長期留学って意味あるの?留学後半戦、春学期の学びや出来事を振り返ってみた | ボストン交換留学#10

こんにちは!アメリカ・ボストンで交換留学していたMayukoです。

先日留学を終え、日本に帰国しました。帰国してからしばらく経ち、ようやく日本に帰ってきたという実感が湧いてきたところです。

今回の記事では、今年の春学期(1月〜4月)における留学生活を、勉強、学校生活、課外活動などの面から振り返りをしていきます。半年以上アメリカで留学したからこそ得られた気づきを多く共有していきますので、長期留学やアメリカでの留学を考えている方はぜひ読んでみて下さいね!

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ルーチンからの脱却!あっという間の春学期

全体としての春学期の感想を一言で表すと、「あっという間」。アメリカでの生活が始まったばかりの秋学期は、アメリカの暮らしや学校生活に慣れるので必死。そのぶん驚きや発見が多く、様々な新しいことを経験できました。

しかし一度生活に慣れてしまうと、そういった苦悩や新しい気づきが少なくなり、淡々と進んでいく日々。アメリカの生活に完全に移行できたという意味では、良い印でもあります。

そうしていると「あっという間に1月が終わってしまった、今月は何をしたんだっけ?」という感覚に1月末ごろに陥りました。

特に自分から新しいことに取り組まないと、ルーチンとして時が過ぎて行くだけ。これではまずいと感じ、そこから少しハードな目標を設定し、できるだけ自分をチャレンジングな環境に追い込みました。

その甲斐もあって充実した日々が続き、自分が思ったよりも早く4月末が来てしまいましたね。ということで1〜4月の出来事を、まずは勉強面から振り返っていきます。

追い込みが成果に繋がった勉強面

秋学期の振り返りの記事でも紹介したのですが、今学期は授業中にたくさん発言することを目標にしました。

Participation(出席率に加え、授業中の貢献が評価されます)が成績にかなり反映する授業ばかりを、あえて今学期は取りました。良い成績を取るためにたくさん発言せざるを得ない環境をあえて作り、自分を追い込む作戦です!

毎回の授業では1回以上発言することを目標にしていましたが、最初の方は勇気が出ず言い訳をする日々。ですが少しずつ発言するようになり、先生に褒められることが何度かあり、自信が芽生えるようになりました。最後の方は毎授業で必ず1〜2回は発言をしていました。

そして、試験やレポート、グループプロジェクトなども全力で頑張ったおかげで、どの授業でも満足のいく成績が取れました。

ほとんどのアメリカの大学では"Dean’s List"というものがあり、優秀な成績を取るとリストに載り、成績優秀者としてみなされます。私の通っていたノースイースタン大学では、GPAが3.5(4が最高)以上ですと、このリストに載ることができます。私はこのリスト入りすることをもう1つの目標にしていましたが、無事Dean’s List入りすることができました!

英語スキルにも変化が

英語スキルもかなり向上したと思います。留学した目的の1つでもある、ライティングスキルとスピーキングスキルは、授業を通して非常に鍛え上げることができました。

というのも、ある1つの授業で毎週7ページのレポートを書かなくてはならなかったのです。英語でレポートを書いた経験が少ない私は、最初は大苦戦しました。

そんな時に助けになったのが、大学のライティング·センター!ここはチューターさんがレポートを無料で添削してくれる、私にとって救世主のような存在でした。顔を覚えられるほど毎週通い、たくさん指導してもらいました。

「ここは論が弱いから、もっと具体例を使って」
「こういう単語はレポートにはふさわしくないから、違う単語を使った方がいいね」

など、毎回アドバイスをしてもらったため、飛躍的に向上。文法や語彙のミスも指摘してもらえるので、留学生の強い味方です。そのおかげで、最初はレポートの評価がイマイチだったのですが、最後には最高評価のAをもらえるようになりました。

スピーキングの面においては、ナチュラルな表現やスラングなども日々習得し、それを会話に使って自分のものにしていきました。それでもミスはしますし、聞き取ってもらえないこともあります。

しかしミスをすることへの抵抗感が全くなくなったおかげで、英語で会話しやすくなりました。秋学期は自信がなくあまり話せませんでしたが、春学期は自分から英語で話しを進める力がつきました

日米の文化の違いを目の当たりにした学校生活


ルームメイト

授業の他に、学生生活も様々な面で充実していました。特に私の新しいルームメイトの存在は大きいです。寮を変えたため、ルームメイトも新しくなりました。

春学期4ヶ月の間ルームシェアしたのは、私と同い年のアメリカ人。非常に優しく趣味なども似ていたため、すぐに打ち解けることができました。

そんな彼女は、両親がインドからの移民で、アメリカとインド両方の文化の中で育ったのです。インドの文化をあまり知らなかった私は、彼女が教えてくれるインドの文化や社会に驚く日々。

アメリカだけでなく、多くの国の文化について知ることができるのは、移民社会のアメリカでの留学ならではだと思います

広がる交友関係

また嬉しいことに、友達の数もどんどん増えました。新しい授業を通して仲良くなった友達、共通の友達を通して知り合った友達、そして前学期からの友達。様々なバックグランドを持つ人と仲良くなることができました。

8月に来た時は知り合いが全くいなかったのですが、最後には多くの友達ができました。広い大学のキャンパスで、たくさんの友達に "Hey Mayuko, how are you?" と声をかけられる頻度が高くなり、自分の交友関係の広がりを実感できました。


寮の友人

カルチャーショックを受けることも

今学期は活動の幅を広げようと思い、課外活動として大学のリーダーシッププログラムにも参加しました。週に1回、1時間のセッションが設けられ、ディスカッションやゲームを通して「リーダーシップスキルとは何か」を探ります。

私は日本の大学でもリーダーシッププログラムに参加していたため、自然と興味を持ちました。アメリカと日本では「良いリーダー像」が大きく違うことに気づき、またアメリカの文化や根底にある価値観にも気づくことができました。

しかし気づいたのはいいものの、それを受け入れるのに時間がかかり、カルチャーショックを経験しました。それまで一切カルチャーショックがなかった私が、まさか半年経ってアメリカ生活に慣れた頃にカルチャーショックになるとは思いもしませんでした。

それはアメリカに来てちょうど半年が経った2月末のことです。

その時は2チームに分かれてディベートでしたので議論が白熱していたのですが。そのうちいくつかの学生が意見を言うばかりで、他の学生は意見を言いにくそうにしていました。私も意見を少しは言いたかったのですが、そのタイミングを探すのに必死。

日本だと自分だけが意見を言い過ぎていると感じたら他の人に場を譲りますし、消極的な人がいたら意見を言いやすい様な環境を作る傾向がある、と私は感じます。そういった日本の環境に慣れていたため、この状況に違和感を覚えました。半年間グループワークをして、アメリカでの議論の進み方は理解をしていました。

しかしこの時初めて、

どうして弱い人には配慮しないんだろう
どうして自分だけが主張しようとするの?

と、ふと疑問に思ってしまったのです。それからしばらくは、ディスカッションや意見交換の場が大嫌いになってしまいました。

その一面を理解しようと、アメリカ人の親友やアドバイザーにも相談しました。

「積極性が評価されるアメリカの社会で、特に難しい大学で良い成績を取ろうとしている学生は、自分を常にアピールしていく姿勢がついしまっている。」
「他の人の意見を待つより、意見がある人がどんどん言った方が効率はいいでしょ?」

など、様々な意見を聞くことができました。日本の「気遣い」の文化について改めて気づいたと共に、アメリカの文化を「自分を自由にアピールしていく、個性を大事にする」文化とポジティブにも捉えることができました。

みんながそれぞれの見解を示してくれ、少しずつ受け入れることができました。その時は少し悩みましたが、今では良い思い出ですし、そのショックを経験して良かったと思っています。

課外活動では「ボストン日本祭り」実行委員に参加!


ボストン日本祭りの様子

学校以外の活動にも力を入れることも、今学期の目標としていました。その1つが、ボストン日本祭りの実行委員です。

ボストン日本祭りは毎年4月にボストンで行われ、様々なブースが出店します。私はそれに実行委員として関わらせていただきました。

月2回のミーティングに参加したり、祭り前と当日は出店者の方とのコミュニケーションを担当しました。実行委員の活動を通して、ボストンにおける日本コミュニティの強さを知ると共に、イベント企画の裏側を学ぶことができました。

ボストン日本祭りに参加するのはもちろん初めてだったため、貢献できる場面は限られていましたが、それでも大きな達成感がありました。祭りが開催された2日間で7万人以上が来場し、大にぎわいとなりました。私の友達もたくさん足を運んでくれ、非常に楽しかったです。

国内外へ旅行


テキサス州

他にも休みを通して、様々なところに旅行に行きました。9日間の春休みには、テキサスとフロリダとニューヨークへ。その他にもカナダとシカゴ、フィラデルフィアにも旅行に行け大満足です。

そしてボストンのありとあらゆるスポットにも出かけました。半年以上住んでも周りきれないほど、ボストンには観光名所がいっぱいあります


ハーバード大学

町歩きが大好きなので、ボストン内を探索しました。ボストンでの町歩きは、アメリカの歴史の勉強・アメリカの文化の理解にもつながり、とても有意義でした。

まとめ

今回の記事では、私の留学生活の後半戦にあたる春学期の振り返りを共有しました。

どれらも長期留学をしなければ得られなかった経験です。「半年以上留学する意味はあるのかなぁ」と疑問に思っていらっしゃる読者の方も多いと思います。

留学生活に慣れた後だからこそできることは多く、自分の成長の伸び代も大きかった様に感じます。そのため、悩まれている方には長期で行くことを私はオススメします!

この記事が少しでも参考になっていれば幸いです。

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# ボストン交換留学

あなたはどのステップにいる?語学留学実現までの流れ


語学留学を具体的に検討するなら、まずは留学を実現するまでの流れを確認しましょう!留学準備では大まかに5つのステップがあります。


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    この記事を書いた人

    Mayuko

    ボストンにあるノースイースタン大学に、交換留学生として1年間留学中です。日本では東京の大学で経営学を勉強していました。日々の生活や、ボストン・アメリカの魅力を伝えていきます。日本とアメリカの違い、意外と知られていないコツや体験も投稿していく予定です。英検1級、TOEFL ibt 101点、TOEIC 985点取得済み。留学経験なしで、独学で英語を勉強する方法もシェアします!趣味は街歩きと海外のYoutuberの動画を観ることです。

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