評判通りの学校でした。

【総評コメント】

非常に満足しています。5週間という短い期間でしたが、英語力の向上を実感できました。帰国後の学習の進め方という観点でも、多く得るものがありました。


【その他、この学校について特筆すべき点は？】

〇 カリキュラムについて

非常によく考えられたカリキュラムだと思いました。

スピーキングでは4種類のクラスを受講しましたが、それぞれの役割や目的がしっかりと決まっていました。

例えば、「特定のテーマについて1分間考えた後に2分間スピーチする」「3分間インタービューしたのち、その内容を即興で説明する」という授業があるのですが、「考えながら話す」というトレーニングをするのに最適だと思いました。普段、英会話で普通に話ができているつもりでも、こういったプレッシャーがあると、まったく話せなくなったり、「あー、うー」といったフィラーが沢山入るといった問題にも気付けます。先生も「三単現」「単数複数」「時制」といった文法的な誤りや、話すときの体の動きのような癖についても厳しく指摘してくれます。

ライティングの授業も、客観的な文章を書くクラス、主観的な文章を書くクラス、ビジネスライティングのクラスが分かれていて、自分が書いた文章を詳細にチェックして頂きました。個人的には、aやtheの使い方や、副詞の位置、適切なwordの選択等、とても勉強になりました。与えられるテーマもよく考えられていたと思います。続けることで、徐々に書ける量が増えることや、ライティングでよく使う表現が会話でも生かせるようになることを実感できました。

毎日1時間の発音のクラスもとても良かったです。こちらに来る前には、発音には殆ど関心がなかったのですが、考えが変わりました。真剣に勉強するきっかけを与えてくれた点に感謝します。

全体的に、宿題をやっていることが前提のカリキュラムになっているので、毎日の宿題に対するプレッシャーは相当あると思ってほうが良いです。その上、毎週一回プレゼンテーションもあるので、週末はその準備に追われることになり、休む暇が殆どないと思ったほうが良いと思います。

効果については、1か月以内で効果を実感したいのであれば、日本でそれなに勉強してから留学したほうが良いかもしれません。本当に初心者であれば、はっきりとした変化を感じるには3か月ぐらいは必要かなと思いました。


〇講師について

他の学校の経験がないので比較はできないのですが、先生のモチベーションも高く、よく心配される発音に関しても、私のレベルではほとんど訛りに気付くことができませんでした。


〇インターネットについて

これはこの国全体の話になるので致し方ないと思うのですが、インターネット環境には少し苦しめられました。学校内はほとんど問題がないのですが、ホテルに関しては、夜は殆どつながらないこともあり、困り果てた記憶があります。


【実りある留学生活を過ごすためのポイントは？】

とにかく宿題が山のようにでるので、体調管理がポイントだと思いました。私の場合は平日は14時間程度は勉強していました。個人的には、ビタミン剤を持っていってよかったと思います。