色々ありましたが、CIPは良かったです。

【学校の良かった点・おすすめな人】
学校が開催するイベントが面白かった。クリスマスパーティーや、年末年始の1泊旅行は忘れられない思い出になりました。

治安も良かったと思います。他のフィリピンの地域に行ったことがないので断定はできませんが、おそらくクラークエリアは治安が良い方だと思います。自分が男だったからという点もあるかも知れませんが、私が滞在した中で危険を感じたことはありませんでした。ただ、テレビでしか見たことのなかったような、ゴミをあさって生活している子供を見かけたこともあり、貧困を身近に感じました。そういった貧困者いるのも事実なので、荷物を置きっぱなしにしないことや、カバンは前に抱えて歩く、街中で歩いている時に必要以上に携帯を出し過ぎないことなど、基本的なことは守った方が良いと思います。
学校の門には常に守衛さんがいるので、安心して学校生活を送れました。

【学校の気になった点】
アカデミックオフィスの運営に不信感。
自分の担当している講師が休みの場合、空いている講師が代講するのですが、代わりの講師に上手く情報連携できていなかったらしく、講師が来ませんでした。また、別の日には講師がダブルブッキングされていたことがあり、担当の講師が来なかったこともありました。もちろん、それぞれ講師が来なかった分はメイクアップクラス(追加授業)してもらいましたが、どういった風にアカデミックと講師はやりとりしているのだろうかと疑問に思いました。そういう所は日本よりも緩いのかなーと思ったりしました。

【実りある留学生活を過ごすためのポイントは？】
勉強と遊びのバランスを上手くとることだと思います。特に留学期間が1ヶ月以下を予定されている方は、自分が行ってみたい所やしたい事の優先順位をよく考えて行動した方が良いと思います。

【その他】
私がいた時期はマスク着用が義務ではなかったので、マスクをして生活している生徒は1人もいませんでした(講師の方は予防の観点から、何名か着用している方はいました)。ただ、マスクは何枚か持っていった方が良いとは思います。週1〜2枚使う想定で。というのも、私が個人的にフィリピンに来て1番驚いた点でもあるのですが、道路がどこも臭いです。どこの道路もゴミ臭いor排気ガス臭いです。1〜3名の移動だとトライセクルというバイクタクシーのようなもので移動する機会が多いです。トライセクルは移動中に前方車両の排ガスをもろに顔にくらうので、マスク推奨です。ハンカチや帽子で顔を覆うのも良いと思います。現地の方も、バイク移動中は皆さんスカーフで鼻を覆うかマスクを着用しています。

移動について→トライセクルやタクシーの配車はGrabアプリが主流です。ダウンロードだけでも先にしておくことをお勧めします。詳しい設定は現地に着いてからで良いと思います。
アプリを使わずに、道路でヒマそうにたむろっている野良トライセクルドライバーに直接交渉する手もあります(大体向こうから声をかけてきます)。アプリの配車より捕まるかどうか確実性は無いですが、野良トライセクルを利用した方がアプリの配車価格より1〜2割ほど安価です。ただ、野良トライセクルは最初に価格をふっかけてくることがあります。そのため事前に友人に区間の相場を聞くなり、Grabの価格から相場を推測するなりしておきましょう。高い額を提示されたら、わざと露骨に嫌な顔をして拒否して下さい。そうすれば、向こうも慌てて値段を下げてきます。

部屋についての忠告ですが、2人以上の複数人部屋で長期滞在を選ぶ方は少し覚悟を持った上で選んだ方が良いかもしれません。私は2人部屋を選びました。理由の1つは費用が1人部屋よりは安かったのと、メインの理由はルームメイトと英語でコミュニケーションをとり、英語力の向上に役立てるつもりでした。しかし、実際にルームメイトになった方はアルファベットすら全部書けないレベルであり、英語が全然話せない方でした。windowやdoorも分からず、こちらが何とか易しい英語で言い換えても「I don't know .Sorry, my English is zero.」と返されるばかり。もちろん自分を含め、みな英語を学びに来ているのでハイレベルな人は求めていなかったのですが、さすがにこのレベルの人と一緒になるとは想像していなかったので、絶望感がありました。何を説明するのにも翻訳機を使う必要があったのはストレスでした。
国籍は伏せますが、衛生感の価値観が異なり、部屋も漢方みたいな匂いがして少し臭かったので、その点も辛かったです。他の学校生活が特に苦がなく楽しめただけに、その分、部屋での生活が少ししんどかったです。ただ、彼の性格自体は誠実で尊敬できる方で、翻訳機を通して国の実情を教えてくれたのは勉強になりました。周りに確認する限り、私のルームメイトのようなケースはあまりおらず稀のようですが、長期滞在かつ複数人部屋を選ぶ方は、念のためそういった方と一緒になる覚悟は持った方が良いかもしれません。ちなみにマネージャーに相談すれば、空きがあれば、途中での部屋の変更も対応してもらえる可能性はあります。

持ってきて良かったもの→蚊の飛来を防ぐスプレー。部屋の中で壁に向かって使うと8〜10時間くらい蚊の飛来を防ぐスプレーを持参して使っていましたが、そのお陰なのか部屋に全然虫が来ませんでした。体に使う虫除けはフィリピンにもありますが、このタイプは見かけなかったので、持参して良かったです。

持ってきた方が良かったもの→ブランケット。部屋に置いてあるかけ布団は、布団カバーのような薄い布です。自分が痩せ型のせいでもあるのですが、ルームメイトがエアコンをつけた時に、寒いと感じることがありました。寒がりの方は、念のためブランケット持参をお勧めします。