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こんにちは、スクールウィズの太田です。
フィリピン留学はピークシーズンになると多くの留学生が集まるため、、学校によっては部屋が埋まって予約できないケースがあります。特に日本の夏休みである8月中旬、年末年始休暇の12月下旬〜1月上旬は日本人留学生が増え、多くの語学学校で繁忙期となります。予約が埋まりやすいため、申し込みも早めにするのがおすすめです。
ただ、ネガティブな面が目に付く繁忙期の留学ですが、人が多いからこそ友達が増えやすいといったメリットもあります。
そこでいつ留学するか迷っている方に向けて、繁忙期と閑散期それぞれに留学するメリット・デメリット、おすすめの留学時期や申し込み時期などをまとめました。
そのほか、繁忙期で希望校が満員だったときの対処法なども紹介します。夏休みや年末年始にフィリピン留学を考えている方は参考にしてみてください。
なお、フィリピン留学の概要はこちらにまとめました。留学先から悩んでいる方は、こちらを先にお読みください。
フィリピン留学
[目次]
監修者

留学カウンセラー:津田 圭吾
高校1年時にフィリピンはセブ島で短期研修に参加。憧れだった海外で英語を勉強し、外国語学習や異国の文化に触れる面白さに取り憑かれる。大学ではスペイン語を専攻しメキシコへ10ヶ月の長期留学や一人旅で10カ国ほど訪れた。現在はフィリピンを中心に留学カウンセラーとして留学のプランニング/サポートに従事。
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フィリピン留学の繁忙期と閑散期、そのほかの人気の月を紹介します。
フィリピン留学では次の時期が繁忙期と閑散期です。
| 期 | 月 | この時期に留学する人の特徴 |
|---|---|---|
| 繁忙期 | 8月中旬、12月末〜1月上旬 | お盆休みや年末年始を使って留学する学生、または社会人 |
| 閑散期 | 10〜11月、1月末〜2月 | 休学や休職・退職して長期留学をする人、シフト制の仕事など休みが変則的な社会人 |
一般的に学校や仕事に在籍中だと、お盆休みや年末年始の休みにしか留学できません。その時期に留学する人が多いため、日本の長期休暇の時期がそのまま繁忙期になります。
なかでもお盆休みシーズンは社会人が休暇を取りやすい時期のため、一番の繁忙期。8月の留学でも、4〜5月には予約が埋まっていることがあるほどです。
その他、次の月も人気です。
| 月 | この時期に留学する人の特徴 |
|---|---|
| 3月 | 春休み中の学生 |
| 4月 | 仕事を辞めて留学する社会人、大学を休学して留学する大学生 |
| 5月 | GWを使って短期留学をする学生や社会人 |
3月と5月のGWも日本の休暇と重なるため、日本人の多い語学学校は繁忙期です。4月はそれに比べると少ないですが、長期留学をする人はこの時期をスタートとすることが多いため、閑散期に比べるとやや増えます。

基本的には人が多い繁忙期は避けたいと思うかもしれませんが、意外とメリットもあります。そこで繁忙期と閑散期、それぞれに留学するメリット・デメリットをまとめました。
繁忙期には、次のメリットとデメリットがあります。
【メリット】
繁忙期は単純に生徒数が多いため、イベントがよく開催され、友達も増えやすいです。特に日本人の休暇期間に留学すると、日本人とたくさん出会うので安心感があります。
【デメリット】
ただ、繁忙期は人気な分、一部の学校では授業料がハイシーズン料金に変わります。
例えばEV アカデミーの場合、通常の授業料は1週間で772USD(11万4,500)円。対して、繁忙期は40USD(5,900円)が追加され、合計812USD(12万1,850円)になります。1カ月の留学なら、追加料金だけで2万円が加算されます。
また一人部屋も埋まりやすいです。プライバシー空間がほしい、自分のペースで生活したいという人は早めに予約するか、繁忙期を避けるのが無難です。
ただ、相部屋にもメリットはあります。一人部屋よりは数千〜数万円は抑えられる上に、友達を作る機会が生まれます。フィリピン留学は授業がマンツーマンレッスンでほかの生徒と関わる機会が少ないため、友達を作りたい人は繁忙期に相部屋で留学するのがおすすめです。
閑散期にもメリットはあります。
【メリット】
航空券は特に安く、直行便の場合は8月には6〜10万円だったチケットが、10月は5万円前後まで下がることがあります。
デメリットは次の通りです。
【デメリット】
閑散期は10〜11月や1月末〜2月のため、日本の長期休暇とは重なりません。学校や仕事は休む必要があります。また生徒数は閑散期に比べると少なく、賑やかさは減るかもしれません。
ただ前述の通り、長期留学で英語学習へのモチベーションが高い人が集まる傾向があり、自身の刺激になります。自分の勉強意欲も高まり、英語力アップに集中したい人にとっては勉強しやすい環境が整う時期でもあります。

ここまで繁忙期と閑散期の特徴を解説しましたが、「結局自分はいつ留学するべき?」と悩むのではないでしょうか。留学時期は、自分のスケジュールを第一に決めるのがおすすめです。そこで留学時期が限定される人、自由に選べる人にわけておすすめの時期を紹介します。
学校や会社に在籍したまま長期休暇を使って留学したい場合、結局は繁忙期にしか留学できません。基本的にお盆休み、または年末年始の留学がおすすめです。フィリピン留学は一週間からの受付となるため、一週間の休みが取れる時期にしましょう。
ただ、大学生は夏休みが9月末まで続くため、時期をズラして9月に留学するという方法もあります。8月に比べると落ち着いているため、検討してみてください。
学校や仕事を休学・退職して留学する人は、自分の好きなタイミングで留学することができます。「人が多いのは嫌」「できるだけ安く留学したい」という場合、まず繁忙期の8月や12月末からの留学を避けましょう。
繁忙期は語学学校側も慌ただしく過ごしており、スタッフも講師も余裕がないことがほとんど。講師は特に総動員のため、マンツーマンクラスの講師と相性が合わなくてチェンジしたいと思っても、繁忙期は変更が難しいです。
もっともおすすめの時期は10月。繁忙期が終わって一段落するため、生徒が少なく、講師も余裕があります。この後紹介しますが、気候もちょうど良くて過ごしやすいです。
もしくは長期留学なら、切りの良い4月をスタートとするのもおすすめでしょう。

フィリピン留学の時期を決めるには、繁忙期・閑散期のほかにも考えたいポイントがいくつかあります。特に留学時期を自由に選べる人は、いつでも留学できる分迷いやすいです。
そこで代表的な時期選びのポイントとして、気候や祝日、費用、語学学校の人気を紹介します。
フィリピンの気候はざっくりと、雨季と乾季にわかれています。
| 季節 | 月 |
|---|---|
| 雨季 | 7〜9月で降水量が増える |
| 乾季 | 11〜2月で雨はあまり降らない |
単純に7〜9月は雨(スコール)が増えて、外出しにくいです。加えて、8月のフィリピンは台風も増えます。
対して乾季はやや暑いものの、気温は30℃前後で日本ほどの暑さではない上に、雨は少ないです。繁忙期とも重ならないため、自由に選べるなら乾季の留学がおすすめです。
繁忙期しか留学できない人は、夏休みを避けて年末年始にするほうが過ごしやすいでしょう。
フィリピンの気候の特徴はこちらにまとめました。
フィリピンの気候とおすすめの服装を解説!
フィリピンでも祝日は語学学校が休みになり、受けられる授業数が減ります。特にフィリピンはキリスト教徒が多いことから、キリスト教に関連する祝日がいくつかあります。なかでも4月は聖木曜日、聖金曜日、聖土曜日という3日間の祝日があり、学校は休みです。
できるだけ多く授業を受けたい場合は4月の留学を避けましょう。
また、フィリピンは地域ごとの祝日もあるので要注意です。祝日はこちらにまとめているので、参考にしてみてください。
フィリピンの祝日情報
前述の通り、ハイシーズンは授業料が高い学校もあります。費用を抑えたいなら、閑散期に留学するほうがおすすめです。
航空券の値段も時期で変動し、繁忙期の8月は通常より5万円ほど高くなります。予算が限られている場合は、できるだけ閑散期の10〜11月、1月末〜2月を選びましょう。
フィリピン留学の繁忙期に加え、さらに学校によってもハイシーズン、オフシーズンがあります。特に留学生の滞在期間によって、繁忙期が次のように変わります。
長期滞在に人気の学校であれば、繁忙期の8月でも人がやや少ないことも珍しくありません。そのほか、「韓国人に人気の学校だから日本人が増える8月でもそれほど生徒が増えない」など、どの国の留学生から人気があるかによっても変わります。
気になる語学学校がどんな人から人気か?によって、留学する時期を変えてみましょう。
フィリピン留学は滞在する時期によって、申し込むべき時期も異なります。特に人気校はかなり前から申し込まないと、希望のコース・部屋を選べない可能性も考えられます。
そこで、フィリピン留学を申し込むべき時期をまとめました。
一般的に、フィリピン留学は3カ月前には申し込みましょうと言われています。一人部屋など人気の部屋タイプは4〜5カ月前には埋まることもあるため、余裕を持って半年前の入学手続きが安心です。
「どんな学校でも構わない」「特に希望はない」という場合は、ある程度直前でも受け入れ可能な学校はありますし、すべての学校やコースが埋まる訳ではありません。他の国から人気の語学学校、新設校などは日本人からの知名度が低いので、直前でも申し込むことは可能です。「直前でも申込できる学校=ダメな学校」という訳でもありません。
ただ、自分の希望条件に合う学校を選んだほうが英語学習も頑張れます。希望の学校やコースを選びたい場合は半年前には申し込みましょう。
繁忙期は、半年前の申し込みでも間に合わないことがあります。繁忙期の留学、または人気校が第一希望の場合は一年前の申し込みがおすすめです。
夏休みの8月に留学したい場合は、その前年の8〜9月頃には語学学校を決めておきましょう。

「今から3カ月後の留学を考えていた」「もう希望の学校は埋まっていた……」という人もいるかもしれません。でも、諦めるのはまだ早いです。そこで希望の学校が満員だった場合の対処法を紹介します。
語学学校によっては、フィリピン内に2つキャンパスを構える学校もあります。
このように、1のキャンパスが埋まっていても2の系列校なら空いているというケースも考えられます。設備やコースは少し異なるかもしれませんが、すぐには諦めず、系列校を探してみましょう。
フィリピン留学ではセブ島を始め、バギオやクラーク、マニラ、イロイロなど複数の都市が選べます。人気の都市はセブ島ですが、多くの人が選ぶからこそすぐに埋まるという面もあります。
セブ島がダメだった場合、バギオやクラークなど別のエリアを考えてみましょう。人気だからこそ、最初からセブ島を避けて語学学校を探すのもおすすめです。
フィリピン留学で人気の都市はこちらにまとめました。
フィリピン留学の人気おすすめ都市ランキング

「希望の学校が埋まっていた」「でも、他にどこに留学したら良いのかわからない……」といった場合、留学エージェントに相談するのもおすすめです。
フィリピンは語学学校の数が多い分、希望校が埋まっていてもほかの候補を見つけることは可能です。ただ学校も都市も選択肢が多いからこそ、そこから自分に合う学校を探すだけでも時間がかかります。
また、実際にどれだけ定員が埋まっているか、どんなコース・部屋が空いているかは問い合わせないとわかりません。一つずつ問い合わせをしていると、それだけでどんどん時間が過ぎてしまいます。繁忙期の留学を希望しているなら、それだけでも時間のロスです。
留学エージェントは各校の空き状況を把握している上に、たくさんある中からあなたに合う語学学校をいくつかピックアップしてご提案します。留学経験のあるカウンセラーがヒアリングした上で提案するので、自分に合う学校が見つかります。
スクールウィズではLINEから相談を受け付けており、現地視察の経験もあるカウンセラーがご対応します。チャットから、学校に限らず都市や期間選びから相談できます。フィリピン留学の時期や語学学校に悩んでいる方は、お気軽にご利用ください。
フィリピン留学の繁忙期は8月と12月下旬。日本の長期休みと同じで、短期留学をする学生や社会人が増えます。
特にお盆休みの時期はもっとも繁忙期ですが、交流の機会が増える、イベントが盛んなどメリットもあります。繁忙期と閑散期、どちらが良いかは人によって異なるので、自分がどんな留学生活を送りたいか、何を目的に留学するのかで考えましょう。
悩んだら留学エージェントに相談するのも一つの手段です。スクールウィズではLINEから相談を受け付けているので、お気軽にご相談ください。

語学留学を具体的に検討するなら、まずは留学を実現するまでの流れを確認しましょう!留学準備では大まかに5つのステップがあります。
留学を思い立ったら、まずは渡航時期、期間、渡航先の目星をつけてみてください。
いつ、どれほどの期間、どんな国で留学するかイメージが持てると具体的な計画を立てやすくなります。

留学へ行くとなると考えることはたくさんあります。
自分で調べてみたものの、ネット上ではさまざまな意見が発信されていて、何を信じていいかわからないまま、検討途中で止まってしまう留学生は多くいます。その疑問、無理に一人で解決せずに留学カウンセラーに相談してみませんか?

スクールウィズは英語力アップに強い留学エージェントです。
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