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南アフリカのスイーツ、マルヴァプディング
ウォーターフロントから見たテーブルマウン
ケープタウン中心部の一人歩きはやや危険
【総評コメント】
海外への留学経験は過去にもありましたが、今回はじめて「30歳以上」向けのコースを取り、とてもよかったです。過去の留学では、どうしても若い世代が大半を占める環境で学ぶことになり、世代の違いで話が合わないなと感じることが多く、残念に思っていたからです。
今回のクラスは30代が7割ぐらいで、あとは40~50代でした。みんな大人ですから、お互いへの気遣いやマナーもあり、とても気持ちよく過ごすことが出来ました。友達を作る苦労もほとんどなく、学校に行くだけで自動的に友達ができていく、という感じでした。そういう意味では、もっと長く滞在して友情を深めたかったです。
【その他、この学校について特筆すべき点は?】
ブラジル人とサウジアラビア人の割合が高く、それ以外はスイス、イタリア、スウェーデンなど色々な国籍の人が来ていました。日本人は、自分以外に1人か2人いるかいないか、というぐらい少なくてよかったです。30代以上のクラスと、それより若い年代のクラスに分かれていて、午前と午後でもクラスが分かれているので、同じ学校内に少しぐらい日本人がいても一度も会わない可能性もあります。日本人がいない環境に身を置きたい人には、とても良いと思います。
【実りある留学生活を過ごすためのポイントは?】
短期留学では特に、滞在中に行きたい場所をすべて制覇しなければ、と思ってしまい、ついつい無理なスケジュールを組んだりしがちです。また、ケープタウンの気候は変わりやすく、暑かったり寒かったりするので、体調を崩しやすいです。私は体力的に120%ぐらいの無理を毎日続けてしまい、その結果、滞在期間の後半に大きく体調を壊してしまいました。学校を何日か休む羽目になり、やっぱり無理は禁物だったと反省しています。
どうしても行きたい場所をあらかじめ決めておくなど、無理のないスケジュールを立てることをお勧めします。
【ケープタウンの街について】
通りや地域によっては、昼間でも「治安が悪いので一人で行かない方がよい」と言われたりして、安心して歩ける場所は、観光客が集まる一部のエリアに限られていました。そもそも東洋人を街中で見かけることが滅多にないので、日本人は歩いているだけで目立ってしまいます。
公共の交通機関は危険だといわれ、移動は短距離でもウーバー(個人タクシー的なもの)を使うのが原則でした。以上のことから、女性の長期滞在にはやや不便な街かもしれません。
ただ、時々出会う地元の人たちは人懐っこい笑顔を向けてくれ、いい思い出もたくさんできました。何より、ダイナミックな自然と、日本とはまったく違う文化に触れることができるという点では、人生で一度は訪れる価値のある街だと思います。
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項目別評価 / コメント
日本語対応はなし。とても陽気で気さくなスタッフが対応してくれ、色々手助けしてくれるが、たいてい1~2名体制なので他の学生の対応をしていてふさがっていることも多かった。
週ごとにアクティビティが設定されているが、毎週同じような内容が必ず1~2個含まれていたり、開催時間が授業と重なっていたりするのが残念だった。できれば週ごとではなく月ごとにもっとバラエティに富んだプログラムがあるといい。本格的な遠出は親しい友達と行くことも多いので、学校のアクティビティは、違うクラスの新しい友達と出会う目的で、短時間でも気軽に参加できるようなものがたくさん設定されているとよかった。