「ニュージーランドでネットを使うにはどんな方法がいいのかな…」とお考えの方。
ニュージーランドは日本と比べてインターネットはつながりにくい環境です。ネットを使うのであれば、あらかじめ準備を整えていくことをおすすめします。
とはいえ、具体的にどのような選択肢があるのかはわかりにくいですよね。
そこでこの記事では、ニュージーランドでインターネットを使う主な手段についてお伝えします。
海外でのネット利用はハードルが高そうに感じますが、押さえるポイントはそれほど多くありません。まずはこの記事で、ニュージーランドでのネット利用について知りましょう!
なお、ニュージーランド留学の準備についての全般的な情報は下のページでまとめているので、具体的な準備を進めたい方はチェックしてみてください。
ニュージーランド留学前の準備の流れ
[目次]
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ニュージーランドを含め海外ではwifiを利用してネットにつなごうとしてもつながらない、またはつながりにくいことが多いです。
ニュージーランドにも無料のwifiスポットはありますが、電波も弱いためあまり当てにしない方がよいでしょう。
海外でスムーズにwifiを使うためには、あらかじめ現地の情報を集めておくことが大切です。ここからは、ニュージーランドでインターネットに接続できる方法や場所について、
の5つの方法について順にご説明します。
1番手軽にインターネットを使うことができるのが、現地の無料wifiスポットを利用することです。ニュージーランドで無料wifiを利用する際のポイントや具体的なスポットについて見ていきましょう。
無料wifiスポットのメリットは、もちろん無料でwifiを利用できることです。ニュージーランドにおいては、空港や公共施設などで無料wifiが整備されているので、最低限のインターネット環境が確保できます。
とはいえ、無料wifiスポットには、
などのデメリットもあります。基本的には時間に制限を設けているスポットが多く大勢の人が利用するため、つながりにくかったり通信速度が遅いと感じるケースが多いです。
ニュージーランドにおける具体的なwifiスポットとして、
の5つをお伝えします。
ニュージーランドの主要な空港は無料でwifiを使用することができます。
例えば、オークランド空港であれば空港内で無料wifiを利用できる時間は45分で、容量は無制限です。45分はwifi利用の登録をした時点からカウントされるため、使っていなくても45分経つと無料時間は終了します。
45分が経過した後も利用を継続したい場合は、有料での利用か会員登録しての無料延長の2つから選ぶことが可能です。
有料での利用料金は以下の通りです。
時間/容量 | 料金 |
---|---|
2時間/2GBまで | 9.95 NZD(796円) |
6時間/4GBまで | 14.95 NZD(1,196円) |
会員登録して使用する場合は、オークランド空港が提供している「ストラタクラブ」に登録することで、無料時間を45分から90分へ伸ばすことができます。登録は無料です。
基本的に空港には長居しないと思うので、無料wifiの利用で収めることがよい思います。インターネットを使って調べたいものがある場合は、あらかじめリストを整理しておき、時間をムダにしないように利用しましょう。
オークランド空港とオークランド市街を結ぶ、スカイバス(Sky Bus)と呼ばれるバスで無料wifiを利用することができます。このバスは24時間、365日運行している便利なバスなので、オークランドへ行く場合には必ず利用する交通手段といえます。
「Skybus-Free-Wi-fi」という無料wifiスポットを選び、氏名・電話番号・メールアドレスを入力すると、無制限でwifiを利用することが可能です。
ニュージーランドでは、無料wifiを設置しているホテルも増えてきましたが、それでも全体からするとまだ一部です。
2018年11月時点ではトリップアドバイザーに登録されているニュージーランドのホテル6,997軒の内、無料wifiがあるのは301軒と、5%にも満たない状況です。
ホテルなどの宿泊先で無料wifiを利用したい場合は、あらかじめ無料wifiの有無を確認しておきましょう。
ちなみにニュージーランドの無料wifiがある人気の宿泊先は、
などです。
ニュージーランドに展開するチェーン店や、主要都市のカフェなどでは無料wifiを使えるところが多いです。
代表的なお店では、
などで無料wifiを利用することができます。
カフェでは、そのお店の商品を買った時に出るレシートに無料wifiのパスワードが記載されることが多いです。その場合は「Password」や「Voucher Number」、「Code」などと書かれています。記載がない場合は、店員さんへ直接パスワードを確認しましょう。
ニュージーランドでは、多くの図書館で無料wifiを利用することができます。
オークランドには55の図書館がありますが、そのすべてで無料wifiの利用が可能です。無制限の利用ではありませんが、1日1GBまで毎日使えるので、それほど容量を必要としない方にとっては十分だと思います。
勉強をする場所としても良いので、留学生にとっては一石二鳥のおすすめスポットです。
ニュージーランドの主な携帯キャリアは、
の4社です。
2018年11月時点で、オークランド国際空港には「Spark」と「Vodafone」がありますので、すぐにSIMカードを必要とする場合はそちらで購入することができます。
大手キャリア4社におけるSIMカードの特徴は以下の通りです。
キャリア名 | 特徴 |
---|---|
Spark | 値段とボリュームのバランスが良い。街中にある専用フリーwifiスポットを利用できる。 |
Vodafone | 携帯最大手。通信が安定しており、プランが細かく選べる。 |
2degrees | 日本でいう格安SIMの位置付けで安さが魅力。独自の通信網を使っているのでやや通信が不安定。 |
Skinny | 日本でいう格安SIMの位置付けで安さが魅力。Sparkの通信網を使っているので、通信はまずまず。月額だけでなく、週額でのプランもある。 |
ニュージーランドのSIMカードについては、大きく「安定した大手の携帯会社」と「やや安定性には欠けるが、安さに強い携帯会社」の2つに分けることができます。
4社の最安プランを比較してみましょう。
キャリア名 | プラン |
---|---|
Spark | 月額19NZD(データ容量1.25GB、通話200分、テキスト無制限) |
Vodafone | 月額10NZD(データ容量250MB、通話50分、50通) |
2degrees | 月額9NZD(データ容量250MB、通話200分、テキスト無制限) |
Skinny | 月額9NZD(データ容量250MB、通話100分、テキスト無制限) |
これらを総合的に考えると、
がおすすめです。
ニュージーランドに長期滞在するのであれば、現地のプロバイダと契約をする選択肢もあります。ニュージーランドにはISP(インターネットサービスプロバイダー)が60以上もあり、料金、サービス内容は各ISPによりさまざまです。
料金体系は、
などがあります。ISPの登録はウェブサイト、もしくは電話や書類などで申し込むことが可能で、ほとんどのISPでは登録料が無料となっている場合が多いです。
それではニュージーランドの大手インターネットプロバイダ4社を比較します。基本的にどの会社でも通信速度にそれほど差はないため、月額料金とデータ容量を中心に比較します。
キャリア名 | プラン |
---|---|
Spark | 月額65NZD(データ容量65GB) |
Vodafone | 月額49.99NZD(データ容量60GB) |
2degrees | 月額65NZD(データ容量80GB) |
Skinny | 月額39NZD(データ容量60GB) |
各社が提供している最安プランで見ると「Skinny」がもっともお得に利用可能です。
「Skinny」の詳細なプランが知りたい方はこちらから公式のホームページにアクセスできます。
Skinnyホームページ
海外でインターネットを利用する手段として、日本国内で使用している携帯をそのまま海外で使用する方法もあります。
海外でインターネットを利用するにあたって、新たに他社のサービスを利用するのではなく、既存の携帯のモバイルデータ通信を利用することが可能です。
日本の携帯キャリアであるドコモやau、ソフトバンクなどでは、海外でモバイルデータ通信を使えるプランを用意しています。
このプランを利用するメリットは、
などで、「海外の企業との契約は不安」「ネットで申し込む自信がない」という方にはおすすめできます。
デメリットは料金が割高になってしまう点です。短期滞在や一時的な利用であればよいかもしれませんが、長期滞在ではあまりおすすめできません。
ここでは、日本の携帯大手キャリア3社を比較します。
キャリア | プラン名 | 特徴 |
---|---|---|
au(エーユー) | 海外ダブル定額 | 最大2,980円/1日で速度制限なしの使い放題プラン |
世界データ定額 | 980円/24時間で日本で加入しているパケットプランが海外で利用可能。ただし、日本のパケット制限を超えると速度制限がかかる | |
docomo(ドコモ) | 海外パケ・ホーダイ | 最大2,980円/1日で速度制限なしの使い放題プラン |
パケットパック海外オプション | 980円/24時間で日本で加入しているパケットプランが海外で利用可能。ただし、日本のパケット制限を超えると速度制限がかかる | |
SoftBank(ソフトバンク) | 海外パケットし放題 | 25MBまでの利用は1,980円/1日、25MB以上の利用は2,980円/1日 |
いずれのキャリアも1日あたり最大3,000円ほどの利用料がかかります。
現地で携帯を契約した方が圧倒的に安いので、本当に短期間しか携帯を使用しない場合のみ検討すればよいでしょう。
海外でインターネットを利用するのであれば、ポケットwifiも選択肢から外せません。
ポケットwifiはニュージーランドをはじめ、さまざまな国で利用することができます。
ポケットwifiをレンタルするメリットは、モバイルデータ通信よりもお得に利用でき、大容量のプランもあるためデータ使用量をあまり気にせず使える点です。
デメリットとしては現地のプロバイダやSIMカードと比較すると料金が高くなるので、利用シーンが旅行や短期滞在に限られてしまう点です。
今回比較するのは、「4Gの高速wifiを8日間レンタルした場合」のプランです。
会社名 | 料金 | 容量制限 |
---|---|---|
Wi-Ho(ワイホー) | 1,912円/8日 | 300MB/日 |
グローバルWiFi | 3,120円/8日 | 300MB/日 |
イモトのWiFi | 11,840円/8日 | 500MB/日 |
jetfi(ジェットファイ) | 4,160円/8日 | 350MB/日 |
FAST-Fi | 5,520円/8日 | 500MB/日 |
Wi-HO(ワイホー)
ポケットwifiの中でもっともお得に借りることができるポケットwifiで、旅行の費用を抑えたい人におすすめです。
1日の制限が300MBですが、わからないことがあったときに調べ物をする程度の使い方であればまったく問題はありません。
グローバルWiFi
年間利用者が100万人を超える人気のレンタルポケットwifiです。ポケットwifiを受け取りできる拠点も多いので、空港でも安心してレンタルできます。
期間限定のクーポンなども発行しているので、利用する際は確認してから申し込みましょう。
イモトのWiFi
使い勝手も良く、海外旅行などで幅広く利用されています。複数の端末で同時接続ができるので、スマホ、タブレット、パソコンを同時に使うことも可能です。
やや料金は高めですが、1日500MBの容量があるのでたくさんネットを使いたい人にぴったりです。
jetfi(ジェットファイ)
最大の特徴は「クラウドSIMを利用したwifiサービス」だという点です。そのため複数の国でwifiが利用でき、国をまたぐたびに設定をする必要がありません。
料金プランもわかりやすくて評判です。
FAST-Fi
1日あたりの容量が500MBと多く、全プランに4G高速通信が使用されており快適です。
さらにポケットwifiが大容量5,350mAhバッテリーを搭載しているので、スマホの充電を心配せずに使えるところがうれしいです。
最後に、海外でwifiを使う際の注意点についてお伝えします。
日本ではあまり気にせず使用している携帯ですが、海外では思わぬ高額請求や不正アクセスなどのトラブルに巻き込まれる可能性もあります。
海外への渡航にあたり、高額な通信費を請求される可能性があるのがモバイルデータ通信です。ニュージーランドを含め、海外へ行く場合はモバイルデータ通信を必ずOFFにするようにしてください。
モバイルデータ通信が入ったままだと、現地のネットワークに自動的に接続され、高額な通信費を請求されてしまいます。
これは日本でも言えることですが、無料wifiは基本的にセキュリティがかかっていません。個人情報を入力するようなwifiは避けるか、信頼ができるものだけを使うようにしましょう。
セキュリティのかかっていないwifiを利用するときに、悪意のあるユーザーがいると不正アクセスや個人情報を詐取される可能性があります。長時間の無料wifi利用はできるだけ避けましょう。
意外に忘れがちですが、ポケットwifiのルーターにはリチウム電池が使用されているため飛行機の受託手荷物に預けることができません。
仮に受託手荷物にいれてしまった場合、没収されたり破棄されたりする恐れがあります。必ず手荷物で機内へ持っていくようにしてください。
ここまで、ニュージーランドでのネット利用についてお伝えしました。
ニュージーランドは、日本と比べるとままだまだネット環境やサービスが十分に整っていません。ストレス無くインターネットを利用するためにも、あらかじめ準備をして渡航することをおすすめします。
今回ご紹介した方法の中から自身の渡航する期間やインターネットの使い方に応じて、1番合ったサービスを利用しましょう。ニュージーランドでのネット利用が快適にできることをお祈りしています!
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留学を思い立ったら、まずは渡航時期、期間、渡航先の目星をつけてみてください。
いつ、どれほどの期間、どんな国で留学するかイメージが持てると具体的な計画を立てやすくなります。
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