他校（バギオ＆ケソン）と比較して思ったこと。

フィリピンでの語学学校はHELPで３校目。

一つ目はケソンの日本人経営、日本人生徒オンリー。
二つ目はバギオの某有名な韓国経営セミスパルタ校。
そしてここスパルタのHELP Martins。

それぞれ一ヵ月ずつの短期留学ではありましたが、実際の経験を基に率直な感想を書きたいと思います。

今回ワークビザ取得に向けてIELTSコースを受講したんですが、正直な話、前の学校の日本人マネージャーに勧められました(笑)

実際、IELTSコースの教師のレベルは前学校も同じくらい定評があるんですが、一番の違いは学校全体としての学習意欲の高さ。
はっきり言って全然雰囲気が違います。（生徒の顔つきも。。。）

前までの学校は初級から上級までくまなくいて、どちらかと言うとESL受講者が多かったので雰囲気的には和気あいあいというかフレンドリーな感じ。
生徒と先生との距離も近く、毎週末一緒に飲みに出かけたりとすごく伸び伸びと生活しながら学べる環境でした。

しかし、HELP、特にここMartinsは中上級オンリーというポリシーを掲げてるだけあって、生徒の英語力や向上意欲が高く、また海外への大学進学など目的がはっきりしているので一部を除いては本当にストイック集団の集まり。
生徒の数が多過ぎないところも勉強に集中する上でプラス面かなと。

平日は外出禁止、土日も外泊禁止の点呼付き、他校に見られるようなアクティビティ施設も皆無というプリズン感満載なところが勉強に集中せざるを得ない環境を作ってるのは間違いないですが。。。笑

学校選びの際に気になるのが部屋、トイレ、シャワー、Wi-Fi、あと食事だと思います。

部屋は1ユニットに２人部屋が2つ、のユニットバス1つ。一部屋最大２人というのは有難いがせめてトイレとシャワーは別が良かった。（混雑するし緊急時にものすごく不便）

シャワーは部屋によって勢いが全然違いますがお湯は出るので特に問題ないかと。
ただブランケットが一枚しか支給されないので朝晩の寒さを考えるとある程度の防寒着は必要。

そして問題のWi-Fi。数あるバギオ市内の学校の中でもワーストクラスとは聞いてましたが正直ここまでとは。。。
1Fと6Fだけしか使えないんですが、食事時や休憩中は他の生徒ｍ一斉に使うためほぼないに等しい。
正直英語を学ぶ上でネット環境は欠かせないのでここは大いに改善の余地あり。
ま～まったく使わない人にはどうでもいい話ですが。。。
ちなみに、個人でのポケットWi-Fiレンタルも可能だそうですが、建物の構造上あまり速度は期待できないとのこと。笑

肝心のご飯についてですが、メニュー自体は少ないものの普通に美味しいです。
今までで食べてきた中でダントツ。笑
ただ昼・晩の食事時間が１時間と決まっており、スペシャルクラス等の兼ね合いもあるので時間帯によってはめっちゃ混む上に10～20分ぐらいで完食せねばなりません。
時間に追われまくっている生徒にとってせめてメシ食う時ぐらいはゆっくりさせて欲しかった。。。
あっ、注意点ですが、フィリピンの語学学校では珍しく土曜の晩御飯が出ません。
そしてなぜか土日は朝昼兼用のブランチという形。
Mealのスケジュールも含めて所々良くわからない組まれて方をしており、健康面や生活バランス等、生徒のことを考えるならばここも全然改良すべき点であると思います。

一応クリニックがあり、ナースが対応してくれるそうですが、現在２校にナース１人と人手不足の状態。しかも僕が下痢になった時は肝心のナースも下痢でいないという最悪の事態。
ほぼ機能してないに等しかったです。（むしろナース見たことあったかな？笑）
なので基本自己管理がカギになります。
最低限の薬やサプリメントは持参した方が無難かと。

ちょいと話が脱線しましたが、もし短期的に伸ばしたいとか、本当に勉強だけに集中したい、少しでもレベルの高い環境に身を置きたいということでしたらここはオススメです。

ただもうちょっと楽しく、アクティビティも楽しみながら他の国の生徒と伸び伸びと留学LIFEを送りたい方にははっきり言ってお勧めしません。
※むしろ前の学校を強くお勧めします。笑

ただ元留学エージェントで現生徒の同期の方が言ってましたが、ここの卒業生の満足度はダントツで高いらしいのでやはり、学習環境と先生の質においては間違いないと思います。

最後に、時期もあるせいか以外に日本人います。（自分の時で２４人ww）
ただ日本人も意識が高い人ばかりなので、特に気にする必要はないかなと。

それでは、この感想（というかほぼ事実ww）が少しでも学校選びの参考になれば幸いです。