コーヒーの街・メルボルンでバリスタとして働くには?先輩バリスタに学ぶ仕事獲得術 | #メルボルンで働く 01
みなさん、はじめまして。オーストラリア・メルボルンで競技チアリーディングの選手として留学をしている笠原園花(かさはら そのか)です。
元々、チアリーディングの日本代表選手として世界大会などに出場していましたが、さらなるレベルアップを目指しオーストラリアの強豪チームに入団するためにメルボルンに2年前に来ました。アスリートの傍ら、メルボルンの日常をお伝えすべくライターとしても活動しています。
本連載では、メルボルンで留学やワーホリをしながら仕事をしている日本人に密着取材し、そのリアルな生活ぶりをお伝えしていきたいと思います!
今回紹介するのは、メルボルンで学校に通いながらバリスタとして働く飯尾かよさんです。
2016年4月にメルボルンに来て以来、試行錯誤しながら今の生活を手に入れたという飯尾さん。現在メルボルンでどのような日常を過ごしているのでしょうか。
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バリスタ × 学生の一日
まずは飯尾さんの一日を、時系列で見ていきましょう。
AM 8:00 出勤
メルボルンのカフェの朝は早いです。朝6時にオープンし、夕方3時には店を閉めるというのがメルボルンスタイル。中には朝4時半にオープンするカフェも……。
飯尾さんが働くのは、市内のRMIT大学キャンパス内にある小さなカフェ「CREM-AHH」です。このカフェは朝8時から夕方6時までが開店時間で、大学生や教授がお客さんとして来店します。
オープン準備として、まずはお店のセットアップから。コーヒーマシーンやオーブンの清掃から1日が始まります。
AM 10:00 コーヒー作り
10時頃になると徐々にお客さんの数が増え始めます。メルボルンで学んだバリスタとしての技術を活かしてコーヒーを作ります。
PM 12:00 お昼の時間
昼の時間というと忙しいイメージがありますが、メルボルンのカフェは日本に比べてゆっくりとした時間が流れます。さまざまなバックグラウンドを持つ人たちと会話を交わしながら働けるのも、バリスタという仕事の魅力だといいます。
PM 2:00 昼休憩
カフェの休憩時間は午後2時くらい。お昼休憩には、カフェからクロワッサンやコーヒーなどのまかないが出ます。出勤時間が朝早く、ランチを用意する時間がないバリスタにとってはありがたい制度です。
おいしいまかないをたっぷり食べて閉店時間まで備えます。
PM 4:00 仕事終了
この日は学校があるため、閉店時間よりも少し早めに仕事を終えます。仕事を終えた後は、同じく市内にある学校へ直行します。学校は週に1回のみなので、週のほとんどをこのカフェで過ごします。
PM 5:00 学校へ
学生ビザでの滞在のため、学校の授業への参加は必須。現在は週1回4時間のみ、学校でビジネスを学んでいます。各国のクラスメイト達と交流ができるのも楽しいポイントです。
PM 9:00 帰宅
学校が終わった後は、翌日のカフェの仕事に備え帰宅します。翌日に仕事がない金曜日には友人達との飲み会に参加することも。
こうしてバリスタ × 学生の一日は終わります。
バリスタとしてのキャリアの積み方、条件
メルボルンでバリスタとして働くために特別な資格は必要ありませんが、職を得るのは決して容易ではないといいます。コーヒーの街で知られるメルボルンに、バリスタを目指して多くの外国人がやってきます。そのため、競争率は高いようです。
日本でのバリスタ経験がなかった飯尾さん。どのようにして今の職にたどり着いたのか聞いてみました。
1. バリスタの学校に通った
まずは基本的なコーヒーの作り方を学ぶためにバリスタの学校に通いました。通っていたバリスタ学校では、ボランティアではありますが実際のメルボルンのカフェでインターンとして働ける制度もあり、非常に充実していました。
中にはインターンとして勤務したカフェにアルバイトとして採用され、そのまま数年間働いたという事例も。
2. コーヒーにこだわっていないカフェが狙い目
多くのプロフェッショナルなバリスタがいる中、最初から有名カフェで働くのはほぼ無理。
またバリスタ学校ではコーヒーの作り方は学べますが、実際のカフェでコーヒーを作るというのはまた異なります。時間をかけずに美味しいコーヒーを作る技術は、実際にカフェで働かないと上達しません。
そこでまずは、コーヒーにはあまりこだわっていないカフェに狙いを定めてレジュメを配りました。
最初にバリスタとして働いたのは、植物屋さんに併設された小さなカフェ。バリスタ学校で習った基礎を元に、そのカフェで実務経験を積みバリスタとしての経歴を作ることに集中しました。
3. バリスタとしての実務経歴を元にレベルアップ
実際のカフェで数ヶ月経験を積んだ後は、少し大きなカフェや給料条件のいいカフェに挑戦してみるといいです。忙しい中でもコーヒーを美味しく作れるくらいまで自信がついたら、仕事情報サイトで応募したりレジュメを配ってみたりしましょう。
飯尾さんおすすめのバリスタ仕事探しサイト
JORA
Need a barista
Coffee jobs
バリスタという仕事を選んで良かったこと
メルボルンに来た頃は、実は日本食レストランでアルバイトしていたという飯尾さん。オーストラリアにいるはずなのに、日本語が飛び交う環境に嫌気がさし、特別な資格がなくても働けるバリスタという道を目指しました。
バリスタとしてメルボルン現地のカフェで働くことで、英語力の向上、そして何よりもメルボルンならではのゆったりとした生活を送れるようになったことが良かったといいます。
またバリスタは朝方の仕事なので、夕方からの時間を利用して学校に通うことができるのも嬉しいポイントです。
どんな人がバリスタに向いている?
カフェで働くということは、外国人である同僚たちともいい関係を築く必要があります。
同僚である韓国人のユンヘさんから見て、飯尾さんは「いい意味で、日本人離れした考え方がバリスタに向いている」といいます。
イージーゴーイングなオーストラリアでは、細かいことを気にしすぎるとキリがありません。もしかしたら適当に仕事をこなす同僚もいるかもしれません。
そんな時に「まあいいか」と気楽に考えられるくらいの器がある人が向いているようです。
まとめ
いかがでしたか?メルボルンのカフェでバリスタとして働きたいという日本人は意外と多いですが、その道は決して容易ではないようです。
しかし飯尾さんのように、バリスタ未経験でもメルボルンで経験を積みながらステップアップを図ることは十分可能です!
バリスタを目指す皆さんにとってこの記事が役に立ったら幸いです。
次回のメルボルンお仕事シリーズもお楽しみに!
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