アメリカ留学で保険ってどうするべき?おすすめ保険を徹底比較!
「アメリカ留学に保険って必要なの?」
「どの海外保険を選べば良いのか分からない」
アメリカ留学を計画している方の中には、海外保険への加入の必要性や、適切な保険選びなどに迷っている方もいると思います。
アメリカは医療費が高額です。また、些細なことで損害賠償を求められる可能性もあります。そのためアメリカ留学において、保険の加入は欠かせません。
そこでこの記事では、海外保険のいろはや留学期間別におすすめの保険などをご紹介します。
海外保険に加入する際のポイントもご紹介しているので、アメリカ留学を予定している方は、ぜひ役立ててください。
なお、アメリカ留学の準備についての全般的な情報は下のページでまとめているので、具体的な準備を進めたい方はチェックしてみてください。
アメリカ留学前の準備の流れ
※記事内では米ドルをUSDと表記し、為替レートには2024年6月17日時点の情報を参照し、1USD=159円で計算しています。
[目次]
アメリカ留学で任意保険の加入は原則必要
任意保険とは、加入を義務づけられていない保険のことです。未加入でも海外留学は可能です。
しかしアメリカで安心して留学生活を送るために、任意保険は入っていたほうが安心です。
アメリカ留学で任意保険が必要になる理由を、見ていきましょう。
高額な医療費がかかることがある
アメリカには国が定める健康保険や医療保険の加入義務はありません。そのため、アメリカで病気やケガをして通院・入院が必要な際は、自費診療となります。
以下はアメリカの医療費の相場です(※1)。任意保険に未加入の場合、これらの高額な医療費がすべて自己負担となります。
【アメリカの医療費の相場】
慣れない海外の暮らしで、体調を崩したりケガをしたりすることもあるかもしれません。アメリカ留学中の生活を安心して過ごすためには、任意保険に加入しておくことが大切です。
また任意保険会社の多くが、支払いの際に病院と直接やりとりを行います。現地で立て替える必要がないため、手持ちの資金に余裕がない場合でも安心です。
貴重品の盗難や紛失、損害賠償などをカバーしてくれる
言葉が分からない外国人が、詐欺のターゲットとされることもあります。街中でスリや盗難の被害に合う可能性もゼロではありません。
留学保険は医療費だけでなく、盗難や遅延、損害賠償請求なども幅広くカバーします。
リスクに備えるためにも、包括的な保険を選び、加入することが大切です。
J1ビザでは保険への加入が条件
有給インターンシップ制度で取得できるJ1ビザでアメリカに留学する場合、保険への加入が義務付けられています。最低限の補償額も指定されているため、条件に合う保険への加入が必要です(※2)。
【J1ビザで指定されている補償額】
また、アメリカの一般的な学生ビザであるF1ビザの場合は、留学期間や留学先の学校の規則によって、任意保険の加入が必須条件のケースもあります。学校が指定する保険への加入が定められていることもあるため、ビザ申請時に確認しておきましょう。
アメリカ留学で加入できる保険の種類
アメリカ留学で役立つ保険は、次の3種類です。
- ・クレジットカード付帯保険
- ・旅行保険
- ・海外留学保険
それぞれの特徴や、加入がおすすめな人をご紹介します。
クレジットカード付帯保険
クレジットカードに付帯する海外保険は、カードを所持しているだけで保険の契約が締結されます。海外利用できるクレジットカードを持っている方は、手続きの手間や負担がかからない点が魅力です。
一方で、クレジットカード会社の多くは補償期間を90日と定めていることから、長期滞在には不向きです。また、高額な医療費の補償はカバーしきれません。
短期で留学・観光する場合を除き、クレジットカードの付帯保険だけでアメリカに渡航するのは避けたほうが良いでしょう。
海外への渡航時はクレジットカードの保険で十分?ファイナンシャルプランナーが解説
旅行保険
旅行保険は、医療費や盗難、損害賠償など、海外生活におけるトラブルや事故などを、幅広くカバーします。
アメリカに滞在する期間に合わせて保証期間を設定できるため、費用に無駄が出ない点が特徴です。一方で、長期滞在を想定した保険ではないため、滞在期間が長くなるほど、保険料が高くなります。
よって、短期の留学や観光などに適した保険です。
海外留学保険
海外留学保険は、長期滞在者を対象にした内容が充実しています。
ケガや病気の補償はもちろん、住まいに関する補償や心理カウンセリングの実施、学業の中断や延長に伴う費用のカバーなど、留学生が安心して海外生活を行うための補償を提供します。
6カ月以上の長期留学には海外留学保険が最適です。
【留学期間別】どんなアメリカ留学保険の加入が必要?
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アメリカ留学の際は、留学期間に合わせて、適切な保険に加入することが大切です。
ここからは、留学期間ごとにおすすめの海外保険をご紹介します。
1〜3カ月未満
【1〜3カ月未満の留学におすすめの保険】
短期のアメリカ留学であれば、クレジットカードの付帯保険でも問題ありません。90日間の海外生活に対して、補償が付きます。
ただし補償額はそれほど高くありません。怪我や病気など、高額な医療費に対して十分な補償を求める方は、旅行保険や海外留学保険を選んだほうが安心です。
3〜6カ月未満
【3〜6カ月未満の留学におすすめの保険】
中期のアメリカ留学や旅行を計画している方は、旅行保険や海外留学保険に加入しましょう。
これらの保険は、長期の海外滞在に適した補償が充実しています。それぞれ補償期間や内容によって金額が異なるため、加入の際は自身の留学期間や現地での生活を想定した上で、適切な商品・プランを選定することが大切です。
6カ月以上
【6カ月以上の留学におすすめの保険】
半年以上の長期留学を計画している方は、海外留学保険がおすすめです。
海外留学保険は、アメリカでの長期滞在を想定した補償内容が充実しています。旅行保険を長期契約するよりも安価のため、費用の負担も抑えられます。
学業のトラブルに対応する保険もあるため、費用と内容のバランスを見て、ぴったりの保険を選んでください。
アメリカ留学時におすすめの保険3つ
アメリカ留学で保険の加入を検討するにあたって、保険会社選びに迷う方も多いと思います。
ここからは、アメリカ留学を検討している方向けに、おすすめの保険を3つご紹介します。
三井住友海上「留学保険」
三井住友海上の留学保険は、留学生のさまざまなトラブルを想定した保険です。留学生専用の特約もあり、他人への怪我やアパートで発生した盗難・破損なども補償されます。
また、航空機の遅延やテロなど、予期せぬトラブルにも幅広く対応が可能です。
保険費用は1カ月の滞在の場合は2万6,640円〜、1年の滞在であれば43万1,230円〜です。長期滞在の場合はやや保険料が高額になりますが、充実した補償を得られます。
AIG損保保険株式会社「海外留学保険」
AIG損保保険株式会社の海外留学保険は、ケガや病気の治療補償が充実している保険です。
31日以内の短期留学の場合、持病の悪化や歯科治療など、通常の保険ではカバーできない範囲も補償します。急なトラブルにも対応しているため、留学初心者の方やアメリカへの渡航経験が浅い方におすすめの保険です。
保険費用は1カ月の滞在の場合は2万2,800円〜、1年の滞在であれば24万6,560円〜です。
ジェイアイ傷害火災保険「t@biho(たびほ)」
ジェイアイ傷害火災保険の「t@biho(たびほ)」は、費用を抑えて海外留学保険に加入したい方におすすめです。
治療・救援費用は最大3,000万円、個人賠償責任は1億円、生活用動産や弁護士費用、航空機のトラブルなど、アメリカでの生活におけるトラブルを想定した、充実した補償が用意されています。
費用は契約内容によって異なりますが、保険料節約プランで1カ月1万3,980円〜、1年で19万9,870円〜です。
アメリカ留学の保険や語学学校の申し込みはスクールウィズから!
アメリカ留学の際、海外保険の加入は欠かせません。しかし自分に合った保険を見つけられず、保険選びに苦戦する方も多いと思います。
また、海外保険の選定と並行して、学校探しや航空券の準備、ビザや各種手続きの申請なども必要です。インターネットに書かれていることを参考にして準備を進める場合は、情報の鮮度や正誤の確認もしなくてはなりません。
1人ですべてをこなすことが難しいと感じる方は、スクールウィズにぜひご相談ください。
スクールウィズでは保険の選び方やぴったりの学校のご紹介、航空券やビザ申請など、最新の情報を元に、留学前のサポートを幅広く行っています。現地の生活で困らないように、日常英会話の基礎力をアップする「プレ留学」のご用意もあります。
万全な状態でアメリカ留学当日を迎えるためにも、まずは無料のLINE相談を活用してみてください。
LINE相談でカウンセラーと話す内容については、以下で体験記事を紹介しています。こちらもぜひチェックしてみてください。
【体験談】スクールウィズのLINE相談ってどんなことができるの?実際の流れやできることなどをまとめてみた!
保険を契約する前に知っておきたいポイント
ここからは、留学・旅行保険を契約する前に、押さえておきたいポイントをご紹介します。
アメリカ留学を計画中の方は、チェックしておきましょう。
渡航後に加入できる日本の保険はない
海外留学・旅行保険は、基本的には出国前の加入が義務づけられています。アメリカに到着した後、日本の海外保険は加入できないため、必ず留学前に契約をしておきましょう。
渡航後に保険に加入したい方は、アメリカの保険会社が提供する留学生向けの保険がおすすめです。留学先の学校が加入先の保険を指定しているケースもあるため、事前に確認しておきましょう。
アメリカでは病院の事前予約が必要
アメリカの病院は、初診・再診に関わらず基本的に予約制です。予約なしで来院もできますが、待ち時間が長くなる可能性があります。
また予約が数日先まで取れないケースも少なくありません。特に専門医は予約が取りにくい傾向にあるため、健康上の問題が発生した場合は、できるだけ早く病院に連絡したほうが良いでしょう。
保険料が支払われないケースがある
ケガや病気の理由によっては、保険の適用外となるケースもあります。
以下は適用外となる事例です。
契約者が自らトラブルや危険に加担した場合、保険料の支払いはされない可能性があります。
また、歯科治療は見落としやすいポイントです。歯科治療を補償の対象としていない海外
保険は多く、オプションプランの加入が必要になるケースもあります。
保険費用を抑えるためにも、歯科治療は留学前に終わらせておくことをおすすめします。
まとめ
海外保険に未加入で渡航した結果、高額な医療費が発生し、留学生活に支障が生じたケースもあります。そのため、アメリカへ留学する際は、海外保険への加入を済ませておきましょう。
海外保険の料金は、保険会社やプラン、補償内容によって異なります。予算やサポート内容、オプションなども含め、自分に合ったバランスの保険会社を選定することが大切です。
しっかりと準備を整えて、充実した留学生活を安心して送れたら良いですね。
あなたはどのステップにいる?語学留学実現までの流れ
語学留学を具体的に検討するなら、まずは留学を実現するまでの流れを確認しましょう!留学準備では大まかに5つのステップがあります。
- ステップ1:目星をつける
- ステップ2:相談する
- ステップ3:申し込む
- ステップ4:渡航準備
- ステップ5:出発!
留学を思い立ったら、まずは渡航時期、期間、渡航先の目星をつけてみてください。
いつ、どれほどの期間、どんな国で留学するかイメージが持てると具体的な計画を立てやすくなります。
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【参考文献一覧】
※1...NHE Fact Sheet | CMS (CMS.gov)(参照日:2024年6月17日)
※2...How to Administer a Program - BridgeUSAProgram Sponsors | BridgeUSA(参照日:2024年6月17日)