多くの体験ができた6週間でした。

【総評コメント】
　高校３年生の冬にこの学校に６週間留学しました。高校生だったためか最初の１週間はホームシックのようなものがあり、苦労しました。自分はESL Intensiveコースでフィリピン人とネイティブ講師の授業を受けました。海外生活の経験がなかったので、最初は先生の言ってることが全くわからず、授業になっていない回も少なくありませんでした。それが日を重ねるにつれて、フィリピン人講師の言ってることがわかるようになり、留学終盤にはネイティブ講師の言ってることもだいたい分かってくるようになりました。授業後は主に自分の勉強をし、休日はほとんど遊んでいました。フィリピンで使うお金の額に個人差はありますが、自分は６週間で約７万円くらい使いました。
　留学は今後の英語の学習意欲を非常に高めることができます。これが自分の留学の中で最も大きな収穫でした。また、ここでの生活で日本人生徒はもちろん、外国人生徒や先生の友達がたくさんできます。語学面のみならず多くのことを得ることができる、これも留学の一つの醍醐味です。
【その他、この学校について特筆すべき点は？】
　校舎や寮は生活に支障が全くないほどとてもきれいでした。プールやバスケットコートもあり毎日楽しく過ごせます。また、徒歩３分圏内にはバス停、日本食レストランやコンビニなど利便性は非常に高いです。洗濯やバスの手配などスタッフの対応は、非常に良かったです。wifiの回線が悪いときがありますが、英語の勉強だと思って携帯を使うことを控えて生徒や先生と交流しましょう。授業面ではマンツーマンの授業があるので、自分のレベルにあった授業ができます。先生と気が合う合わないはありますが、日本人スタッフに言えば先生を変えることができます。また、授業とは別に日記を毎日書くことが義務付けられます。だんだんと書くネタがなくなってはきますが、毎日添削してくれるので書く力は飛躍的に向上すると思います。
【実りある留学生活を過ごすためのポイントは？】
　私生活に関しては英語しか使えない環境に身を置く、もしくはそういった環境を自ら作ることが一番良いかと思われます。自分は、外出をする際は外国人生徒や先生と出かけたり、積極的にその人たちを誘ったりもしました。また、必ず日本食が恋しくなるときが来ます。現地でも手に入りますが値段が高いので、荷物に余裕があれば日本食を持参することをお勧めします。
　勉強面では、なにか１つ英語の参考書を持っていくことをお勧めします。自分は参考書に載っている会話に使えそうな表現を毎日５つ実践してみるということをやっていました。１度使った表現というのは、不思議と脳から離れることがないですし、次に使うときはスラスラと話すことができます。
　何事も自分次第です。日本を出てフィリピンで留学しているということを常に考えて行動することが大切です。一番難しいことですが、これが留学生活を充実するための１番の秘訣だと思います。