「フィリピン留学に来たけれど、正直帰りたい……」そんなふうに感じていませんか?授業についていけない、人間関係に疲れた、慣れない環境にストレスを感じるなどの要因が重なると、前向きな気持ちを保つのが難しくなることもありますよね。
この記事では、留学中に「帰りたい」と感じる瞬間や、その気持ちとの向き合い方、心が少し軽くなる対処法、帰国を決めた場合の手続きについて丁寧に解説します。
フィリピン留学中に帰りたいと思うのは、誰にでもあること。辛さを抱えながら頑張っている人が、自分にとって納得のいく選択をするためのヒントになれば幸いです。
[目次]
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フィリピン留学中に「もう帰りたい……」と感じるのは、珍しくありません。むしろ、そう思ってしまうタイミングは誰にでも訪れるものです。ここでは、多くの人が直面しやすい「帰りたくなる瞬間」について具体的に紹介します。
英語での授業についていけないと、自信をなくしてしまいやすいものです。先生の話すスピードや表現に慣れず、内容が理解できないまま進んでいくと、「このままで大丈夫かな」と不安が強くなってきますよね。
また、スピーキングの時間もうまく話せないことが続くと、周りと比べてしまって焦りが出てくることもあるでしょう。思っていたよりも授業が難しく感じられるときは、気持ちが落ち込んでしまうもの。これも、帰国したくなる理由の一つになってしまいます。
寮やシェアハウスでの生活が合わないと、それだけで毎日がストレスになってしまうこともあります。ルームメイトとの生活リズムのズレや、夜の騒音、エアコンの効きすぎや湿度の高さなど、生活環境にちょっとした違和感が積み重なると、気持ちが沈みやすくなります。
また、トイレやシャワーの使い勝手、インターネット環境の不安定さなど、日本では当たり前だった環境との違いに疲れてしまうことも。こうしたストレスからホームシックになることもあります。
ホームシックかもしれない、と思ったらぜひ以下の記事も参考にしてください。
留学中のホームシックはいつから始まる?原因や症状、解消法を知って寂しさを乗り越えよう
英語が思うように通じなかったり、クラスメイトと話が合わなかったりすると、孤独を感じやすくなります。周りが楽しそうに会話している中で、自分だけ輪に入れないと感じてしまうと、寂しさや焦りが募ってきます。
語学力に自信が持てず、話しかけることすらためらってしまうこともあるでしょう。関係づくりがうまくいかず、日々の生活がどんどん閉じたものになっていく気がしますよね。そうなると「フィリピン留学は自分には合っていないのかも」と思ってしまい、留学を続ける気持ちが揺らいでしまうこともあります。
フィリピン留学では、授業が朝から夕方までみっちり詰まっていることも珍しくありません。週末にも課題やイベントが重なって、思っていた以上に忙しい日々が続くことがあります。
常に集中している状態が続くと、心も体も知らないうちに疲れが溜まってしまうものです。気づけば「ちょっと休みたい」「もうしんどい」と感じる瞬間が増え、帰国を考えたくなる気持ちが強くなることもあります。自分のペースを見失ってしまいやすいのも、留学生活の落とし穴の一つです。
日本とは異なる食文化に、体も心もなかなか慣れず、ストレスを感じてしまう人は少なくありません。フィリピンでは油を多く使った料理や独特の味付けのものが多く、日本食のようなあっさりした味を恋しく思うことも。
さらに、地域によっては食材の鮮度や衛生面が気になるケースもあり、体調を崩してしまうこともあります。そんな時、大袈裟ではなく、「早く日本のご飯が食べたい」という思いが強まり、帰国を考えてしまうきっかけになります。
留学中に「もう限界かも……」と感じたときは、すぐに帰国を決断する前に、少し立ち止まってできることを試してみるのがおすすめです。ここでは、気持ちを整えるための対処法をいくつか紹介します。
「もう無理かも」と感じたときは、まずは一度しっかり休みましょう。慣れない環境での生活や英語漬けの生活などで常に集中し続けている状態が続くと、知らないうちに心も体も疲れがたまっていきます。特に睡眠不足の状態が続いていると、脳がネガティブな情報に反応しやすくなり、不安や落ち込みを感じやすくなることが分かっています。
実際、国立精神・神経医療研究センターの研究(※1)では、“数日間の睡眠不足によって脳が「恐怖」などネガティブな感情に過剰に反応しやすくなる”という研究結果が報告されています。
つまり、「帰りたい」と感じているその気持ちも、疲れや睡眠不足が引き金になっている可能性があります。思い詰めたまま決断するのではなく、まずは一晩ぐっすり眠ってから考えてみるだけでも、気持ちが少し軽くなるかもしれません。
辛いと感じた気持ちを、信頼できる人に話すだけで少し気が楽になることがあります。LINEやオンライン電話で日本の家族や友人と話して、今の気持ちをそのまま伝えてみるのも一つの方法です。実際に話してみると、安心できる場面もあるかもしれません。
ただし、あまりに頻繁に日本の人と連絡を取りすぎると、かえって日本への思いが強くなり、「帰りたい」気持ちが膨らんでしまうことも。頼りすぎず、バランスをとりながら連絡を取るようにしてみてください。
留学中はふとした瞬間に「日本っぽさ」が恋しくなることがあります。そんなときは、思いきって日本の味に頼ってみるのも良いリフレッシュになります。
現地の日本食レストランに行ってみたり、インスタントの味噌汁やカップ麺をストックしておいたりするだけでも、気持ちがほっと落ち着くかもしれません。節約や健康を気にして我慢してしまいがちですが、心を整えるためのちょっとした贅沢として取り入れてみるのがおすすめです。
毎日が授業と課題だけだと、気づかないうちに疲れがたまり、気分も沈みがちになります。そんなときは、留学中だからこそできる、フィリピンならではの楽しみを見つけてみましょう。
例えば週末に近場のビーチや観光地へ出かけてみたり、ローカルなフードマーケットを訪れてみたりするのも良い気分転換になります。英語の勉強だけが留学の目的ではないので、無理に頑張り続けるのではなく、楽しむことも意識してみると気持ちが軽くなることがあります。
辛さや不安で気持ちがいっぱいいっぱいになったときは、一度立ち止まって、なぜこの留学を決めたのか、最初の気持ちを思い出してみるのも大切です。「英語が話せるようになりたい」「自分を変えたかった」など、人それぞれに理由があるはずです。
今の状態だけを見て判断してしまうと、あとから「もう少し頑張れたかも」と後悔してしまうことも。原点に立ち返って考えてみると、少し気持ちが前向きになれるかもしれません。
「帰りたい」という気持ちが出てきたとき、本当に帰国すべきか、それとも少し踏みとどまるべきか迷うこともあると思います。ここでは、どちらの道を選ぶにしても後悔しないための判断ポイントを紹介します。
気持ちが不安定になっているときは、まずその感情が一時的なものかどうかを見極めることが大切です。「数日だけ思っているのか」「1カ月以上ずっと我慢してきたのか」といった期間の長さにも注目してみてください。
また、寝不足や疲れ、嫌な出来事が続いたタイミングでは、ネガティブな気持ちが膨らみやすくなることもあります。もし一時的な感情で判断してしまうと、後から「あのときちゃんと考えておけばよかった……」と後悔することにもなりかねません。
気力の問題だと思っていたら、実は体調やメンタルの不調が原因だったというケースもあります。食欲がなかったり、眠れない日が続いたりといった身体のサインが出ている場合は、無理に留学を続ける必要はありません。
精神的な不調が続いていると感じたときは、思い切って一度立ち止まり、自分の状態を見つめ直してみることも大切です。
気持ちが落ち込みすぎている人は、ぜひ以下の記事も参考にしてみてください。
留学中や帰国後に「うつかな?」と心配になった人に伝えたい対処法と症状チェックリスト
「今このタイミングで帰ったとして、後で後悔しないか」を考えることも一つの判断軸になります。帰国したい気持ちが強くても、「やっぱりもう少し頑張ってみればよかった」と思ってしまう可能性があるなら、まずは自由時間を少し増やしてみたり、休息をしっかり取る時間を作ってみたりするのも良い方法です。
一度気持ちをリセットしてみることで、自然と答えが見えてくることもあります。大切なのは、後悔のない選択をすることです。
帰国することを決断したら、あとは落ち着いて準備を進めていきましょう。ここでは、帰国に向けてどんな手続きをしておくと良いのか、スムーズな流れを紹介します。
帰国を決めたら、まず最初に学校に相談してみましょう。学校側に事情を伝えることで、手続きや退寮の流れ、返金の可否などを確認することができます。場合によっては、オンライン授業を受講できるなど、代替案を提案してくれることもあります。
ちなみに、無断で帰国してしまうと、証明書が発行されなかったり、今後のサポートが受けづらくなったりする可能性があります。言いづらいかもしれませんが、まずは冷静に話をしてみることが大切です。
学校と相談が済んだら、次は帰国の具体的な準備を進めていきます。すぐに帰る場合は、航空券の手配や荷物の整理を早めに済ませておくと安心です。
一方で、「せっかくフィリピンに来たから少しは観光して帰りたい」という気持ちがあれば、数日間の余裕をもたせたスケジュールを組むのも選択肢の一つ。無理のない範囲で、最後に少し気分をリセットする時間を作ってみると、前向きな気持ちで帰国できるでしょう。
フィリピン留学中に「帰りたい」と感じるのは、決して特別なことではありません。途中で帰国したとしても、それまでに得た経験や悩んだ時間は、きっとこれからの人生に活かされていきます。大切なのは、自分にとって納得できる選択をすることです。
「体調が辛い」「気持ちが限界かも……」と思ったときは、以下の記事もぜひ参考にしてみてください。
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語学留学を具体的に検討するなら、まずは留学を実現するまでの流れを確認しましょう!留学準備では大まかに5つのステップがあります。
留学を思い立ったら、まずは渡航時期、期間、渡航先の目星をつけてみてください。
いつ、どれほどの期間、どんな国で留学するかイメージが持てると具体的な計画を立てやすくなります。
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※1...国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター「国立精神・神経医療研究センター・三島和夫部長らの研究グループが、 睡眠不足で不安・抑うつが強まる神経基盤を解明」(参照日:2025-04-16)
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