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海外で日本語教師として働くのに資格は必要?資格の取得条件について徹底解説

日本語

留学や長期海外移住をするのに、持っているととても便利な資格が日本語教師の資格です。私は日本語教師の資格を持っている関係で、フランスの大学で日本語講師として働いています。

海外で外国人相手に日本語を教えるのは、資格などの関係でハードルが高いのではないかと考えている方もいると思います。

今回は海外でどのようにして日本語教師になるか、資格の取得条件についてご紹介します。

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日本語教師になる資格について

日本

日本語教師になる資格は、日本で日本語教師になるための資格及びアジアの国でも同じ条件が適用されます。以前日本語教育施設の審査・認定を行っていた(財)日本語教育振興協会は、日本語教師になるために資格は取得しなければならないものではないと発表しています。

実は日本語教師は、資格がなくても日本語を教えることが可能です。

バイトやプライベートなどの個人レッスンでは、資格は必要ないです。一方で、大学などの教育機関では大学院以上を出ていないと日本語を教えることはできせん。

最近では海外の大学にも外国語学部日本語科があります。大学院修士や博士課程まであるので、日本語学科で必要とされる講師や教授の枠も広がってきました。そのため海外の大学で日本語教師として採用される際に、日本語学や日本史、日本文学などの分野で最低でも修士課程または博士課程修了、もしくはそれと同等の資格を持っていることが好ましい条件とされています。

では日本語教師の資格と言われているものがどんなものなのか紹介します。

日本語教師の資格

・大学において日本語教育に関する主専攻または副専攻を修了し、卒業した者
・大学において日本語教育に関する科目を26単位以上取得し、卒業した者
・日本語教育能力検定試験に合格した者

文化庁は「教員養成のための教育内容についての報告」で、標準的なシラバスの内容を修得するには420時間以上の履修が必要としています。日本語教育必修科目の最低修得時間とされていて、多くの学校がこれを基準として日本語教師の採用を行っています。
ただ日本語教師の資格は試験やコースがあるものの、一定の規定がないので通常の小学校の教師資格とは異なるそうです。

日本語教師有資格者とは

他に日本語教師の規定を掲げているところとして、日本語教師有資格者というものがあるので紹介したいと思います。日本語教師有資格者とは、下記の基準のうち最低1つを満たしている人のことです。

・大学で主専攻あるいは副専攻の日本語教育科目を履修し、卒業していること。
・日本語教師養成講座において420時間以上の教育を受けていること。
・日本語教育能力検定試験に合格していること。

日本語教師に対して、正式な教員免許状等は交付されていないというのが現状です。
ただ、日本語教師の募集要項を見ると、日本語学校に採用される可能性が高いのは、

日本語教師養成教育機関での履修課程を420時間以上履修し、日本語教育能力検定試験に合格していることです。

ただし、各々の学校によって採用条件は異なり日本語教育能力検定試験合否よりも、実習や実践等、教授法に重きをおく日本語学校も多くあり経歴も一緒に提出しなければならないことが多いです。

海外で日本語教師として働く

日本語検定本

海外で日本語教師というポストを正規の仕事として探すのは難しいですが、日本語をプライベートなどの個人レッスンで教えることはできます。しかし日本語文法はそう簡単ではないので、きちんと資格を取得した後外国人に日本語を教えてあげるほうがいいかなと私は思います。

イギリスでは通常のバイトで時給£6~7(830〜930円)ほど手取りでもらえますが、日本語をプライベートで教えることができれば£10(1030円)以上はもらえるでしょう。フランスでは1時間€15~30(1800〜3600円)くらいで日本語を教えている人が多いそうです。

資格がなくても十分なお給料をもらっている人が多いそうですが、日本語教師の資格などがあればさらにお給料をプラスすることができるでしょう。

時給だけ考えれば受け取る金額は良いです、授業の準備に2~3時間かかったり、それ以外に費やされる時間も多かったりします。他にも1クラスが1~2時間授業であったりした場合、移動時間なども考慮しないと効率悪くなってしまうでしょう。

日本語の文法を教えるのは難しい?

日本語書籍

日本語は母国語だから外国人相手に教えるのも余裕だろう、と考えている方も多いと思います。日本語教師の資格を持っている私からすると、資格の有無に限らず日本語文法の知識を得ないまま、日本語を教えてお金を儲けるという考えにはちょっと賛同できないのが本音です。

日本語教育で使う単語や文法は、それほど簡単ではありません。3つの設問を用意してみましたので、ぜひ考えてみてください。改めて日本語を説明する難しさなどを知ってもらえればと思います。

1.「私はXXです」と「私がXXです」の違いは?
2.て形の活用
3.イ形容詞とナ形容詞の活用

皆さんはこちらの問いに答えることができますか?これらは日本語文法を教える際に使う言葉で、基本的な国語の文法とも異なるためほとんどの方が聞いたことがないかもしれません。イ形容詞やナ形容詞という言い方は、日本語を教える際に使う言葉です。

日本語が母国語だからといって、日本語が教えられるわけではないことが分かっていただけたかと思います。


日本人だからと言って日本語を完全に教えられると言うわけではないと思います。

ですが、日本人だからこそできる仕事の1つでもありますし、外国の方と接する良い機会になる国際的な仕事であるとも言えるでしょう。外国語を勉強することも大事ですが、この機会に母国語である日本語の勉強をするのも面白いと思います。

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この留学ブログを書いた人

KURIKO

KURIKO

イギリス、フランス、イタリアと12歳から留学歴20年。ロンドンの語学学校で日本マーケテイングマネージャーや中高生の語学研修のグループリーダーなどを務め、現在はフランスの大学院で語学学習や留学に関する博士論文を書いています。

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