立場や国籍、学歴によって要件が異なります。日本の高校を卒業する人の場合については、International Baccalaureate Diploma(IB)を所持していることが条件で(※9)

ただし、日本人の高校生でIBを所持している人はほとんどいないため、オークランド大学もファウンデーションプログラムを受講してから進学することを勧めています。

後項で解説するので、あわせて確認してみてください。

日本の別大学からの編入

要件を満たせば、オークランド大学へ編入することも可能です。基本的には、ほかの大学で1年間学士課程を経た人が対象とされています(※10)

ただし、その場合でも正規留学と同様の要件を満たしていないといけません。難しい場合は、交換留学ができないかどうか所属の大学に問い合わせてみるか、このあと紹介するファウンデーションプログラムへの進学を検討してみてください。

ファウンデーションプログラムを経てから進学

オークランド大学では、英語力やその他の要件が見合わない留学生でも進学ができるよう、ファウンデーションプログラムが用意されています

ファウンデーションプログラムを提供しているのは、オークランド大学と提携しているテイラーズカレッジと、UPインターナショナルカレッジの2つです。通常1年で卒業しますが、成績が優秀であれば8ヶ月で終えることもできます。

ファウンデーションプログラムを受講するための要件については、以下で解説します。

必要な成績、学力、英語力など入学条件

大学生学力

最後に、オークランド大学へ留学するために必要な条件について解説します。日本人の場合はまずファウンデーションプログラムを受けてから進学する方法が一般的とされているので、その基準を紹介します。

成績・学力

オークランド大学のファウンデーションプログラムを受講するために、英語力以外の必要要件は特に公式での記載はありません。要件がない可能性もありますが、詳細は大学へ問い合わせてみてください。

英語力

ファウンデーションプログラムを受講するために必要な英語力の要件は、IELTSで5.0(ひとつでも4.5を下回るバンドスコアがないこと)です(※11)

IELTSの5.0は、英検で2級程度、TOEICだと550〜660点程度だとされています。身近でなじみのある話題であれば、ある程度スムーズにやり取りができるレベルです。

この数値自体は日本人高校生のレベルとしてそこまで高すぎることはないので、勉強すれば十分に到達できる可能性はあります。

その後、ファウンデーションプログラムを経てIELTSが6.0(ひとつでも5.0を下回るバンドスコアがないこと)になれば、オークランド大学へ進学する要件を満たせます。

まとめ

オークランド大学の特徴や留学する方法、必要な費用や要件などについて解説しました。都心にありながら大自然までもが近くで楽しめるオークランド大学は、初めての留学にもおすすめの大学です。

正規留学はなかなか難しいことが多いので、まずはファウンデーションプログラムを目指してみるのが現実的。この方法なら決して難しすぎることはありません。

現在ニュージーランドへの留学を検討している人は、今回紹介したポイントを踏まえ、具体的な留学プランを立ててみてください。


【参考文献一覧】

※1…QS TOPUNIVERSITIES「Top Universities In New Zealand 2021」(参照日:2022-2-18)

※2…THE UNIVERSITY OF AUKLAND「KEY STATISTICS 2020」(参照日:2022-2-18)

※3…ENGLISH LANGUAGE ACADEMY「About Us」(参照日:2022-1-31)

※4…THE UNIVERSITY OF AUKLAND「Overview of conjoint programmes」(参照日:2022-2-18)

※5…THE UNIVERSITY OF AUKLAND「Undergraduate fees for international students」(参照日:2022-2-18)

※6…THE UNIVERSITY OF AUKLAND「Putea Wharenoho | Accommodation fees」(参照日:2022-2-18)

※7…Auckland Transport「Bus & train fares」(参照日:2022-2-18)

※8…THE UNIVERSITY OF AUKLAND「Undergraduate scholarships」(参照日:2022-2-18)

※9…THE UNIVERSITY OF AUKLAND「Programme-specific entry requirements for applicants with overseas secondary qualifications」(参照日:2022-2-18)

※10…THE UNIVERSITY OF AUKLAND「Prior tertiary study」(参照日:2022-2-18)

※11…THE UNIVERSITY OF AUKLAND「Foundation Studies
Certificate programme」
(参照日:2022-1-31)

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この留学ブログを書いた人

YF

YF

コンテンツディレクターとして多岐にわたるメディアのSEO記事制作に従事。カナダへの留学やマレーシア、オーストラリアでのホームステイ経験をもとに留学系コンテンツの制作も幅広く実施しています。前職では医療機器を各国へ販売する海外営業職にも従事していました。海外旅行が大好きで、これまで15ヶ国以上を旅してきました。

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