最終更新日:2024/07/25
香港は、日本から4時間でアクセスできる地区。イギリス領だったこともあり、ヨーロッパの雰囲気と中華圏の文化が混ざり合う不思議な街です。
香港では、広東語や英語を学ぶことができます。さらには、大学のレベルも高いために、各国から留学生が集まる勉強には最適な環境なのです。
しかし、香港留学をしている人は、まだまだ多くありません。そこで今回は、香港留学がイメージできるように、香港の特徴や留学するメリットとデメリット、さらにはビザや生活費についてもお伝えします。これを読めば、香港留学のイメージができるはずです。
なお、この記事は2018年5月現在での情報を元に作成しています。
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香港は、東アジアに属する中国の特別行政区です。1930年代からイギリス領だった過去がありますが、1997年に返還されました。香港島、九龍、新界という3つが代表的なエリアであり、せまい土地に建つ無数のビルやマンションが有名です。
気候は、ゆるやかな四季があるものの、日本ほどはっきりはしていません。年間平均気温は約20〜25℃と暖かく、冬でも10℃を下回ることはほとんどありません。ただし高温多湿で、降水量は多いです。特に、5月から9月にかけて雨の量が多く、平均300mmは降ります。
時差は香港が1時間遅く、サマータイムはありません。日本からの直行便は東京や大阪、名古屋、福岡など各都市から運航されています。
それぞれ航空会社は異なりますが、JAL、ANA、香港航空、キャセイパシフィック航空、ジェットスターなどたくさんの航空会社が日本と香港をつないでいます。フライトは平均4時間です。
ビザは学生ビザとワーキングホリデービザの2種類。学生ビザなら90日までは、ビザの申請が必要ありません。物価は日本と同じか、日本よりもやや高いくらいと言われています。
例えば、500mlのミネラルウォーターは平均50円、タクシーの初乗りは約90円と安いものの、家賃は月に15万円と高額。物によって値段がまったく異なります。
香港には、「公用語が広東語」、「多様な留学方法」、「イギリスと香港の文化が混ざり合っている」という3つの特徴があります。
香港では、広東語が使われています。同じ中国語でも北京や上海で話されている中国語とはまったく異なり、スタンダードな発音や話し方ではありません。
北京や上海など、中国で主に話されている中国語は「普通語(もしくは北京語)」と呼ばれています。例えば、「こんにちは」という意味の「你好」も、広東語と普通語では発音がちがいます。
発音がまったくちがうため、香港で「ニイハオ」とあいさつしても、通じないことがあるようです。たくさんある中国語のひとつを学ぶことで、新たな発見があるかもしれません。
香港留学といっても、方法は語学だけではありません。大学留学やワーキングホリデーとしても渡航できます。
香港で利用できる留学方法は、以下の3つです。
日本とワーキングホリデー協定を結ぶ国は、世界でも21カ所しかありません。期間は最大で1年間。近いアジア圏であれば渡航もしやすく、挑戦しやすいのではないでしょうか。
香港は、1997年までイギリス領でした。当時の名残で街中にはヨーロッパのような建物が残されています。香港らしい広東語の看板や高層ビルと混ざり合い、独特の街並みを感じられます。
香港の街を歩くとコロニアル調の建物がいくつか見られ、現在はアートギャラリーやクリエイターの集まる複合施設などとして使われています。
また、香港は食文化も豊かです。飲茶やおかゆ、マンゴープリンなど、香港名物と言われる食べ物は地元民からも観光客からも大人気。休日に街歩きをしながら、香港名物を食べ歩くのもおすすめです。
香港留学のメリットとして、
の3つがあげられます。
香港は、昔イギリス領だった名残で英語が使われることも多いです。そのため、留学生であっても広東語を学びながら英語を学ぶこともできるのです。
香港の大学では、英語で授業を行うところがほとんど。また、香港の人は英語を話せる人も多く、街中でも使う機会がたくさんあります。そのため、広東語を学びながら英語力も伸ばすことだってできるのです。
大学への留学であれば、「広東語ができなくても英語だけで生活できた」という体験談を語る留学生も見られます。さらに、現地の若者は「普通語」と呼ばれる、北京や上海で話される中国語を可能。本土からの留学生も多いため、会話しているうちに3カ国語を覚えられることもあるかもしれません。
香港にある大学は、世界でも高レベルです。そのため学生のレベルも自然に高くなり、優秀な学生が集まっています。
香港には、もともと大学が2校しかありませんでした。「香港大学」と「香港中文大学」の2大学でしたが、これらはいずれもイギリスの大学評価機関QSが発表する「世界大学ランキング」にランクインするほど実力のある大学です。
2017年から2018年の調査では、香港大学は第26位で、28位の東京大学よりも上のレベルに位置しています。香港中文大学も第46位にランクインしており、香港全体の大学のレベルが高いことが分かります。
また、そもそも大学の数が少ないため、大学進学自体が難しいです。昔に比べると現在は約10校と増えたものの、それでも日本と比べると多くはありません。そのため、香港の学生は熱心に勉強する人が多く、自然に学力も高くなったようです。
香港からはさまざまな航空会社がフライトを運航しており、あらゆる国へ渡航できます。そのため、休日や留学後には他の国へ行くこともできます。
香港からは、東南アジア各国やヨーロッパへのフライトが利用できます。例えば、キャセイパシフィック航空。イギリスやフランス、スペインなどヨーロッパ各国へのフライトを週に3日から4日ほど運航しています。日本からは遠い国でも、香港からならアクセスしやすくなるはずです。
香港留学のデメリットは、
という3つです。
メリットでも述べましたが、香港では進学する大学の選択肢は多くありません。そのため、大学留学の場合、学校の選択肢は他の国に比べると少なく感じるでしょう。
もともと2校しかなかった大学ですが、現在は約10校ほどに増えています。しかし、それでも日本や他の国と比べると少ないです。また、万が一大学の雰囲気や授業内容が自分に合わなかった場合、気軽に学校を変えることはできません。
学校選択は慎重に、じっくりと考えながら行いましょう。
香港で話される中国語は、「広東語」です。そのため、中国や台湾で使われている中国語を学ぶ機会は少ないです。
普通語は話されているものの、メインで使われているわけではありません。そのため、より多くの地域で通じる中国語を習得したい場合、中国や台湾への留学がおすすめです。香港への留学は、「広東語」に加えて「英語+専門分野」を学びたい人の方が、より充実した時間を過ごせるでしょう。
香港は、高層ビルが非常に多いです。さらには同じ場所にたくさんのビルが建てられているため、圧迫感を感じやすいようです。
香港はもともと土地が広くありません。しかし、人口がどんどん増えていったため、「せまい土地にたくさんの人が住めるように」と、高く建物が建てられました。そのため、どこも高層ビルが多く、圧迫感を感じてしまうようです。
また、建物のおかげで太陽が遮られてしまい、光を感じにくいことも。大学のキャンパスも日本のように広々とはしていないことを、あらかじめ知っておきましょう。
香港留学で必要なビザをご紹介します。また、香港留学での生活費もお伝えしますので、準備の目安にしてくださいね。
香港留学では、90日以上の語学留学や大学留学の場合にビザが必要。また、ワーキングホリデーの場合は滞在期間に関係なくビザが必要です。
各ビザの詳細は以下の通りです。
3カ月以上留学をする場合は、必ずどちらかのビザが必要です。
香港留学の費用は、1カ月につき平均35万円です。欧米圏よりは安く留学できますが、他のアジア圏や中国語圏よりはやや高いです。
費用の内訳は以下の通りです。
香港は学費は安いものの、生活費が高くつく可能性があります。特に家賃が高く、一人暮らしをしようと思うと、1カ月10万円以上は払わなければいけません。また、外食も1食1,000円から2,000円は必要なため、続けていると出費が増えるでしょう。
ただし、家賃は寮に入ればもう少しおさえられます。また、自炊をすることで、食費も節約できるでしょう。
香港は、日本から近い留学先のひとつ。日本からは4時間、さらには時差も1時間しかないため、アクセスしやすい場所です。
香港には、以下のような特徴があります。
さらには、広東語と英語の2カ国語留学ができる、大学のレベルが高いといったメリットがあります。しかし、大学の数は少ない、普通語と呼ばれる一般的な中国語を学べるわけではないというデメリットも見られます。自分の目的に合った留学先かどうか、しっかりと検討してください。
また、ビザや必要な留学費用についても調べておきましょう。事前に知っておくことで、しっかりと準備ができるはずです。
留学先となる国や都市のイメージを持てたら語学学校選びに移りましょう。ただし、国や都市と違い、語学学校選びはより希望を整理しながら進めていく必要があります。
特に生徒規模や雰囲気、日本人留学生の比率や日本人スタッフの有無などは時期によって変わりやすいので、自分で調べた情報だけで決めてしまうと学校選びで失敗してしまう恐れがあります。
より最新の情報をもとに語学学校を決めるなら、留学エージェントに相談してみましょう。
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