最終更新日:2024/07/25
シンガポールは、東南アジアに位置する多民族国家で、マーライオンや高級ホテルのマリーナベイサンズが有名で、旅行先として人気があります。
そんなシンガポールでは、英語や中国語を勉強できます。しかし旅行先としてのイメージが強く、なかなか留学生活はイメージしにくいものです。
そこで今回は、
・シンガポールの特徴
・シンガポール留学のメリットとデメリット
・ビザや奨学金について
をご紹介します。これを読めば、シンガポール留学のイメージをつかむことができるはずです。
※この記事では、1シンガポールドル=80円で計算しています。
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シンガポールは東南アジアに位置する国です。特徴は多民族国家であること。中華系、マレー系、インド系、さらには外国人もたくさん住んでいます。
気候は「熱帯モンスーン気候」で、四季がありません。雨期(11〜2月)と乾期(3〜10月)に分かれており、年間の平均気温は27.4℃と暖かいです。雨期には平均198mmの雨が降り、この量は日本の梅雨と同じくらいです。
時差は1時間のみで、サマータイムはありません。
ANAやJAL、シンガポール航空、スクート、ジェットスターなどが直行便を運航しています。経由便であれば、エアアジア、中国東方航空などが利用でき、平均7時間で到着します。
シンガポールには、
・多民族国家
・公用語が英語
・日本から近い
という3つの特徴があります。
シンガポールは多民族国家です。中華系が74%と大半を占めますが、マレー系が13%、インド系が9%と、さまざまな人種が暮らしています。
そのためシンガポールでは、言語や宗教が人それぞれです。もともと多様性のある民族のため、外国人の文化や習慣にも理解があります。591万人の人口の内、3分の1を外国人が占めるほど。それくらい、外国人でも住みやすい環境なのです。
シンガポールの公用語は英語、中国語、マレー語、タミール語の4種類です。アジアで公用語として英語を使う国は、シンガポールのみです。
基本的には中国語を使いますが、シンガポールではバイリンガル教育が行われています。小学校からは、ほとんどの授業を英語で実施。英語ができなければ授業を理解できません。
アジアで英語教育が盛んな国は、多くありません。外国人も多いため、英語を使うチャンスもたくさんあるはずです。
シンガポールは日本から近く、直行便であれば7時間で到着します。
直行便は東京、大阪、名古屋、福岡の主要都市から利用できます。発着地だけでなくフライト数も多いため、日本からアクセスしやすいことが魅力。
さらにシンガポール・チャンギ国際空港は、アジアのハブ空港です。近隣諸国へのフライトが多いため、留学中や留学後に旅行もできます。
次にシンガポール留学のメリットである
・2カ国語留学ができる
・教育水準が高い
・留学後は現地就職の可能性がある
という3つをご紹介します。
シンガポールでは、英語と中国語が公用語として話されています。語学学校にも英語と中国語の2種類があり、1回の留学で2つの言葉を学ぶことができます。
同じ国で2つの言葉を勉強できるため、他の国へ新たに留学する時間や費用が必要ありません。
シンガポールは教育に力を入れており、学生の意識が高いと言われています。
というのも、シンガポールは小学校、中学校、高校の卒業ごとに試験があり、その結果で進学できる学校や専攻が決まります。そのため、多くの人が真剣に勉強し、早い時期から自分の進路について考えているのです。
さらには、THEが発表する世界の大学ランキング2018では、シンガポール大学が上位22位にランクインしています。この順位はアジアの中で一番高く、教育水準の高さを伺い知ることができます。
留学中、授業についていくのは大変かもしれません。しかし、周りの学生に刺激を受け、勉強へのモチベーションも保ちやすくなるはずです。
参考:THE「World University Rankings 2018」
シンガポールは日系企業から外資系企業まで、数多くの企業が進出している国です。スキルがあれば、留学後にそのまま現地就職できる可能性もあります。
もともと多民族国家のため、外国人を雇うことに抵抗が少ないです。さらに、シンガポールの企業はインターンを受け入れています。もしも現地就職を考えているならば、インターンでまずは「シンガポールで働く」体験をしてみましょう。
そのためにも、アピールできるスキルを留学中に身につけておくと、就職の可能性が高まります。
シンガポール留学にはデメリットもあります。
・物価が高い
・英語にシンガポール独特のなまりがある
・日本人が多い
という3つをご紹介します。
シンガポールの物価は日本と同じか、やや高いくらいです。しかし家賃が高いため、長期滞在となると費用が高額になりがちです。
シンガポールはせまい土地に、たくさんの建物が建てられています。そのため建物の値段がどうしても高く、家賃が高額に。
1カ月の留学であれば、かかる費用は20〜50万円。内訳は以下の通りです。
【渡航費】往復8万円
【学費】10〜20万円
【滞在費】5〜10万円
【生活費】2〜10万円
アジアの他の地域よりは高額です。ただし、食費や交通費は日本よりも安く、出費は多くありません。
また、滞在費は学生寮にすれば、アパートよりは費用をおさえることが可能です。また、食事は「ホーカー」と呼ばれる屋台街が安いです。うまく使い分ければ、費用を節約できるはずです。
シンガポールの英語は「シングリッシュ」と呼ばれています。ネイティブとはまた違った、シンガポール人しか使わない言い回しがあります。
シンガポール人の英語にはよく、文法の簡略化、独特のイントネーションが見られます。中国語と混ざったような英語になり、理解しにくいこともあるようです。
語学学校の講師が話す英語に、なまりはありません。一般市民やシンガポール人の友人と話すときに、なまりのある英語を使うこともあるため、注意して覚えましょう。
シンガポールは、外国人がたくさん住む国です。日本人も多く、現在は約37,000人の日本人が住んでいるとされています。そのため、街中で日本語が聞こえたり、日本語が通じるという場面もあるようです。
しかし、この中には永住者や就職で住んでいる人も含まれており、全員が留学生ではありません。語学学校には英語を使う機会が十分あります。普段は日本人以外と話すようにするなど、工夫しましょう。
最後に、シンガポール留学に必要なビザと、利用できる奨学金をご紹介します。
シンガポールに日本人が入国するとき、空路で30日、陸路で14日間の滞在であれば、ビザは必要ありません。ビザは30日以上の滞在や留学をする場合に申請しましょう。
ビザの種類は、以下の通りです。
・長期観光ビザ
・就労ビザ
・スチューデントパス
・ワークホリデーパス
留学生は「スチューデントパス」を申請します。申請はオンラインでも可能で、以下の書類が必要です。
・パスポートのコピー
・写真
・スチューデントパスの申請書
・入学許可書
・最終学歴の卒業証明書
・健康診断書
・保証人の身分証明書
保証人の身分証明書というのは、シンガポール国民か永住権を持った保証人のことを指します。シンガポールに知人がいない場合、語学学校が対応してくれることも。学校に問い合わせてみましょう。
また、「ワークホリデーパス」はワーキングホリデーではありません。シンガポールが独自に定める就労ビザのため、間違えないようにしましょう。
シンガポール留学では、「DR GOH KENG SWEE奨学金」という奨学金を利用できます。
シンガポールにある、以下の大学に出願中の人が対象です。
・シンガポール国立大学
・ナンヤン工科大学
・シンガポール経営大学
・シンガポール工科デザイン大学
書類選考と面接に合格すれば、最長で4年間の利用ができます。奨学金では、
・授業料
・必修費用全額
・往復の渡航費
・到着一時金(上限200シンガポールドル)
・住宅手当
を負担。条件に当てはまる人は、申請してみてください。
シンガポールは東南アジアにある、多民族国家です。アジアで唯一、英語を公用語とする国であり、多くの国民が英語を話すことができます。
シンガポールには、以下の3つの特徴があります。
・多民族国家
・公用語が英語
・日本から近い
メリットとして、「2カ国語留学ができる」「教育水準が高い」ということがありますが、「物価が高い」「シンガポールなまりの英語」ということがあります。これらをよく確認した上で、自分に合った留学先かどうかを考えましょう。
ビザの申請や奨学金についてもご紹介しました。書類の提出忘れなどないように、必要なものをチェックしてから申請してくださいね。
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留学先となる国や都市のイメージを持てたら語学学校選びに移りましょう。ただし、国や都市と違い、語学学校選びはより希望を整理しながら進めていく必要があります。
特に生徒規模や雰囲気、日本人留学生の比率や日本人スタッフの有無などは時期によって変わりやすいので、自分で調べた情報だけで決めてしまうと学校選びで失敗してしまう恐れがあります。
より最新の情報をもとに語学学校を決めるなら、留学エージェントに相談してみましょう。
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