オーストラリアに住んだからこそ分かる“本当の魅力”を徹底解説!
観光地として、あるいは留学先として人気の高いオーストラリア。日本からだけでなく世界中の人々から人気で、2022年はなんと約587万人の観光客がオーストラリアを訪れています(※1)。
「地球のへそ」と呼ばれるウルルや世界最大のサンゴ礁「グレートバリアリーフ」などが観光名所として知られており、その豊かな自然が世界中の人々を魅了しています。
しかし、オーストラリアの魅力は大自然だけに留まりません。今回の記事では、そんなオーストラリアの魅力を、実際に現地に住む筆者がいろいろな角度からご紹介します。
なお、オーストラリアの観光情報については下のページでまとめているので、おすすめの観光スポットや人気の料理などを知りたい方はチェックしてみてください。
オーストラリアおすすめの観光スポットやイベント、グルメなどを紹介
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オーストラリアの魅力【自然・環境】
オーストラリアは国土面積が約769万平方キロメートル、日本の約20倍の広さを誇ります(※2)。
その果てなく広い国土の中には、さまざまな自然環境が見られます。それぞれの魅力を見ていきましょう。
温帯性気候の南部は1年を通して過ごしやすい
シドニーやメルボルンなどが位置する大陸南部は温帯性気候に分類され、年間を通して過ごしやすい気候です。
夏場は気温が高くなることはありますが、乾燥しているため日陰に入ってしまえば暑さを忘れるほど。暮らしやすい気候のためかオーストラリアの人口はこの部分に集中しており、交通機関や教育機関などが発展している街が多いです(※3)。
シドニーにはオペラハウスやハーバーブリッジがあったり、メルボルンにはヴィクトリアマーケットがあったり、街中ならではの観光名所がいろいろあります。
都会的な一方で街を少し離れるだけでビーチや自然公園があるなど、どこもオーストラリアならではの大自然を感じられる環境になっています。
熱帯性、熱帯雨林気候の北部ではトロピカルな自然が楽しめる
ケアンズなどがある北部は熱帯もしくは熱帯雨林気候です。沖縄やインドネシアなどと同じ気候区分で、基本的に年間を通して温かく穏やかな気候なため、ホリデーの滞在先としてオージーからも人気です。
ケアンズといえばグレートバリアリーフが有名ですが、実は他にも「世界最古の熱帯雨林」といわれるウェットトロピックスがあります。約8,000万年前に生まれたというウェットトロピックスには恐竜時代から続く手つかずの大自然が広がっており、30もの国立公園があります(※4)。
グレートバリアリーフではダイビングやシュノーケリングでトロピカルな魚たちと戯れたり、熱帯雨林ではブッシュウォークを楽しんだりと、この地域ならではの自然が堪能できるアクティビティもそろっています。
砂漠性気候の中心部では、珍しい動植物に出会える
ウルルのある中心部は砂漠地帯です。空港に降りたてば目の前に広がるのは果てしなく広がる錆色の大地。雨が降るのは年間を通して1〜2回ほどで、基本的に日中は暑くカラッと乾燥しています。
中心部には多様な生態系が形成されており、筆者が訪れたときにはたった2日間の滞在でもロバやラクダ、馬、ディンゴ(オーストラリア原生の犬の祖先)、サソリなどたくさんの動物を見ました。
このように、オーストラリアは国内だけでさまざまな気候帯があり、それぞれ独自の自然環境を形成しています。各地で見られる動植物にも独自性が現れており、そのバリエーションの豊かさこそがオーストラリアの自然の大きな魅力と言えるでしょう。
オーストラリアの魅力【暮らし・文化】
続いて、日々の暮らしの中にどんな魅力があるのか見ていきましょう。
他文化を尊重する国民性
オーストラリアは20世紀前半にオーストラリア連邦としてイギリスから独立して以降、実に多くの移民を受け入れてきました。2022年のデータによれば、オーストラリアの人口のうち約30%が国外で生まれているのだとか(※5)。
例えば私の通っている大学院のクラスを見ても、日本人、中国人、インド人、バングラデシュ人、スペイン人、そしてオージー、とさまざまな国籍の学生が在籍しています。
そんなオーストラリアで暮らす人々は、基本的に他文化に対し非常に寛容です。自分とは異なる文化や慣習に出会っても、「そういう人もいるよね」というスタンスで、あえて他者を攻撃するような人に私は出会ったことがありません。
他者を「あるがままに」受け入れ、そして「認める」。そんな雰囲気がオーストラリア社会にはあります。
労働環境が整っている
労働者を取り巻く環境も日本とは少し異なります。被雇用者の権利がきちんと確保されており、サービス残業や無給の休日出勤などはありえません。仮に雇用主がサービス残業を強要したことが明るみになれば、法律によって厳しく罰せられるからです(※6)。
一定の時間を超える長時間労働が必要な場合、給料はもちろん支払われますし、そもそも超過勤務がある場合は面接の時点で知らされた上で契約を結びます。
雇用主と被雇用者の関係はあくまで対等であり、被雇用者が望まない働き方を強制することはできないのです。
また、お客さんとの関係も日本とは少し違います。日本では「お客様は神様」という言葉が示すように、サービスを提供する側より受ける側の方が立場が上のような雰囲気がありますよね。
しかし、オーストラリアの場合は店員と客も対等で、客に対して必要以上にへりくだることはありません。
例えばレジで接客していても、他に用事ができれば「ちょっと待ってね」と一声かけてお客様を待たせることもあります。客側もお店の事情を考慮し、忍耐強く待ってくれます。仮に、そこで「俺は客だぞ!」などとクレーマーまがいに騒ぎ立てれば、途端に店からつまみ出されてしまうでしょう。
実際に、私が働くカフェで普段は行わないような過剰なサービスを求めてきたお客さんに対し、「私たちのサービスが気に食わないならどうぞお帰りください」とマネージャーがはっきり言っているのを見たことがあります。
オーストラリアでは働き手の権利が強く守られているのもオーストラリアの特徴です。ワークライフバランスを整えやすく、ストレスの少ない暮らしを目指せます。
オーストラリアの魅力【英語・留学】
オーストラリアは留学生にとっても魅力的な国です。オーストラリアならではの文化や環境が、英語学習を後押ししてくれます。
世界でも折り紙付きの教育水準
オーストラリアの教育水準は世界でも屈指のクオリティと言われています。
「QS Top Universities」という世界の高等教育に関する情報を提供するプロバイダーが毎年発表している世界大学ランキングには、100位以内にオーストラリアの大学が9つランクインしているほど(※7)。
科目ごとに見てもオーストラリアの大学はエンジニアリングやIT、生命科学、医学、芸術、人文科学、社会科学、経営などの分野で世界トップ50に入っています。
これほど高い水準が保たれている理由は、オーストラリアの高等教育機関には厳しい審査基準が設けられているからです。最高水準の教育を提供できるよう、各教育機関はその基準を満たしているかどうかを定期的にチェックしているのです。
片言英語も理解しようとしてくれる人が多い
先述の通り、オーストラリアにはさまざまなバックグラウンドを持った人がおり、独特のアクセントや訛りがある英語を話す人が多くいます。
留学生も多く、現地で暮らす人の中には英語がそれほど堪能ではない人も。そういった人たちと常に触れ合っているため、オーストラリアで暮らす人々はネイティブ以外の英語に慣れている人が多いです。
片言の英語でも理解しようと奮闘してくれる人も多く、英語力に不安があってもコミュニケーションが取りやすいのではないでしょうか。
英語力の向上には、試行錯誤が欠かせません。学んだことを実践に移し、そこで多くの失敗をする中で自分には何ができて、何ができないのかが分かります。「自分の弱点を把握・克服して学びを深める」という循環ができてこそ英語のレベルアップは実現できます。
とはいえ、「失敗をする」というのは怖いもの。周りに迷惑をかけるのではないかと不安になる人もいるでしょう。しかし、オーストラリアならそういった「失敗」にも寛容な人が多いので、安心して自分の実力を試せるはずです。
実際に住んで気がついたオーストラリアの新たな魅力
最後に、実際に現地で暮らす筆者が思うオーストラリアの魅力についてご紹介します。ガイドブックやインターネット上の情報だけでは伝わりきらない魅力がまだまだあります。
大抵のものはなんでも買い揃えられる
海外での生活というと、何となく不便なイメージを持っている人は少なくないでしょう。欲しいものが買えなかったり、日本の食品が手に入らなかったりと何かと我慢が求められるのでは……と思いますよね。
しかし、私の場合、オーストラリアで暮らしていて買い物面で特に不便を感じることはありません。 ColesやWoolworthなどの大手スーパーには“international”のコーナーがあり、日本の醤油や味噌などの調味料が売られていますし、アジア系のスーパーに行けばインスタント麺やうどんなども売っています。
さらに、シドニーやメルボルンなどの都市部には日系の100円ショップ「ダイソー」が出店しています。100円ショップの商品だけでなく、各化粧品メーカーのアイテムなども売っており日本の化粧品や日用品なども含めて、日常に必要なものは大体買い揃えられます。
オンラインでもいろいろ日本の商品が販売されています。そのため、買い物に関しては特に苦労することがありません。
生き方は自由!自分の人生の主役は自分
「オーストラリアは他文化に寛容」ということはすでに述べましたが、文化だけでなくいろいろな考え方に対してオープンマインドな人が多いです。
日本の場合、例えば「◯歳までに結婚しないと」といったステレオタイプが数多くあります。もちろん人によって、あるいは世代によって少しずつ変化はしているものの、完全になくなっているとはいえないと思います。
一方、オーストラリアの社会では、他人に対し自分の考えを押し付けることはタブーという雰囲気があります。そのため、他の人がどんな人生を生きようともそれを頭ごなしに表立って否定するようなことはありません。
もちろん、法に触れるようなことや他人に迷惑をかけるようなことは許されませんが、そうでない限りはどんな選択や考えも尊重し、受け入れたり応援してくれたりする人が多いです。他人に惑わされることなく、自分らしい人生の選択ができる空気があります。
まとめ
今回の記事では、オーストラリアの魅力についていろいろとご紹介してきました。アウトドアが好きな人、サーフィンなどのマリンスポーツが好きな人にはオーストラリアは特におすすめの国です。
また、国内だけでいろいろな文化を見ることができるので、異文化体験を積極的にしたい人、日本とは違った慣習や社会のあり方を見てみたい人にとっても良い選択肢になるのではないでしょうか。
いずれの場合も、まずは自分が何を勉強したいのかをよく考え、それに沿って留学プランを考えることをおすすめします。
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【参考文献一覧】
※1...Australian Bureau of Statistics「Overseas arrivals and departures, Australia」(参照日:2023-11-11)
※2...外務省「オーストラリア連邦」(参照日:2023-11-11)
※3...Australian Bureau of Statistics「Regional Population」(参照日:2023-11-11)
※4...Cains & Great Barrier Reef「Ancient Tropical Rainforest」(参照日:2023-11-11)
※5...Australian Bureau of Statistics「Australia's Population by Country of Birth」(参照日:2023-11-11)
※6...Fair Work Ombudsman「Letigation」(参照日:2023-11-11)
※7...Australian government/study Australia「World Class education」(参照日:2023-11-11)