初めてフィリピン留学をお考えの方へ

【総評コメント】
■勉強に集中したいならバギオ


【特筆すべき点】
私はバギオにある『MONOL』という韓国系の英語学校に３か月留学しました。

バギオは避暑地という土地柄もあり
フィリピン内でも非常に治安の良い場所なので、
特に治安・身の安全を気にされる方はこの地での学習をオススメします。

また、気候も安定して涼しい～温かい日が続き、
極端な暑さや寒さに悩まされる日が殆ど無かったので
この点もバギオのメリットと言えそうです。

メイン空港のマニラから５～７時間と少々遠く、
娯楽施設が少ないことがややネックですが、
その分“もう後戻りはできない”といったある種の危機感も芽生えるため、
勉強に集中したい方は適しているのではないでしょうか。

また、『MONOL』では
■ 基本授業時間が８時間＋α
■ EOP（English Only Policy）というルールに基づき、
　学校内に居る間、生徒全員が英語のみを使用しなくてはいけない
■ 授業欠席や門限を破るなどのルール違反時には、
　外出禁止やセルフスタディなどのペナルティが課されるなど自然と、
または強制的にある程度の英会話能力が向上できる環境が整っています。

また、韓国系の学校とはいえ
講師の方は殆ど現地フィリピンの方になり、
日本人マネージャーの方も常駐しているため、
初級～中級者にとっては十分な学習環境と言えそうです。

ただ、IELS,TOEICなどのスコアを目指すコースと比較して、
基本学習をメインとする授業の先生のレベルはやや低いという声も耳にするので
自分の実力に見合ったコース選択をすることが必須。
もし貴方がある程度の英語能力を持っているのであれば、
「念のために低めのレベルで・・」といった
日本人的な考えは捨て強気にコース選びをすることをおススメします。

デメリットはやはり食事面でしょうか・・
毎日バイキング形式なのですが、そのメニューが殆ど同じものである点、
また、正直に言ってあまり美味しくないメニューが散見されるため、
食事面にはある程度の諦めと慣れが必要です。
※外食は非常においしく、安いレストランが多いのですが。。。


【実りある留学生活を過ごすためのポイントは？】
とにかく、『英語を積極的に使っていく』姿勢です。
わたしは正直に言ってこの点で『失敗』をした側なのですが、
どんなに文法を知らなくても、『話したもの勝ち』なのは間違いないです！
話して、積極的にイベント等に参加し、そこでさらに話す。
そうすることで自然と輪が出来、それがより良い貴方の学習環境を作ると思います。

私の場合、基本的な英語知識(特に文法)がしっかりしていなかったことと自分の年齢(３０歳)を考え、
「まずは遊びよりもしっかりと勉強をして、話せるようになってから話そう」と考えていたのですがこれは失敗でした。
のちにある程度の友達関係も出来、それはそれで不自由なかったのですが、
リスニングについては難があり、「もっと話しておけば・・」といった考えになることもしばしば。

これはどこの学校に行っても言えることだと思うので、
この失敗談が、少しでも参考になりこれから留学する方のお役に立てれば幸いです。