年齢・国問わず沢山友達が出来ました。

【総評コメント】

私が通っていたのは2016年の10月からの3ヶ月です。ちょうど前身であるOmnicomという学校から今のSTAFFORD HOUSEに切り替わる時に通っていました。数週間通ったあと、来月から学校が変わりますと言われたことを覚えています。校舎であるビルも通っている間工事をしていて、新しくなった教室は広くてきれいでした。それまでホワイトボードに手書きでやっていた授業も新しい機材を導入していました。ちょっと年齢が上の先生は使い方を覚えるのが大変そうでした。そんなちょうど切り替わるときの学校全体がバタバタしているときの通学だったので、その時気になっていたことなどは改善されているのではないかと思っています。

生徒の国籍は日本・韓国・ブラジル・サウジアラビアが多いです。他にはイタリア・フランス・コロンビア・台湾などから来てる人もいましたが、特にブラジリアン多かった印象です。私が入学した10月は仕事の休みでバケーションのついでに英語の勉強をしに1ヶ月だけ来たという大人の方が多く、12月は10代の若い子が多かったです。若い子たちが増えたときは、English Only Policyの学校だったのですが授業中も休み時間もポルトガル語が飛び交い、少し残念でした。実際ペナルティがあるわけではないので、先生の目の届かないところでは自国の言葉で話している人も少なくはありません。
日本人も少なくはないです。私は当時ホームシックになってしまったこともあり、日本人グループに頼ってしまいました。英語の勉強に関して不利な状況だったかもしれませんが、日本人が全く０の環境ではストレスになっていたと思うし、最終的にはいろいろな国の友達が出来たので、日本人がいたことが100%マイナス要因とは考えていません。

先生は国際色豊かです。もちろんカナディアンの先生も沢山います。色々な国の話が聞けて楽しかったです。
受付には日本人スタッフの方もいました。明るくて元気で、日本語でも相談できたのでとても頼れる存在でした。
どの先生もとてもフレンドリーですが、ONとOFFがはっきり分かれているのもよくわかります。

午前中はレベル別に分かれてテキストに沿って勉強をしていきます。私がいたクラスは主にgrammar・vocabulary・readingを重点的に勉強をした覚えがあります。担当の先生は私たち生徒がわかるまで例文をいくつも出したりして相手をしてくれました。スケジュール通りにテキストを終わらせなくてはいけないのか、時々焦っていましたが(笑)何に重きをおいて授業を進めるかは先生次第のように感じました。

午後は2コマ(希望者は3コマ)の選択授業です。
勉強したい種類とレベルを自分で選べるのですが、一番下のレベルだと簡単すぎる、だけど次のレベルだと急に難しい…と選択が難しかったです。最終的には上のレベルで挑戦し続けましたが、周りについていけなくて何度もバキバキに心を折り、半泣きになりながら勉強しました。いい思い出です。

ハロウィンやクリスマスなど季節ごとのイベントやトロント市内散策など無料で参加出来るアクティビティもたくさんありました。アクティビティ担当の先生が盛り上げ上手で生徒から人気でした。体が大きな男の先生でブルージェイズが好きでTHE･トロントニアンという感じでした。
いまはその先生はやめてしまったらしく、別の女の先生が引き継いでいるようですが、その先生もお喋り大好きで明るい先生なのできっと今でもアクティビティは盛り上がっているのではないでしょうか。

留学当時の私は英語は初心者レベルで伸びしろが他の人よりあった分、大変な思いもたくさんしましたが成長したと感じています。ですが、もともと英語力がある程度ある人(日本人だけでなくブラジリアンの友達も)の話を聞くと、Omnicomの制度に魅力を感じてきたのにそれが変わってしまって、カリキュラムに不満を持つ人がいたのも事実です。実際、細かかったレベル分けも半分くらいになり、Speakingに特化したクラスがなくなったりと、以前の方がよかったと思う変化もいくつかありました。

いろいろ書きましたが、私はこの学校でたくさん友達が出来ましたし、たくさんの経験が出来たと思っています。いい意味で無難な学校ではないでしょうか。

【その他、この学校について特筆すべき点は？】

ダウンタウンではないですが地下鉄主要ラインの駅直結の学校なので通学には便利です。
駅構内に図書館、フードコート、スーパーマーケット、映画館などがあるので勉強したりクラスメートと遊んだりできます。
駅から出ても飲食店はたくさんあるし、公園もあるし、人が多すぎないけど不便がないこのエリアが私はとても好きでした。

【実りある留学生活を過ごすためのポイントは？】

全力で楽しんでください。恥ずかしがらずに積極的に。実際私も最初は英語を話すことに抵抗がありなかなか思うようにいかなかったのですが、途中で吹っ切れて積極的になり始めたら急に友達が増えて楽しくなりました。