こんにちは、世界一周中にアメリカ滞在の経験があるモリキです。
「アメリカ留学中ってバイトできるのかな……」
と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
アメリカでは、基本的に留学生のバイトを禁止しています。ビザは勉強を目的としていることが多く、就労を想定していないためです。
ただし「学生ビザ」に限り、条件を守ることでバイトできることもあります。
とはいえ、具体的な条件などは、なかなか分かりにくいですよね。
そこで今回は、アメリカ留学のバイト事情や学生ビザで働く条件、おすすめのバイト、探し方、違法労働をするときのリスクなど5つを紹介します。
「なんだか難しそう」と感じるかもしれませんが、概要をつかむだけならハードルは高くありません。
アメリカ留学を控えている方は参考にしてみてくださいね。
[目次]
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アメリカ留学では基本的に、日本のように自由にアルバイトができません。
理由は以下の2つです。
・語学留学など勉強を目的としたビザでの就労を想定していないため
・アメリカ人の雇用を奪う可能性があるため
一部の店舗では「ビザなしでも雇います」と書かれている求人を見かけることもあるかもしれません。しかしアメリカの法律では、ビザを持たないで働くことを違法としています。
後ほどお伝えする、強制送還や入国禁止の措置を受ける可能性があります。
アルバイトをしたい、もしくは給料を得たい場合は、指定のビザが必要です。次で詳しく見ていきましょう。
アメリカ留学中に「バイトできるビザ」と「バイトできないビザ」は、以下の通りです。
【バイトが許可されているビザ】
・交流訪問者ビザ、すなわちインターンシップ生用ビザ(J-1)
・就労ビザ(H-1、H-2、H-3など)
・使用人ビザ(B-1)
【バイトが許可されていないビザ】
・学生ビザ(F-1)
・観光ビザ(B-2)
・観光用のビザ免除プログラム(ESTA)
・通過ビザ(C、D)
・一部の就労ビザ(H-4など、就労者の同行者に発行されるビザ)
【出典】米国ビザ申請「ビザの種類」
しかしバイトが許可されていないビザでも、条件を守ることでバイトできることも少なくありません。特に学生ビザを持つ大学生や大学院生は、就労できる可能性が高いです。
次で詳しく解説しますね。
学生ビザでのバイトについて知っておきたい、
・バイトできる「フルタイムスチューデント」
・フルタイムスチューデントがバイトする条件
を解説します。
先ほど「学生ビザ」のみ、条件を守ることでアメリカ留学中でもバイトが許可されるとお伝えしました。
基本的に学生ビザを申請するのは、
・大学や大学院に留学する方
・語学学校に3ヶ月以上は留学する方
のどちらかだと思います。
そしてアメリカ留学で学生ビザを使用している人は、以下の2つにわけることができます。
・フルタイムスチューデント:1学期につき12単位(4科目)以上を取得している学生。
・パートタイムスチューデント:1学期につき12単位(4科目)未満を取得している学生。学業と両立しながら仕事をしていることが多い。
日本人留学生は、フルタイムスチューデントであることがほとんど。
単位を落とさないことで学生ビザの権利も守り続けることができ、バイトもしやすくなります。
学生ビザ(フルタイムスチューデント)でバイトしたい場合、以下の条件は守りましょう。
(1)週に20時間までにおさえる
(2)バイト先は学内(オンキャンパス)に限る
(3)あらかじめ学校にバイトする旨を申請する
バイト先が学内にある場合、雇用主が学校以外の企業でも問題ありません。例えば本屋やカフェでも、学校の敷地内にある店舗では働くことができます。
というのもアメリカでの就労には「SSN(ソーシャル・セキュリティ・ナンバー)」が必要です。しかし留学生には、このSSNが発行されません。
このSSNを持っていなくても就労できるのが、学内バイトです。
ちなみに学生ビザ所持者による学外バイト(オフキャンパス)は、アメリカでは違法です。学外バイトができるのは他の国になりますので、注意しましょう。
アメリカ留学中の日本人がバイトする方法として、
・キャンパス内の求人を探す
・授業のアシスタントを希望する
・無給インターンシップをする
の3つを紹介します。
最もおすすめの方法が「キャンパス内の求人を探すこと」です。
例えば、
・売店
・カフェ
・レストラン
・本屋
・学内にある図書館や美術館のアシスタント
・配達物や資料を学内にある別オフィスまで届ける配達ドライバー
・イベントスタッフ
などです。接客業のため、バイトを通して英語が上達することも少なくありません。
その他にも、
・ゴミ回収
・花壇の手入れなど環境整備
など、環境を整える仕事もあります。
日本でもバイトできる職種が多いため、経験があると心強いです。
アメリカの大学では、授業のアシスタントとして給料を得ることも可能です。
例えば、
・チューター(講師として学生に勉強を教える人)
・教授のアシスタント
などです。
ただし成績優秀者、先生の推薦状を持つ学生に限られることが多いです。
英語力や専門知識をしっかりと学んでから挑戦することをおすすめします。
給料は発生しませんが、学内や学外で無給インターンシップをすることは可能です。
無給インターンでは、お金の代わりに
・食事
・滞在先の費用免除
などを受け取ります。金銭のやり取りが発生しないために、問題にはなりません。
生活費の節約につながりますので、気になる方は検討してみてください。
アメリカ留学中にバイトを探す場合、流れは以下の通りです。
(1)学校内のホームページや大学の自分専用アカウントから求人ページを探す
(2)希望する職種や雇用形態、就労先などで検索する
(3)履歴書(レジュメ)を用意する
(4)履歴書や応募したい旨を書いたメールを送る、もしくは直接渡す
(5)面接を受ける
履歴書はすべて英語、かつアメリカ方式のため、事前に調べておきましょう。
ここまでアメリカ留学中のバイトについて解説しました。
しかし中には、ルールを破ってバイトをする留学生も少なくありません。ルール違反が発覚した場合、さまざまな措置が取られています。
そこで次は、違法労働をおすすめしない理由を詳しくお伝えしますね。
アメリカで違法労働や不法就労をすると、以下になる可能性があります。
・強制送還になる
・ビザが無効になる
・入国禁止になる
1つずつ見ていきましょう。
違法労働が発覚した場合、まず強制送還になります。留学中であっても、日本に強制的に帰国しなければいけません。
大学の授業を受けることができず、単位を落とす可能性があります。
違法労働によって強制送還になると、ビザが無効になることも少なくありません。
せっかく苦労して取得した学生ビザが無くなり、大学も退学することに。今までの努力や費用がすべて無駄になります。
違法労働の罰として、アメリカへの入国を禁止される可能性もあります。
例えば「今後10年間は入国禁止とする」「一生入国を拒否する」など、その年数は軽いものではありません。
また入国禁止とはならなくても、ビザが通りにくくなり、今後はESTAでも拒否されることが多いです。
「自分はバレない」そう思っていても、どこで誰に見られているか分かりません。実際に第三者からの通報で違法労働が発覚し、強制送還になる日本人も多いです。
今回紹介したルールを守れる場合のみ、アメリカでのバイトを検討してみてください。
今回はアメリカ留学中のバイト事情について解説しました。
アメリカ留学では「学生ビザ」に限りバイトができますが、以下の条件があります。
(1)週に20時間までにおさえる
(2)バイト先は学内(オンキャンパス)に限る
(3)あらかじめ学校にバイトする旨を申請する
このルールを守らなかった場合、以下の処罰を受けることも少なくありません。
・強制送還になる
・ビザが無効になる
・入国禁止になる
ややこしいと思うかもしれませんが、ルールを守らなかったときのリスクは大きいです。
今回の記事を参考に、慎重にバイトの準備を進めてくださいね。
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