留学中に一時帰国することはできる?どんな理由やタイミングで日本に帰るの?
- 2021/08/28
こんにちは、フィリピン・マニラに留学していたAshiiといいます。
留学中、日本に一時帰国したい場合もありますよね。しかし、ビザや健康保険など、気になることも多いのではないでしょうか。
留学中に一時帰国する人は少なくありません。実際、筆者の周りでも、一時帰国する日本人留学生はたくさんいました。一時帰国を検討している留学生のなかには、帰国の理由やタイミングが気になる方もいると思います。
今回は一時帰国について、その理由やタイミングをご紹介します。また、一時帰国の注意点やメリットなどをご説明しています。現在留学中で一時帰国を考えている方は、参考にしてみてください。
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留学中に一時帰国をする理由やタイミングとは?
留学中に日本に一時帰国をする理由やタイミングとしては、どのようなものが多いのか、3つご紹介します。
理由(1)成人式
成人式は一生に一度しかない、大切な行事です。たとえ留学中であっても、日本に帰国して式に出席したいと考える人は多いでしょう。
成人となる当人にとってはもちろん、家族にとっても成人式は大切なイベントです。一時帰国をして留学資金を工面してくれた親に成長した姿を見てもらいたいと考える留学生も多いのではないでしょうか。
また、成人式は普段会う機会の少ない、地元の友人に会える数少ないチャンスでもあります。遠方に行ってしまった同級生と一度に会える機会は、成人式以外ではなかなかありません。
理由(2)ホームシック
留学中は、日本とは全く異なる環境で生活することになります。知らない人ばかりのなかで、日本語も通じないとなると、心細さからホームシックにかかることは珍しくありません。
また、留学初期は、新しい土地での生活で忙しかったのが、少し落ち着いてきたタイミングで疲れが出てきて、ホームシックになる場合もあります。ホームシックはひどくなると、そのストレスからうつ病にもなりかねません。
そんなときに一時帰国すれば、家族や友人と会うことで、疲れた心を癒すことができます。日本で気持ちのリフレッシュをすることで、また留学先で勉強へのモチベーションを高められるでしょう。
理由(3)長期休暇
長期休暇のタイミングで一時帰国する人はたくさんいます。
留学先の国によっては、夏休みや冬休みが、かなりの長期間になる場合があります。例えば、アメリカでは夏休みは約3ヶ月、冬休みは約1ヶ月あることが一般的です。
これだけ長い休みがあれば、余裕を持って日本に帰国することができます。一時帰国にうってつけのタイミングといえます。
また、授業もないのに、留学先に滞在していては、滞在費や食費がかかってしまいます。国や都市によっては、生活費が日本より高いこともあるでしょう。生活費を節約する目的も兼ね、日本に一時帰国する場合が多いようです。
留学中に一時帰国をするときの注意点や準備3つ
留学中の一時帰国はメリットがたくさんありますが、一方で注意しなくてはならない点もいくつかあります。一時帰国の注意点や、必要な準備を3つご紹介します。
注意点(1)ビザや入学許可証の手続きが必要なこともある
日本に一時帰国する際、何も手続きをせず留学先を出国してしまうと、再入国の際トラブルになることがあります。再入国できなくなってしまうこともあるので、注意が必要です。
例えば、アメリカに留学する際は、学生ビザの他に、I-20という入学許可証が必要となります。一時帰国のため、留学先を出国する際には、留学先の学校からI-20に在籍を証明するためのサインをもらう必要があります。
I-20の持参を忘れた場合やサインがない場合、再入国することができないため、注意が必要です。
また、有効期限内の学生ビザであっても、アメリカ出国後5ヶ月を経つと無効となり、再申請が必要となります。5ヶ月となるとかなりの長期間であるため、一時帰国の際はそれほど気にしなくてもいい場合が多いと思いますが、気に留めておいた方がいいでしょう。
自分の留学先の国は、一時帰国や再入国の際にどんな手続きが必要なのか、しっかり確認してから出国することが大切です。
注意点(2)航空券代が余分に必要になる
日本に帰国するとなると、航空券代が余分に必要になります。単純計算すると、留学における渡航費の負担が、一度の帰国で2倍になります。アメリカやヨーロッパなど、日本から距離が遠い地域なら、当初の予算より10万円以上もかかってしまうこともあります。
一時帰国する場合は、留学の予算を超えてしまわないよう、資金の確保が必要となります。
注意点(3)日本で病院にかかる場合の健康保険や携帯電話の使用に注意する
一時帰国中、日本での行動について気をつけなくてはならない事柄がいくつかあります。
1つは、日本で病院に行く際の健康保険についてです。一年以上の長期の留学なら、海外転出届を出すことで、留学中の日本での健康保険料・住民税・国民年金の支払いをしなくてもよくなります。
しかし、非居住者扱いとなるため、国民健康保険の適応がなくなり、日本での医療費が全額負担となります。国民健康保険に加入している場合は、医療の自己負担学が3割なので、負担金額に大きな差が生じます。
もう1つは、海外で使用してる携帯を、うっかり日本で使用しないようにすることです。Wi-Fiでの使用なら問題ありませんが、モバイルデータ通信を利用してしまった場合、高額の利用料が発生してしまいます。
一時帰国のタイミングで済ませておきたい5つの用事
一時帰国した際に、日本で済ませておきたい用事について、5つご紹介します。
用事(1)歯医者に行っておく
海外留学保険は、歯科治療には適応されない場合がほとんどです。その上、基本的に海外では、歯科治療の費用が日本より高額で、日本ほど水準が高くないというのが現状です。
例えば、日本で虫歯の治療が保険適応なしで6,000円だとすると、アメリカでは同じ治療に10万円もかかる場合があります。治療箇所が多ければ、さらに費用は高くなるでしょう。場合によっては、一時帰国の渡航費よりも高額になってしまいます。
あまり一般的ではありませんが、海外保険によっては歯科治療にも適応があるコースも存在はします。しかし、補償される額に上限がある場合も多く、なにより保険自体の金額が上がってしまいます。
日本の歯科治療は世界的に見ても治療費が安く高水準なので、できれば日本で治療を受けたいものです。
用事(2)日本食品や日本製品を購入する
海外で売られている食品や製品は、日本とは大きく違います。また、日本と同じものが売られていても、海外では価格が高いことがほとんどです。例えば、無印やユニクロは、日本と比べて1.5~2倍の価格になっています。
また、食品に関して、日本と同じものであっても、その国の好みに合わせて味が変えられていることがあります。筆者はフィリピンでカップラーメンを購入した際、その味が日本のものとは少し違い驚いたことがあります。
日本に一時帰国した際は、海外では手に入りにくい食品や製品を購入しておくことをおすすめします。
用事(3)衣替え
一時帰国の際に衣替えをしておくこともおすすめです。
留学期間が長いと、四季のある留学先なら季節が変わってしまうことがあります。とはいえ、初めからオールシーズンの衣類を留学先に持って行くのは現実的ではありません。
また、留学先で服を揃えるとなると、費用がかさみます。そのうえ、海外のファッションの傾向は、日本とは大きく異なります。留学先では、好みの服が買えない可能性が高いです。
筆者は留学中、日本にもあるようなアパレルショップに足を運びましたが、同じ店でも置いてある商品のテイストが違いっており、服を買うのに苦労しました。
留学先で着なくなった服を持ち帰り、再渡航する際は季節に合った服を持参しましょう。
用事(4)美容院
留学先にもよりますが、基本的に海外のヘアースタイルの流行は、日本とは違います。普段テレビやインターネットなどで、海外の人を見ていても感じることだと思います。
一般的に、海外の美容院では、日本の美容院のように髪にレイヤーを入れたり、軽くするために髪を梳いたりといった、複雑なカットは行われません。これは、髪質の違いも関係しています。
例えば、日本人の髪は、白人の髪に比べて固い傾向にあります。
ヘアースタイルは、一度失敗してしまうと、髪が伸びるまでそのままで我慢することになります。髪型にこだわりがある方は、一時帰国した際に美容院に行っておくことがおすすめです。
用事(5)家族や友人に会う
一時帰国した際、ぜひやっておきたいのが、家族や友人に会うこと。留学中は、新しい環境で過ごすことで、自分で思っている以上に疲れがたまっているものです。知らず知らず蓄積した疲労を、親しい人々と会うことで癒すことができます。
また、日本で、留学中の出来事や発見を話すことで、自分の中でも、留学での成長を整理することができます。自分が留学先で何を学んだか、どれだけ頑張っているのかについて、改めて気づくことで、今後の留学のモチベーション上昇にも繋がります。
日本の家族や友人と会う時間を作れば、心身のリフレッシュになり、留学のやる気がチャージされます。
まとめ
本記事では、留学中の一時帰国について、その理由や注意点、日本で済ませておきたい用事についてご紹介しました。
長期休暇や成人式といったタイミングで一時帰国する人はたくさんいます。また、日本でしか済ませられない用事がある場合も帰国することはあるようです。また、ホームシックになった際に、一時帰国は気分をリフレッシュさせる効果があります。
一時帰国にはメリットがある一方で、注意しなくてはならない点もいくつかありました。ビザや入学許可証の手続きを忘れず、日本国内では健康保険の加入状況や携帯電話の使用に注意することが大切です。また、渡航費が余分にかかることも考慮にいれておかなくてはなりません。
そして、日本に一時帰国したなら、済ませておきたい用事もあります。歯科治療や、日本製品の購入、衣替え、美容院、家族や友人との再会などです。これらを意識しておくことで、より充実した一時帰国になります。
現在留学中で、一時帰国を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
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