ブリティシュイングリッシュとヨーロッパ文化に触れた４週間

【総評コメント】マルタは「短期留学＆観光」で行くのが良いと思います。小さな島なので１ヶ月あれば大体の観光地に行けます。また、マルタは日本に比べると不便なことが多い国です。断水・停電（月３回位）、坂道ばかり、時間通りに来ない運転の荒いバス…。私はそんな環境も途中からなかなかできない面白い経験だと思うようになりました。私はアメリカに３ヶ月留学してからの2カ国目だったのですが、ブリティッシュイングリッシュとヨーロッパアクセントのリスニングに非常に苦労しました。こんなに聞き取れないものかと自分でもびっくりしました。日本人や韓国人の生徒の多くがリスニングに苦労していました。また学校にはヨーロッパ出身の生徒が多いので、彼らの授業に望む姿勢や、興味、関心、知識の広さなど様々な自分の「当たり前」とのギャップに触れることができました。もっと単語を知っていたら、もっと上手く言いたいことが言えたら…と思うことが沢山ありましたが、その気持ちこそが私が英語を学ぶモチベーションになるのだと感じました。
何より、1人で飛行機を乗り継いで異国で１ヶ月生き抜いた経験は、心配性な私に「何とかなる！」の自信をくれた貴重な経験だったと思います。

【その他、この学校について特筆すべき点は？】年齢層は２０代〜５０代と幅広く、どちらかというと年齢層は高めでした。ヨーロッパからの１〜２週間の短期留学者が多かったです。クラスメイトも毎週変わります。授業はスピーキングが中心です。私は最初から午後の授業があるコースを選び、途中で午前のみの変更しようかと検討しましたが、一度料金を支払ってしまうと返金がないので、少なめに授業をとって、後から１週間ずつなどで授業を追加する方法がお勧めです。授業の質は講師によります。合わないと思ったら自身でレセプションに交渉することができるようです。講師はイギリス出身の方が多く、マルタ人の先生もいました。
学校のスタッフはインターンの方が多いようで、正直そんなに手厚いサポートは期待できません。私の場合、コロナ禍ということもあり、様々な心配ごとがありましたが、まずは自身で情報を集め、ダメ元で学校スタッフに尋ね、困った時にはschool with の担当者さんに情報をいただいていました。

【実りある留学生活を過ごすためのポイントは？】イギリス英語の映画を沢山観ておくなど、ブリティッシュイングリッシュのリスニングに慣れておくと良いと思います。授業の中では文法や単語にはあまり触れないので、単語、文法は事前に学習していくことをお勧めします。学校でほぼ毎日アクティビティが準備されているので、クラスメイトやフラットメイトを誘って参加すると仲良くなれると思います。（別料金）観光に行くならコミノ島、ゴゾ島、バレッタ、イムディーナという静寂の街、マルサシュロックのサンデーマーケットがススメです！
春から夏のマルタは非常に空気が乾燥していて、喉が痛くなったり、咳が出る人が多いです。また日差しも春から非常に強いので、のど飴、サングラス、日焼け止めは必須です。
そして何より間違った英語でも何でも勇気を出して誰にでも話しかけてみることが素敵な経験や出会いの第一歩だと思います。そもそも学校の仲間たちは英語を一緒に学習している人たちなので、英語が間違っているかどうかなんて気にしません(^ ^) 私は公園で偶然話しかけてくれたマルタ人の方に泳ぐのにお勧めのビーチなどを聞いてみたところ、お気に入りスポットを見つけることができました。