アメリカ高校生留学の魅力とは？得られる経験やかかる費用まで一挙解説
- 2024/02/26
「留学に行きたい」と思っている高校生こそアメリカ留学がおすすめ！世界経済の中心・アメリカなら、英語を身につけるだけでなく、さまざまな国の人と知り合ったり視野を広げたり、将来につながる経験ができます。
今回は、そんなアメリカ高校生留学の魅力を徹底解説！アメリカ留学のメリットや留学にかかる費用、留学準備のポイントや気になる疑問点なども解説しています。
具体的な高校生でのアメリカ留学のプランの検討を進めるなら、留学カウンセラーが個別でご相談に乗るのでぜひ下のボタンよりLINEを登録し、ご相談にお進みください。
「お金がないけど留学したい」「治安は大丈夫？いじめはある？」など不安な点がある人もぜひ最後までチェックしてくださいね。
なお、アメリカ留学についての全般的な情報は下のページでまとめているので、具体的な検討を進めたい方はチェックしてみてください。
アメリカ留学
［目次］
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高校生がアメリカ留学するメリット3つ
最初に、高校生がアメリカ留学で得られる3つのメリットを見ていきましょう。
（1）英語しか使えない環境だからこそ「使える英語力」がアップ
1つ目は、実用的な英語力を習得できることです。日本では学校や英会話スクールで英語を習っても、実生活で使うのは日本語。英語を使う機会が少なく、実際に「英語を聞き取れる」「英語が話せる」ようになるのは、相当の時間がかかります。
一方、アメリカに留学すれば英語しか使えない環境になります。絶対的に英語に触れる機会が増えるだけでなく、教科書では習わない表現も学ぶことができ、「使える英語力」を身に付けられます。
（2）国際的な視野の拡大と多様性が身に付く
2つ目は、日本人以外の人と触れ合うことで多様性が身に付くこと。日本の学校にもいろいろな個性を持った人がいますが、クラスメイトは近隣の地域出身、同じ日本で育った人がほとんどという場合が多いでしょう。
しかしアメリカでは世界中さまざまな国や地域から人が集まります。同じ学校にいても、育ってきた文化や背景は多種多様。多国籍な環境で生活し、異なる文化背景の友達を持つことで、「いろんな考え方があるんだな」と視野が広がり、大人になったときに必要なスキルである多様性が身に付きます。
（3）将来の選択肢が広がる
3つ目は、将来の選択肢が広がることです。（2）の通り、アメリカにはさまざまな人が集まりますが、その理由は世界トップレベルの大学や企業がたくさんあるから。先生や友達、ホストファミリーと交流するだけでも、「こういう学問があるんだ」「こんな働き方があるんだ」と発見があるでしょう。
特に名門大学が開催するサマースクールに参加したり、留学中にアメリカの大学を見たりすれば、将来の選択肢が広がるはずです。
アメリカ留学を高校生におすすめする理由
アメリカ高校生留学のメリットを見てきましたが、「他の国でも同じ経験ができるのでは？」と思った人もいるでしょう。そこで次は、アメリカならではのポイントを2点紹介します。
高い教育水準でリーダーシップ力を高める
アメリカの大学は教育水準が高く、ハーバード大学やスタンフォード大学、MITなど世界ランキング上位に選ばれるほど良質な大学が数多くあります。
また、リーダーシップを育む教育が進んでいるのもアメリカの特徴。大学入試では学力だけでなく志望動機や「Extracurricular Activity」と呼ばれる課外活動も重視されており、高校生でもさまざまな活動に参加できます。
このように、チームワークやリーダーシップなど、社会に出てから必要となるスキルを10代のうちから育むことができるのがアメリカ留学の魅力です。
初めての留学をバックアップする体制が整っている
アメリカには日本だけでなく世界各地から留学生が集まります。そのため、ほとんどの大学には非ネイティブのための語学学校（English Learning School）が併設されており、留学生のためのカウンセラーがいます。
初めて留学する人、英語をこれから学ぶ人へのサポート体制も整っているので、海外経験の少ない人でも比較的安心して留学生活を送れますよ。
高校生のアメリカ留学の種類
高校生が留学する場合、どのような方法があるのでしょうか。次は高校生が選べる留学の種類とそれぞれの特徴を紹介します。
高校留学
高校留学はアメリカの高校に入学（または転校）し、単位を取得して卒業を目指す方法です。アメリカの高校は9月スタートなので、必要な留学期間は3～4年ほど。長期間にはなりますが、しっかりと英語を身に付けられること、アメリカの大学に進学しやすいことはメリットでしょう。
語学留学
語学留学は英語力を高めるために語学学校に通う留学方法。留学期間は1週間～数カ月と自分で決められるので、夏休みや春休みなどの長期休みのタイミングで留学できるのが魅力です。
またアメリカの学校は夏休みのタイミングで「サマースクール」を開講している場合もあります。サマースクールでは、英語学習や現地の学生との異文化交流、地域貢献活動などが経験できます。
交換留学
交換留学は日本で在学中の高校の代表として、提携を結んでいるアメリカの高校に留学する方法です。留学期間は半年～1年で、現地の学生と一緒に英語で講義を受けます。交換留学制度を設けているかどうかは学校によって異なるので、現在高校生の人は在学中の学校に確認しましょう。
高校生のアメリカ留学でかかる費用
次に実際アメリカに留学する場合どのくらいのお金がかかるのか見ていきましょう。今回は、語学留学で1カ月間アメリカに滞在した場合の金額を算出しました。
総額は約61万円
アメリカに1カ月間語学留学する場合、最低でも約61万円は必要になります。では、詳しい内訳を見ていきましょう。
学費
1カ月の学費の目安はおよそ約20万円ほど。これには、授業料と教材費、空港から宿泊先までの送迎費などの諸費用も含まれます。
授業料は学校があるエリアや週あたりの授業時間によっても異なり、物価の高い都市や人気の私立語学学校では価格が高くなります。
滞在費
滞在方法には学生寮やホームステイなどがありますが、高校生かつ短期留学の場合は、1日2食付きのホームステイが一般的です。ホームステイなら大人が近くにいる環境で生活できるので、慣れない場所でも比較的安心して生活できるのがメリットです。
ホームステイ費は、1カ月で約17万円ほどが相場といわれています。
渡航費
日本からアメリカまでの渡航費は約20万円が目安。これはニューヨークやロサンゼルス、シアトルなど日本からアクセスの良い大都市までの金額で、留学先の場所によってはさらにアメリカ国内線に乗って移動する必要があることもあります。
航空券の価格は時期によって異なるため、オフシーズンではもう少し安く購入できることもあるでしょう。とはいえ夏休みや春休みなどの長期休暇は航空券の価格が高騰しやすい時期。最低でも約20万円は見積もっておきましょう。
食費
1日2食付きのホームステイ滞在なら、朝食と夕食はホストペアレンツの作った食事をいただき、毎日の昼食は自分で用意します。サンドイッチなどの軽食を食べると仮定し、1カ月で約2万円ほどはかかるでしょう。
お金を節約したい、語学学校の近くにカフェが少ないという場合は、自宅からお弁当を作って持っていくのもおすすめですよ。
保険料
一般的に留学に行くときは、語学学校側からアメリカに対応している保険への加入が求められます。補償内容によって金額は変わりますが、1カ月で約2万円ほどはかかるでしょう。
ただし、どんな保険でも歯科治療は補償外であることがほとんどです。虫歯がある人は、留学前に治療を終えておきましょう。
アメリカ高校生留学を決めた“いま”から始める留学事前準備
留学は事前準備が大切！アメリカ留学に行くと決めたら、次の5つのステップで事前準備を開始しましょう。
STEP1：具体的な英語学習目標を決める
まずは具体的な目標を決めましょう。というのも、設定した目標によって選ぶべき学校や留学方法、留学期間が変わります。しっかりと英語力を身に付けたいなら語学留学で、最低でも数カ月の留学期間を取れるとベストです。
国際交流や地域ボランティアなども体験したいなら、サマースクールがおすすめ。お金を無駄にしないためにも、具体的な目標を立てることが大切です。
STEP2：留学までに毎日英語学習を継続
目標を決めたら、留学開始まで英語学習を行いましょう。「どうせアメリカで英語を学ぶのだから」と勉強しないで行くと、思った以上に英語が聞き取れなかったりクラスメイトと思うようにコミュニケーションを取れなかったりと苦労する場面が増えます。
留学生活を充実させるには、この事前学習がガキ。留学前はアウトプットを意識した勉強を中心に「英語を使う」準備をしましょう。オンライン英会話を活用するのもおすすめですよ。
STEP3：学校を選ぶ
学校を選ぶときは、少なくとも以下の3つは確認しておきましょう。
・学校の周辺環境
・クラスメイトの人数や割合
・学校の設備
アメリカはエリアによって環境がガラッと変わります。ニューヨークやシアトルなどの都会は交通設備が整っており観光したり遊んだりするところもたくさんありますが、南部や中西部の都市など、車がないと移動が難しいエリアも少なくありません。街の治安はもちろん、生活しやすい環境かどうかをチェックしておくのがおすすめです。
またクラスメイトは何人いるのか、どの国籍の人が多いのかなど、学校の基本情報も押さえておきましょう。
学校の設備にも注目したいところ。学校によっては寮があったり、カフェテリアを併設していたりするところもあります。カフェテリアがあればランチに困らないので便利ですよ。
STEP4：航空券の購入と海外旅行保険の加入
留学エリアと留学期間が決まったら、航空券を手配して保険に加入します。航空券は早めに買うほうが安く済むので、留学時期が決まったらすぐにチェックするのがおすすめです。
なお、航空券を保護者のクレジットカードで購入する場合、クレジットカードに「家族特約」が付帯しているかチェックしましょう。クレジットカードには海外保険サービス特典が付いていることが多く、留学期間が短期の場合、クレジットカードの特典で保険をまかなえる可能性があります。
STEP5：荷物の用意
渡航日が迫ってきたらパッキングを開始します。遅くとも、出発の1カ月前にはスタートしましょう。余裕を持って準備を開始し、渡航日直前には忘れ物がないかダブルチェックを忘れずに行ってくださいね。
留学に持っていくべき持ち物は以下の記事でまとめています。チェックリスト形式で紹介しているので、ぜひ活用してください。
留学に必要な持ち物チェックリスト！日用品から食品まで海外に持参すべきおすすめアイテムをご紹介
アメリカ高校生留学の悩みごとは留学カウンセラーに相談
ここまで高校生のアメリカ留学について紹介をしてきましたが、「やっぱり自分には無理かも……」「何から始めたらいいのか分からないことだらけ」と途方に暮れていませんか？
留学を成功させるためには、事前の情報収集が不可欠です。でも、初めての留学では何をどこからいつやるのか迷ってしまうのは当然のこと。そんな時こそ、スクールウィズの留学カウンセラーに相談をしてみませんか？
「どの都市を留学先にするべきか」「日本人が少ない環境で学びたい」など、自分に合った留学プランや語学学校をプロが紹介してくれます。
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もし相談の流れや内容がイメージできない場合には、下の記事で実際の流れを体験談としてまとめていますので、ご相談の前にぜひご確認ください。
【体験談】スクールウィズの留学カウンセリングってどんなことができる？実際の流れをまとめてみた！
アメリカ高校生留学でよくあるFAQ
最後に、アメリカ留学を考える高校生からよく挙がる質問をまとめました。
アメリカ留学の全寮制ボーディングスクールとはなんですか？
ボーディングスクールとは全寮制の学校のことで、学生は校舎の近くの寮に住み学生生活を送ります。ボーディングスクールの特徴は、学業だけでなく学生の自立性や人格形成に力をいれていること。
課外活動の数も多く、クラスメイトと生活を共にしながら協調性や自主性を育みます。寮では食事が支給されるので、健康的な生活を送れるのもメリットのひとつです。
一方で学費が高いことでも知られており、最低でも年間600万円程度は必要になります。
高校生が1年間留学するにはいくら必要ですか？
留学方法にもよりますが、仮に1年間語学学校に通う場合、約512万円はかかると思っておきましょう。これは今回見積った生活費・滞在費・学費・保険料（約41万円）の12カ月分の費用と往復の航空券代（約20万円）の合計です。
寮で生活する、交換留学するなどでは費用が異なるので、目安として考えてくださいね。
治安が心配ですが高校生が留学しても大丈夫ですか？
アメリカに憧れはあるけれど「治安は大丈夫かな？」と不安に思う気持ちもありますよね。基本的に学校の周辺は設備が整っており、学校側は生徒が安全に学習に専念できるよう気を配っています。
しかし、やはりアメリカの治安は日本より良くありません。学校側にいわれたルールを守る、治安が良くない場所には近づかない、危険なことをしないなど、自分で注意しながら生活することが重要です。
費用が不安です。高校生でも使える奨学金はありますか？
物価の高いアメリカに留学するには相応のお金がかかりますよね。留学費用が心配という人は、奨学金の利用を検討しましょう。「トビタテ！留学JAPAN」をはじめ、高校生を対象とした奨学金制度はさまざまあります。
以下の記事ではおすすめの奨学金制度をまとめていますので、参考にしてみてください。
高校生の留学を支援する制度や奨学金9つ！選び方とあわせて解説します
アメリカ留学のデメリットはありますか？
高校生アメリカ留学のデメリットは主に以下の3つです。
・物価が高い
・エリアによっては車がないと生活が難しい
・日本と比べ治安が悪い
一番のネックは、やはり物価が高いことでしょう。アメリカの物価は世界でもトップレベルに高く、さらにチップ文化があるので、ランチの外食でも1人6000円ほどのお会計になることも珍しくありません。
田舎は少し物価が安くなりますが、代わりに電車や路線バスがほとんどなく、車がないと生活が難しいことも。自力で移動したり観光したりできないため、「せっかくアメリカに来たのに何もやることがなく退屈してしまう……」という人もいます。
そして上述の通り日本より治安が悪いので、夜間の外出は厳禁。またどの国にもいえることですが、海外では日本の「察する」という文化が通用しません。言いたいことはハッキリ言葉で伝えるようにしないとコミュニケーションで苦労するので気をつけましょう。
アメリカ留学でのいじめが心配です
新しいコミュニティに入るときは、「周りになじめなかったらどうしよう」「いじめられたらどうしよう」と不安になりますよね。
“日本人だから絶対にいじめられる”ということはありませんが、人種差別的な言動をとられることはあるでしょう。例えばジロジロと見られたり、「アジア人だから駄目だ」などと言われたり、人によっては露骨に態度に出してくる人もいます。
特に、すぐに「sorry（ごめん）」と謝る、周りの人に合わせて自分の意見を言わないなど、日本人的な行動をとるとからかわれたり孤立したりすることがあるといわれています。
アメリカではアメリカ人らしく振舞うことが、現地生活に溶け込むポイント。周りと考えが違ったとしても、堂々と自分の意見を主張しましょう。
以下の記事では、海外でよくある差別やいじめの事例とその対処法を解説していますので、事前に目を通しておくといいですよ。
【海外留学中のいじめ問題】被害者にも加害者にもならないために知っておきたい対処法まとめ
アメリカ高校留学で自分の未来を切り拓く
今回は、高校生こそアメリカに留学すべき理由とアメリカ留学の費用、気になる疑問点などを紹介しました。アメリカ高校留学は、英語を身につけ将来の選択肢を広げる大きなチャンス。
いじめや治安、費用面など不安なこともあると思いますが、一つひとつ対処法を頭に入れ、ポイントを押さえて生活すれば、楽しく充実した留学生活を送れるはずです。ぜひ今回の記事を参考に憧れのアメリカ留学を実現してください。
あなたはどのステップにいる？語学留学実現までの流れ
語学留学を具体的に検討するなら、まずは留学を実現するまでの流れを確認しましょう！留学準備では大まかに5つのステップがあります。
- ステップ1：目星をつける
- ステップ2：相談する
- ステップ3：申し込む
- ステップ4：渡航準備
- ステップ5：出発！
留学を思い立ったら、まずは渡航時期、期間、渡航先の目星をつけてみてください。
いつ、どれほどの期間、どんな国で留学するかイメージが持てると具体的な計画を立てやすくなります。
考えることが多い留学準備には、プロの伴走者を
留学へ行くとなると考えることはたくさんあります。
自分で調べてみたものの、ネット上ではさまざまな意見が発信されていて、何を信じていいかわからないまま、検討途中で止まってしまう留学生は多くいます。その疑問、無理に一人で解決せずに留学カウンセラーに相談してみませんか？
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