みんな知らない地球留学!ピースボートで英語は話せるようになる?
- 2019/07/10
みなさんは"ピースボート"という言葉をご存じですか?
この言葉でピンとこない方も、"居酒屋のトイレに貼ってある「地球一周の船旅」のポスター"といえば伝わるのではないでしょうか。
では、そのピースボートには船内での英会話教室があるということを知っている方はどれくらいいるでしょうか?
実はピースボートの船内には英会話教室があって、ネイティブの先生の授業を受けられるのです。実際に私は2年前に乗船しましたが、いろんな国を見られるという世界一周の魅力と英語の勉強ができるという留学の魅力が両方詰まった船旅だったと感じます。
世界一周をしながら、留学体験ができるなんて素敵すぎますよね。知らないなんて、もったいない!
そこで、今回の記事では
船内の英会話教室ってどんなことをするのか?
外国人の乗船者の方とはどう仲良くなれるのか?
具体的にはどんな勉強したのか?
そんな謎に溢れたピースボートを”英語学習”という観点から徹底解説します!
当記事は2019年7月時点での情報を元に作成しております。
公開から年月が経ち、情報が古くなっている恐れがございますので、記事内で紹介しているピースボードで行われる外国語学習プログラムは最新のものをご確認ください。
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そもそもピースボートとは?
ピースボートとは日本のNGO団体が催行している世界周遊クルーズです。3か月間の世界一周コースをはじめ、アジア周遊、オセアニア周遊など様々な航路で船を出しています。
特徴としては国際交流や理解を目的としていることです。船内では企画や講義が行われていたり、現地では交流ツアーが企画されています。乗船者は子供から退職後の方までおり、国籍も様々という多様性にあふれた船になっています。
そんなピースボートはただの船旅ではなく、交流をしたり、イベントに参加したり、講義を受けたりと様々な経験をできる船なのです。
どんな人が乗っているの?
ピースボートが多様性にあふれた船だということはおわかりいただけたでしょうか?
1つの船の中に色々の国の人が乗船し、ともに世界を一周します。
私が乗船したクルーズでは約8割弱が日本人、2割強が外国の方くらいの割合でした。外国の方の国籍はアジア諸国が最も多く、そのほかアメリカ、ヨーロッパ、オセアニアと多岐にわたります。
多様性に富んでいるとはいえ、この比率を見ると「日本人ばっかりじゃん!」と思うかもしれません。
しかし、留意していただきたいのはこれはあくまで乗船者のみの割合ということです。
乗組員やスタッフはほとんどが外国の方なので、全体でみると4割程の人が英語を話すということになるのです!実際、船を歩いていても1つの空間にいろいろな国のひとがいて、本当に不思議な空間だなと感じました。
では、彼らは船の中でどんなことをしているのでしょうか?詳しく解説したいと思います!
(1)乗組員
乗組員には清掃員、レストランスタッフ、ハウスキーパー、レセプション、警備員等がいます。国籍はインドネシアやフィリピン等の東南アジア系や、パナマ等の中南米の方が多い印象でした(ピースボートはパナマ船籍なので、パナマの方はすごく多かった!)。
彼らは基本的にお仕事をしていますが、話しかければ気さくに答えてくれます。むしろ真面目に仕事をしていてもつまらない!とあちら側から話しかけてくれることも多かったです。
(2)通訳・外国語教師などのスタッフ
ピースボートには乗組員とは別に船内の生活を運営したり、乗船者のサポートをしてくれるスタッフが乗船しています。その中の通訳や教師、レセプションのスタッフはほとんどが英語を話します。通訳の方は韓国語、中国語、スペイン語が堪能な方もいて、みんなの憧れでした…。
ただ彼らはあくまでもお仕事をしていますので、休みの日などにご飯に誘ったりするのがいいかもしれませんね!
(3)乗客
乗船者の外国籍の方は、中国、韓国、マレーシア、シンガポールなどのアジア諸国が圧倒的に多いです。彼らはネイティブではありませんが、ほとんどが英語を話せる方でした。ですので、「私が日本語を教えるから、あなたは英語を教えてちょうだい!」なんて関わり方で英語学習をしている方も多かったです!
(4)短期乗船のプログラム参加者
ピースボートは日本発着ですが、乗下船は世界中どこの寄港地からでも可能です。3ヵ月の船旅の中でアジア、ヨーロッパ、アメリカなどから短期間で乗船してくる海外の方がいます。私が乗ったときはドイツの大学生が環境問題に取り組むプログラムで約10日間乗船していました。
一番話しかけやすく仲良くなりやすいのは海外のお客さん、その次に乗組員、そのほかスタッフ、といったところではないでしょうか。
特に海外のお客さんと仲良くなれると一緒にご飯を食べたり、寄港地で観光したりと関われる時間が多いので、一気に英語を話す機会が増えるでしょう。
ピースボートで英語学習を進めるメリット
船の上で英語を勉強するなんて、なかなか想像するのは難しいと思います。そこで”地球一周中の船上で英語学習をするメリットを解説したいと思います!
船内で英語学習をする4つのメリット
メリット(1)船内ですぐアウトプットができる
前項で解説したように船内には海外の方がたくさんいます。勉強したことを意識的にアウトプットすることで、覚えも早くなり、友達も増えてゆくでしょう。
メリット(2)通訳の仕事を間近で見られる
実際に第2・第3言語を仕事にして世界を回っている人たちが乗船しています。その姿がモチベーションになるのはもちろん、今後のキャリア相談なんてこともできます。
メリット(3)様々な国の現地で英語力を力試しできる
自分の英語は現地でどのくらい通じるのかを20か国以上で実践することができます。これは船内にも言えることで、ここまで一つの空間が多国籍になることはめったにありません。いろんな国の人と話してみましょう!
メリット(4)英語に関するコミュニティ・イベントで楽しみながら学習できる
のちに紹介していますが、船内にはGETという英語&スペイン語学習プログラムがあります。授業だけではなく、イベントや企画などのコミュニティを通して楽しく英語に親しむことができます。また、同じように学習に励む仲間や海外の方と仲良くなるきっかけになることもあります。
私たちが受けてきた学校の授業とは全く違う形で英語を学ぶからこそのメリットが多くあります。
船の上、世界各国と色々な場所でアウトプットできる環境はピースボートならではの魅力ではないでしょうか。
船上でのおすすめ勉強方法4つ
ここまで、ピースボード船内には英語学習ができる環境があることをお伝えしてきました。
ここからは自分の経験談や写真を使って、実際に私が3ヶ月間で行っていた英語学習を4つご紹介します!
勉強法(1)船内の英会話教室GET
ピースボートの船内にはGETと呼ばれる外国語学習プログラムが存在します。このプログラムでは英語とスペイン語の授業を実施していて、それぞれに有料コースと無料コースがあります。
英語
・グループクラス
生徒5~6人に対して先生1人のクラス授業。基本はスピーキング。英語のレベル別にクラス分けされ、ワークやプレゼンを実施する。
3か月間同じクラスで実施するので、すごく仲良くなれました!
60分/回×35レッスン実施。
・マンツーマンクラス
教師と生徒1:1の専任で見てもらえるので、自分のペースで学習したい人におすすめ。
40分/回×20レッスン実施。
・TOEICコース
20人程度のクラスで地球一周しながらTOEICのスコアアップを目指す。公開TOEICテストと同等の有効性を持つIPテスト受講可能。
60分/回×8レッスン実施。
スペイン語
少人数クラスで、旅行や買い物に使える初級スペイン語を学べる。ゲームや歌などで楽しく学んだり、ラテン語文化にも親しめるのが特徴。
60分/回×30レッスン実施。
上記が出発前に申し込んで参加する有料プログラムの授業です。加えて有料クラスの生徒は
・毎日15分間の個別スピーキングレッスン(有志)
・学習方法相談室
・スピーチコンテスト
・イングリッシュフェス
※イングリッシュフェスとはチームに分かれて英語で合唱したり、劇をしたりする日本でいう文化祭のようなイベント
など様々なアクティビティに参加できるんです!また、のちに述べている寄港地でのツアーの中には、有料クラスの生徒のみが参加できる英語に特化したツアーもあります。
無料クラスの授業も開催されていますが有料クラスよりは回数が少なく2~30人での授業となるので、きちんと英語を学びたい方は有料コースをおすすめします!
勉強法(2)乗船者の外国の方と仲良くなる
船内では運動会や夏祭り、ダンスコンテストなど様々なイベントがあり、それをきっかけに様々な国の友達を作ることができます。
私は船内で行われた洋上運動会というイベントで、一緒に運営をした韓国人の子たちとすごく仲良くなれました!
私が日本語を教えたり、逆に英語や韓国語を教えてもらったりしてコミュニケーションをとっていました。
勉強法(3)交流ツアーをとる
ピースボートでは寄港地ごとに様々な交流ツアーを開催しています。内容や交流相手は様々ですが、街歩きや文化体験を通して現地の方々とコミュニケーションをとることができます。
わたしはスリランカで現地の大学生と街歩き&文化交流するツアーに参加しました!現地の訛りのある英語に苦戦しながらも船内で学んだ英語をフル活用することができ、モチベーションアップに繋がりました。
スリランカの大学生である彼女は、私の拙い英語にも優しく付き合ってくれました。彼女とは、いまだにSNSで繋がっています。
勉強法(4)シンプルに時間をとって勉強
日本での生活とは違い、船内では24時間自分の時間です。学校や仕事などの義務はありません。私はその自由な時間を使って、思う存分に英語を勉強していました。
英語を勉強しなきゃと思っているのに時間が確保できずに凹む、なんてことはありません。
知っておくべきポイント
ピースボートで英語学習をするメリットについて述べてきましたが、もちろん留学での英語学習とは少し異なります。そこでミスマッチを起こさないために、留意点を2つあげておきます。
(1)勉強に関する強制力はない
毎日みっちり授業!という環境ではありません。あくまでも幾多の選択肢の中から英語学習を選ぶという感覚です。自立して学習に励む心がけは留学以上に必要だといえるでしょう。
(2)日本人同士で固まりすぎないように注意!
これは留学にも言えることですが、つい同じ言語同士の人間で集まってしまうものです。もちろん日本人の友達作りも良いですが、せっかくの多国籍な環境を生かして色々な国の人と話してみましょう。
まとめ
いかがでしたか?
留学との一番の違いは、授業以外での英語学習が圧倒的に多いことだと思います。
文化を学んだり、友達を作りながら英語を学びたい人や、英語はできないけど世界一周がしたい人にピースボートはおすすめできます。時間と環境は整っているので、自分次第ではいくらでもレベルアップできると思います!
ピースボート=地球一周だけではなく、船内には地球一周以上の可能性が広がっています。
英語を学ぶ・海外に出るための手段として、留学だけではなくピースボートという選択肢を入れてみてはいかがでしょうか?
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